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【芸能・社会】いつかはかつら取りおわび きみまろ、猛暑にはご立腹2010年9月10日 07時28分
漫談家の綾小路きみまろが、12月まで4カ月連続で開催される「スカパー!時代劇特集」の“宣伝奉行”に就任、東京都内でのイベントに自身初という裃姿で登場した。 しかし、「わたくしも中高年でございます。朝元気、昼まあまあ、夜ぐったり。中高年、歯がない、毛がない、先がない。秋の夜長を時代劇で楽しんでください。一言多かったことを心からおわびしまして、ごあいさつに代えさせていただきます」と奉行らしくない低姿勢トークで報道陣を笑わせた。 「政治も不安定、経済も不安定、天気も不安定。安定しているのは奥様の体重ぐらいです」と言う奉行は「好きだったのは『水戸黄門』。8時50分にだいたい解決してすっきりしますから」と治世はご隠居に丸投げ。 12月には還暦を迎えるが、漫談ライブで全国を精力的に回る日々。まだまだ頑張ると言うかと思いきや「体力、気力の限界を感じております」と率直過ぎる物言いで、場内はまた爆笑。 では引退かと問われると「引退は考えておりません、昔(売れない30年間は)ずっと引退しておりましたのでね。風船がしぼむまで自然体で」。ただ、この日はちょんまげ姿、普段もかつらであることを思い出し、「“自然体”じゃございませんのでね、いつかはかつらを取って、皆さんにおわびしたい」と謝罪の気持ちを表明した。 とはいえあまりの猛暑続きで「かつらは暑い。もう投げ付けたくなってくる!」とやるかたなしのお奉行。いつも自宅の手前約150メートル地点の木陰で、我慢ならぬとかつらを脱いで袋に入れ、すっきりした頭で帰宅しているという。 (共同)
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