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【民主代表選】自民支持者にも投票用紙!? 心当たりなく「不気味」…流出元を直撃 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:民主党
「いくら政権政党とはいえ、協会が勝手に会員の個人情報を流すことはありません。ただ、協会にはタクシーやトラックといった業界ごとの複数の支部があり、そのレベルで近しい民主党議員や関係者に会員名簿の情報を流していたなら、把握することは困難です」
もうひとつの“流出元”と疑われた青年部については、地元選出の民主党都議の元秘書が接近していたことが分かった。しかし、この都議も「私はサポーターとして数十人の方にご協力いただいているが、すべて把握しており、投票用紙に身に覚えがない人などいない」と、男性とのかかわりを完全否定した。
男性の選挙区では今年6月、前総支部長の民主党衆院議員・渡辺浩一郎氏(66)=比例=が、区内に住む別の男性を無断でサポーターに推薦し、あいさつ状を送っていたことが判明。本紙は渡辺氏にも取材を申し入れたが、事務所は「代表選で多忙につき連絡が取れない」と回答した。渡辺氏は1994年の新進党結党以来、「小沢グループ」の番頭格だ。
結局、“犯人”は見つけられなかった。民主党代表選という事実上の首相指名選挙は闇のベールに包まれている。