北海道北見市で頭や胸にクギが刺さって死亡しているのが見つかった大工の男性(59)について、道警北見署は30日、旭川医大での司法解剖の結果、死因は脳機能障害と発表した。現場で争った形跡がないことなどから、道警は事件性は薄く、自殺の可能性があるとみて調べている。
北見署などによると、男性は妻とパチンコに行った29日、「あす札幌で仕事がある」と言って車で帰宅。その後、クギ打ち機やコンプレッサーなどの作業用具を自分で居間に持ち込んだとみられるという。【渡部宏人】
毎日新聞 2010年8月31日 東京朝刊