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2週目のカメラ設定、上ブロックはISO400、絞りF4、シャッタースピード1/100〜1/160秒。下ブロックはISO200、絞りF4〜4.5、シャッタースピードは1/160〜1/200秒。レンズの関係でF値が絞り気味なので、シャッタースピードは感度の割に少し遅めになっている。シャッタースピード1/100秒で、手ぶれ補正機能が必要かどうかは微妙であるが、ONのまま撮っている。
炎天下から一気に暗い場所へ移ったこともあり、液晶モニターはとにかくよく見える。発色や明るさなども、標準のままでかなり正確だ。屋外でもそれなりに把握できたが、少し暗いところに入って、なおさらながらに感心した。これまでいろいろなデジタルカメラを使ってきたものの、液晶モニターの見え方は1位、2位を争いそうだ。
1週目は撮り始めということもあり、AFは中央固定にしていたが、今週は試しに任意の位置に測距点を移動させ撮影するように切り替えた。このAFモードの切り替え自体は、メニューの少し深い場所にあるものの、一旦変更してしまえば、背面にあるソフトキーですぐに場所を移動できるため、なかなか快適に撮影できる。使い始めはデジタル一眼レフカメラというよりはコンパクトデジタルカメラの操作系に近いので少し戸惑ったが、慣れてしまえば結構考えられたインターフェースでわかりやすい。
AFの速度に関しては、イライラするほど遅くも無いが、サクサク撮れるほど速くもない。純粋に一眼レフカメラっぽいイメージだともう少し速い方がいいだろうか。形状や用途を考えると特に問題になる事はないだろう。
さて気になる写りは、先週と今週をご覧頂ければわかるように、発色はなかなかGood。このコンパクトなボディでこれだけ写れば文句無し。ただシャープネスは少し弱い。これはレンズがズームレンズなので単焦点ほど切れが無いのと、もともとシャープネスがあまり画像にかかっていないという理由もある。この連載ではRAW現像時、シャープネスに関しては標準のまま触らないようにしているが、今回だけは少し強めに設定した。
バッテリー駆動時間は、撮影中常に液晶モニターを表示していることもあり少し不安だった。幸い、貸出機には3つのバッテリーが入っていたので安心して撮影していた。結果的に1シーン平均枚数は70枚程度。RAWも同時に記録しているので倍として140枚、×6シーンで計840枚。最後の最後はインジケーターの残りが1本になっていたものの、バッテリー1個でクリアした。動画はどうか分からないが、このクラスとしてはバッテリー駆動時間は長い方だ。
淳子ちゃん、衣装が変わる度に、髪型やアクセサリーが少しずつ変わり、それによって全体的なイメージは随分変わる。まだ来週と再来週が残っているものの、どの淳子ちゃんがお好みだろうか?(つづく)
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actress 真野淳子@Style Corporation
photographer 西川和久
NEX-5
E 18-55mm F3.5-5.6 OSS