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垂直離着陸機配備の可能性も

9月9日 20時24分 twitterでつぶやく

岡田外務大臣は、9日の参議院外交防衛委員会で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題に関連して、垂直離着陸輸送機=オスプレイが沖縄へ配備される可能性もあるとして、飛行経路の変更も含めて日米間で協議し、沖縄にも説明する考えを示しました。

この中で岡田外務大臣は、普天間基地の移設問題に関連して「ヘリコプターの飛行経路をめぐって日米間で違いが出てきたことはまことに遺憾だが、沖縄県民の理解を得るために、政府は正直でなければならないと考えている」と述べました。そのうえ、岡田外務大臣は、アメリカ軍が普天間基地の移設先への配備を検討しているとされる垂直離着陸輸送機=オスプレイについて「配備される可能性はあり、そういう前提で物事を組み立てていくべきだ。オスプレイが導入されれば、飛行経路に影響も出てくるので、日米の外務・防衛の閣僚協議、いわゆる『2+2』までに、きちんと方針を決め、地元に説明しないといけない」と述べ、オスプレイが沖縄へ配備される可能性もあるとして、飛行経路の変更も含めて日米間で協議し、沖縄にも説明する考えを示しました。