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漏洩ル−トとしては、「予備校、塾などではなく、個人的ル−ト」であることが判明しました。2教授を知る第三者が17人の父兄を2教授に紹介し、問題が漏洩したようだとしました。
5月中旬、商学部教授会で2教授の処分をめぐる投票をし、76人が「解職相当」の投票をしましたが、、新常任理事会はやはりG教授の場合は法廷闘争に耐え切れないとして、決定を持ち越しました。
6月13日午前、商学部長は「塾生、大学院生へ」と題する文書において、@世界史の漏洩は出題責任者のH教授でなければ不可能であり、A数学も数学出題責任者のG教授が何らかの形で関与しないとおこりえないとしました。
6月21日午前、常任理事会(理事長・石川忠雄塾長)は,5回目の定例会を開き、2教授を教員不適格として解職処分にする方針を固めました。
不審に思って、入試委員会は答案用紙1枚ずつ調べたところ、17人に、数学では入試委が準備した模範解答に近い答案があったこと、世界史でも、やさしい問題で間違えながら、あとの難しい問題は全部正解であるなど、異常のあることが認められました。
4月2日、商学部教員会議は緊急会議を開き、17人の受験生を選考からはずすことにしました。
査問委員会は、7、8回尋問して、漏洩の可能性ある人物として、数学の出題者(3人)の責任者のG教授(慶大工学部卒)、世界史の出題者(2人)の責任者のH教授(慶大文学部卒)に絞り込みました。
漏洩ル−トとしては、「予備校、塾などではなく、個人的ル−ト」であることが判明しました。2教授を知る第三者が17人の父兄を2教授に紹介し、問題が漏洩したようだとしました。
5月中旬、商学部教授会で2教授の処分をめぐる投票をし、76人が「解職相当」の投票をしましたが、、新常任理事会はやはりG教授の場合は法廷闘争に耐え切れないとして、決定を持ち越しました。 |