レスリング女子55キロ級で2008年北京五輪金メダリストの吉田沙保里(27)=綜合警備保障=が9日、モスクワで開かれた世界選手権で8連覇を成し遂げ、五輪2連覇と合わせて10大会連続の世界一に輝いた。今大会の日本勢の金メダルは女子48キロ級の坂本日登美(自衛隊)に続いて2個目。
吉田はタックルを武器に02年世界選手権で初出場初優勝を達成、レスリング女子を初採用した04年アテネ五輪を制覇するなど五輪と世界選手権で無敗を続けている。(共同)
吉田沙保里の話
「(五輪も含めて)世界10連覇を達成できて気持ちいい。やっぱり攻める選手が強い。これからも攻める姿勢を忘れずにやっていきたい」