2009年12月
2009年12月01日
1等洋室ツインをわざわざ選んだ理由 ニューながと 第2夜
2等の普通の絨毯式の部屋はもちろん、寝台には2種類あって、極普通の寝台とシングルの個室タイプがあり、1等は和室3名部屋と4名部屋、洋室が2名部屋と4名部屋、洋室と和室では和室の方が安いです。あとは特等2名部屋と特別室2名部屋、合計で9種類もあります。更に禁煙喫煙や女性専用など細かく分かれていて、ネット上の空席情報を見ると、かなり複雑のように感じられます。
利用した部屋は1等洋室2名部屋です。利用人数は2人です。
2人で利用なら、2名でも利用できる1等和室3名部屋が費用的におトクであり、洋室なら、その時期の場合、2人だと4名部屋が使えるので、1等洋室ツインを2人で利用するにはちょっと損を感じてしまいます。
そのことは知っていましたが、今回はあえて1等ツインを選択しました。
理由は、1等ツインの場所が船首側にあることです。
船首側の部屋は、船首側に窓がある場合、夜間運航だと光を漏らさないためにカーテンを閉めなければなりません。つまり、普段の運航の場合、夜行便で運航時間のほとんどが真っ暗であるため、この船首側の部屋は窓からの眺めをほとんど楽しむことができないのです。
今回は昼の便ということで、船首の部屋でもカーテンを開けてたーっぷり眺めを楽しむことができます。船首側の眺めは側面や船尾側からの眺めとは違い、進んでいる方向で景色を眺めることができるのです。
3つの橋をくぐるし、夕日も見えるし、前から眺めるのは滅多にできないかもしれません。(来島海峡を通りませんが、オレンジフェリーならできます)
なので、わざわざ狭い部屋の1等洋室を選択しました。
しかし、1等洋室には2種類あり、両端の2つは船首側に窓がなく、側面となぜか後ろ側に窓があり、他の部屋は船首側に窓があります。両端の2つの部屋なら、船首の眺めが楽しめないですね。
結果、私が利用する部屋は船首側に窓がある部屋(写真)でした。部屋はそれほど広くはなく、ベッドとテレビ、洗面所があるだけの極普通の1等ツイン部屋ですが、船首側には景色を眺めるには丁度良い椅子があったり、船首からの眺めが面白そうです、が・・・。