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2010年9月9日(木) 19:30 |
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各地にも少しずつ秋の訪れ
日中はいまだ厳しい残暑が続いていますが、朝晩はようやく涼しさを感じるようになりました。 岡山市では9日朝、9月に入って初めて熱帯夜から解放されました。 各地にも少しずつですが、秋が訪れています。
9日朝の岡山市の空です。 ぬけるような青空と、うろこ雲や刷毛ではいたような高い雲が秋を思わせます。 気象台によりますと、台風9号の通過で乾いた空気が入ったためということです。 朝の岡山市の最低気温は24.7度と25度を下回り、久しぶりに熱帯夜から解放されました。 時折心地よい風も吹き、岡山市北区の半田山植物園では秋の訪れを探そうという観察会が開かれました。 園内では、キキョウが見ごろを迎えているほか、ハギの花が咲き始めています。 一方、岡山県北津山市では早くも実りの秋! 子どもたちが稲刈りです。 飢餓に苦しむ海外の子供達に米を送ろうと、津山市の高野小学校の児童がおよそ15アールの田に、今年5月に田植えをしたキヌヒカリです。 頭を垂れた稲を、子どもたちが慣れない手つきで刈り取っていきます。 今では県北でもあまり見られなくなった「はぜ」に、天日乾燥するため刈り取った稲を掛けていきます。 今月末には脱穀して、国連食糧協会を通じ約750キロの米をカンボジアに送る予定です。
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