2010年07月
2010年07月21日
津軽海峡フェリーと青函フェリー どっちがいいか?
まずお値段。大人2人あたりの最低のお値段は、
津軽海峡フェリーの2等は2700円、「ナッチャン」のエコノミーは4000円。
青函フェリーは1500円。(モノクラスタイプなので等級はなし。調整料金を加えると1650円)
2700円と1650円ではかなり大きく違いますね。共に最大10%割引(青函フェリーの方は電話予約をしてからネットにある割引券と印刷して持って来る)があります。
車(4m〜5m未満)では、津軽海峡フェリーは20000円(大人1人の2等運賃分込み)、「ナッチャン」だと21000円(大人1人のエコノミー運賃分込み)なので、この2つだと大人料金1人分込みを考えれば高速船の方がおトクということになりますね。
では、青函フェリーの方は、16050円(通常料金。調整料金を加えると17650円。大人1人分の運賃込み)。
大人の運賃を引くと、津軽海峡フェリーの在来船は17300円、「ナッチャン」は17000円、青函フェリーは16000円、車代だけでもほんのわずか青函フェリーが安いことになります。しかし、津軽海峡フェリーは5m〜6m未満でも同じ料金であるため、大きな車の場合は津軽海峡フェリーの方がおトクかもしれません。
このように青函フェリーの方が運賃としてはかなりおトクですが、問題はすべてそれほど大きい船ではなく、車両デッキも1つしかありませんので、車が入れる量が限られてしまいます。もしマイカーを載せる場合は、絶対に予約をした方がいいと思います。
写真は、津軽海峡フェリーの「びなす」
2010年07月20日
青函航路には2つの会社がある
青函航路には大きくわけて2つの会社があります。1つは「ナッチャン」や運航したばかりの「ブルードルフィン」などが運航する津軽海峡フェリーと、「あさかぜ21」などの青函フェリー(北日本海運と○七でお馴染みの栗林グループの共栄運輸)です。
津軽海峡フェリーは旅客に力を入れている方で、新しく運航された「ブルードルフィン」はいかにも旅客への快適性を求めた船をなっています。「ナッチャン」も旅客向けであり、「びなす」「びるご」も個室が存在するなどこちらも旅客向けです。元東日本フェリーの船はどちらかといえば貨物より旅客向けとして作られた船でありますので、貨物も乗りますが、旅客も多く利用しています。
ただし、元道南自動車フェリーの「えさん2000」は貨物(トラック)向けの仕様であるため、旅客スペースがほんの少ししかありません。旅客として乗船する場合、非常に狭い「えさん2000」に当たってしまうと、非常に混んでしまいそうな気がしますので、ダイヤには注意して乗船した方がいいでしょう。もちろん、車両デッキのスペースも狭いので、マイカーで乗船する場合も他の船を選択した方がいいです。
一方、青函フェリー。
私が青函航路を検索したとき、まず最初に目についたのが実は東日本フェリーではなくこちらの青函フェリーでした。だって「青函」とついているからこっちに目がいってしまいます。
こちらは旅客よりも貨物向けであり、旅客スペースが非常に狭く、サービスも最低限しかありません。ちょっとしかない絨毯敷きのスペースと長枕、ドライバー専用の寝台、あとは自販機とちょっとだけの椅子、エントランスらしきものなんて存在しなそうなぐらいです。
数年前、こんな話がありました。
徒歩で乗船したいという旅客が青函フェリーを尋ねたところ、「東日本フェリーはあちらです」とまるで乗船拒否をされたような感じだったようです。それぐらい旅客にはあまりいい対応ではなかったようですが・・・
現在、「あさかぜ21」という旅客スペースをもっと広めた船があり、そのちょっと前から旅客も歓迎するようになったのです。
2010年07月19日
列車も載せる 八甲田丸 第4夜
旅客の客室や青函連絡船の資料などを見てから最上階に上がり、ブリッジへ行き、その後、旅客デッキより下の車両デッキへと向かいます。
車両デッキ?? 車両デッキでも車ではない、なんとそこにはSLや貨物列車、国鉄時代の赤と薄黄色の特急列車が止まっていたのです。(写真)
ずいぶんと古い列車だなぁ〜、あの特急、懐かしすぎる! 鉄道マニアであればここは感動的な場所かもしれませんね。
旅客を運ぶ列車だけではなく、石炭などを運ぶ貨物列車も載せているのです。だから、船体が非常に長く見えるんだなぁー。そうでなければ列車の車両なんてたくさん載れませんよね。線路は2つ、車両はいくつあったか忘れました。
ただし、車はないのかな??? どこに載せるのか??? いや、別のフェリーなのかな? この船にはそれらしき場所がありませんでした。
車両デッキの下にはすごい!機関室ですね。なーんか暑そうな場所・・・。普通のフェリーではイベントとしてブリッジ見学をやることはありますが、この場所まではあまり見せることがありません。
ハード面に関してはあまり詳しくありませんので、説明などは省きます。
「八甲田丸」から出て、船体をぐるりと見ると、後方では線路が続いていました。青森駅からそのまま車両が船内へと入るようになっています。これは函館駅でも同じです。
「スーパー白鳥」などの特急や「北斗星」などの夜行列車に乗っていると、なぜ青森駅と函館駅(夜行列車のみ)で方向が逆になるのか? それは昔、これより先、線路があるからです。線路は海ギリギリまでと続き、その先は青函連絡船の車両デッキへと続きます。
方向を変えずにやるには線路もホームも変えなければなりませんので、線路はこのまま、列車の進む後方を変えます。特急列車に乗っているとき、方向変更って椅子を逆向きにするのにかなり面倒ですけどね・・・ここは仕方ないです。
2010年07月18日
大好評? 太平洋フェリー40%延長
さんざんここで文句を言ってましたが、大好評だったみたいですね。たぶん、初めて乗るようなお客様よりも、帰省で利用する人、北海道へよくツーリングやドライブをする人、特に出張する人など、個室を使わない常連さんにはいい企画だったでしょう。確かに。
中には初めてフェリーに乗る人もいるでしょうが、相部屋が大丈夫だった人もいるかもしれないし、気になってしまったという人もいるかもしれない。気になってしまった人は、もう船になんか乗るか!とやられた人がいるかもしれないし、逆に、今度は個室を使ってみようか?なんて思う人もいるかもしれません。(私としては正直、初フェリーの人には2等をおすすめしないです。寝台は狭いのが苦手でなければいいかも)
以前、いかにも常連さん向けの2等、B寝台、A寝台のおトクな回数券がありましたよね。あれは確かに大好評だったかも? 確かにおトクにも感じました。
あの回数券がなくなった後、どうして???なんて思ったなぁー。あまりにもおトクすぎて利益にならないのかな??
それが今、最大40%引きとして復活したような感じでしょうか?
個室を利用する人でマイカーを持ち込む人にはマイカープランでも最大36%オフとかなりおトクで来年の3月までです。こちらはただし、仙台〜名古屋のみで、マイカーがないとダメです。おトク度は40%の方がおトクでしょうが、それほど変わりはしません。
マイカープランも、朝食付きで多少おトクなクルーズパックもお忘れなく。
そうそう、ネット予約だと部屋指定できないけど、電話予約だと部屋指定ができるという大きなメリットがあります。最大40%の企画はネット予約限定のため、海側、陸側、窓ありなしなど指定はできません。
写真は、「いしかり」の展望通路。起きているときはパブリックスペースでゆったり過ごすのもいいですよ。
2010年07月17日
「食べるラー油」について語ってみた
久々にピックアップテーマについて書きます。今回は「【食べるラー油】食べてみましたか?」というテーマです。
最近、「食べるラー油」が流行っているみたいで、お弁当やコンビニのおにぎり、冷やし中華などにも入っているものがあります。
このラー油ってただのラー油じゃない。ラー油の中に唐辛子とにんにくなどいろんなものを混ぜているみたいです。一見、辛そうに見えますが、そんなに辛くはなく、どちらかといえばにんにくの味の方が強いように感じました。
けど、食べ過ぎると危険な感じがするんです。
私は胃腸が弱い方、辛くないからってたくさん食べ過ぎたりしたら、唐辛子でお腹がやられそうです。もうピーピーで大変。だから、できるだけ辛いものを避けようとしていますが、辛いものがなんせ好きなんで・・・。癖になってお腹を壊すと大変なので、ビンごとは買わないようにしています。
それだけではない、にんにくの味が強すぎるから口臭がとても気になってしまいます。
ところで、船のレストランで「食べるラー油」は登場してますでしょうか?
これだけ流行っていると、どこかしら利用しているところがあってもおかしくないですよね?
胃腸に強い人やにんにくが気にならない人にはいいかもしれませんが、弱い人にはあまり食べない方がいいかも? お腹を壊して、そのせいで船酔いでも起こしたら大変です。確かにお腹が痛いときに揺れていると辛い・・・。
胃腸が弱い人は気をつけてくださいね。
最近、「食べるラー油」が流行っているみたいで、お弁当やコンビニのおにぎり、冷やし中華などにも入っているものがあります。
このラー油ってただのラー油じゃない。ラー油の中に唐辛子とにんにくなどいろんなものを混ぜているみたいです。一見、辛そうに見えますが、そんなに辛くはなく、どちらかといえばにんにくの味の方が強いように感じました。
けど、食べ過ぎると危険な感じがするんです。
私は胃腸が弱い方、辛くないからってたくさん食べ過ぎたりしたら、唐辛子でお腹がやられそうです。もうピーピーで大変。だから、できるだけ辛いものを避けようとしていますが、辛いものがなんせ好きなんで・・・。癖になってお腹を壊すと大変なので、ビンごとは買わないようにしています。
それだけではない、にんにくの味が強すぎるから口臭がとても気になってしまいます。
ところで、船のレストランで「食べるラー油」は登場してますでしょうか?
これだけ流行っていると、どこかしら利用しているところがあってもおかしくないですよね?
胃腸に強い人やにんにくが気にならない人にはいいかもしれませんが、弱い人にはあまり食べない方がいいかも? お腹を壊して、そのせいで船酔いでも起こしたら大変です。確かにお腹が痛いときに揺れていると辛い・・・。
胃腸が弱い人は気をつけてくださいね。
2010年07月16日
個室なんかあるけれど 八甲田丸 第3夜
青森から函館へ向かうにはこれだけでも充分なのですが、個室も存在していたのです。
個室は船首側、かなり奥の方にあり、どちらかといえば客室より従業員専用側に近いような気がします。
個室は2部屋あり、中は入れませんが、透明なドアから覗くとテーブルと椅子4つ、2段ベッドがあります。現在の1等4名部屋みたいなものですね。(写真)
限定モノでしょうか、テーブルの上には缶ビールがあり、壁には国鉄マーク付きの浴衣があります。
とても暗そうな部屋で、窓らしきものがなかったような? 窓があっても不思議ではない部屋なのですが・・・もう1つの部屋も暗い感じでした。
この個室、どうやら一般の人には利用できないようです。
例えば、芸能人とかスポーツマンなど有名人が使う部屋だそうです。有名人が一般席にいると騒ぎになってしまうので、このような個室に隔離させるようです。お相撲さんも乗せるとか、いったいあのベッドに寝れるかしら??(近くにいた元船長さんの話)
昔、ある普通列車で隣の車両に有名なお相撲さんがいたときがあったけどね。そのときは周りから騒がれなかったから良かったけど、もし騒がれていたらその人にとって大迷惑でしょう。
しかも数時間、サイン攻めの嵐か?
2010年07月15日
気になるのが客室 八甲田丸 第2夜
入るとそこはエントランス? まあエントランスでしょう。ここが本当の乗船口なのでしょうか? 入場料を渡すところは違いますが、入ってすぐ右にあるスペースはいかにも案内所っぽいところです。シャッターが閉まっていたので中が何かわかりませんが。
入ったこの階、目の前はレストランかな? 左右に行くと普通の座敷だったと思うけれど、そんな姿はいっさいありませんでした。中に入れなかったので、どんなところなのかよくわかりません。
上の階へ行くと船内は資料館となっています。当時の物や青函連絡線の歴史など、いろいろと飾られています。
上の階はどうやらグリーン車っぽく、外部デッキへと向かうドアには国鉄のあのグリーンマークのシールが貼られています。資料館っぽく改善されているけど、どこかしら当時の客室が見当たるかもしれません。
まず1つ、小区画に分けられた畳敷きの部屋がいくつかありました。これは升席ですね。家族やグループなどがここでくつろぎ、壁はないけれど区切りがあるので多少は隣を気にしなくて済みます。室内はちょっと暗かったけど、丸窓があり、多少は明るいかも?(写真)
この部屋は「八甲田丸」のときではなく、もっと古い時代のようです。
最近の座敷の部屋、つまり2等座敷は広々とした、小さくても10名ほどの部屋ですが、中にはこのように小さく区切って定員4名ほどの部屋を作っても良いのでは?と思ってしまいます。「オレンジ九四フェリー」の座敷部屋がそんな感じです。
この部屋にはいろんな当時のものが置かれているため、座敷に入ることができません。
また、椅子席も見つけました。リクライニングシートで、窓側にあります。横に荷物置き場があり、とても快適そうに見えますが、もうかなり古くなっていますので、シミがあったり、リクライニングがちょっと壊れ気味だったりしています。でも、当時は快適だったのだろうなー。いや、船は横になるのが一番か?
2010年07月14日
時間があったので八甲田丸へ行ってみた 八甲田丸 第1夜
「スーパー白鳥」は非常に混んでいますね。新幹線から乗り換える人がどっと来て、更に混んでいきます。ほとんどが函館へ向かう人でしょう。東北の人や関東でも飛行機に空きがなかったり、飛行機が嫌いな人だったりする人は函館まで新幹線+特急で向かう人がかなりいます。
しまった・・・こんなに混むなら指定席にすればよかったと今更後悔、なんとか席は確保したものの、トイレに行っている間にすごい人になっていました。動けないほどです。
青森で降りたときもすごかった・・・これがなかなか降りられなくって、先に乗ろうとする人がいて大変でした。青森で降りた人はほんのわずかで、ほとんどの人が函館へと向かうのですねー。
そんな私も函館へ向かうのですが、あえて特急ではなくもちろんフェリーを使うことにします。
と、その前に、予定しているフェリーの時間までたーっくさん時間が余っています。さて青森でどうするか? 荷物をロッカーへ入れ、どこへ行こうかと考えている中、真っ先に思いついたのは「八甲田丸」です。
駅から見える大きな黄色の船、あれは青函連絡船で運航していた「八甲田丸」ですよ。って、青森へ行ったことのある人ならわかりますよね。いつもなら青森にいるとき、フェリーや電車までの時間があまりなかったり、夜だったりと行く機会がまったくありませんでした。
今の時間帯なら充分、見学ができると、歩いて「八甲田丸」へと行ってみたのです。
私は青函連絡船自体、記憶にありますが、東京の人であり、あまり縁がないため、青函連絡船には乗船したことがありません。当時、どんな乗り物であったのか非常に興味がありますのでさっそく「八甲田丸」に入ってみました。
2010年07月13日
口蹄疫対策って? 石灰を染み込ませたシート
今は宮崎県のみですが、今後、車や鳥、虫などが菌を運び、別の場所へと感染する恐れがあります。そもそもなぜ宮崎県で発生したのか? その前に韓国などの海外で口蹄疫が流行り、どこかで感染ルートがあったかもしれません。だから、いつどこかでまた感染が起きても、不思議ではないのです。
それでも少しでも感染の予防へと、各地、様々な対策を立てています。
宮崎県では消毒液を撒いたり、県境を通る車に消毒を振りまいたり、石灰を染み込ませたシートを踏ませたり、とにかく県外には感染しないように努力はしています。
これが宮崎県だけとは限りません。遠く北海道まで口蹄疫の対策をするようになりました。
北海道への家畜のルートはただ1つ、それはフェリーです。電車や飛行機では運びません。家畜用のトラックに載せてフェリーに乗り込みます。
北海道は牛や豚、羊など家畜の多い地域であり、もしここも口蹄疫の打撃を受けると大変なことになります。それを防ぐためにも、フェリーの車両下船口に石灰を染み込ませたシートを敷く対策を取りました。(写真)
ただ踏むだけで消毒できるかどうかわかりませんが、かなりの効果はあるのでしょう。函館にて「あさかぜ21」の下船時にシートを踏んだところ、ただ靴の裏だけではないか、なんて思ったりしたけど、本当はほんのわずかな微粒子が体中に撒き散らしているのかもしれません。
ただし、これらの消毒方法は喘息持ちの人には大変、辛いようですね・・・。
日本各地の家畜を口蹄疫から守るように、完全になくなるように、私は願います。
2010年07月12日
夜行バスと夜行フェリーの比較 シャワーが欲しい 第2夜
夜行バスと夜行フェリーを比較して、夜行バスの最大のメリットは、駅から近い、ということですね。
フェリーや飛行機の場合、場所が限られているため、駅近くに作ることができず、駅からバスやタクシーで向かわなければなりません。でも、夜行バスなら駅近くからスタート、駅近くまで到着してくれるので大変、便利です。駅だけではなく、バスターミナルやアミューズメントパーク、フェリーターミナル、空港などまで行ってくれる高速バスもあったりします。
ただし、ツアーバスの場合、都心部だと駅から遠いことがあるので、大きな荷物を持って15分ぐらい歩かなければなりません。
逆に最大のデメリットとして・・・
シャワーがない・・・
寝汗が出るし、髪の毛もボッサボサ、シャワーでもいいから浴びたくなります。
競馬仲間の1人が関西方面へ競馬場に向かうと、髪の毛がいかにもべたついていて、「夜行バスで来たの?」と言うとやっぱりそうだったりします。バスターミナル付近にシャワーの設備があるところもありますが、それは稀であって、ほとんどのターミナルにはありません。
フェリーはいいですよねー。共同風呂があったりシャワーがあったり、気持ちよく出かけられます。
もう1つ、個人的なデメリットですが、カーテンが全部閉められると揺れているのにどこがどこなのかわからないし、狭く感じてしまうので、ちょっと不安になってしまいます。
これがもしフェリーとバスが競合している場所、例えば関西〜九州であれば、私ならフェリーを選ぶかな? シャワーがあるかないかは自分にとって大きいです。完全に横になって寝られるのも大きいでしょう。
駅から駅まですんなり行きたい、船酔いが心配、という人なら夜行バス、時間がかかるけど横になれるしシャワーも浴びれるし、という人ならフェリーですね。
ちなみに私が利用したバスはツアーバスだとしても仕様上は公共バスである「シリウス」(南部バス)であり、運転手も2人いました。下の荷物入れに入れられないカメラバック(普段はリュックですが、競馬場なので今回はアルミ箱)とレンズのセットを運転手が車内まで持ち運んでくれました。下車するときも運んでくれたし、とても親切でした。
たまたまだったかもしれませんが、従業員の親切さは高速バスも素晴らしかったです。
フェリーや飛行機の場合、場所が限られているため、駅近くに作ることができず、駅からバスやタクシーで向かわなければなりません。でも、夜行バスなら駅近くからスタート、駅近くまで到着してくれるので大変、便利です。駅だけではなく、バスターミナルやアミューズメントパーク、フェリーターミナル、空港などまで行ってくれる高速バスもあったりします。
ただし、ツアーバスの場合、都心部だと駅から遠いことがあるので、大きな荷物を持って15分ぐらい歩かなければなりません。
逆に最大のデメリットとして・・・
シャワーがない・・・
寝汗が出るし、髪の毛もボッサボサ、シャワーでもいいから浴びたくなります。
競馬仲間の1人が関西方面へ競馬場に向かうと、髪の毛がいかにもべたついていて、「夜行バスで来たの?」と言うとやっぱりそうだったりします。バスターミナル付近にシャワーの設備があるところもありますが、それは稀であって、ほとんどのターミナルにはありません。
フェリーはいいですよねー。共同風呂があったりシャワーがあったり、気持ちよく出かけられます。
もう1つ、個人的なデメリットですが、カーテンが全部閉められると揺れているのにどこがどこなのかわからないし、狭く感じてしまうので、ちょっと不安になってしまいます。
これがもしフェリーとバスが競合している場所、例えば関西〜九州であれば、私ならフェリーを選ぶかな? シャワーがあるかないかは自分にとって大きいです。完全に横になって寝られるのも大きいでしょう。
駅から駅まですんなり行きたい、船酔いが心配、という人なら夜行バス、時間がかかるけど横になれるしシャワーも浴びれるし、という人ならフェリーですね。
ちなみに私が利用したバスはツアーバスだとしても仕様上は公共バスである「シリウス」(南部バス)であり、運転手も2人いました。下の荷物入れに入れられないカメラバック(普段はリュックですが、競馬場なので今回はアルミ箱)とレンズのセットを運転手が車内まで持ち運んでくれました。下車するときも運んでくれたし、とても親切でした。
たまたまだったかもしれませんが、従業員の親切さは高速バスも素晴らしかったです。