遼「ベスト尽くす」…韓日対抗男子ゴルフ

練習ラウンド１２番、グリーンに向かう（左から）石川遼、片山晋呉、薗田峻輔

　◆男子プロゴルフ　現代キャピタル招待　韓日対抗戦（１０日から、韓国・済州島・ヘビチＣＣ）　日本から出場する石川遼（１８）＝パナソニック＝や片山晋呉（３７）＝フリー＝は９日、コースで調整し、初めてのラウンドとなった石川は「与えられた条件の中でベストを尽くす。絶対に勝つつもりでやりたい」と話した。

　日本、韓国とも１０人でチームを編成し、日本はほかに池田勇太（２４）＝日清食品＝、藤田寛之（４１）＝葛城ＧＣ＝、小田孔明（３２）＝フリー＝らトップ選手が顔をそろえた。第１日はフォーサム、第２日はフォーボール、最終日はシングルスのストロークプレーで対戦し、３日通算の獲得ポイントで優勝を争う。大会は６年ぶり２度目の開催で、前回は韓国が競り勝った。第１日のフォーサムで石川は薗田峻輔（２０）＝フリー＝と組む。

　会場はこのところの悪天候でコースがぬかるみ、当初インとして使う予定だった９ホールを毎日、繰り返して回る。

　青木功主将「選手は経験を生かして、日本でやっているようにプレーしてほしい。誰がポイントゲッターというのでなく、全員に期待している」

　石川遼「絶対に勝つつもりでやりたい。日本と韓国はいろんな競技でお互いにレベルを高め合っている。ゴルフもそういう形になりたい」

　片山晋呉「日本はベストメンバーがそろった。日韓の人たちが関心を持てるような大会になっていくよう、盛り上げていきたい」

　藤田寛之「日本は最高のメンバーだが、韓国も若くていい選手がそろった。接戦になると思う。そのうえで勝てれば最高」