2009年07月
2009年07月31日
猫ちゃんのお出迎え マーメイド&田代島 第7夜
ようやく微かに見えてきました。見えてきた時点でかなり大きく見えます。靄というより霧だったかな?
だんだんと島に近づき、田代島の陸地が見えてきました。ほとんどが岸壁と森で、自然豊かそうな島ですね。ここに猫ちゃんたちが住んでいるなんて、ちょっとワクワクします。
島にだいぶ近づいたら、すぐに最初の港、田代島北側にある大泊港に到着します。
大泊港は民家が何件かあるだけで、漁村のように見えますが、漁船は出てしまっているのかちょっとしか見当たりません。船着場には極普通のおじさん(作業員っぽく見えない)が2人いて、着岸作業の手伝いをします。この近辺の住人のようですね。
下船者はゼロ、乗船者もゼロ、でも、この漁村に届け物があるので、荷物を降ろします。降ろし終わるとすぐに出港です。
ちなみに猫ちゃんはこの港では出現しませんでした。
大泊港を出た後、田代島の東側を沿って次の港、仁斗田港へ向かいます。
右舷側には田代島の景色が、左舷側には何やら小さな点々とした何かが見えます。これは何かの養殖ですね。牡蠣なのかな?何が取れるのかちょっと気になります。
しばらく島と養殖の間を通り、大泊港を出てから約10分後、目的地、仁斗田港が見えてきました。
仁斗田港は大泊港よりちょっと栄えた感じで、こちらの方が田代島のメインとなります。大泊港と同じように、こちらも極普通のおじさんが着岸作業の手伝いをしています。たまにおばさんがやることもあるようです。
おや?早くも猫ちゃんを発見しました。なんと5匹もいるじゃないですか!?
船が到着するとちゃんとお出迎えもしてくれるなんて、何だかすごくありがたいですね。ようこそ、猫の島へ!と猫ちゃんたちが言っているような感んじです。
それとも、ごはんちょうだい!! なのかな???
いや、猫にエサはやらないでください、と、船内で注意書きを見かけました。食べ物を欲しがっても、絶対にやらないように!
猫ちゃんのごはんはちゃんと島民が与えているので心配はありません。それでも欲しがるんですけど・・・。
写真は、マーメイドから見た風景。猫はどこにいるでしょうか?
2009年07月30日
穏やかでも揺れます マーメイド&田代島 第6夜
でも、橋をくぐるところは見ておきたいので、なんとか我慢して外部デッキで撮影をします。が、動画用のデジカメの調子が悪くて撮影できず・・・なんだか悔しい・・・。
この橋は高さが比較的、低く、大きな船では通れないぐらいの高さです。この小さな船なら大丈夫ですね。(写真)
やっぱ、トイレ行く。
トイレは一箇所しかなく、男女の区別がありません。古くて小さな船なので、男女共同なのは仕方ないのですが・・・うーん、男性の人が入ってきたら、ちょっと困る・・・中を見ると誰もいなかったので、今がチャンスかとトイレへ向かいます。
女性、大用のトイレが2つあり、両方とも見ると、和式・・・和式ですか・・・。今は揺れていないから大丈夫ですが、これがもし揺れていたら、怖い・・・。
用を済ませている最中に、だんだんと揺れ始めていきます。うわー、変な風にピッチングするじゃないですか! 遊園地にある子供用の前に進まない乗り物がちょっと速くなったような、バネに弾かれている感覚となり、必死に手すりにつかまります。
あーー、汚い話ですみませーーん。
トイレから出て外部デッキに出てみると、すごく揺れているなー、ということがわかります。まだ普通に歩けるぐらいですが、たまに手すりにつかまっていないとバランスを崩してしまいそうなぐらいです。波高はそれほどでもありませんが、小さな船ですからちょっとした波でも揺れます。
出港してから10分ぐらい経ったところで船員が船内を歩き、お客様に行き先を聞いて切符を売ります。これを逃すと、自分以外に誰も降りる人がいない場合は着岸しないので、必ず切符を購入してください。
眺めの良い最上階の椅子席の方に行ってここで過ごそうかとしたところ、作業服の男性客が長椅子に横になっていました。ちょっと辛そうな感じで、仲間に「大丈夫か?」と言われていました。揺れれば横になるのが一番ですが、この長椅子は奥行きがないので、ちょっと寝にくいかも?
こんなに揺れているときは一番下の階の絨毯敷きで横になるのが一番でしょうが、私の場合は外に出て立って景色を見て紛らわすのも船酔い対策だと思っていますので、外部デッキに出ます。外は天気が悪くて残念ですが、新鮮な空気を吸いつつ、景色を楽しみながら、いつ田代島に着くだろうかとずっと外部デッキで過ごします。こんなに揺れているけど、まったく船酔いはせず、この揺れもちょっと楽しくなってしまいました。(船酔い対策として、楽しく感じることが大切かも?)
2009年07月29日
コンパクトだけど豊富 マーメイド&田代島 第5夜
マーメイドは総トン数約120トン、かなーり小さな船ですね。それでも乗用車3台も載せられるのがすごいです。
定員数は212名、ん?このサイズでこんなに乗せることができるのでしょうか? 中を確認すると、一番上の階に長椅子がいくつかあり、真ん中の階には普通の椅子がいくつか、下の階にはなんと小さい座敷スペース(写真)もありました。小さいながらも、部屋の種類は豊富ですね。
座敷スペースは、横になるには右舷側、左舷側それぞれ1人ずつしか寝れなくて、まるで2人部屋のように感じます。定員数のことを考えれば、仕様としては壁によっかかって座るような感じでしょうが、空いているときなら横になっても大丈夫でしょう。船底に近く、窓がなくて圧迫感を感じますが、一番揺れを感じない場所なので揺れているときならこの部屋がおすすめです。
真ん中の階の窓は船らしい丸窓で眺めはちょっとイマイチかも?(でも、この丸窓がいいんです)
上の階は普通の窓で眺めがいいですが、揺れを感じやすい場所なので、揺れが苦手な人にはあまりおすすめできません。
外部デッキにも椅子があり、こちらも定員数に含まれるでしょう。しかし、椅子の数、座敷のスペースを考えると、定員212名分のスペースがありません。最上階の外部デッキには椅子がありませんが、こちらも定員数に含まれているかもしれませんね。
200人近く乗船するのか?と思いますが、この航路は夏になると海水浴に行くお客様が多く、夏休み期間なら、乗船できるのか?と思うような場面を見るかもしれません。こんな状況も見てみたいなー。
部屋は3つ、ですが、あっちこっちに階段があったり、通路があったり、船内がなんだかちょっと複雑なのです・・・。最初はここはどこの階なのか、迷ってしまうんですよね・・・。位置感覚がわかりにくいので、お子様連れのお客様はお子様から離れない方がいいです。
客室はすべて禁煙で、外部デッキ(一部)でタバコを吸うことになります。そのせいか、作業服を着ている男性が何人か船内に入らない人もいます。
外部デッキに出るのはだいたい観光客ばかりですが、この航路は外部デッキの居心地がいいのでしょうか?常連っぽいお客様も外部デッキで過ごす人がいるようです。
確かに外部デッキは広く、眺めがとても良いです。しかも船首側の方にも外部デッキがあり、風が強くなければ船首からの眺めを楽しむことができます。
2009年07月28日
ドラクエ9のすれ違いの結果は・・・
どうでもいい話なのですが・・・
佐渡島へ出かける前、ブログにて「ドラクエ9」のすれ違い通信をフェリーターミナルや船内でやってみると宣言しました。
で、とりあえずやってみました・・・
が、誰にも引っかかりませんでした・・・
フェリーターミナルでも船内でも、若い人ばかりで誰かしらやっていそうな予感はしたのですが、人が集まるような待合所やイベントホールへ行っても、2等の側を歩いても、誰もやっていませんでした。
しかし、1人、イベントホールで「ドラクエ9」を普通にプレイしていた人がいましたけどね。(普通にプレイではひっかからない)
結果、電車だとたくさんひっかるけど、船ではひっかからない。
以上、くだらない実験結果でした。
残念な結果でしたが、もしフェリーターミナルで船内で、すれ違い通信ができたなら、知らない人だけど、何だか嬉しくなるような気がしませんか? 誰だか知らないけど、この人も船旅をしているんだなーって、感じてしまいます。
今回は引っかかりませんでしたが、また今度、どこかでチャレンジしたいと思います。
佐渡島へ出かける前、ブログにて「ドラクエ9」のすれ違い通信をフェリーターミナルや船内でやってみると宣言しました。
で、とりあえずやってみました・・・
が、誰にも引っかかりませんでした・・・
フェリーターミナルでも船内でも、若い人ばかりで誰かしらやっていそうな予感はしたのですが、人が集まるような待合所やイベントホールへ行っても、2等の側を歩いても、誰もやっていませんでした。
しかし、1人、イベントホールで「ドラクエ9」を普通にプレイしていた人がいましたけどね。(普通にプレイではひっかからない)
結果、電車だとたくさんひっかるけど、船ではひっかからない。
以上、くだらない実験結果でした。
残念な結果でしたが、もしフェリーターミナルで船内で、すれ違い通信ができたなら、知らない人だけど、何だか嬉しくなるような気がしませんか? 誰だか知らないけど、この人も船旅をしているんだなーって、感じてしまいます。
今回は引っかかりませんでしたが、また今度、どこかでチャレンジしたいと思います。
2009年07月27日
阪九フェリー 9月19日の神戸発を予約した人へ
実は・・・私も一応ですが、予約しました。
1ヶ月前にかなり早い時間帯に予約をしたのですが、なかなか電話が繋がらず、予約した時点ですでに何人か予約してあるとのことでした。秋のゴールデンウィーク初っ端なので殺到したのもありますが、瀬戸内海の昼便を楽しみたくて予約をした人もいるかと思います。
そこで、
神戸発の方を予約した人、もしくは検討している人がいましたら、こちらのメールアドレスにお知らせください。
tf2_880_rumi@mail.goo.ne.jp
せっかくなので、みなさんでクルージングを楽しみませんか?
是非ともよろしくお願いします。
写真は阪九フェリー「ニューあかし」こちらは新門司発で運航。
乗船予定の「ニューながと」の写真はありませんでした。
2009年07月26日
家に着きました 予想外のところで渋滞が・・・
佐渡に行ってきて、1時間前に自宅に到着しました。
行きは渋滞がなく、早く到着しすぎて前の便に間に合ってしまったり(他の人でも早く到着した人がいた)、高速代定額1000円の利用が少なくなったのかと思ったのですが、いや、帰りはすごかったです。
直江津から自宅まで2ルートあり、1つは更科ジャンクションより軽井沢方面に向かって関越道を経由するルート、もう1つはまっすぐ行って中央道を経由するルートです。どちらも距離としては大きく変わりありません。どっちにしようか悩んだところ、やっぱりあの「小仏トンネル」は通りたくないと、更科ジャンクションから軽井沢方面上信越道へ向かいました。
が、上信越道で事故が発生、その影響か、10km以上の渋滞となり、その後、渋滞情報にはなかった渋滞があちこちで発生したりと、ちょっと意外なところで渋滞にはまってしまいました。関越道に合流する藤岡ジャンクションで渋滞になるのは予想つきますが、それ以外は予想がつきません。
藤岡ジャンクション手前のパーキングエリアで夕食を取ったら藤岡ジャンクションと関越道花園インター付近(ここも渋滞の箇所として有名)の渋滞がなくなり、比較的、すんなりと帰ることができました。
一方、もう1つのルート、中央道はまだ小仏トンネルで20kmぐらいの渋滞が続いていました。小仏トンネルは、さすがキングオブ渋滞ですね。
さて、こちらも車1000円、佐渡汽船の方は・・・
すごい車の数!! 朝の便も私が乗った昼の便も、帰りの便も、すべて満車です。
高速代定額1000円を対抗していたはずが、車のナンバーを見ると、関東ナンバーや長野や富山や、中には奈良、岡山、愛媛も。しかも「わ」ナンバーの品川ナンバーもありました。(レンタカーがフェリーに乗るのは初めて見た)
対抗どころか、うまく利用した、という感じですね。
船内も活気があり、寝る場所がなくてエントランスで新聞紙やシートを敷いて過ごす人もいました。
残念ながら佐渡汽船の車代1000円の企画は今日で終了で、明日からは通常に戻ります、が、マイカーを使ったおトクなプランはありますので、佐渡に行ってみたい、と思う人は是非ともマイカーと一緒に行ってみてください。
離島でのマイカーでドライブは、また違った楽しみがありますよ。
今回の旅で思ったことは、援助は高速道路に限らず、船も援助して車代をかなり安くし、より活性化(特に離島航路や瀬戸内海航路)させる必要があると思いました。
船は貨物でもあり、生活航路でもあり、時には災害時にも避難として活躍することもある、人々の生活を支えてくれる交通機関です。しかしながら、たくさんの旅客を乗せないと厳しい航路なんてたくさんあります。
高速道路だけ援助して、景気が良くなるとマスコミなどがよく言いますが、これは間違いであり、景気がいいのは一部だけです。
生活を支える船を潰しても良いと、政府は思っているのでしょうか? そうではないと思いますが・・・。
乗船記はのちほど。
行きは渋滞がなく、早く到着しすぎて前の便に間に合ってしまったり(他の人でも早く到着した人がいた)、高速代定額1000円の利用が少なくなったのかと思ったのですが、いや、帰りはすごかったです。
直江津から自宅まで2ルートあり、1つは更科ジャンクションより軽井沢方面に向かって関越道を経由するルート、もう1つはまっすぐ行って中央道を経由するルートです。どちらも距離としては大きく変わりありません。どっちにしようか悩んだところ、やっぱりあの「小仏トンネル」は通りたくないと、更科ジャンクションから軽井沢方面上信越道へ向かいました。
が、上信越道で事故が発生、その影響か、10km以上の渋滞となり、その後、渋滞情報にはなかった渋滞があちこちで発生したりと、ちょっと意外なところで渋滞にはまってしまいました。関越道に合流する藤岡ジャンクションで渋滞になるのは予想つきますが、それ以外は予想がつきません。
藤岡ジャンクション手前のパーキングエリアで夕食を取ったら藤岡ジャンクションと関越道花園インター付近(ここも渋滞の箇所として有名)の渋滞がなくなり、比較的、すんなりと帰ることができました。
一方、もう1つのルート、中央道はまだ小仏トンネルで20kmぐらいの渋滞が続いていました。小仏トンネルは、さすがキングオブ渋滞ですね。
さて、こちらも車1000円、佐渡汽船の方は・・・
すごい車の数!! 朝の便も私が乗った昼の便も、帰りの便も、すべて満車です。
高速代定額1000円を対抗していたはずが、車のナンバーを見ると、関東ナンバーや長野や富山や、中には奈良、岡山、愛媛も。しかも「わ」ナンバーの品川ナンバーもありました。(レンタカーがフェリーに乗るのは初めて見た)
対抗どころか、うまく利用した、という感じですね。
船内も活気があり、寝る場所がなくてエントランスで新聞紙やシートを敷いて過ごす人もいました。
残念ながら佐渡汽船の車代1000円の企画は今日で終了で、明日からは通常に戻ります、が、マイカーを使ったおトクなプランはありますので、佐渡に行ってみたい、と思う人は是非ともマイカーと一緒に行ってみてください。
離島でのマイカーでドライブは、また違った楽しみがありますよ。
今回の旅で思ったことは、援助は高速道路に限らず、船も援助して車代をかなり安くし、より活性化(特に離島航路や瀬戸内海航路)させる必要があると思いました。
船は貨物でもあり、生活航路でもあり、時には災害時にも避難として活躍することもある、人々の生活を支えてくれる交通機関です。しかしながら、たくさんの旅客を乗せないと厳しい航路なんてたくさんあります。
高速道路だけ援助して、景気が良くなるとマスコミなどがよく言いますが、これは間違いであり、景気がいいのは一部だけです。
生活を支える船を潰しても良いと、政府は思っているのでしょうか? そうではないと思いますが・・・。
乗船記はのちほど。