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札幌の女性強盗殺人 起訴内容認める 地裁初公判

(08/31 16:16)

 札幌市北区の路上で今年1月、買い物帰りの女性を殺害し、持っていた商品を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた住所不定、無職石黒志信(しのぶ)被告(40)の裁判員裁判初公判が31日、札幌地裁(園原敏彦裁判長)であり、石黒被告は起訴内容を認めた。判決は9月3日の予定。

 道内の裁判員裁判で、法定刑が死刑か無期懲役の強盗殺人罪を審理するのは初めて。

 冒頭陳述で検察側は「パチンコなどで金を使い果たした被告が、数万円欲しさに偶然通りかかった被害者を襲った」と指摘。弁護側は「被告はこの裁判で科せられる刑に服す覚悟だ」と述べた。

 起訴状によると、石黒被告は1月18日早朝、札幌市北区百合が原の歩道で、兵庫県西宮市の杉本稲子さん=当時(72)=の首や胸をナイフで15回刺して殺害し、紙パックの日本酒など計8点(約900円相当)を奪ったなどとしている。事件当時、杉本さんは現場近くの長男宅に滞在中だった。

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