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石井慧、米代表で16年リオ五輪/柔道 (2/2ページ)

2010.9.10 05:03
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特集 : 柔道
石井慧、米代表で16年リオ五輪/柔道
日の丸から星条旗へ−。あの石井が畳に戻ってくる?!米国へ帰化し、米国代表として16年リオデジャネイロ五輪を目指すビックリ計画を宣言した【フォト】

 やはり血が騒ぐのか。おりしも、52年ぶりに東京開催となった柔道の世界選手権が始まったこの日、元柔道家・石井が仰天プランを発信した。2カ月間の海外合宿を終え、一時帰国している石井は今後、練習拠点をハワイからロサンゼルスへ移し、市民権取得を目指すと宣言。米国へ帰化し、一度は決別を宣言した柔道界に戻り、米国代表として16年リオデジャネイロ五輪を目指すというのだ。

 「プロになってから柔道はやっていないが、ボクには研ぎ澄まされた感覚がある。(再び五輪で)金メダル、いっちゃうんじゃないですか」

 北京五輪金メダリスト。専門家によれば、外国での知名度もあり永住権取得までは1、2年ほどで済む見込みと説明する。石井によると米国での永住権があれば、プロ格闘家でもアマチュアの柔道大会に出場は可能という。永住権取得から5年以上経過すれば市民権を申請できるが、石井の青写真はより早く取得する方法を描いている。米国の柔道五輪代表を選考する国内選考会で勝ち、6年後のリオデジャネイロ五輪代表となり帰化を果たすもの。

 開幕した世界選手権には、全日本柔道連盟の関係者が訪れることもあり、石井は「行きたいけど、いけない」と日本柔道界とは距離を置く。「柔道家」ではなく「JUDO家」として、星条旗を背負って闘う姿に思いをはせる。(江坂勇始)



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