2009年11月

2009年11月20日

フェリーさんふらわあ 下り松山寄港廃止へ

a0a0c73e.jpgまたもや航路廃止のニュースが・・・
来年2月より、フェリーさんふらわあ(元関西汽船・ダイヤモンドフェリー)の下り便寄港便にて、松山港の寄港を廃止することが決まりました。

公式サイト
http://www.ferry-sunflower.co.jp/tp_detail.php?id=195
ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000309-mailo-l38

高速1000円などの影響で客が激減し、2月より1便減らして神戸〜大分、大阪〜松山〜別府のみになる予定でしたが、更に下り便の松山寄港がなくなることになります。理由は、客激減ではなく、到着時間があまりにも朝早すぎて、港周辺の人たちの反対によるものです。船が入港するときや出港する際、騒音(これはお客様の騒ぎも含む、かも?)と振動が周辺に伝わるようです。(騒音はわかるが、振動は伝わる?? うーん感じないのですが、気のせいでしょうが?)
公式サイトの時刻を見ると下りの別府行きは、大阪19時10分発、別府6時50分着とかなり早い時間設定です。これがもし松山に寄港するとなれば、早朝どころか真夜中になってしまいますよね。確かにその時間帯に騒音や振動があったら周辺住民の方々は大変でしょう。
じゃあ、真夜中ではなく時間をずらしたらどうでしょうか? 大阪の出港をもっと遅らせ、松山を7時ぐらい、別府をお昼近くまでにしたら?? つまり、今の寄港便とあまり変わらない時間帯ですね。
しかし、これだと貨物にとっては不都合、九州になるべく朝早く到着した方が良いので、松山に合わせて遅らせると当然、荷物が届くのが遅くなります。逆に大阪発をかなり早めとし、松山到着を上りと同じ23時台にすれば、今度は出港が早すぎて荷物が運べなかったり、別府の到着が中途半端になったりしますよね。

松山に用事がある人(もしくは貨物)には、下りは【オレンジフェリー】(大阪→愛媛県)、他の愛媛県→大分県の航路、もしくは別の交通機関を使うしかありません。

写真は、昼間の松山港(2007年7月ブルーダイヤモンドより)
周りは山が多く、ふもとに多少、住宅があります。ちなみにすでに廃止された今治港は街中です。


追記:問題点として
問題は貨物の方。片道だけしか利用できないなら、オレンジの方にシフトする可能性があり、下りで寄港しても往復利用の方が好都合であるため、荷物が激減する可能性はあるのでは? フェリーさんふらわあとしては上りの寄港はしたかったようです。

2009年11月19日

船と寝心地比較 カシオペア 第11夜

f0ecce1b.jpg船の場合、波の方向や質によって揺れが変わります。前からの波は縦揺れがして、横からの波は横揺れ、うねりや方向がめちゃくちゃな波はなんだかわからない複雑な揺れをすることがあります。
揺れによって寝やすい方向があり、基本、波の方向と同じ方向で寝る方が寝心地が良いです。つまり、縦揺れの場合は船首に頭を向けるのが良く、横揺れの場合は窓側に頭を向けるのが寝やすいです。
揺れだけではなく、初めて寝る人にとって気になるのは振動でしょうか? 船にもよりますが、船首側に行けば振動が少なく、船尾に行けば振動がかなり激しいです。船尾側の部屋や振動の強い船の場合、寝るのに違和感を感じる人は少なくはないでしょう。私の場合、揺れがなかったら、この振動だけで地震だと勘違いしてしまい、途中で起きてしまうことがありますが。

初めて列車の中で横になって寝る私、果たして寝心地はいかに??

カシオペアツインの場合、車両と並行に寝るベッドと垂直に寝るベッドが2つあります。揺れは船よりも小刻みで、縦揺れはたまに、横揺れはちょっと大きめに、そして船ほどではないけど微妙に振動も感じています。ベッドの幅は狭く、揺れでベッドから落ちてしまいそうな感覚です。
私の方が移動すること(例えば途中でトイレとか)が多いので、私が車両と並行している方のベッドの方で寝ました。が、慣れていないせいか、やっぱり落ちてしまいそうで不安・・・寝心地に関しては船の方が快適なのかも???それは慣れているせいか??? うーん、深夜や早朝に、通勤列車のロングシートの上で横になって寝ている酔っ払いの感覚が・・・。

翌朝、試しにもう1つの方のベッドで横になったら、横揺れの方が激しいせいか、こちらの方がとても寝やすく違和感なく、試しどころかついつい寝てしまいました・・・このころ、到着まであと30分です。

写真は、カシオペアのナイトウェア

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2009年11月18日

サメが出る!? カシオペア 第10夜

1eb052fc.jpgレストランで食事をしている最中に青函トンネルに突入します。その前にいくつかトンネルがあり、どれが青函トンネルなのかわかりません。やっと入ったかと思えば、トンネルから抜けるし、いったいいくつあるのでしょうか?
と、1つのトンネルに入り、だんだんと下っていくのがわかります。これが青函トンネルですね。

青函トンネルに入ると、レストランで食事している子供連れのファミリーが「わーこれが青函トンネルなんだー」というような会話が聞こえてきます。すると兄の方が弟に「サメが出るんだよ」と・・・おいおい、サメが出るんですか!? それを聞いた弟は泣いちゃったではないでしょうか?
確かに海の中だけど・・・サメはさすがに入ってこないですよ。笑
もしこのトンネルが透明で海の中までも見えるなら、サメも見れるかもしれませんね。でも、この時間は真っ暗だし、何も見えないかな?
船だったら、サメは見たことがないけど、運が良ければイルカやクジラが見れますよ。サメがいたとしても襲いませんのでご安心を。笑

レストランは2階にある。2階の窓は1階の下部が曲がっている窓とは逆に、上部が曲がっています。どうも下の光が反射してしまい、私としてはこれがちょっと気になってしまいます。ちょっとなんとなく狭く感じてしまうのも・・・私にとっては下の部屋の方が居心地がいいかもしれません。

食事を終え、いつの間にか青函トンネルも抜け、本州へと入ります。
青森駅には到着しますが、停車駅ではないのでここで乗車も下車もできません。函館駅同様、反対方向になりますので、ここでも機関車の交換が行われます。

ここから先、明るくなるまでは何もイベントがありませんので寝ることにします。(写真、散らかってすみません)

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2009年11月17日

函館駅で機関車交代 カシオペア 第9夜

5092e733.jpg函館に到着。
函館駅は見覚えがありますね。青函航路でクルージングを楽しんでいるとき、この駅を何度か使ったことがあります。
函館駅は先がなく、次の駅へ向かうには反対方向へ進まなければなりません。昔、青函航路が国鉄だったころ、列車の車両(ほとんどが貨物、一時期、客車を載せたこともある)を船に載せて海に突入して青森へ向かったため、このようなホームになっています。青森駅も同じ構造ですね。
札幌から函館まで頑張った機関車はここで終了とし、別の機関車が反対側の車両に接続されます。札幌から函館までの機関車の方がかっこよかったなぁ〜。
機関車の接続シーンはカシオペアにとって大きな1つのイベントであり、今度、先頭車両になる展望車両から子供たちが接続シーンを見ていました。また、多くの人がホームに降りて接続シーンを見たり、撮影します。

函館を出発し、今度は反対方向に進み、本州へと向かいます。次のイベントは青函トンネルです。
青函トンネルに入る前に、レストランが一般開放されるようになります。レストランとしてではなく、カフェ、バーとしてです。予約なしなので、誰もが利用できることになります。
これだけ人が乗っているし、展望室ではたくさんの人がいたし、レストランもきっと人がいっぱいいて入るのも無理かなあー??と思いつつ、レストランにも興味があるので行ってみることにします。
が、そんなに人はいなかったです。席の半分ほどしか埋まっていませんでした。
レストランは2階部分にあり、それほど広くなく、定員数はそれほど多くありません。お酒を楽しむ老夫婦や、年配の団体、食事をする家族など様々な人がいます。
私もW.Oも酒は飲めませんが、レストランに入り、何かちょこっと食事をすることにします。頼んだのはデザートのセットです。メニューを見たとき、どれもお値段がちょっとするなぁ〜と思ったのですが、周りを見ると飾りつけは立派だし、量もそれなりあります。私が頼んだデザートもすごかったです。皿もカップもオリジナルですね。(写真)

船にもこのようなカフェがありますが、最近ではカフェ自体存在なかったり、カフェがあっても使われなかったりするところもあります。カフェがあるのは数少ないかもしれません。
カフェがなくても立派なパブリックスペースがありますので、セルフ(持ち込みとか)でカフェなんて良いかもしれませんね。よく見かけます。

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2009年11月16日

私が思った「ありあけ」の事故について

ちょっと京都に行ってまいりました。京都に行った理由は競馬ですが・・・。
高速1000円による渋滞を避けるため、月曜日も休みとし、日曜日のうちに高速道路に入り、どこかのパーキングエリアで車内泊、翌日の朝、ガラガラの高速道路を走り、途中のサービスエリアの探検などをしていました。空いている高速道路はやっぱりいいですよね。それでも1000円で帰れますので、同じように車内泊して月曜日に帰る人がかなりいるようです。
今日は結局、帰るだけとなりましたが、月曜日に休みを取ったんだから、どこかへ寄ろうかと考えたこともありました。駿河湾フェリーに一度も乗ったことがないからついでに乗りに行こうか?とか、三重県沖の「ありあけ」を見に行こうかまで・・・2つ目はさすがに不謹慎なので辞めました。

「ありあけ」の事故についてたくさんのコメントをありがとうございました。返信をしたいところですが、する暇がなくて申し訳ございません。
ニュースによれば現在のところ、漏れた重油が漁業などに影響するのでタグボートを使って採取していたり、船内の状況を確認したりしていますね。ブリッジ内の半分ぐらい、すでに海水が入り込んである写真もありました。ただし、問題のあった荷崩れした部分までは行けなかったようです。

私が思う「ありあけ」の事故について
事故があった当時、船長などがどのような状況だったかについてはわかりませんが、波高は4m前後、突然来た大きな三角波により船体が大きく同様し、荷崩れが発生して傾いた状態となってしまいました。
波高4mはよくあることであり、「ありあけ」クラスだと決して運航状況が難しい状況ではありません。沖がかなり荒れているため波高の低い陸沿いへ向かうのもよくあること、今回の「ありあけ」も陸沿いを運航したとのことです。もちろん、この陸沿いルートはオーシャン東九だって貨物船だって通ったことでしょう。
ただ、たまたま大きな三角波が来たのは運が悪かったとしか言えません・・・欠航すれすれの状況でもなかったし、安全な運航はしているはずなのに、本当にかわいそうに思います。
問題は荷崩れが起きた事件、今のところどのように荷物を積んだのかわかりませんが、普通ならどんなに揺れても荷崩れしないようにしっかりとやっているはずです。映画「海猿2」であった車がビリヤードのボールのようにツルツル滑ることなんて絶対にありません。けど、荷崩れするほど傾いたんだろうな・・・それともしっかりやっていなかったとか?そんなことは私は信じたくないです。
いずれにしろ、私としては運が悪かったとしか言えません・・・こんな運なんて滅多に起きることはありません・・・。

今後、この航路はどうなるのでしょうか?
昔、名古屋〜大阪〜那覇〜台湾で利用していた「飛龍」がまだあれば使えば?というようなコメントを頂きました。
確かに「飛龍」の有村とマルエーは関係ある会社のようですね。「ありあけ」が復帰できるかどうかわかりませんが、「飛龍」が使えるようであれば「飛龍」で是非ともこの航路を復帰して欲しいと思います。もし復帰したら、私は応援する意味でさっそく使ってみたいです。

2009年11月15日

テレビを見たいのだが カシオペア 第8夜

032d66f4.jpg洞爺を過ぎると窓の景色が真っ暗となってしまい、部屋はただの狭い空間となるだけになります。普通なら暗くなればカーテンを閉めてしまいますが、あえて閉めません。夜景も景色の1つだからです、って、通っているところは何も見えないのですが。笑 ただ、光が反射するだけです。

景色が見れなくなればやることがなくなるので、テレビを見ることにします。
この日は丁度、衆議院選挙の日だったので、開票速報がとても気になり、適当なチャンネルでニュースを見ていました。が、途中で画面が見えなくなってしまうことがしばしばと・・・船より電波状況が悪いです。更に、衛星放送も見れません。テレビに関しては電車よりも船の方が強いですね。これ意外かも?
仕方ないので、違うチャンネルにしてみると、GPSなのでしょうか?今、どこを走っているのか伝える画面が出てきました。この画面とし、北海道の地形について語り合ったり、まあ、いろんな話をしたわけです。(写真)

途中、チャイム(だったかな?)がなります。これはアテンダントが売り子として来る合図です。
出発するときは飛行機のようにジュースやお茶などを渡してくれたり、特急や新幹線のようにお土産や駅弁、お菓子などを売っていたりします。
あるとき、アイスの販売をするという車内放送がありました。味は北海道らしくバニラとメロンです。合図があるとさっそく買い食べてみました。私がバニラでW.Oがメロン、どちらもとてもおいしいです。

そんなこんなで部屋で過ごし、いつの間にか函館に到着しました。

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2009年11月14日

特急に抜かれる カシオペア 第7夜

d4148034.jpg電車には途中に止まる駅がある、けど、船のほとんどは直行、もしくは数個しか寄港しません。
「カシオペア」の上野行きの場合、札幌から函館まで、仙台から上野まで、主要駅に止まります。だから、札幌から乗って関東へ帰る人だけとは限らない、登別や洞爺など温泉地から乗る人、函館から乗る人、そして東北へ帰る人、いろんな人が乗車します。
東北の人にとっては、寝台列車を旅目的ではなくただの交通機関として利用する人が少なくはないそうです。ただ、予約が取りにくい状況ですから、交通機関として利用したくても利用できない人が多そうな・・・。過去に私も、函館までただの交通機関として北斗星を利用したかったことがあったのですが、1ヶ月前から予約をしようとしても無理でした・・・。(そのため、1日余計に、しかもホテル代もかけて函館へ向かった・・・)

美しい夕日を見届けた後、洞爺に到着します。
洞爺では後から来る「スーパー北斗」に抜かれるため、10分間停車します。停車中はホームに降りることができ、記念撮影などできるのですが・・・肝心な前の機関車がホームより先に行ってしまい、先っちょと記念撮影なんてできません・・・(写真)
ホームの端っこが丁度、ロイヤルスイートの展望室で、そこには鉄ヲタっぽい男性1人がくつろいでいました。その車両と一緒に記念撮影をする人が平気にいるんだから(晒されているのもある)・・・そんなの恥ずかしいから、私だったら電車から降りてしまうかな?

スーパー北斗が到着しました。このスーパー北斗はカシオペアより40分遅く出発するため、これに乗って洞爺まで行き、洞爺からカシオペアに乗り換える人もいます。確かに札幌でゆっくりするならこの方法もありますね。

それでもディープスカイの引退式は見られませんが・・・(見たかったんだよ!!! なんで最終レースが終わってから引退式をやるんだ!笑)

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2009年11月13日

マルエーフェリー「ありあけ」 大きく傾く

今日の朝、速報として衝撃的なニュースが入ってきました。
それは、フェリーが三重県熊野沖にてフェリーが大きく傾いたとのことです。日本のフェリーが大きな事故を起こすことが非常に少ないのでウソだろ?と思ったら、本当でした・・・。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000542-san-soci

事故を起こしたフェリーはマルエーフェリーの「ありあけ」です。
昨晩東京有明から出港し、志布志へと向けて運航していた際、三重県沖で大きな横波が突然来て船を襲い、右へと大きく傾いてしまいました。ひっくり返ってはいませんが、まるで映画の「ポセイドンアドベンチャー」のようでしょうか?
その際、荷物が右に偏ってしまい、船体は右に傾いたままとなり、なんと20度以上も傾いてしまったのです。それでも運航が可能だったため、なんとか乗客、乗員、船を守ろうと安全なところへ持って行こうとしたが、更に傾きが増し、40度ぐらいになりました。
乗客と一部の乗員はヘリコプターで救助を受け、船長など数名が船に残り、船を座礁しないように沖合いへと向かおうとしたのですが、ついに座礁をしてしまい、船を諦めて、全員、脱出をしました。

現在、ニュースによれば、砂浜のすぐ近くて「ありあけ」が横たわっている状態で、沈没はまだしていません。波があっても動きはなく、浮いてはいないので、たぶん沈没せず、その場で残る状態となっています。なんとかひっくり返して修理に出して復活させたいところですが・・・無理そう・・・。今後、船体や中にある荷物など、どうするか検討するとのことです。

もし「ありあけ」が復活できなければ、東京〜志布志〜那覇の再開は非常に難しそうです・・・東京から沖縄へ生活物資を運ぶのに重要な役割を果たしているので、非常に残念に思います。
また、この事故により、船という乗り物は恐ろしい、と、船にかなりのマイナス面がつくのではないかと心配してしまいます。

でも、全員の命が守られたことは良かったと思います。事故があって怖い印象がついてしまいましたが、船は常に安全第一で運航されていることを信じて欲しいです。

今後のことについてブログで取り上げたいと思いますが、明日からちょっと出かけますので、お伝えすることができません。申し訳ございません。(乗船しに行くのではありません)

マルエーフェリーはついこの前、逃亡し続ける犯人を見つけてくれてファインプレーをしたばかりなのに・・・。

(「ありあけ」の写真があると思ったのですが、見つかりませんでした・・・)

追記:
大きな三角波が原因のようです。
三角波とは、水面波の一形状。複数の方向からの波(うねりと風浪、防波堤の反射波など)の山が重なってできる、頂の尖った孤立した大きな波。巨大波の一種。(Wikipediaより)
当時、波高が4mぐらいしかなかったのですが、三角波が来るともっと高い波となります。波高が低くても、いろんな方向から来る波や特にうねりの場合は、三角波によって予想外の揺れを感じることもあります。

2009年11月12日

私が感じたパワースポット それは海と夕日と波の音

ビックアップテーマにて、今度は「あなたのパワースポットはどこですか?」というテーマがありました。

普段、パワーを感じるような場所とかあまり気にすることもないのですが、ただ何気なくその場にいただけなのに、なんとなくパワーを感じたことが一度ありました。
それはこの景色です。

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以前にも紹介しました「オーシャン東九フェリー」徳島→新門司で見た、室戸岬沖で見た夕日です。
オーシャン東九フェリーの場合、4隻とも船首側まで外部デッキがあり、タイタニックのようなあの眺めを楽しむことができます。(先っちょまでは行けませんが)
この日の風は北東の強めの風、風が追い風、波も追い波で静かであり、船首側の外部デッキに行っても風を感じることもなく、波の音しか聞こえませんでした。目の前に広がる景色は夕日と赤く染め上がる空と海だけ、雲も陸も何もない、果てしなき世界のように感じ、そして聞こえてくるのはザザーザザーと波の音だけ・・・
なんだか不思議な感覚でした。今でもリラックスする際に、この日のことを思い出すようにしています。

これが私にとってこれが、唯一、パワーを感じた場所かもしれません。

ただし、室戸岬沖で夕日が見れるのは時期にもよります。この話は3月中旬です。3月中旬に天気の良い日、かつ風が北東なら同じ感覚に出会う可能性があります。

2009年11月11日

夢の乗り物 

ビックアップテーマ「どんな乗り物が好きですか?」と興味をそそるようなネタがありましたので、私も書いてみることにします。

私が好きな乗り物、それは、このテーマで現時点(160個)でたぶん誰も取り上げていない乗り物です。

船?

いや、違います。すでに数名、船をあげています。

それは・・・【飛空艇】です。

船ではないんですねー。
けど、飛空艇って、存在する乗り物ではないんじゃないか!? ファイナルファンタジーやナウシカ、ラピュタの世界に出てきている、あのデカイ空飛ぶ船ですよねー。
すみません、存在しない乗り物をあげてしまって・・・。
理由として、飛行機ほどではないが、速そうで海外まで行けそうなところ、そして船内は広そうで、比較的、自由に歩けそうなところ。実際にあればかなり快適にいろんなところへ行けるのではないかと、すごく夢のような乗り物のように感じてしまいます。

私は狭いのが嫌いです。なので、椅子だけの乗り物は短時間なら我慢できても、長時間いると大変、ストレスを感じてしまいます。
電車や車は景色がいろいろと変わるからまだ我慢できるかな? でも、暗くなってしまうと飽きてしまい、椅子に座っているだけだし、やっぱりストレスを感じます。私の「18きっぷルール」も、できるだけ明るいうちに行動、というマイルールがあります。

そして、暗くても唯一、ストレスを感じさせない乗り物は、それは【船】です。
船は部屋があったり、寝台があったり、座り心地の良いソファーがあったり、しかも自由に歩けるので(立入禁止は駄目ですよ)、まったくストレスを感じることがありません。しかもレストラン、展望風呂、展望通路、ゲームコーナー、ラウンジ・・・と設備も他の乗り物とは比べ物にはならないほど豊富にあります。
悪天候でなければ外部デッキに出て、昼間は潮風に当たりながら海を眺め、夜は天然プラネタリウムと楽しむことができるし、動きながら外に出て楽しめるのは船しかありません。
船は大きな揺れさえなければ、大変、快適な乗り物なのです。
空を飛ばないけど、とろいけど、私の夢である飛空艇に最も近い乗り物ですね。初めて大きな船に乗ったとき、私の理想の乗り物と似ていて、まるでファンタジーの世界に入り込んだような気分でした。

かつて私はこんなニュースを見かけました。
飛行機にカジノなどいろんな設備を設置しようか?というニュース。夢の話にすぎない飛空挺が、もしかしたら実現するかも??なーんて。

rumirumiferry at 22:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!船旅推進 | 飛行機