伊調馨、６度目の頂点　レスリング世界選手権

　【モスクワ共同】レスリング女子６３キロ級で２００４年アテネ、０８年北京両五輪金メダルの伊調馨（２６）＝綜合警備保障＝が９日、モスクワで行われた世界選手権に３年ぶりに出場し、６度目の頂点に立った。５５キロ級で８連覇の吉田沙保里（綜合警備保障）と４８キロ級で初優勝の坂本日登美（自衛隊）を合わせ、日本女子は五輪で実施する３階級を制した。

　伊調馨は２００２年世界選手権で初出場初優勝を達成し、０７年までは５連覇。北京五輪後は約１年間休養したため、世界選手権は２大会出ていなかった。