2009年09月

2009年09月10日

あのジェンキンスさんと会える 佐渡島 その4

a04016f0.jpg佐渡島2日目、12時50分小木港発直江津行きのフェリーに間に合わせなければなりませんので、2日目もあまり時間のない慌しい島観光となります。

最初に行ったのは、もうちょっと先に行くと景色の良い場所があるということで、尖閣湾の方へ行ってみました。途中、橋があり、そちらに行ってみることにします。
橋を渡るだけでもお金取るのか?と思ったのですが、お金を払って橋を登り、これがすごい階段なのですが、橋の上から眺めるとおいしそうな藻が貼りついていそうな岩やテトラポットなどがより遠くまで見えて眺めがとても良く、これより先へ進むと岩の方へ向かうことができ、より景色を楽しむことができたり、逆に後ろを振り返れば佐渡島の自然も楽しむことができます。ちょっとした展望台みたいな感じですね。(写真、天気が悪いのが残念!)
おや?宿の近くにあったシャチ型の観光船が見えてきました。昨日は海が静かでしたが、この日はちょっと波があり、観光船がかなり揺れているのがわかります。時間があれば観光船から眺めてみたいのですが、こんだけ揺れていると、乗らなくて良かったかも?なんて思ってしまいます。

次に相川へ向かい、宝探し(期間限定)をやってみることにしました。宝探しは相川地区のあちこちにお宝があり、ヒントを元に探すというイベントです。
場所は金山に関する場所や歴史の深い場所など、あちこちに隠され、途中、奉行所などいろんな場所も通ることになり、通りすがり程度だけどちょっとした佐渡の歴史を楽しむことができます。
朝から宝探しに夢中になる人は私たちだけでなく、子供連れの家族から一人旅の人まで、いろんな人があちこち宝を探していました。
そういえば、フェリー内でも宝探しがあり、「宙に浮いた船の下」というヒントですぐにわかりましたが。笑
このように宝探しやスタンプラリーなど、島の観光と同時にイベントに参加できてとても良いと思います。以前、伊豆大島でもスタンプラリーをしてあちこち行ったこともあります。

宝探しの後、あまり時間がありません。あとは小木港へ向かう途中にある伝説館のお土産屋に行くだけです。
伝説館のお土産屋は伝説館の入場を払わなくても、裏口というか出口、団体専用のバスが出口で待つような駐車場で車を置き、出口からお土産屋に向かうことができます。
なぜここのお土産屋が目的なのか? それはあのジェンキンスさんがいるからです。
ジェンキンスさん、いましたよ! 観光客たちが写真を撮ったり、一緒になって記念撮影をしたり、とても人気がありました。とても元気そうで、これからも佐渡の顔として頑張って欲しいですね。佐渡島へ行った際には是非とも行ってみてください。ついでに太鼓せんべいも。

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2009年09月09日

阪九フェリー 9月19日神戸発昼便に乗船する人へ

阪九フェリーの昼便が10日後と迫りました。
空席情報を見ると、連休初日のせいか、神戸発は2等、2等B以外は満室となっていて、かなりの賑わいになるだろうと思います。船に活気があるのはいいですね。

当ブログでは、この神戸発の昼便に乗船する人に呼びかけを行ったところ、現在、6人(私とW.Oを含まず)集まっています。オフ会という予定ではなかったのですが、これだけ集まってくれて大変、嬉しく思います。
船が好きな人から、船に興味はないけど乗船します!という人まで、是非ともみなさんと一緒に船旅を楽しみませんか? 年齢性別問いません。
もしこの記事を見て、乗船する、という人がいましたら、是非、私の方へメールを送ってください。間際になりましたら、連絡先などをお伝えします。

メールはこちら
tf2_880_rumi@mail.goo.ne.jp

問題は、東京から神戸への交通手段です・・・
京都あたりまでの高速バスで向かい、電車で神戸へ行く予定でしたが、予定していたバスが取れず、いまだに交通手段が確定していません。
前日に新幹線+ホテル泊、もしくは早朝の飛行機が無難ですが、なんせお金が・・・
そんなわけで、車で途中、滋賀県守山(この辺の駐車場に車を停めるのが便利らしい。特に京都へ観光する人にはおすすめ)まで向かい、電車でターミナルへ向かうことになりそうです。高速代が1000円なので、どうしても金銭面を考えると、辛くても車の方を選択してしまいます。しかしながらこの場合、睡眠時間が取れないという欠点があります。せっかくの昼便なのに、船の中で寝てしまうことなんてありえるかもしれません。うーん困ったもんだ・・・。しかも帰りはお盆並みの渋滞に突っ込まなければならないし・・・。
まあ、なんとかしますが。ただいま、どうしようか考え中です。
帰りの交通手段は、九州から関西までは【最後の株優】で帰る予定です。

rumirumiferry at 20:22|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip!阪九フェリー 

2009年09月08日

環境にやさしい鉄道、船にシフトすれば



関連するような記事があれば、当ブログでも転載して書き込みをしていくことにします。

昨日のニュースにて、民主党鳩山代表が「温室効果ガス25%削減」というまたとんでもない発言をしたことについて、私とW.Oがこれについて話し合いをしました。
私からの意見は「無理! そんなもんできるか!」だったけど、アンチ鳩山のW.Oが「いや、可能だよ」と簡単に答えていました。削減するには国民それぞれがCO2の削減のために節約をしなければならないし、生産者にとっては環境にもっともっとやさしいものを作りださなければならないし、現状ではとても厳しく感じられます。高速道路無料化で更に車が増えると予想されているから尚更、難しいです。
しかし、なぜW.Oが「可能だ」と答えたのか? それは・・・

貨物をトラックから鉄道や船にシフトすればいいだけとのこと

なるほど!! これだけでもかなりのCO2の削減になる!
鉄道のほとんどは電気で動いているから、環境問題に大きく影響がなく、トヨタでも部品を送る際に環境をやさしくするために鉄道を利用しているというニュースもご覧なったことがあります。
船は煙突からモーモーと煙を出して環境に悪いのではないか?と思われるでしょうが、一度に荷物を多く運ぶことができ、それぞれトラックで運ぶのと、船で一気に運ぶのとでは、CO2の排出量がかなり違います。実は船も環境にやさしい乗り物なのです。

今後、CO2をできるだけ排出しないように開発するのはよろしいですが、現状を考えれば、元々エコな乗り物に切り替えてもらうよう、エコな乗り物に支援して発展させることが大事だと思います。
問題は、トラックドライバーの失業者が出てしまうことですが・・・。

政府には交通機関は車だけでないので、他の交通機関にも考えて欲しいです。
日本はただの車社会ではありません。鉄道社会でもあり、船社会でもあります。ほっとくのではなく、もっと有効活用をすべきです。

rumirumiferry at 13:52|PermalinkComments(3)TrackBack(0)clip!ニュース 

2009年09月07日

鉱山祭り 佐渡島 その3

78826405.jpgたまたまだった、そんなのあるのはわからずに佐渡に行った。
この日、丁度、佐渡島相川地区では鉱山祭りが行われ、行きの「おけさ丸」であったような鬼太鼓が行われていたり、夜にはおけさ流しが行われていました。
たまたま佐渡の伝統文化を味わうチャンスとなったわけです。
私は各地いろんなところへ行ってきましたが、祭りのために旅行をするのは札幌の雪祭り以外、どこにも行ったことがありません。いつかは行こうと思っても、関心がなかったり、関心があっても忘れてしまったりしてしまいます。
自分が生まれた場所、実家、今、住んでいる場所、それぞれ特に大きな祭りなんて1つもありません。このような伝統文化の祭りがあるのは大変、羨ましく思います。

食事が終わり、少し休憩したところで相川地区へと行ってみます。
行ってみるとなんだか真っ暗で本当に祭りが行われているのかちょっと心配になってしまいましたが、商店街の方へ行ってみると、人がたくさん見えました。中にはカメラのフラッシュも見えます。
その集団へと向かってみると、なんと、おけさ流しをやっていました。次々とおけさを踊りながらやってきて、踊りの後ろには笛や三味線、太鼓など曲を流したり、歌を歌ったりと、中学生の団体や年配の団体があったり、上はおじいちゃん、おばあちゃん、下は幼稚園児ぐらいの小さな子供まで、ずらっと踊っています。これがしばらくの間、続くのです。(写真)
なんだか羨ましいなー。私もこの中に入ってみたい、そんな伝統文化溢れた場所で生まれ育ちたいなーなんて。都心の盆踊りでは、私が小さかったころは子供も大人も踊っていた、しかし、今はおじいちゃんおばあちゃんのみだったり、盆踊り自体がなくなったりと寂しくなっています。けど、ここは若い人も踊って、なんかいいなぁー。
ずっとこの伝統文化が続くといいですね。

翌日の夜も鉱山祭りが行われ、花火が上がるそうです。しかしながら明日の昼には佐渡島を出ないとなりませんので、この日の夜しか祭りを楽しむことができませんでした。

rumirumiferry at 21:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!短距離航路 

2009年09月06日

またフィリピンでフェリー沈没



ニュース転載としてテスト書き込みです。

先ほど、ヤフーでニュースを見たところ、フィリピンでフェリーが沈没したという記事を見かけました。
ま、ま、またですか・・・。
前の「フェリーらいらっく」も今回も、原因が台風の大時化によるものみたいですね。
フィリピンって、日本よりも安全基準が甘いのでしょうか? あまりにも事故が多すぎます。
フェリーの写真を見ても、あまりにも変な形ですよね、バランス悪そう・・・しかも2006年、2007年も事故を起こしているようで、それでもよく動かしているなーと・・・。


フィリピンではフェリー事故が多いけど、日本のフェリーと一緒にしないで欲しいです。
安全基準が違うと思いますので。

rumirumiferry at 22:01|PermalinkComments(9)TrackBack(0)clip!海外 | ニュース

美しい夕日を見る 佐渡島 その2

894b73a4.jpgトキを見た後、宿到着予定時刻まであまり時間がありません。時間に余裕があったら山を経由して佐渡の自然を楽しみながら宿がある北西へと向かいたいのですが、島の中心部、国道350号線を経由し、宿へと向かいます。
天気は曇り時々雨、決して良くはありません。宿からは海に近く、晴れていれば美しい夕日が見れるとのことですが、この天気では期待できないでしょう。

しばらく田園風景が続く、しばらくすると道路沿いがだんだんと発展していました。まず見かけたのはコンビニ、島にはコンビニがないところが多いですが、さすが佐渡、セーブオンが何軒かありました。
更に洋服屋の「しまむら」これは2軒もあったのはびっくり! 他に「モスバーガー」などファーストフード店があったり、大きめのスーパーがあったり、「牛角」などファミレスがあったり、島ではなく陸の極ありふれた国道沿いのような感覚でした。
とにかくすごい! これらの品物はすべて船で運ばれているのでしょうね。佐渡汽船があるからこそ、いろんなお店があるのかな?

途中で国道350号線から離れ、相川地区の北東にある宿へと向かいます。相川地区も発展している地域で、島の中心部ほどではありませんが、商店街があったり、時には神社があったりと、こちらは歴史を感じるような町並みのような感じがします。金山や奉行所もこちらの地区です。
相川より北東に行くと景色がとてもきれいな尖閣湾があり、宿はその手前、達者海岸の近くにあります。

到着予定時刻より15分遅れで到着。極普通の民宿で、大きめの鯖トラの猫ちゃんが入り口でお出迎えをしていました。
到着したときも雨が降ったり天気が良くなく、これでは夕日が見れないとちょっと残念に思っていましたが、夕食の途中、部屋中が赤っぽくなったなーと思って後ろを振り向いて窓の向こうを見ると、なんと日が射してきたのではないでしょうか?
食事途中ですが、慌てて外に出て海へと向かってみると、いつの間にか海側が晴れていて、上の雲と下の海に反射しているのか、オレンジ色が増してとてもきれいな夕日でした。(写真)

rumirumiferry at 21:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!短距離航路 

2009年09月05日

国道350号線 佐渡島 その1

f7abb53c.jpg佐渡島の話に戻ります。行ったからには島の紹介をしておきたいので、ちょっと佐渡島島内の話をします。

新潟発の「おけさ丸」に乗って佐渡島両津港に到着です。
離島航路の港は漁村近くだったり、砂浜があったりすることがありますが、両津港は島とは思えない、すぐ近くには車がバンバン走る道があったりと、島ではなく陸の港かと思うほどな場所です。自分が行った離島の中で、こんなに発展している島に行くのは初めてなので、佐渡島がどれだけすごい島なのか、ちょっと気になってしまいます。

まず真っ先に向かったのは道の駅。佐渡島には両津港から小木港を結ぶ国道350号線があり、道の駅まであります。
国道350号線は佐渡島だけではありません。起点は新潟県新潟市内の国道8号線と国道7号線を結ぶ交差点で、終点は新潟県上越市内の国道18号線の終点と同じ場所にあります。なんだか不思議に思いませんか? 実は、佐渡汽船の新潟〜両津、直江津〜小木の航路も国道なのです。国道350号線は船によって結ばれています。
道の駅に向かう途中、佐渡島の田園風景を見ます。佐渡島はお米の産地で、あちこちに田んぼを見かけます。どんどんと道を進むに連れて、島という感覚がなくなってくるんですよねー。よくある島のようにどかんと大きな火山があるわけではないし、海が見えない場所だって当然あるわけだし、なんだか普通に新潟県内の陸を走っている感覚とさほど変わりありません。

道の駅でちょっと買い物をしてから、次はトキ保護センターの隣のトキの森公園へ向かいます。道の駅からはそんなに遠くはないです。
トキ保護センターは入ることができず、トキの森公園よりトキを見ることができます。檻の中に入っているのは撮影上、残念ですが、本物のトキを見ることができて良かったです。(写真)
一時期、トキの絶望の危機がありましたが、中国からの輸入によりなんとか増やすことができ、今では数羽ずつ佐渡より日本国内へと向けて羽ばたかせています。佐渡島へ行って、トキの森公園でなく、田んぼなどでもしトキを見かけたら、ラッキーかもしれません。
どんどんと数を増やし、再び日本各地の空にトキが見られるように、いずれ東京にもやってきて欲しいなぁーなんて思ってしまいます。

rumirumiferry at 22:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip! | 短距離航路

2009年09月04日

高速道路無料化 あくまでも理想論

最初から言います、あくまでも『理想論』です。

衆議院選挙で民主党が圧倒的に勝ち、マニフェストとしてある『高速道路無料化』についてどのような対応されるのか注目しています。
私としては渋滞、環境問題、他の交通機関、物流の遅延など、いろんな問題で反対をしていますが、条件次第では賛成します。

その条件とは・・・

・渋滞する箇所と陸と陸を結ぶ橋またはトンネルは有料

具体的に
滅多に渋滞にならない北海道、沖縄は全域無料。電車の本数が少ないような地域は無料。
有料区間は、首都高などの都市高速道路、陸と陸を結ぶ橋・トンネル、渋滞する地域、例えば関東圏であれば、東北道「浦和〜那須」、常磐道「三郷〜水戸」、関越道「練馬〜水上」、京葉道、東関東道(空港があるため)、館山道、富津館山道路、中央道「高井戸〜甲府昭和、中津川〜小牧」、小田原厚木道路、東名「東京〜静岡、浜松〜小牧(東名の方が都市部が多いため無料区間が少ないです)」など。
高速代は毎日終日、従来の半額とする。
圏央道と北関東道は渋滞緩和対策の迂回路として使えるため、無料の方がいい。
ただし、ここまで細かく設定すると、料金の計算が複雑になるのが欠点ですね。

・他の交通機関への支援

特に車も利用するカーフェリー、できれば鉄道も飛行機も支援して欲しいところ。
フェリーの場合、短距離航路の場合は車代を橋の高速代と同じとし、車と人は別に計算をする。(現状はドライバー1人分の運賃が含まれている)人の運賃は現状のまま。
長距離フェリーの場合は、車代を高速代のトータル×割り増し分(割り増し分は高速道路と対抗できる範囲で)こちらも車と人の運賃は別とし、人の運賃は現状のまま。
車のみの場合は車代に1人分の2等料金が追加される。(乗ってなくてもドライバー分を払うことになる。これは今と同じ)
これは、南海フェリーが車代1000円にしたところ、高速道路と充分に対抗できたという結果が出たので、高速代と同等の価格(長距離はちょっと割り増し)が妥当だと思いました。
離島航路、北海道航路は高速道路とあまり関係ないですが、こちらも支援を行い、車代を従来より安くする。(公平にするためと、北海道・島への発展のため。割合は会社ごとで決める)

・サービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)の拡大

SA、PAの駐車場に空きがないと、渋滞の原因ともなる。もっとスペースを広げるか、もしくは時間制(例えば2時間以上停めていたら駐車料金がかかるとか)があると良い。
でも、時間制にすると、仮眠を取る場所がなくなるのが欠点、トラックドライバー大激怒でしょう。
混雑する場合は誘導員がいると良い。

・税金を増やさず

これ重要。無駄な税金と言われていたお金で何とかやってください。無料化のために増税は反対です。


以上、これなら納得できます。

rumirumiferry at 14:44|PermalinkComments(6)TrackBack(0)clip! 

2009年09月03日

フェリーのためなら何でもやってやる!!

3b12ea6c.jpgフェリーよ、諦めちゃいかーん!!

高速道路が何よ!!

良い知名度を上げて、寝台列車のように盛り上がろうよ!!

昨日の続きになってしまいますが、ここで宣言します。

『フェリーのためなら私が何でもやってやる!!』

以前、テレビ出演の依頼のメールが届いたことがありました。どうやらこのメールはあちこちのフェリー関連のサイトを管理している人に送られたようで、結果、どのようになったのかわかりませんが、私の方ではこのメールに気付いたのが遅くて、まったく返信もしないで終わってしまいました。たぶん早く気づいたとしても、出演をお断りしていたと思います。

けどね、ここまでフェリーが危機となると、日本国民すべてにフェリーの良さをアピールしたくなるのです。
もしテレビ出演や雑誌(物による)などの依頼がありましたら、是非とも私にやらせてください!
私はそこまでしてこの危機を何とかしてあげたいのです。

船の素晴らしさを伝えるのはマスゴミではない、私たち船が好きな人たちがやるべきではないでしょうか?

私は諦めません!! ブームを起こしたいです。


こんなこと書いても、依頼は来ないでしょうけどね・・・。気持ちだけは受け止めてください。

写真は、海鳥と遊ぶ親子(佐渡汽船「おけさ丸」より)

2009年09月02日

人気のある寝台列車と比べて フェリーにも頑張れる、はず

3763923c.jpg次に、帰りに利用した寝台特急「カシオペア」
「カシオペア」も「北斗星」も人気ですねー。1ヶ月前の予約は取れなかったし、キャンセル待ちしてようやく取れました。旅行会社にキャンセル待ちしても難しいと言われたので、一応は帰りをどうしようかとも考えたけど、まあ、確保できて良かったです。
(ちなみに取れなかった場合の帰りは新日本海フェリー「ゆうかり」+新幹線の予定でした)
私はフェリー好きだけど、一度でもいいから寝台列車も使ってみたかったのです。

さて、利用してみてどうだったのか・・・
人気の理由は、鉄道ファンの多さかな? フェリーファンなんて少ないですもんねー。ファンが多いほど知名度も上がっていくし、その点、フェリーは悲しいことに弱いです・・・。
そして東京から札幌まで結んでいるのも1つの理由でしょう。フェリーで以前、釧路から東京まで繋がっていましたが、釧路は札幌に遠く、24時間以上の運航ということもあって、旅客を乗せず、RORO船(貨物のみ)となってしまいました。時間がかかるというのがネックですね・・・。

けど・・・
寝台列車もフェリーも、どちらも共通として言えるのが、
「単なる交通機関ではない、優雅な旅」
なのです。
飛行機であっと言う間ではなく、ゆっくりと景色を眺めながら、移動も旅として楽しめるという、とても素晴らしい旅を味わうことができます。夢空間の中、過ごすのだから、ホント、優雅ですよねー。

ただ・・・
寝台列車はフェリーと比較するとかなりコンパクトな印象です。どちらかと言えば、鉄道ファンには申し訳ないですが、フェリーの方が広くて自由に動くことができ、まるで動くホテルような感覚となります。たとえ寝台クラスであっても、パブリックスペースが豊富で、レストランも広く、なんと広々としたお風呂までは入れてしまう、かなり優雅な移動だと思います。
フェリーは揺れれば船酔いが心配だし、フェリーターミナルは遠いし、いろいろと難点がありますが、寝台列車もいいけど、是非ともフェリーにも挑戦して欲しいと思います。
特にお子様連れの家族や若い人たちに利用し、今後もフェリーの発展をつなげて欲しいと、私は願っています。

だからね、もっともっと、みんなにフェリーの優雅さを知ってもらいたいと、私は思います。
高速無料が何だ!!寝台列車は運賃が高いのに頑張っている!!だから、フェリーも、もっともっと頑張らなければならないんだ!! 諦めてはいけない、後退してはいけない、寝台列車に乗ってより感じてしまいました。

太平洋フェリー「きそ」の乗船記はのちほど。「きそ」は満席というほどではありませんが、一般客で賑わった船内となりました。いつもこんな感じならいいのになーって思いますね。
「カシオペア」の乗車記はやるかどうか検討中です。ご希望があればやります。(ここはフェリー中心のブログだから、電車の乗車記はどうなのでしょう??)

写真は、函館駅での牽引車との接続シーン、展望車で子供たちが喜ぶ姿も

rumirumiferry at 22:57|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!電車 | 船旅推進