 |
2010年9月9日(木) 19:30 |
|
 |
JRコンクリート片落下うけ点検
8日、JR岡山駅構内の高架橋からコンクリートの塊が落下し、橋の下を通る山陽本線の線路内に散らばっていた問題で、JR西日本岡山支社は、管内にある同じ構造の高架橋の緊急点検を行いました。
点検を行ったのは、倉敷市平田のJR伯備線の高架橋で、橋の下には山陽本線が通っています。 JR西日本の職員5人が高架橋を目視し、コンクリートが変色している箇所などでは棒で叩いて崩れ落ちる心配がないかなどを2時間にわたって調べました。 この事故は、9日、岡山市北区島田本町のJR岡山駅構内で、高架橋から重さおよそ1.35キロのコンクリート片が落下したものです。 コンクリート片は、橋の下を通る山陽本線の線路内で砕けて散らばっているのを巡回中の係員が見つけましたが、その15分後には列車が現場を通過することになっていました。 JRによりますと、事故があった高架橋は44年前に完成したもので、老朽化が原因でコンクリートが剥がれ落ちたものとみられています。 9日の点検の結果、異常はみられなかったということですが、10日も同じ構造の倉敷市の宇野線高架橋を点検し、安全確保に努めることにしています。
|
|