2009年11月

2009年11月30日

ファンネルのない船へ エコシップ

d11173a4.jpg今度は明るいニュースで

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200911300026a.nwc

以前、IHIの方でエコシップの開発が行われている話を書きました。今度は日本郵船と商船三井の話です。
こちらのエコシップは、太陽光パネルを用いた発電機で進む船と、風を推進力に変えるため翼のように伸びた帆で進む船の紹介です。どちらも予想完成図を見ると、CO2が排出されるファンネルがありませんね。ともにまったくCO2を排出しない仕組みとして、エコシップの開発が行われています。

私としては、どちらかというと、太陽光の方が期待かな?
クルーズ客船の由来をご存知でしょうか? クルーズ客船は豪華のための船だと思っている人がいるだろうと思いますが、実は豪華さ目当てではなく、日光浴目当てのためです。ヨーロッパではあまり日光浴をすることができず、船で南の方へ進んで日光浴を楽しむというのが本来の目的だそうです。
天気の良い日に乗船すると、太陽がバンバンと当たり、ずっといるとかなり日焼けすることなんてありませんか? これだけ日に当たっているなら、太陽光で発電できないかと思ってしまいます。
それが実現しようとしているのですね。
ただし、ずっと天気が悪いと、あまり効果がないかも・・・。

一方、風によって動かす方は、昔の風向きによって進ませる仕組みに近い感じでしょうか? うーん、これだと、風向きによって時間に左右されてしまうのではないかと思うのですが、そこはうまく研究して開発されるのかな???

海外ではうねりなどの自然エネルギーを利用する船を開発しているようです。(これはうねりなどの動きで発電するシステムかな?)

どれも成功することを願っています。

ちなみに・・・
このニュースにて、世界中の船のCO2の排出量のグラフがあります。船1隻あたりのCO2排出が増えたのではなく、中国やインドなど、経済が発展して貨物量が増えたためです。

写真は、船なら何も邪魔されず太陽の光がバンバン当たります。「さんふらわあきりしま」志布志湾より。夜行便のため、あまり太陽に当たる時間が短いですが・・・。

rumirumiferry at 20:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!ニュース 

2009年11月29日

よその国、定員オーバーが当たり前?

またもやフェリー沈没事故、今度はバングラデシュです・・・。



こんな記事、あんまり書きたくないけど、フィリピン、スマトラ島沖、バングラデシュなど、よその国のフェリーに対して批判を言わせてください。

なんで、定員オーバーで人を乗せるの???

これって日本のフェリーでは絶対に許されないことであり、違反でもあります。
なぜフェリーに定員があるのか? バランスの問題もあるだろうし、救命胴衣や救命ボートの数にも影響します。もし定員を超えてしまえば、バランスも取れなくなるだろうし、救命胴衣や救命ボートが足りなければ全員の救助が確実にできなくなります。
定員数に達して予約ができなかったり、乗せてくれなかった場合、パブリックスペースでも通路でもいいから乗せてくれ!!と思うかもしれませんが、定員があるのは安全のためであり、乗せてくれないのは仕方のないことだと思います。

しかしながら、よその国では定員オーバーでも人を乗せるのが当たり前でしょうか?
人を乗せれば乗せるほど人のためになる、フェリー会社にとっては大きな利益になる、いいことばかりでしょう。でも、乗せる人数が多くなるほど事故が起きる可能性だってあるのです。
それがこの結果・・・。
今回のバングラデシュの事故のニュースによれば、決して海が荒れてる様子もなかったです。最大搭載人数は665人、乗った数、1000人以上、そりゃ、事故が起きても不思議ではありません・・・恐ろしいですね・・・。

世界では定員オーバーによるフェリーの事故が多発しています。
利益のためにたくさん乗せたい気持ちもわかりますが、沈没事故を起こせば船が使えなくなるし、人がたくさん死ぬことだってあります。利益よりも安全性を守ることが必要ではないでしょうか? 船と人を守りたいなら、定員数を守って欲しいです。

rumirumiferry at 22:09|PermalinkComments(10)TrackBack(0)clip!ニュース | 海外

2009年11月28日

疲れた・・・

職場で1人が風邪(新型インフルエンザかわかりませんが)でダウンしてしまい、最近、仕事が忙しく、今日は19時半終了、作業時間9時間半でした。ずっと立ちっぱなしだし、足は疲れる、しかも肩までこる、かなり働いてしまったなぁ〜なんて思います。1人欠けるだけでもこんなに忙しくなるんですよ・・・。しかも3日連続、その人の代わりに働いていたので、慣れない作業で余計に疲れてしまいます。
けど、明日はやっと休み、でも、明後日は仕事・・・明後日はちゃんと出勤してくれるかな???

最近、風邪が流行っているのでしょうか? 暖かかったり、急に寒かったりと、気温の変化が激しい時期であり、とても風邪引きやすい時期でもあります。
幸いながらも周りで新型インフルエンザにかかっている人がいないし、自分自身もいっさいその気配はありませんが、新型インフルエンザにかかっているお客様が目の前にいる可能性だってありますので、安心してはいられません。(マスクをしてパジャマを着ている女の子もいたなー。そういうの見るとぞっとする・・・)


今日は非常に疲れているのでここまでにします。
船に関係ない話で申し訳ございません。

rumirumiferry at 21:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!その他 

2009年11月27日

絶好のコンディション ニューながと 第1夜

705aa971.jpg阪九フェリー「ニューながと」の昼間の瀬戸内海クルージングは午前中に出港です。
関西から午前中に出港となると関西から参加する人はいいかもしれませんが、関東からなど、遠くから来る人にはちょっと難しいですね。私の場合は、本当は夜行バスで関西方面へ向かおうとしていましたが、高速1000円で高速バスが遅れることが多いようなので、自家用車で向かうことになりました。そうでなければ、前日に関西方面へ向かってホテルに1泊するか、朝早く飛行機で向かうしかありません。
ですが、関西から乗船する人だけではなく、意外にも関東方面から来ている人が割といるみたいです。なかなかできない昼間の瀬戸内海クルーズですからねー、船好きな人や旅行好きな人が全国各地から集まっているみたいです。(北海道から来た人もいました)

天気は晴れ、クルージングには絶好なコンディションで、風も少ないです。気温もそんなに暑くなく、最高ではないでしょうか? これならずっと外部デッキに出てもいいかもしれませんね。こんな天気で瀬戸内海のクルーズなんて、素晴らしいではありませんか?
私が昼間の瀬戸内海クルーズ(「オレンジ8」昔の「ブルーダイヤモンド」)をすると、いつも曇りだったような? 明るい時間帯が多かった時期でしたが、梅雨時だったのでどんよりしていました。
「ニューながと」のコースは神戸発新門司着で、3つのポイントである、明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋では明るい時間帯に通過することになります。日が暮れるのは島々が少なくなってくるところなので、充分に瀬戸内海を楽しむことができます。逆に新門司から出発する「ニューあかし」の方は途中より日が暮れてしまうので、すべて明るい時間帯で見ることができません。だから「ニューながと」の方を選んだというのも。(最初は「ニューあかし」の方で誘われたが、交通などを考えると神戸発の方が都合が良いため「ニューながと」にした)

時期はシルバーウィーク初日、ターミナル内ではあまりにも人が少なかったので寂しい感じがありましたが、乗船してからでもかなりの人が乗っていることがわかりました。客層を見ると、カメラ率が通常よりもかなり多く、一眼レフカメラ率も高いです。船好きな人よりも、旅行好きや写真好きの方が多いかな?という印象でした。中にはたまたまこの便で交通機関として乗船している人もかなりいるようです。
でも、なんかいつもよりも何か足りないんですよねー。乗船してからしばらく、私はあることに気付きませんでした。

ちなみに、阪九フェリー利用は2度目であり、神戸発は初めてです。もちろん「ニューながと」は、この乗船で最初で最後となりました。

写真は、臨時便の時刻

2009年11月26日

やっと 瀬戸内海航路昼便の話するよ!

999ae366.jpgしばらくの間、カシオペアの話や「ありあけ」横転などのニュースの話をしていて、うっかり記事が伸び伸びとなってしまいました。
やっとで大変、申し訳ないですが、だいぶ前に乗船しました阪九フェリーのたった1回だけの昼便「ニューながと」(写真)のお話をします。

その前に、「ニューながと」の現状について話をします。

「ニューながと」 今はありません。燃料高騰や高速1000円の影響もあり、阪九フェリーでは3便あったところ、泣く泣く1便を減らすことになりました。よって、一番、古い「ニューながと」と「ニューあかし」が手放され、現在は運航されていません。
阪九フェリーだけではなく、フェリーさんふらわあも中国地方と四国、もしくは橋が結ばれている島々を結ぶフェリーも、どんどん姿を消していきます。フェリー業界にとって大変、辛いことです。
国土交通大臣の前原さんの話では、高速無料化としても、フェリーと競合する地域は何らかの処置をしたいとのことですが、さて?? 救ってくれるようであれば大変、ありがたいけれど、救うとなれば、高速1000円の現状より、もっとフェリーに有利を与えなければなりません。もちろん関門橋区間も有料にすべきでしょう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00001079-yom-pol

「ニューながと」は犠牲となった船の1つです。かわいそうです・・・。

そんな船が、瀬戸内海航路から消える前、1日だけの大きなイベントが行われました。それは関西〜九州では今はない、明るいうちに瀬戸内海を楽しめるという、普段とはまったく違う航海です。
クルーズ客船などでは行われることがありますが、クルーズ客船よりもかなり安く、しかも普段の運賃と同じであり、更に休日料金で更に安く乗船できます。普通のフェリーだから普段と変わりないだろうと思われるかもしれませんが、いや、想像したよりも本格的なクルーズを楽しむことができました。

「ニューながと」の最後の活躍を、これから語ることにします。(ニュースなどがあればたまに違う話が割り込むことも)

rumirumiferry at 21:46|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip!阪九フェリー 

2009年11月25日

さらば「ありあけ」 解体へ・・・

三重県熊野灘で座礁したマルエーフェリー「ありあけ」は、その場で解体することが決まりました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091125-00000020-maip-soci

とても残念な結果です。
えい航(タグボートで船をひっぱること)して修理に出し、再び運航する姿を見たかったのですが、見せることもできず、この場で終わりとなりました・・・。

今後、東京〜沖縄航路はどうなるのでしょうか?

RORO船の「たかちほ」(昔、接触事故を起こした船ですね)がありますが、「ありあけ」にも相当、荷物が載っていたし、これだけでは不足かもしれません。
前にも書きましたが、「飛龍」で復帰するのが一番、望ましいことでしょうが、これはありえないかな???
ウキペディアで調べたところ、「飛龍」と「飛龍21」は現在、常石乗船にて係船中で、「飛龍21」の方は2度競売にかけたが結果が出ず、貸渡し契約に変更し募集中だそうです。と、いうことは、ありえそうな気も??

旅客が少ないということでこの航路を廃止する可能性も。
全部「たかちほ」に任せるか、東京から大阪までは陸路とし、大阪より「琉球エキスプレス」で運ぶという選択肢もあります。別の船でRORO船というのもありえそうです。

旅客は少ないでしょうが、私としてはどの船でも貨物だけでも良いので、生活物資などの荷物を運ぶためにも廃止にはならないで欲しいです。

そんなことより・・・
さっさと「ありあけ」を回収しなければなりませんね・・・。
重油が漏れ、荷物が流れたりと、周辺の漁業に影響が出たり、生態に変化が出る可能性もあり、非常に問題になっています。
できるだけ早いうちに解消することを願います。

2009年11月24日

事業仕分け 離島航路補助金の結果は?

5e72efcd.jpg今日の夕方のニュースにて、こんなものがありました。
予算削減のため行われている事業仕分けにて、離島航路の補助金の予算をどうするかについて語られていたことです。結果、見直しと見直しをしないが半々と別れ、結果、見直しはなしという結果になりました。(詳しい結果はわかりませんが、ニュースでは離島航路の従業員が喜ぶ姿がありました)
なんとも嬉しいニュースではありませんか?

私にとっての離島航路は、とても大事な存在だと思います。
離島には住む人がいます。そこで漁業や農業など、彼等は国に役立つことをしています。そんな島民たちを本土や大きな島へ運ぶためにも船が必要であり、島民のために生活物資を運ぶためにも船が必要となります。
しかしながら、旅客は島民と道路工事など働く人たち、ほんの少しの旅客だけであり、燃料などの経費を考えれば、自力でやっていくには相当、きついかと思われます。そのため、国が補助金を出しているのです。

その補助金の予算をどうしようかと今日、検討され、中には「老人ホームがなんちゃら」と島民を舐めているのかと思わすような仕分け人もいましたが(この意見に私は腹が立ちました)、離島の気持ちをわかっている仕分け人もいたおかげでこのような結果となったのでしょう。ホント、ありがたいです。
これがもし予算削減とか見直しだったら、船の運航がとても厳しくなり、運航ができなくなれば島民たちは島を離れるか島に閉ざされるかどちらかしかありません。そしてその島の新鮮な魚や野菜など、本土に届けなくなってしまうでしょう。酷い話です・・・。離島は老人ホームではありません・・・極普通に生活できる場所なのです。老人ホームと発言した人には、島民に向かって土下座して謝って欲しいです。

私からの離島のアピールとして・・・

離島には素晴らしい自然があります。観光地でなくても、普通の人が見ることのできない景色に出会えるかもしれません。島民の方々と接するのも楽しいですよ。ただ会っただけで挨拶してきた島民もいました。
私は離島の旅が大好きです! 離島でいろんな体験をすることができました。
是非ともみなさんも離島の旅を楽しんでみてはいかがですか? そのとき、離島の大切さも知って欲しいと思います。

写真は、北海道の小さな島、天売島と焼尻島の生活を支える「おろろん2」


追記:
要求通りです。良かったですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091124-00000133-mai-pol

rumirumiferry at 19:34|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!ニュース 

2009年11月23日

寝台列車と長距離フェリーを比較して 総論

3c1eb0a6.jpgカシオペアの話をしてきましたので、寝台列車と船の比較をまとめてみます。

寝台列車の良さは、車窓からの眺め(写真)がいろいろあること、旅情を感じさせること、いろんな駅に止まるからどこから乗っても降りてもいいこと、そして飲み物やお土産などの販売が各部屋に着てくれること、でしょうか?
普通の人だと、船よりも不快な揺れがない、というか電車は乗りなれているので電車の揺れなら大丈夫というのもあるでしょう。電車=酔う、と思っている人は少ないですよね。

ただ、残念だったのは、いつも船に乗りなれている私にとっては、狭すぎる、という大きな欠点を感じました。
ベッドは狭いし、トイレは使いにくい、通路が狭く、レストランとパブリックスペースが狭くて定員が限られる・・・船と比較すればかなり不便でした。
もう1つ不便な点は、予約が取りにくいことですね。人気があるというのはいいことですが、乗りたくても予約が取れないのは困ります。特にツアー客が最初から確保していることにちょっと腹が立ちます。
高いのも欠点ですね。私が利用したカシオペアツインの価格は商船三井のスイートの価格(更にこちらは食事付)にほぼ近いです。
それなのに人気があるのは、羨ましいなぁ〜。

世間一般ではフェリーはどちらかと言えばマイナーな乗り物のようだけど、フェリーは広々としているし、意外と安いし、とても快適で乗りやすい乗り物です。
しかしながら、船は遅い、酔う、という欠点があり、どうも避けがちです。
フェリーには良さがあります。だから、一度でもいいから、旅が好きな人には是非ともフェリーに挑戦して欲しいと思います。船酔いに不安なら、乗る前に必ず酔い止め薬を飲んで乗船してください。

寝台列車は素晴らしい乗り物だと思いますが、フェリーも素晴らしいところがあります。

rumirumiferry at 22:14|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!電車 | 船旅推進

2009年11月22日

またフェリー事故 今度はスマトラ島沖にて

フィリピンでは台風によるフェリー沈没事故が起きているし、ついこないだは日本でもマルエーフェリー「ありあけ」が傾いたままとなってしまったり、今日はインドネシアのスマトラ島沖にてフェリー沈没事故がありました。



こんなにフェリーの事故が起きると、「フェリー=恐ろしい乗り物」と思われてしまいそうで本当に悲しいです・・・。
今回のこの事故は悪天候による事故で、たぶん無理してでも運航をした結果がこうなってしまったのだろうと思います。フィリピンのフェリー事故も同じですね。(ただ、勘違いしないで欲しいのは、「ありあけ」の事故は確かに波高がそこそこ高かったようだけど、波高4m程度では「ありあけ」クラスだと普通に運航します。波よりも積荷の問題では?)
波が運航基準より高いとわかっていれば、運航をせずに欠航すべきだと思いますが・・・日本のフェリーとフィリピンやインドネシアなどのフェリーでは、運航基準がどうなっているのでしょうか? なーんか、日本は基準が厳しくて、他の国はそうでもなかったり??? 詳しくはわかりませんが、フィリピンであまりにも事故が多いからと、日本から安全基準のマニュアルが送られたというようなニュースを見たことがあります。
もう1つ言えば、フィリピンもインドネシアも、定員オーバーだったのですね・・・日本では絶対に許されないです。

このニュースにて、1つ思ったこと・・・
300人近くの人を乗せて(最大乗船人数は273人ね)、乗船者のうち4人死亡、292人が救助されたとのことです。「ありあけ」では全員無事でした。
船でもし事故があった場合、まずは海に飛び込んで脱出しないこと、いくら泳ぎに自信があろうと、荒波ではきついし、更に服に水が染み込んで重くなり、溺れてしまいます。焦る気持ちはわかりますが絶対にしないように! 冷静に船内放送の指示に従うのがいいです。
部屋にある救命胴衣を正しく着て、外部デッキにある集合場所に集まります。部屋のドアに各部屋からの避難通路が書いてありますので、これをしっかり確認しましょう。もし居場所が部屋でなければ、そのまま外部デッキに行くしかないのかな? どこかの救命胴衣を使うことになりそうだけど、この点については私としてはわかりません。手荷物があると邪魔なので、諦めて何も持たず、手ぶらで行く方が良いです。ハイヒールなど、歩きにくい靴も履かない方が良いでしょう。
乗り物に乗っている際、救命胴衣の場所、取り扱い説明や避難通路など、どうでも良いという人もいるでしょうが、事前にしっかり確認することが自分自身の命を救うためにとても大事なことです。滅多に起きないことでしょうが、万が一のために!
これは船だけとは限らず、すべての乗り物に対して言えることです。

rumirumiferry at 22:13|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!ニュース | 海外

2009年11月21日

北斗星と並ぶ カシオペア 第12夜

7b744b8e.jpgカシオペア上りは函館以降、仙台までノンストップで進みます。仙台でいったん起きるかな?と思いましたが、ぐっすり眠っているせいか起きず、私が起きたのは福島に着いたときでした。福島では人がそこそこ降りています。以降、郡山、宇都宮、大宮、そして終点上野に止まります。

福島より先、部屋に新聞が届きました。電車なら途中で荷物を入れることができるので、新聞など受け取ることができますね。
船の場合は、朝にどこかへ寄港しないと新聞を取り入れることができません。もちろん、新聞の無料サービスなんてありません。その代わり、衛星放送がしっかりと見れるので、テレビでニュースを確認することができますね。
新聞だけではなく、朝食も途中の駅で取り入れているようで、サンドイッチなどが販売されていました。

宇都宮に到着、ここまで来れば、ホームに通勤客がたくさん立っているのがわかります。それ以降、通り過ぎる駅でも通勤客が多く、カーテンを全開にしておくと晒され者になってしまうなぁ〜なんてちょっと思ってしまいます。逆に、手を振りたくなる気分も。笑
ホームにいる通勤客はいつもカシオペアが通り過ぎるところを見ているのかな?

上野に到着。到着寸前まで二度寝をしてしまい、慌てて荷物をまとめてカシオペアから降りました。改札口は前の方で、もちろん機関車を撮影する人や、一緒に記念撮影する人など、人がかなり群がっていました。
私もいろんな方向から撮影したところ、すぐに後から北斗星(写真)が上野に到着しました。札幌ではカシオペアが出発してから1時間後に北斗星が出発するのに、カシオペアが上野に到着してからたった13分後に北斗星が到着します。カシオペアの方がかなりゆっくり走っているのですね。
北斗星から降りてくるお客様を見ると、ちょっと客層が違うような? 若い人が比較的多く、いかにも鉄ヲタっぽい人が多いです。
せっかくだから北斗星の車両内がどんな感じなのか外から眺めてみると、カシオペアと比較してかなーり古い感じで、いかにも寝台列車のような雰囲気がしますね。こっちも乗ってみたいなぁー。B寝台の相部屋の方を見ると、やっぱりベッドとベッドの間がとても狭そうで、うーん、知っている人同士ならいいけど、知らない人と一緒だったらちょっと辛そうかも? 船の極普通の寝台の方が広いです。

新しさならカシオペア、鉄道らしいのは北斗星、どちらがいいのかは好みによりますね。

rumirumiferry at 20:04|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!電車