2009年08月

2009年08月26日

船ふぉと掲示板、およびブログのコメントについて

ネタがないというわけではないのですが、この場を借りてご報告します。

船ふぉと掲示板にて不適切な書き込みが増えています。
たぶん自動投稿によるもので、当掲示板では数字チェック(書き込み後にどの数字が見えるのかチェックをする)などの自動投稿防止策がなく、常にホストを確認し、そのホストを投稿禁止にする対応を行っています。
そのため、以下のホストはただいま書き込み不可能となっています。
(*は任意)

i220-220-209-168.s06.a027.ap.plala.or.jp
ntoska*.oska.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp
PPPax640.osaka-ip.dti.ne.jp
d*.HosakaFL*.vectant.ne.jp
194.8.75.12
ZU204062.ppp.dion.ne.jp
7c29660b.i-revonet.jp
i218-47-62-252.s06.a027.ap.plala.or.jp
p1061-ipbf1108osakakita.osaka.ocn.ne.jp
pl077.nas949.p-osaka.nttpc.ne.jp
NWTf*.ppp11.odn.ad.jp

ocnや、plala、infoweb、odnなど極普通のホストが多いです。ほとんどが大阪ですね。また書き込まれた場合、書き込み不可能のホストが増えます。
ありふれたホストですので、もしかすると書き込みができない場合があります。書き込んだけど書き込めなかった人がいましたら、私の方にご報告をお願いします。
ご迷惑をおかけてして申し訳ございません。

また、当ブログのコメントについてですが、コメントをした後、管理者(私と、たまにW.O)が確認した後、表示することになっております。
不適切なものはもちろん、基本的には匿名によるコメントを表示させないようにしています。匿名でありたい気持ちはわかりますが、匿名が多いと荒らしなどが増える原因となりますので、匿名による書き込みはご遠慮お願いします。
ただし、表示せず、指摘など管理人に伝えたい場合は匿名でも構いませんので、何かありましたら是非ともコメントをお願いします。

以上です。

追伸
コメントが荒れているのかと思われるでしょうが、実際にはあまり荒れてはいません。


2009年08月25日

さっさと下船へ おけさ丸 第9夜

cea58094.jpg防波堤が見え、もうすぐ下船です。
今回は車なので、さっさと荷物をまとめることにします。乗船時は乗用車5台目で出口付近に車が置かれたので、なるべく早めに車両デッキへ向かわないとなりませんね。もし下船が開始された時点で車両デッキにいなかったら、後ろがつまって大迷惑です。
佐渡汽船には初めてなのでわかりませんが、このような短距離航路の場合、次の乗船がすぐに開始されるため、さっさと下船の作業が行われ、さっさと車を出します。なので、なおさら早めに車両デッキへと向かわなければなりません。

そうそう、部屋の説明で抜けていましたが、特等は完全個室であっても、鍵はありません。なので、下船時に鍵を案内所で渡したり、従業員が鍵を受け取りに来ることはありません。
鍵がないということは、パブリックスペースやトイレへ行く際、必ず貴重品を持って行動しないとなりませんね。基本的に特等の階は特等以上のお客様しか入れませんが、従業員が入り口で監視していませんし、勝手に誰かが部屋に入ることだってありえるかもしれません。貴重品には気をつけなければなりませんね。
ちなみに部屋からは鍵がかけられます。

まだ着岸していない時点(たぶん、外をじっくり見てないのでもしかしたら着岸してたかも??)で、車両デッキへ向かうように案内がありました。この放送を聞いてすぐに車両デッキへと向かいます。
エントランスではかなりの人がいっぱい、団体客も多く、個人の徒歩客もたくさんいます。人ごみの隙間をぬって車両デッキへと向かうエスカレーターまで辿り着きます。
車両デッキに入ると、すでに車に入っている人が何人か。みなさん早いですね・・・うちがいつも遅すぎるだけか?
けど、なかなか出発しないし、車両タラップもまだまだ開きません。いつものようにゆっくりしても大丈夫だったかな? いや、いつ下船開始になるかわからないので、早めに行く方がいいですよね。下船と次の乗船時間の間が短い短距離航路としてはちょっと時間がかかるかな?と思いました。
前方より明かりがようやく見え、いよいよ佐渡島に上陸します。(写真)


お詫び、というかお詫びというほどでもないけど。
最近、船に乗っているときに動画をよく撮りますが、充電器を車内に忘れてしまい、電池切れのためあまり撮っていませんでした。すみません・・・。

2009年08月24日

鬼太鼓って? おけさ丸 第8夜

ec1bf26a.jpgレストランで食事中、何やら度派手な雰囲気になりました。イベントホールを覗くと、怖い仮面を被った男性が太鼓を叩いたり、何か激しいイベントが行われています。これは鬼太鼓という佐渡の郷土芸能でもあります。(写真)
じっくり見てみたかったのですが、食事中なもんで・・・たまにちょっと後ろをちらりと振り返ったりして見ていただけです。
その様子・・・怖い仮面のお兄さんがたまに太鼓を叩いたり、ホール内をあちこち歩き回ったりしていたような。なんだかこのお兄さんが近づくと、子供が泣いちゃいそうな感じ。
そうか、特等側のエントランスにいた男性たちは、この鬼太鼓の団体だったのですね。

こんなイベントがあったのはたまたまぶつかったものであり、予約時にはまったくそんな情報はありませんでした。公式サイトによれば、この日限定だったようです。佐渡の文化が味わえるイベントと重なって、非常に良い船旅に出会えたと思います。

食事が終わり、鬼太鼓が終わり、部屋に戻ろうとしたところ、途中のゲームコーナーでちょっと気になるものがありました。それはファミコンです。
懐かしいゲームがたくさんあり、W.Oがさっそくスーパーマリオをやってみました。すんなりと8面まで行き、久々のプレイなもんで8−2で詰まってしまい、けど、この面は1UPきのこがいつでも取れるからなかなかゲームオーバーにならないし、時間が経ってしまいました。
その間、私が部屋に戻ると、テラスに出てみたら、もう佐渡島周辺を運航し、もうすぐ到着する感じでした。しばらく経つとW.Oが戻ってきて、そろそろ時間になるので途中でやめてきた、なんて、マリオはほったらかしです。ピーチ姫、かわいそう・・・。

2009年08月23日

お盆後の高速道路

0時半ごろ、ようやく自宅に到着しました。

お盆の後だから、高速道路がそんなに混んでいないだろうと思って、友人の車で新潟へ行って帰って来たのですが、行きはスイスイ、しかし、帰りは各高速道路で渋滞が発生し、関越道では花園あたりをなんと25kmも渋滞していました。
これはまだ甘い方であり、私が情報を見た限りでは、キングオブ渋滞の中央道下り小仏トンネルが40km、しかも1時17分現在、いまだに渋滞、最も長かったのが東名大和トンネル50km・・・

あの・・・まだお盆ですか?

この現象は定額1000円になってから、普段の日曜日でも帰りはこのような状況が続いています。
原因は定額1000円による利用率の増加、それだけでなく、事故が多発したり、スピードに乗れない車がいたりなど、渋滞の原因はいろいろとあります。困ったものです・・・。

お盆後だから空いている、これは間違いでした。お盆は混んでいるから、次の週にまわそうとした人がたくさんいたかもしれない、特にお盆に関心のない若い人や夏休みがお盆だと決まっていない人は、ずらして違う日に出かける人が意外と多かったのもあるでしょう。そんな読みはみんな同じっていうことで・・・確かに、渋滞を回避するために朝早く出発する読みをする人も多いですよね。朝早くから車の数が多いわけだし。

私たちが渋滞スタート地点の藤岡ジャンクション手前、駒寄パーキングエリアで渋滞を確認したところ、20kmに減りましたが、渋滞を抜けるためには55分もかかるということで、藤岡ジャンクションで左折し、桐生方面へ向かい、佐野インターより東北道を経由して帰ることにしました。
さっさと北関東道が結んでくれれば、少しでも渋滞回避になるのでは?と思うんですけどね・・・。

それより、高速代が安いこと自体、迷惑です。無料化になったらもっと大変でしょう。

高速代定額1000円になってから何度も高速を利用していますが、毎週、お盆並みの渋滞は勘弁です。
1000円なんて安すぎ! そりゃ、他の交通機関が高く感じる! 道路の維持費だって大変なんだから!(ネクスコも無料化に反対だそうです)
従来の半額にする方が、渋滞、他の交通機関とのバランスが良くなるのではないかと思います。

また高速道路の話をしてしまいました。この渋滞は異常です。

(記入:8月31日1時半)

rumirumiferry at 23:59|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip! 

2009年08月22日

隣の人たち おけさ丸 第7夜

f2eb97cf.jpg警察署の演奏会が終わり、イベントはこれだけではありません。
次は佐渡おけさが始まります。すると、6人の黒い和服を着た女性が現れたではないですか。この人たちはどこかで見たことがあるような・・・そういえば、1人は隣の部屋のテラスより、子供たちと一緒に海鳥にエサをやっていた人でした。
どうやらイベントの出演者たちは特等など、個室を使って待機をしているようですね。なるほどー。特等領域のエントランスにいたお兄さんたちの団体もきっと出演者たちなのでしょう。
ちょっと狭い舞台ですが、6人の女性たちが曲に合わせて踊っています。ここで佐渡の民族舞踊を見れるなんて、なんだか嬉しいかも? 「おけさ丸」で「おけさ」、なんかダジャレっぽい・・・。

いったん部屋に戻ります。運転で疲れているのでしょうか?W.Oがベッドの上でぐっすり寝ていました。もうすでに航海は真ん中を過ぎていて、テラスで確認すると、ちょっと靄がかかっていますがほんのり佐渡島が近づいているのが見えています。(写真)
乗船前に朝食を食べましたが、昼食はまだ食べていません。ここで食事しないで現地で昼食を取るのもいいですが、昼食が遅すぎると民宿での夕食が食べられなくなってしまうので、今のうちに軽く昼食を取ることにします。
寝ているところ悪いけど、起きろー、そろそろ食べに行くぞ!とW.Oを叩き起こし、レストランへと行きます。

レストランはイベントホールへ行く途中にあり、規模はそれほど大きくはありません。しかし、メニューはそこそこ豊富で、佐渡で取れた海苔(何ていう名前だか忘れた)が入っているラーメンやそばなど、中でもおいしそうに見えたのはアミエビの出汁で作った冷やし坦々つけ麺です。
量がそれほど多くはなく、今、食べるには丁度いいかも? とてもおいしいです。
乗船時は昼発だったせいかレストランでは人でいっぱいでしたが、半分以上を過ぎるとだいぶ人が減り、テーブルが空くぐらいとなります。もしテーブルに空きがなければ、隣のイベントホールで食事しても良いみたいです。

2009年08月21日

海を見ながら演奏会 おけさ丸 第6夜

95b1d392.jpg特等の説明は前にしたので飛ばして・・・

スイートは特等のもっと奥に行ったところに階段があり、そこを上がって向かいます。
見たことがないので詳しいことはわかりませんが、公式サイトの写真を見る限りだと、応接室とベッドルームがある、とても広い部屋です。定員何名なのかわかりませんが、応接室を見るとかなり座れるのでたくさん人が入れそうな気がしますが、部屋料金ではなく1人あたりの料金なので、人が増えるにつれて高くなりますね。ベッドが2つだから、定員2名かな?
この日はスイートを使っている気配はなかったです。

イベントホールにてイベントが行われるため、行ってみることにしました。
すでに人が溢れてて、と言うより、2等客が溢れてしまってイベントホールで過ごしている人がいるという感じかな? もちろん、イベント目当てでいる人もいます。お弁当を広げて食事をしている人や、カメラを持ってイベントを待つ人や様々です。
ペット専用席の方を見ると、犬が3匹いました。小さい犬が1匹、大きな犬が2匹です。大型犬の場合、船によってはペットルームに預けられない場合がありますが、このペット専用席なら預けることもなく、安心して船旅を楽しめることができますね。
しかし、犬が暑くてへたばっている様子も・・・まあ、クーラーのない外部デッキですから、それは仕方ないですねー。

いよいよイベントが始まります。(写真)
まずは警察の吹奏楽団による演奏です。舞台で演奏が行われます。舞台の横っちょにはエントランスにいた丸いトキが2匹いて、演奏に合わせてリズムに乗っていました。
船旅に演奏会、いいですよねー。しかもここイベントホールは2階が完全外部デッキであり、全体的に明るく、海を見ながら演奏を聴くことができます。とても優雅な船旅になりそうですね。
外部デッキに出てみると、まだ海鳥にエサをやっている人がいて、数羽の海鳥が船についてきています。海鳥たちも演奏を聴きながら飛んでいるのかな?なんて思ったりも。

2009年08月20日

禁酒席がある おけさ丸 第5夜

14d37b3d.jpg「おけさ丸」は約5800トン、昔は1万トン級と自慢していましたが、これは国際トン数で表したもので、現在は紛らわしいのか日本の総トン数に合わしています。(クルーズ客船の場合、2万トンとかなり大きい数値で表していますが、これは国際トン数で、日本の総トン数に合わせるとだいたい1万トンしかありません)
車両積載能力は大型バス32台と乗用車48台または乗用車290台、この日は満車状態で、バスと貨物は数台ですから、乗用車は250台近く乗ったことになるでしょう。すごい数です。
離島航路としてはかなり規模が大きい方で、部屋やパブリックスペースも豊富にあります。

等級は2等、1等和室、1等椅子席、特等、スイートの5種類があります。

2等は普通の絨毯敷きの大部屋で、この日はかなりの人でいっぱいになっていました。横になって寝ている人が多く、これだけいっぱい人がいても「横になるな!」と注意する気配はまったくありません。溢れてしまった人はパブリックスペースの椅子で過ごしたり、中にはエントランスにシートを敷いてそこに居座る人もいます。でも、公式サイトで確認したところ、混雑している場合、本当は横になって寝てはいけないようなことが書かれていますが・・・。
最近では相部屋はすべて禁煙席と扱われていますが、ここでは禁煙席だけではなく、なんと「禁酒席」という部屋が一部あります。佐渡はお酒が有名で、酒盛りをやるお客様がいるのでしょう。酒盛りがあると、うるさい、臭い、など、人によっては不快感を与えることがあります。私だったら、お酒の匂い(特に日本酒はダメ)が苦手なので、迷わず禁酒席の方へ行ってしまいそうです。
枕、毛布は用意されてなく、毛布はお金を払って借りることができます。

1等は和室と椅子席があり、和室は長距離フェリーの極一般的な2等部屋のようにマット、箱枕、毛布があります。この部屋なら寝具はあるし、必ず横になれるから、疲れている人や船酔い防止として横になりたい人にとってはいい部屋かもしれませんね。普通の2等よりはちょっと横幅が広いかな?
私にとっておすすめなのが椅子席の方です。椅子席と言っても、普通の椅子席ではありません。背もたれがあるだけで、楽な体勢で過ごせるような、椅子というのか、なんて言うのかちょっと説明しにくいものです。写真を見ればなんとなく想像つくでしょう。
背もたれはリクライニングが可能で、全部倒せばほとんど横になれる状態になります。幅は和室よりも広く、しかもこっちの方が相部屋感覚がないので、隣がどうしても気になってしまう人にはこの部屋の方がいいかもしれません。
ただし、このような椅子は「おけさ丸」と直江津航路の「こがね丸」で、もう1つの「おおさど丸」は普通のリクライニングシートです。
私が見た限りだと、和室は男性の率が高く、椅子席は女性の率が高かったような気がします。

2009年08月19日

海鳥と一緒に島へ おけさ丸 第4夜

1c42f19a.jpgいよいよ出港です。
出港時は部屋に戻っていたかな? 「おけさ丸」の特等には椅子、テーブルつきのテラスがあって、そこから優雅に海を眺めることができます。
ん? 下の外部デッキでは海鳥がたくさんいるではありませんか? お客様がエサをやっているようで、海鳥がそちらに集中しているようです。
そういえば、新日本海フェリーのターミナル側より前の便「おおさど丸」の出港を撮影したところ、外部デッキには人がたくさん集まって、海鳥がそれについていくような感じでした。まるで観光船のようです。
この海鳥たちはずっと島までついて行くのかな??
エサをやる人の手をよーく見ると、エサはかっ○えびせんですね。海鳥のエサといえば、パンの耳かかっ○えびせんが多く、なぜかっ○えびせんが定着していますね。しょっぱいけど、大丈夫かな?
下にいるお子様の手にはかっ○えびせんがあり、それを海鳥がパクッと食べて去っていきます。かっ○えびせんを投げると、海鳥がキャッチしたり、たまに失敗して落としてしまったり、今日は客が多いので、海鳥にとっては幸せな一日かもしれませんね。

隣の部屋の子供もかっ○えびせんを持ってテラスにやってきました。投げるのですが、なんかうまくいかない・・・母親でしょうか?黒い和服を着た女性が現れ、子供の変わりにかっ○えびせんを投げると、海鳥がうまくキャッチしました。
どうも隣の部屋、黒い和服を着ている女性が数名いるようです。黒い和服でも、喪服ではありません。
別の部屋にはかわった服装を着た人がいたり、入り口に何か大きな荷物が置いてあったりと、どうも普通の客ではないようです。
逆の隣のお客様、こちらは若いカップル(夫婦?)でした。こちらは普通のお客様です。
佐渡汽船の場合、特等の部屋を利用すると、ドアに○○様と書かれた紙が貼られています。先ほどの黒い和服の人が入っている部屋は○○様ではなく、違う内容で書かれていました。やっぱり普通の客ではなさそうです。
この話はのちほどネタを・・・。

佐渡汽船の特等はコストからすると非常におトクな部屋です。
お風呂やトイレは付いていませんが、部屋は広めで、ベットがあったり、ソファーがあったり、テレビがあったり、立派なテラスまであったりと、短距離ではもったいないぐらい質の高い部屋です。しかも1等は相部屋ですが、特等は絶対に相部屋にはなりません。
それなのに、価格はなんとジェットフォイルよりちょっと高いぐらい、これは驚きの価格ではないでしょうか?
特に私が気に入ったのはテラス(写真)で、椅子とテーブルがあり、とても贅沢な気分を味わうことができます。
短距離だから2等でも大丈夫だと思ってしまうかもしれませんが、例えばテラスで誰にも邪魔されずにゆっくり過ごしたいとか、ドライブの疲れで少しでも仮眠を取りたい人にとっては、特等を使う価値があるかと思います。

2009年08月18日

ペットと一緒に船旅も おけさ丸 第3夜

375d6a78.jpg船尾側に行ってみると、ゲームコーナーを抜け、レストランの横を通り、突き当たりには大きなイベントホールがあります。ステージがあり、ここでイベントが行われるようです。ただし、繁忙期の場合はイベントがなく、ただのパブリックスペースとして扱われます。
イベントホールは天井が高く、1階には丸いテーブルと椅子、側面側にはテーブルと椅子があり、真ん中の天井が吹き抜けとなっています。
2階にあがると壁がなく外部デッキの一部で、吹き抜けより1階で行われるイベントを上から眺めることができます。その周りにはテーブルと椅子がいくつか、側面には椅子がずらっと並び、2箇所、ペット用のスペースもあります。(写真)
このペット用のスペースがいいこと。ペットと飼い主がここで一緒に船旅を楽しむことができるという、なんとも嬉しいサービスです。外部デッキなので、寒かったり暑かったり、時には波が被ったりすることもあるでしょうが、一緒に過ごせるのはありがたいですね。

外部デッキに出てみました。船尾側を見ると、まだまだ乗用車が続々、船に入っていきます。まだ完全に終わってないみたいですね。すごい数です。いったい何台入るのでしょうか? 車代1000円と高速道路代1000円の力はすごいものですねー。
いつもこんなに車が載ってくれると大変、嬉しいですが、この日だけでなく、1000円でなくても、徒歩でもいいからまた乗船して欲しいと思ってしまいます。佐渡を気に入ってくれるかなー。そんな私も1000円で釣られてしまった人の1人ですが。笑
私はあちこちの島へ行きました。伊豆諸島では御蔵島以外は行ったことがあり、北海道では奥尻島以外は行っています。このまえは田代島の話もしましたね。三河湾の島へも行った、けど、佐渡島へ行くのはこの日が初めてなのです。ちょっと意外かな?
佐渡島といえばトキ、これは絶対に見ておきたいですねー。あと、ジェンキンスさんにも会いたい! 他にも金山があったり、いろいろと魅力がありますが、ちょっと島にいる時間が短いのでどうかな?

やっと乗用車の乗船が終わり、もうすぐ出港となります。

2009年08月17日

フェリーがなくなるとどうなるか? わからない人へ

1616a5a8.jpgまた話がずれてしまってすみません。
高速代1000円や無料化で、フェリーの存在をなくしても問題ないと言う発言もあったりしますので(特に何もフェリーのことを考えない政治家)、私の経験話を例に「フェリーの大切さ」を伝えます。

2008年2月、大阪南港より「さんふらわああいぼり」に乗って九州へ向かった話です。
出発前、東海・関西地区で雪が降る情報は天気予報で知りました。最近の雪の地球温暖化により降っても積もらないことが多いので、それほど気にはならなかったのです。
早めに自宅を出発し、時間的に余裕だったので、伊良湖より伊勢湾フェリーに乗って遠回りをして伊勢経由で大阪へ向かうことにします。(これは元々予定でした)

が、鳥羽に着いたころ、真っ白・・・伊良湖の時点では積もるかどうか微妙だったので向こうも大丈夫だろうと思ったのですが、大違いでした。
ますます雪が積もり、道路状況は最悪。あちこちの高速道路や名阪国道で通行止めがあったり、一般道や動いている高速道路ではほとんど動かないほどの渋滞になったりと、伊勢方面はまるで陸の孤島状態となっていたのです。
たとえ渋滞がなくても道は危ない、チェーンをつけてもスリップしやすいし、上り坂で立ち往生する車だって何台かあったり、雪で見分けがつかなくなった道路脇の溝にはまる車が数台あったり、非常に危険です。
結局、予定到着時間より6時間を超え、もちろん船にも間に合いませんでした・・・。
(この話は当ブログの2008年2月13日からの記事にて詳しい話が書かれていますので、是非、ご覧になってください。)

この話は船でショートカットすることができないので参考外ですが、これがもし逆に伊勢から関東方面へ向かうとするなら、どう対応すべきでしょうか?
伊勢道は通行止め、伊勢湾岸道や名古屋高速も通行止め、愛知県内の東名は動けないほどの渋滞、一般道も激しい渋滞、さて、どうする?

よーく考えてください。正しいルートが1つあります。

それは「伊勢湾フェリー」です。
伊勢湾フェリーはこの大雪でも欠航にはなりませんでした。なぜなら、波高はそれほどでもなく、大雪が降ろうとまったく影響がなかったからです。(UPされている写真を見れば、波が穏やかな方であることがわかります)
伊勢湾フェリーに乗れば、渋滞にあまりはまることはなく、しかも安全に向かうことができます。

では、もし関東が大雪だったとします。あなたはそのころ、車で房総半島の南側にいます。どうなるか想像つきますか?
まず、アクアラインは確実に通行止めです。そして、京葉道路、東関道、館山自動車道も通行止めになる可能性があります。たとえ通行止めでなくても、チェーン規制はもちろん、私の上の例からすると、動けないほどの激しい渋滞も予想されるでしょう。事故も起きやすいです。
一般道も同じような状況、激しい渋滞で非常に時間がかかるでしょう。
そして、車を載せることができる東京湾フェリーはどうでしょうか? 波が高ければ欠航ですが、そうでもなければ運航はします。大雪の場合、運航率は高速道路よりも高いです。
つまり、フェリーが動いていれば、房総半島は陸の孤島にはなりません。

だから私は、フェリーという存在をなくしてはいけないと感じています。
大雪だけではない、地震だってそう、こないだの大地震では東名が通行止めになりましたよね。大地震は道路に影響がありますが、海路(空路もね)にはあまり影響がありません。

フェリーなんかどうでもいい! ではなく、
場合によっては海路が非常に大事であることを、みなさん、特に高速道路無料化、定額1000円に賛成する人にもっと知ってもらいたいです。

rumirumiferry at 21:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip! | 短距離航路