最終更新: 2010/09/10 09:11

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民主党代表選 鳩山前首相、小沢氏が代表になれば挙党態勢ができるとの認識示す

民主党代表選は9日、北海道・札幌市で菅首相と小沢前幹事長の立会演説会が行われ、雇用確保や経済政策などをめぐり、激しい舌戦を繰り広げた。
小沢前幹事長は「雇用を確保するために、雇用を増大するためには、まず景気を良くしなきゃなりません。財政出動によって、政府の歳出を増やすことによって、景気を上向きにしなければならない」と述べた。
菅首相は「他の国と比べて(法人税が)高いために外国へ出て行こうとしている企業に対しては、法人税を見直しすることも今、政府税調、党税調で検討してもらっておりますけども、なんとか企業をつなぎ止めて雇用を守っていく」と語った。
また、小沢前幹事長が「決断した以上、政治生命はおろか、自分の一命をかけて約束を守る」と決意を示したのに対し、菅首相は「選挙が終われば、小沢さんともこれまで通りしっかりと手を握る」と、挙党態勢を強調した。
一方、ロシアを訪問中の鳩山前首相は、小沢前幹事長が代表になれば、菅・鳩山両氏を含めた挙党態勢ができるとの認識を示したうえで、自身の入閣については、「総理を辞めた人間なので、白紙で考えるべきだ」と述べるにとどめた。
鳩山前首相は「菅総理はなかなか挙党一致は難しいという判断をされた」、「小沢先生はむしろ(小沢・菅・鳩山の)トロイカ体制を求めている」、「政権を取られたら、その体制を大事にされると思う」と述べた。

(09/10 06:18)


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