最新鋭無人偵察機 グアム配備
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最新鋭無人偵察機 グアム配備

9月9日 9時28分 twitterでつぶやく

アメリカ軍は、核開発を続ける北朝鮮や、急速に軍備を増強している中国への監視を強化するため、西太平洋地域では初めて、最新鋭の大型無人偵察機をグアムに配備しました。

グアムに配備されたのは、無人偵察機「グローバルホーク」で、高度2万メートルという極めて高い上空から、高性能のセンサーやレーダーを使って、昼夜を問わず、悪天候でも、地上の目標物を捜索・監視できる最新鋭の偵察機です。アメリカ空軍によりますと、グローバルホークは、年内に3機がグアムに配備される計画で、このうち1機が、今月1日、グアムのアンダーセン空軍基地に到着したということです。アメリカ軍が西太平洋地域に無人偵察機を配備するのは初めてで、グローバルホークは、核開発を続ける北朝鮮や、軍備の増強を続ける中国を監視する任務に就くことになっています。アメリカ国防総省は、東シナ海や南シナ海で活動を活発化させている中国軍に警戒を強めており、来年以降、グローバルホークをさらに追加配備することも検討しているほか、グアムに爆撃機や潜水艦なども配備して、空軍や海軍の重要な拠点として整備を進めています。