2010年01月
2010年01月21日
テラスから見る朝日 さんふらわあごーるど 第7夜
テラスから続くドアが真ん中にあり、部屋がちょっと暑いと思ったときにドアを開けてしまいます。けど、こんなことしたら、部屋の湿気が強くなってしまうではないか! 船内は乾燥しやすいので湿気を含ませるのはいいですが、潮っぽい湿気はまずい・・・さすがにすぐに辞めました。
昼間であれば、潮風を感じながら部屋で過ごす、なんてステキに感じますけどねー。
夜眠るときである。もちろんカーテンは開けっぱなしです。部屋を真っ暗にすると、窓には夜景が広がってステキに感じるでしょうが、まだ四国に達していない時間帯では夜景が見られず真っ暗です。見れたらすごくきれいなんだろうなぁ〜。次に乗船するときは下りで乗船したいです。
そして、疲れているせいかぐっすり寝てしまい、気付けば朝、部屋には眩しい朝日が差し込んで、なんともさわやかな朝を迎えました。すでに明石海峡大橋もくぐったようで、窓からは淡路島がちょっと見えたぐらいです。
いつもなら時間帯的に明石海峡大橋をくぐるところを見ておきたいところですが、行きで散々、橋をくぐるところを見たので、ここは見なくてもいいかなーと思っていました。
すでに日がちょっと昇ってしまったけど、とてもきれいな朝日だったねー。テラスに出てさっそく撮影してみます。デラックスのテラスからだとこんな感じです。(写真)
思えばこの部屋、「さんふらわあぱーる」を使ったときも四国側の部屋で、部屋の配置もまったく一緒でした。(風呂の配置が前か後ろか、とか)
部屋の位置的にも確か同じだったような・・・。同じ部屋番号に当たる可能性は1/8、まあ、偶然ですね。
2010年01月20日
飲み会で 小笠原の話で盛り上がる
そんで、競馬にはまったく関係のない、いつの間にやら小笠原(写真)の話になってしまったのです。全体で14人、うち小笠原へ行ったことがある人は私を含めて3人、私以外の人は「おがさわら丸」で、私は太平洋フェリーの「いしかり」です。その3人で小笠原の話で盛り上がりました。
まず、帰りの島民の見送りは泣けるねーと。「おがさわら丸」が父島を出港するとき、必ず島民たちが見送りに来てくれます。ダイバーの船が追っかけたりと、とにかくすごいとか、印象に残るようです。「おがさわら丸」ではない私の場合はお世話になった漁船たちやダイバーの船がしばらく追っかけてましたね。「おがさわら丸」の出港より派手ではないでしょうが、とても印象に残ります。
そして、3人とも共通するのは「大時化」の経験あり。通常25時間かかるところ、なんとそのうちの1人が32時間もかかったそうです。私の場合は28時間、もう1人は遅れたかどうかわかりませんが、父島を出港した後、みんなすぐに横になってしまったそうです。私のところも出港後、しばらく経ってから揺れだしましたが、「おがさわら丸」とは違い、すぐに横になるのではなく、エントランスで過ごしていた人が多数存在していました。これって、船に慣れている人の率が違うからかな?(「おがさわら丸」の方が船に慣れている人が多いということ)
どれもグロッキー状態の人が多数存在、小笠原までの道のりはかなり過酷なものです。
でも、これが小笠原のいいところではないでしょうか? と、私は思ってしまいます。
もし飛行機という早くて楽な乗り物があったら、観光客は増えるでしょうが、逆に島を荒らされてしまいそうで心配になります。また、父島の地形上、空港を作るのがとても難しく、もし作るのであれば環境を破壊しなければなりません。
交通手段が船しかないからこそ、小笠原の自然をできるだけ維持することができるのではないかと思います。
一番多い日(年末年始の日、船が2、3隻あり)に訪れたのに人が少ない、ゴミも少ない、自然にとってやさしいです。
今年、小笠原諸島は世界遺産登録の推薦をされました。
海の自然を愛するダイバーたちの話によれば、小笠原は世界の中でも最も交通手段んが難しい憧れの島だと聞いたことがあります。それほど素晴らしい島ですので、是非とも自然を守るためにも選ばれて欲しいです。
2010年01月19日
昼便なら面白そうなデラックス さんふらわあごーるど 第6夜
どんな部屋なのかは以前「さんふらわあぱーる」の乗船記でも書きましたので詳しくはそちらをご覧になってください。
出港前の話ですが、
体が汗びっしょりでシャワーを浴びたくて、すぐに個室にあるシャワーを浴びることにしました。バスルームは窓つきで海を眺めながらお風呂に入ることができます。が、この船は夜行便であるため、明るい時間帯は季節限定で朝しかないですね。神戸発で夜景を見ながら入るなら意味があるかな? 大分発だと運航中、夜景が見えるのは深夜だなー・・・。ちょっと残念。
はじめはカーテンを開けてシャワーを浴びようとするが、どっかの誰かさんがテラスに出ているから、カーテンを閉めてしまいました。ちょっと恥ずかしいお風呂でもあります。
この部屋には広いテラスがある、風呂には窓がある、と考えると、夜行便ではなく、昼便だったら最高なのにと思ってしまいます。テラスに椅子もあったら、きっと気持ちいいだろうなぁ〜。夜行便であるのが勿体無い!
窓も2つ、その間にテラスへのドアがある、外が明るければ部屋も明るく感じられ、とても開放感を感じるのではないのでしょうか? 明るい時間帯に撮影した写真を見ると、かなり明るく感じられます。
この「さんふらわあごーるど・ぱーる」も行きに乗った阪九フェリーの「ニューながと」のように昼運航のイベントがあったらいいのに、と思います。もしあれば、もちろんデラックスを使いたいですね!
ただ、この船の問題は、パブリックスペースが狭く、インサイドの部屋が多いので、全体的に見れば、どちらかと言えば夜便向けの船だと思います。
2010年01月18日
バイキングは豊富で、ゆっくりと さんふらわあごーるど 第5夜
「さんふらわあごーるど・ぱーる」のお気に入りなのは、なんといってもレストラン!
私の中でのバイキング方式のレストランのナンバー1だと思うほどです。
なぜなら・・・
種類が豊富!
メニューがころころ変わるからなお種類が増える!
コンパクトな印象の船なのにレストランは広め、しかも明るいデザイン!
しかもレストランの営業時間が長く、時間を過ぎても開放されているため、長く居られる!
価格だってそんなに高くない!
いいことばかりです。
「さんふらわあぱーる」に乗船したとき、15時ぐらいにガッツリ食事をしたため、あまり食べることができませんでしたが、今回はその時間帯にちょっと唐揚げを食べただけで、夕食の時間帯に空腹になるようにしました。今度こそはバイキングでたくさん食べられそうです。
撮影のためか、最初からたくさん盛ってしまう(写真)、で、食べる、うーん、お腹いっぱい・・・デザートもいただく、船でのバイキングはいつもこんな感じです。
本当は、食べ放題だともっと食べられる方なんですけどね・・・。
船には関係ない話ですが、食べ放題でより多く食べる方法があります。
最初からたくさん盛るのではなく、少しだけ盛って、何度も取りに行ってペースを最初から落とす方がたくさん食べられます。これは見た目の問題で、最初から多く盛るとこれからこんなに食べなければならないと精神的に追い込んでしまうため、すぐにお腹がいっぱいになってしまうのです。
だったら撮影しなければいいのでは? なんて思うけど、やっぱり船のメシ写真は自分の資料でもあるため、撮影用としてついついたくさん盛ってしまいます。笑
なんてアホな・・・。
今回は、私の大好きなミネストローネをたくさん頂きました。
2010年01月17日
We Love Kobe
2日連続でビックアップテーマネタで。
今度は「阪神・淡路大震災を振り返って」というテーマで書いてみます。
私は関東であり、当時、知り合いで関西の人がいなくて、あまり詳しくないのですが・・・
朝、地震が起きて目を覚まし、これはどこか大きな地震が起きたのではないかと思いテレビをつけてみたら、なんとあの神戸ですごい地震が起きていたとびっくりしてしまいました。あの神戸です・・・人が多く住みます、建物も多く、街は私が住む東京とはそれほど変わらないです。もし自分の住んでいる街で大きな地震が起きることを想像すると、ぞっとしてしまいます。
それは私の想像と近かった、崩壊された建物がたくさんあり、あちこちで火災が起きる、大都心の地震は相当、恐ろしいものだと感じました。
あれから数年後、私は初めて神戸の街へ行ってみました。そして、何度も神戸へ足を運んだ、行くたんびに、この街は地震で酷い目にあった街なんだ・・・といつも思ってしまいます。
船は避難場所として扱われていたようですね。船なら確かに居住区が豊富にあり、設備的にも豊富にあります。ただ、水に関してはどうなのかわかりませんが。トイレが使えたのか、お風呂が使えたのかまではわかりません。船が避難場所として扱われていたという話はなんせ私が船を知ったときから、つまりもう10年近くも過ぎた話ですので・・・。(あまり詳しくなくてすみません)
神戸の人を元気つけるために生まれた言葉「がんばろう神戸」というのがありますね。当時はよく聞く言葉であり、オリックスのユニホームにも書かれていました。
では「We Love Kobe」という言葉はご存知でしょうか?
この言葉は、震災が起きた年に就航した、当時、神戸〜新門司を運航する「フェリーせっつ・フェリーすおう」の船体に描かれていた言葉です。神戸を元気つけたいと思い、この言葉が描かれたのでしょう。とてもステキな言葉だと思います。
しかし、昨年、神戸発から泉大津発に変わり、それと共に「We Love Kobe」の文字が消えてしまいました。神戸のためにもずっと神戸発であって欲しかったし、「We Love Kobe」という文字は残して欲しかったし、非常に残念に思いました。
でも忘れてはいけない、「フェリーせっつ・フェリーすおう」に「We Love Kobe」という文字が描かれていたことを。この船は神戸と共に生きてきた船なんだなーって。
今度は「阪神・淡路大震災を振り返って」というテーマで書いてみます。
私は関東であり、当時、知り合いで関西の人がいなくて、あまり詳しくないのですが・・・
朝、地震が起きて目を覚まし、これはどこか大きな地震が起きたのではないかと思いテレビをつけてみたら、なんとあの神戸ですごい地震が起きていたとびっくりしてしまいました。あの神戸です・・・人が多く住みます、建物も多く、街は私が住む東京とはそれほど変わらないです。もし自分の住んでいる街で大きな地震が起きることを想像すると、ぞっとしてしまいます。
それは私の想像と近かった、崩壊された建物がたくさんあり、あちこちで火災が起きる、大都心の地震は相当、恐ろしいものだと感じました。
あれから数年後、私は初めて神戸の街へ行ってみました。そして、何度も神戸へ足を運んだ、行くたんびに、この街は地震で酷い目にあった街なんだ・・・といつも思ってしまいます。
船は避難場所として扱われていたようですね。船なら確かに居住区が豊富にあり、設備的にも豊富にあります。ただ、水に関してはどうなのかわかりませんが。トイレが使えたのか、お風呂が使えたのかまではわかりません。船が避難場所として扱われていたという話はなんせ私が船を知ったときから、つまりもう10年近くも過ぎた話ですので・・・。(あまり詳しくなくてすみません)
神戸の人を元気つけるために生まれた言葉「がんばろう神戸」というのがありますね。当時はよく聞く言葉であり、オリックスのユニホームにも書かれていました。
では「We Love Kobe」という言葉はご存知でしょうか?
この言葉は、震災が起きた年に就航した、当時、神戸〜新門司を運航する「フェリーせっつ・フェリーすおう」の船体に描かれていた言葉です。神戸を元気つけたいと思い、この言葉が描かれたのでしょう。とてもステキな言葉だと思います。
しかし、昨年、神戸発から泉大津発に変わり、それと共に「We Love Kobe」の文字が消えてしまいました。神戸のためにもずっと神戸発であって欲しかったし、「We Love Kobe」という文字は残して欲しかったし、非常に残念に思いました。
でも忘れてはいけない、「フェリーせっつ・フェリーすおう」に「We Love Kobe」という文字が描かれていたことを。この船は神戸と共に生きてきた船なんだなーって。
2010年01月16日
ブログを続ける理由とは?
ビックアップテーマで
「ブログを続ける理由は何ですか?」
とありました。
このブログを書き続けてから約3年半、自分でもよく続けているなーと感じています。
実は私は飽きやすいタイプで、長く続けることができないのです。サイトを充実させようとしても、途中までやって投げてしまう、そんな繰り返しがある中、なぜかこのブログだけがずっと続けています。
なぜなんだろう?? 毎日ブログを書くという習慣がついてしまったのかな?
私がなぜブログを書き始めたのか?
最初は、船のサイトを作るため、船に関するコラムとしてブログを書いてきました。少しでもサイト作成を楽にするためです。それがいつの間にかブログがメインとなってしまい、サイト作成はほったらかし、サイトの方は単なるお飾り状態です。このブログを見ている人の中で、本当のトップページを知っている人は少ないかもしれません。
こちらがトップページですが
http://www.funelog.net/
本来の計画なら、写真で見るフェリーの資料館でも作ろうと思ったのですが・・・。
で、ブログを続ける理由は?
船が好きだからかな? それと、船の素晴らしさをみなさんに伝えたいからです。
短距離航路はあるとしても、長距離航路に乗船した人はそれほど多くはないかと思います。船は時間がかかる、船酔いするなど、マイナス面のイメージを持つ人や、逆に、乗ってみたいけど高そう、船に乗る機会がないなど、船に乗ることに夢を持つ人もいます。
でも、定期航路の船は、クルーズ客船とは違って安くて誰でも気軽に乗れる船であり、船内の空間がとても広くて行動が自由であり、施設も充実して、時を忘れるぐらいの快適性を盛っています。船酔いに関しては、しっかり酔い止め薬を飲んでおけば、ですね。一度、船に乗ると、はまる人がかなり多いようです。
だから、是非とも船という快適な乗り物を知ってもらいたい!
私にはそういう気持ちをとても強く持ち、ブログとして船の話を書き続けています。
「ブログを続ける理由は何ですか?」
とありました。
このブログを書き続けてから約3年半、自分でもよく続けているなーと感じています。
実は私は飽きやすいタイプで、長く続けることができないのです。サイトを充実させようとしても、途中までやって投げてしまう、そんな繰り返しがある中、なぜかこのブログだけがずっと続けています。
なぜなんだろう?? 毎日ブログを書くという習慣がついてしまったのかな?
私がなぜブログを書き始めたのか?
最初は、船のサイトを作るため、船に関するコラムとしてブログを書いてきました。少しでもサイト作成を楽にするためです。それがいつの間にかブログがメインとなってしまい、サイト作成はほったらかし、サイトの方は単なるお飾り状態です。このブログを見ている人の中で、本当のトップページを知っている人は少ないかもしれません。
こちらがトップページですが
http://www.funelog.net/
本来の計画なら、写真で見るフェリーの資料館でも作ろうと思ったのですが・・・。
で、ブログを続ける理由は?
船が好きだからかな? それと、船の素晴らしさをみなさんに伝えたいからです。
短距離航路はあるとしても、長距離航路に乗船した人はそれほど多くはないかと思います。船は時間がかかる、船酔いするなど、マイナス面のイメージを持つ人や、逆に、乗ってみたいけど高そう、船に乗る機会がないなど、船に乗ることに夢を持つ人もいます。
でも、定期航路の船は、クルーズ客船とは違って安くて誰でも気軽に乗れる船であり、船内の空間がとても広くて行動が自由であり、施設も充実して、時を忘れるぐらいの快適性を盛っています。船酔いに関しては、しっかり酔い止め薬を飲んでおけば、ですね。一度、船に乗ると、はまる人がかなり多いようです。
だから、是非とも船という快適な乗り物を知ってもらいたい!
私にはそういう気持ちをとても強く持ち、ブログとして船の話を書き続けています。
2010年01月15日
おすすめ18きっぷルート 船との組み合わせ
これから紹介する旅は18きっぷを交通機関としたものではなく、18きっぷも旅として楽しめるものとします。
・関西→九州航路
すべてが朝着。早い便のほど、早く九州に到着します。九州での18きっぷの旅を楽しむには時間的に良いでしょう。
私が最もおすすめしたいのは、志布志航路(フェリーさんふらわあ)。日南線に乗って北上するルートです。いかにもローカル路線で、近くを走る軽自動車にも抜かれるほどスローペースで走ります。車窓から見える南国の海はとても素晴らしいです。ただし、本数が少ないので注意! 下船後はすぐにタクシーに乗るように!
新門司着であれば、そこから中国地方へ向けて18きっぷの旅をするのもいいでしょう。山陰方面の日本海の景色もいいですよ。
・関西→四国航路 ジャンボフェリーとオレンジフェリーの夜便
これは四国を満喫するルート。車窓からは瀬戸内海や、奇妙な形をした山々が見えます。ちなみに私は四国の18きっぷの旅は未経験です。47都道府県の中で唯一行ったことのない高知には、是非とも18きっぷを使って行ってみたいですね。
・逆に関西朝着の場合または太平洋フェリー名古屋行き
東京へ向かう人にとってはここから東海道本線方面へ向かうことがよくありますが、正直言って景色はイマイチ・・・。私のおすすめは中央本線です。自然が豊かで、秋には紅葉、冬には雪景色が見られます。
・新日本海フェリーの新潟→小樽、川崎近海汽船の八戸→苫小牧の夜便
早朝着ですからねー。充分、北海道の18きっぷの旅ができます、が、道内の電車は本数が非常に少ないので、しっかり計画を立てて行動をしましょう。特急によるショートカットも考えた方がいいです。
・新日本海フェリーの敦賀〜新潟〜秋田
これが今回のルート。ここは18きっぷの遊び応えがあります。
敦賀朝着なら、今回のように敦賀から北陸本線を使い、富山からまっすぐ向かっても良いし、高山方面へ向かっても面白そうです。秋田朝着なら、奥羽本線でさくらんぼ畑を見るのも良し、羽越本線で日本海側を通るのも良いでしょう。
注意したいのは、上越線。越後中里〜水上は本数が少なく、終電もかなり早いので、のんびりしていたら帰れなくなる恐れがあります。気をつけてください。
ショートカットとは・・・18きっぷでは使えない「新幹線」や「特急」を使うことです。本数の少ない接続の悪い区間で、特急を使うことによりスムーズに移動することができます。もちろん運賃と特急券を払ってください。100km以内だと特急料金が安いです。
写真は、奥羽本線の普通列車。
2010年01月14日
18きっぷでいろいろあちこち 後編
このまま長岡方面へ進んで上越線を経由して南下することも考えましたが、なんせ時期が悪い、スキー客がたくさんいる予感がしたため、このルートは却下となりました。(私が知っている限りでは、上越線の普通列車はそんなに極端に混んでいないと思いますが・・・)
よって、直江津から長野方面へ南下することに決まり、雪深い道へと進みます。このルートは2年前に敦賀に向かうときに利用したことがあるので景色を見たことがありますが、改めて妙高の景色を見ると、またきれいに感じますね。今回の方がかなり雪が多かったので、より一層、美しく見えます。雪の多さだけでこれだけ違い、季節が変わればまた違った景色になるだろうし、景色の良い場所であれば何度通ってもすぐに飽きません。また通ってみたくなります。
東海道本線だったら、こんな景色があまり見られないんですよねー・・・。
長野に到着し、18きっぷなら篠ノ井線を選択するだろうと思いましたが、次に乗る電車を見ると確かに篠ノ井線、だけど、「しなの鉄道」と書いてありました。しなの鉄道は弟3セクターで18きっぷでは乗車できません。でも、できるだけ行ったことのないルートを通ってみたいとのことで、しなの鉄道経由で小諸へと向かいます。もちろん、しなの鉄道区間の運賃を払います。
(注:改札口を通らないので払わない乗車する18きっぱーがいるかもしれません。改札口を通らなくても絶対に車掌さんに払ってください。特急でショートカットする場合も同じです)
篠ノ井線は山の方を通り、まるで崖沿いを進む、途中、畑の中のスイッチバックがある、なんとも辺鄙な場所を通りますが、しなの鉄道は盆地の方で、街中を通ります。とても弟3セクターとは思えないようなルートですが、ここは長野新幹線ができる前はJRであって、特急が通った長野へのメインルートでした。
小諸から小海線へ乗り換えます。ここで新宿行きの高速バスを見かけました。高速1000円による渋滞と、ゆっくり18きっぷではどちらが早く到着するのか、競争してみたいくなりますね。果たして?
小海線はハイブリット車両のある電車で、私が乗ったのはハイブリットではなく普通の車両でした。残念・・・。W.Oとしてはこれが目的のようだったのですが。
最初は住宅地が多く、駅間隔が非常に短いとの印象でしたが、徐々に駅間隔が短くなり、だんだんと景色も変わります。千曲川沿いを通り、だんだんと山を登り、雪も深くなっていきます。
そして、野辺山駅に到着。この駅はJRの駅の中で最も標高の高い駅です。そんなの気付かなかった・・・今まで最北端や最南端の駅を見てきて、同じように達成できた感じがしてともて嬉しかったです。対向電車とのすれ違いで時間があるため、ここで記念として撮影をします。(写真)
けど・・・最北端、最南端って、電車では通っていないよな・・・。
小淵沢より先はいつもの中央本線に乗り換えます。
まあ、こんなもんで、敦賀から先は内容の濃い18きっぷの旅となりました。朝早く到着すれば、こんなにたっぷり旅ができ、早朝着の船と18きっぷの組み合わせはとても好都合です。今度はどこを攻めようかな?
2010年01月13日
18きっぷでいろいろあちこち 中編
ここから先の話を・・・
敦賀のフェリーターミナルよりバスに乗り、敦賀駅へと向かいます。敦賀の到着が早朝なので、朝早くから電車に乗れて18きっぷを長く楽しめることになります。
ここから東京へ帰るには、素直に米原経由で東海道本線で帰るのがベストなのですが、これでは面白みも何もない。しかもこの路線はただの交通機関として使う18きっぱーが多く、車内は混雑するし、乗り換えではダッシュして椅子取り合戦となり、下手すれば立ちっぱなしの可能性もあります。ちなみにこの場合だと夕方ぐらいに到着します。
時間もあることだし、途中で特急を使ってショートカットしても良いし、条件としては融通が利きます。寄り道してもいいし、東海道本線ではなく別のルートを通って帰ることも可能です。
もし、あなたなら、敦賀を朝6時ぐらいに出発し、東京に向かうには、どのようなルートを使いますか?
今回は私が決めたのではなく、W.Oにすべて任せました。
まず乗ったのは、南下する電車ではなく、なんと富山行きの普通列車に乗りました。
えっ?富山??これでは方向が違うではないか!? 北陸本線を普通列車として使うのは3回目であり、敦賀〜富山は2度目となります。1回目はもうすでに真っ暗だったので、明るい時間帯にここを通ったことはまだ一度もないです。確かに、景色を楽しむのが目的であれば、このルートを使うのもいいですね。かなりの遠回りだけど。
富山からはまだ通ったことのない高山本線を使うのかと思いましたが、まだまだ北陸本線を使うとのこと。富山から魚津まで特急「はくたか」でショートカットし(1本先の電車に乗れ、しかも料金が安い。この区間で特急を使うのはおトク)、再び普通列車に乗って直江津まで行きます。ここも通った場所なんだけどなー、けど、富山で立山連峰(写真)が見れたのは良かったです。なんせ富山に何度か行ったことがあるのですが、今まで一度も立山連峰を見ることができなかったのです。富山の人が、富山から見る立山連峰はすごくきれいだから、絶対に見逃してはいけない、と言っていたけど、いつも天気が悪い、もしくはすでに暗くて見れませんでした。
直江津から先、そのまま北陸本線進めば遠回りになるけどまだ未乗車、南下すれば方向が正しいが、すでに乗っている路線ばかり、さて、どちらに向かうか?
2010年01月12日
18きっぷでいろいろあちこち 前編
3連休、日本海の船旅と18きっぷの旅をして楽しみました。どちらも久々です。
どんなルートを辿ったかと言うと・・・
東北本線で福島まで、福島より「つばさ」を使い、さくらんぼ東根まで。ここで普通列車に乗り換えるところ、時間を間違えてしまい、1時間ロスをすることに。予定なら新庄より西へ向かって羽越本線ルートを使う予定でしたが、このロスにより目的地に到着するのがかなり遅くなってしまうため、素直に秋田まで奥羽本線に乗りました。
福島から米沢のルートが私のお気に入りで、途中から山に登り、登り始めの景色がとても眺めが良いです。その後はしばらくの間、新幹線が通るようなルートとは思えない、まさしく山の中、「峠」というストレートな名前の駅までもあるし、まるで炭鉱にあるトロッコのように感じられます。
お気に入りルートが終われば盆地を進み、さくらんぼなどのフルーツ畑をあちらこちらで見かけます。雪は多かったところもあれば、山形や日本海の近辺は比較的、少なかったです。
秋田でホテルに1泊し、翌日の朝、「フェリーあざれあ」に乗船します。新潟で降りればその日に自宅に帰れるのですが、次の日も休みだし、これだけでは面白みもありませんので、敦賀まで向かいます。
「フェリーあざれあ」には意外にも初乗船、しかも撮影もまともに撮れたのが初めてで、やっとこの船に出会えました。(いつもなぜか姉妹船の「フェリーしらかば」の方)
波高予報では2〜3mでしたが、波高の割には揺れが大きく、風呂・レストラン閉鎖までにはなりませんが、冬の日本海の厳しさをより知ったような気がします。2年前の「らいらっく」オフ会のかなりベタ凪は、相当、珍しいことだったかもしれませんね。
どんなルートを辿ったかと言うと・・・
東北本線で福島まで、福島より「つばさ」を使い、さくらんぼ東根まで。ここで普通列車に乗り換えるところ、時間を間違えてしまい、1時間ロスをすることに。予定なら新庄より西へ向かって羽越本線ルートを使う予定でしたが、このロスにより目的地に到着するのがかなり遅くなってしまうため、素直に秋田まで奥羽本線に乗りました。
福島から米沢のルートが私のお気に入りで、途中から山に登り、登り始めの景色がとても眺めが良いです。その後はしばらくの間、新幹線が通るようなルートとは思えない、まさしく山の中、「峠」というストレートな名前の駅までもあるし、まるで炭鉱にあるトロッコのように感じられます。
お気に入りルートが終われば盆地を進み、さくらんぼなどのフルーツ畑をあちらこちらで見かけます。雪は多かったところもあれば、山形や日本海の近辺は比較的、少なかったです。
秋田でホテルに1泊し、翌日の朝、「フェリーあざれあ」に乗船します。新潟で降りればその日に自宅に帰れるのですが、次の日も休みだし、これだけでは面白みもありませんので、敦賀まで向かいます。
「フェリーあざれあ」には意外にも初乗船、しかも撮影もまともに撮れたのが初めてで、やっとこの船に出会えました。(いつもなぜか姉妹船の「フェリーしらかば」の方)
波高予報では2〜3mでしたが、波高の割には揺れが大きく、風呂・レストラン閉鎖までにはなりませんが、冬の日本海の厳しさをより知ったような気がします。2年前の「らいらっく」オフ会のかなりベタ凪は、相当、珍しいことだったかもしれませんね。