2009年05月

2009年05月11日

かわいらしい特等 さんふらわあさつま 第3夜

2e6fbaf5.jpg行きに乗った「さんふらわあきりしま」、帰りに乗る「さんふらわあさつま」、ほぼ似たような構造で作られていますが、若干、デザインが違います。
「さんふらわあきりしま」の方は南フランスのさわやかさをイメージした白が中心で、「さんふらわあさつま」はスペインの闘牛っぽい?イメージした茶色が中心です。白と茶色ではかなり雰囲気が違いますね。エントランスはもちろん、レストランも雰囲気がまったく違います。

では、部屋の方はどうでしょうか? まったく同じ構造であると想像をしていましたが、入ってみると、あれ??「さんふらわあきりしま」とまったく違った雰囲気でした。(写真)
まず大きく違っていたのは窓です。「さんふらわあきりしま」の方はカーテンが下まで長く、カーテンを開けると極普通の窓ですが、「さんふらわあさつま」の方は薄いカーテンしかありませんでした。窓の枠も違い、「さつま」の方はかわいらしく出窓のようになっています。このままだと朝、眩しいのではないかと思いますが、たぶん出窓のように扉で閉めるかも?ここまで確認はしていません。
他に、比較すると、「きりしま」の方は全体的に白くて淡い感じでしたが、「さつま」の方は絨毯や椅子など茶色が中心でした。「きりしま」は南の島のコテージって感じで、「さつま」は森の中のクラシック風なコテージ、かな? ぜんぜん違います。
どっちが好みかと言うと・・・難しいな・・・窓のかわいらしさで「さつま」の方がいいかな?
まったく雰囲気が違いますので、行きも帰りも両方とも特等にしてみるのも面白いかもしれません。ただし、値はしますが・・・。

特等でそれだけ違うと他の等級はどうなのでしょう? ちょっと気になります。
最初に「さつま」に乗ったときは1等Bの4名部屋で、まあ、2段ベッドが2つある極普通の1等部屋であり、茶色っぽい雰囲気はありません。1等Bは変わりなさそうな?
次に乗った「きりしま」では1等Aの2名部屋で、こちらも1段ベッドが2つある極普通の1等2名部屋、まあ、白っぽい雰囲気はあります。もしかしたら、「さつま」の1等Aは茶色っぽい雰囲気があったりして??

2009年05月10日

今度はトラックフロアで さんふらわあさつま 第2夜

e0b4f1c5.jpgいよいよ乗船開始です。

帰りも行きと同様に私も車に乗って乗船します。行きの場合は奥深く普通乗用車専用の車輌デッキへと向かいましたが、今回はトラックが少ないのでしょうか、下へと向かわず上へと向かい、トラック専用の車輌デッキに車を止めることになります。
うーん、明日、平日なのに、トラックが少ないのでしょうか? 行きの方が休みの最中だったので、こっちの方がトラックが少なそうに見えるのですが・・・。
年末年始やGW、お盆など、休みが長い時期は、トラックが非常に少なく、乗用車の方が多くなります。この場合、下にある普通乗用車専用デッキとトラック専用デッキの両方に普通乗用車が入ることになるでしょう。これだと早めに入るよりも後で入った方がトラック専用デッキとなり、下船の時、早めに出ることができるのかな?? なーんて。
普通乗用車専用デッキよりトラック専用デッキの方がそりゃ広い、トラックは長さがあるから、より多く詰めるにはもちろん広めに取らないとなりませんね。更に、天井が高いです。下の階から階段で昇ると、すっごく長く感じられるんですよねー。車輌デッキ部分の階段は長いからきつい・・・。

車を止めて荷物を降ろし、エレベータで上の階へと向かいます。
旅客デッキへと上がり、近くにいる従業員に乗船券を見せて、案内所で鍵を受け取ります。あれ??また部屋番号が変わってしまいました・・・なんでちょくちょく変わってしまうのだろうかと、疑問に思ってしまいます。まあ、部屋が変わっても陸側だし、まっ、いいか。笑
お部屋はスタンプラリーの無料券なので特等です。この日は個室利用の団体っぽい人がなんとなくいないようで、私以外にも一般の人で特等を使っている人が何人かいるような気がします。

2009年05月09日

昨日のネタの追加 大阪南港の場合

561ff5ce.jpg昨日のW.Oが書いた記事にて追加です。

高速代定額1000円になったことにより、東海、関東方面から大阪南港に向かう場合、非常に使いやすくなりました。

なぜなら・・・
高速代が1000円になることにより、一般道がガラガラになったからです。

大阪南港に辿り着くまで、私の場合は名神を使わず、だいたい名阪国道を利用しています。無料道路だからではありません。名神よりも名阪国道の方が距離が短く、運転に慣れている人が比較的多くて走りやすく、渋滞にはまりにくいからです。
しかし、名阪国道だけが空いているだけであって、その先の西名阪道が渋滞のネックでした。渋滞の場合、名阪国道の終点、天理より北上して奈良まで行き、第2阪奈を使ったこともあります。(第2阪奈も混む場合もありますので、渋滞情報次第でどちらかを使います)
でも今は、高速代定額1000円になったことにより、名阪国道につながる西名阪道も空くようになり、快適に大阪南港へ向かうことができます。更に言えば、定額1000円により、関西〜東海間にて名阪国道ではなく高速道路を選ぶ人が増え、一般道である名阪国道が少しでも空いたでしょう。
ただし、これは土日祭日だけの話であって、平日は混みます。渋滞情報を元に、西名阪、第2阪奈のどちらに行こうか、もしくは名阪国道ではなく名神を使おうか考えた方がいいかもしれません。

帰りで最もネックなのが東名阪道、かなり早い時間ならそれほど渋滞しないかもしれませんが、昼ぐらいになると渋滞する場合があります。高速代定額1000円になってから更に混むようになりましたし、かなりのネックですね。
そこで、東名阪道ではなく、下道、国道23号を使いましょう。多少、混む箇所がありますが、超渋滞している東名阪道より快適です。途中から高速道路を使う場合は伊勢湾岸道の「みえ川越」から、下道で粘るなら、国道23号は四日市から豊橋まであり、ほとんどバイパスなので快適です。まあ、ETCがあれば、「みえ川越」から伊勢湾岸道に入った方がいいでしょうが。
伊勢湾岸道は3車線であまり渋滞がないので快適、ですが、高速代定額1000円になってから豊田ジャンクションあたりがかなり混むようになりました。前にも書きましたが、東京方面へ向かう人は東名ではなく中央道の方が良いです。この渋滞は東名へ向かう人が多く、混むのは左車線だけであって、右車線は混みません。そのまま東海環状道を抜けて、中央道へ向かった方がよろしいかと思います、が、渋滞ネック最強の小仏トンネルの渋滞もあるんですよね・・・。

平日の場合は話が変わります。下道も混むので、23号より東名阪道を使った方がすんなり動くでしょう。だって定額1000円じゃないし、下道は工場に向かうトラックとか通勤とか多いから。

写真は、大阪南港、かもめフェリーターミナルの方。

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2009年05月08日

GW渋滞の究極(?)の回避策

どうも、W・Oです。
ゴールデンウイークも終わり、といいつつも、昨日今日と休みにしてしまって
明後日の日曜日まで休みという方にとっては、まだ続いているかもしれませんね。

一昨日までは渋滞回避のネタを色々やってました。
実は昨日、このネタをやるつもりだったんですが、私が昨日かけず、1日遅れで披露です。
こういうネタは前にやれよ! ってツッコミありそうですが。

まぁ、大した話ではないんですが、
渋滞回避の策として、『下道を走れ!』と。

普段の土日だと、地元の人もいるのでそんなんでもないんですが、
GWや盆正月の場合は、帰省やらで地元に居ない、という場合が多いです。
(無論、そうではない人もいるでしょうが)
で、そのような場合であれば、『下道のバイパス使え!』 というのが究極の渋滞回避作戦です。
身もフタもない意見ですね(笑)

高速ばかり使っていると分かりにくいですが、全国に沢山あるバイパスなどの道路、けっこう走りやすい事が多いです。しかも、地元の人にとっては当たり前のような道路でも、他地方の人は知らない事が多い。

かくいう俺も、実際に自分の車で行って走ってみるまで、知らない事が多かった。

たとえば東名高速。箱根の峠(御殿場)以外はだいたいバイパスがあると言っていいくらい。
東京IC用賀〜厚木は、R246がほぼ並行していて流れもそれなりに良い場合が多い。
三島・富士あたりからはR1三島・沼津・静清・袋井・磐田・掛川・浜名の各バイパスと続き、静岡県内はほぼバイパスがあると言っていいくらい。
このへんは、普段は混む場合が多いので東名がいいが、GWとかは案外空いている可能性が高いので、東名が酷い場合はお勧め。
愛知県内、R1は旧道っぽい1車線が多いが、豊橋〜名古屋市内〜四日市のR23がバイパスの役割を果たしている。(東名は岐阜へ向かうけどね)

関越道は群馬県の伊香保あたりまでR17バイパスがあり、一部を除いてほぼ2車線で信号は少なめ。(ただ、こっちは高速と離れがちだけど)
関越トンネル手前の月夜野までR17でいける。流石に峠は勘弁だけど・・・

東北道も、白河関手前あたりまでR4バイパスがあって、国内ではここだけの制限80キロのバイパスがある。
あと、福島県内も空港のある須賀川〜福島市内までは、ほぼバイパスとなっているし。
あと下道の場合は、渋滞ならば他の抜け道に逃げたりできるし、地域の意外な発見があったりとするので、ちょっと時間に余裕があれば面白いです。

渋滞っていうのは、上り坂やトンネルなどの発生ポイントもあるが、大原則として「車が多い」から発生するものなので
『定額1000円だからどこまでも高速』ではなく、
「混んでいるんだからサクッと降りて、ある程度下道で行って、渋滞ポイントの先で再度高速、計2000円払う」という発想も大事じゃないかなぁ
という次第で。

全国の国道、調べてみると面白い事が多いですよ。

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2009年05月07日

大型連休明けは穴場 さんふらわあさつま 第1夜

32b7c6d5.jpg1月中旬の鹿児島への旅の話に戻ります。
行きと同じような船なので、前回の「さんふらわあきりしま」より話が短くなるかと思います。たぶん。

急いで志布志に到着し、乗船開始までギリギリな時間帯にターミナルに到着しました。
志布志航路の場合、普通乗用車は乗船するとき、奥の方に入れられることが多いので早めに到着して乗船手続きをしなければなりません。乗船に間に合わなかったら、奥に入れなくなるかもしれませんからね・・・。(たぶん、ちょっとぐらい遅れても大丈夫でしょうが)
志布志から乗船するのは初めてです。今までこの航路は3回乗船して、すべて大阪から乗船したため、ちょっと違った船旅を楽しむことができます。例えば朝の大阪湾はどうかな?とか、朝の大阪湾なら、他の航路で見たことがあるから見なくても良いかな?

ターミナル内の人の数を確認すると、そこそこ人がいますが、翌日が平日であるせいか行きよりも人がちょっと少なかったです。どちらかといえば年配客の方が多かったかな? 団体っぽいのもいたような??
車の方はそこそこ多いかも? でも、行きに比べれば少ないです。
なんせ大型連休が終わって更に3連休も終わる日だし、少なくなるわけです。団体客を除けば、たぶんほとんどの人が帰省客かと思われます。

船旅でもアミューズメントパークでも何でもそうですが、どこかでかける場合、大型連休明けが人の数が少なくて大変、穴場かと思います。
例えば、今回、GWで酷い渋滞になりましたが、今週末や来週末であればかなり減るでしょう。しかも定額1000円が始まってから最も空いているかもしれません。で、しばらく経てばまた混む、そんな感じです。
本当はGWにでかけるのではなく、その次の週にどこか出かけてみたいのですが、W.Oがカレンダーどおりに働いているため、普通の週に大型連休を作ることが難しく、そんな贅沢な計画はなかなかできないです。
(ちなみに私はカレンダーどおりではないので前もって連絡すればいつでも大型連休が作れますが、GWや年末年始でも仕事があります。共にスケジュールに融通が利けばいいですけどね。仕方ないです)

そういえば、この日の「さんふらわあさつま」(写真)、ドック入り直前の航海です。

2009年05月06日

船には関係ないけど・・・ GWの渋滞はすごかった

73e70edb.jpgGWはどうお過ごしましたか?
私の方は車で関西方面へ行きました。今回は乗船がまったくありません。船に関係ありませんが、高速代定額1000円になって感じたことをここで書くことにします。

2日早朝4時、早くも中央道で渋滞が発生していることにネットの渋滞情報で知り、慌てて出発しました。早朝4時なんていつものGWなら渋滞になるはずがないのに、みなさん渋滞を恐れているのか、早めに出発している人が多かったようです。
八王子料金所前からちょっとの間、渋滞となり、それからしばらくすんなりと行きましたが、小牧付近で渋滞だと知り、土岐ジャンクションより東海環状道へ逃げました。しかし、意外にも同じ考えの人が多かったのでしょうか、ジャンクションで渋滞となりました・・・。けど、これ以外に大きな渋滞はなく、目的地彦根(ひこにゃん目当て♪)に着いたのは出発から約7時間後、通常より1時間ほど遅れた程度で済みました。
同じ東京から出発でも彦根まで13時間もかけて来た人を発見。なんとその人は中央道ではなく、東名で辿り着いたとのことです。私が知っている限りでは、渋滞情報によると、東名は最大で松岡バスストップでなんと70km・・・途中のサービスエリアで渋滞情報を確認したら、東京から名古屋までほとんど真っ赤、渋滞ではない場所がほんのわずかでした。
13時間って、一般道をひたすら走る時間とそれほど変わらない時間です。その一般道はというと・・・例えば1号のバイパス(静岡あたり)や23号のバイパス(愛知あたり)とかは、それほど渋滞にはなっていません。つまり、一般道の方が快適なんですよねー。
もう1つ、通常なら西名阪道(天理から大阪方面へ向かう高速道路)が混むのですが、高速道路並みに快適な一般道、名阪国道より高速道路を選ぶ人の方が多いせいでしょうか、名阪国道に繋がっている西名阪道がまったく混んでいません。もしかして、名阪国道はガラガラなのかな?

そうそう、ただの土日は近場に出かける人が多かったのですが、今回のGWでは、車のナンバーがバラバラで、あるときは長崎と山形の車を近くで同時に見かけたりと、地域関係なく様々なナンバーが見られました。
この大型連休では、近場ではなく、遠くへ出かける人が多かったです。
更に、渋滞回避のため、パーキングエリアやサービスエリアで車内で寝泊りする人も多かったです。

2日の夜に野洲駅近くの駐車場に車を止め、3日に京都へ、これは帰りの瀬田あたりの渋滞を回避するための作戦で、その先の竜王インターから入ります。(京都での渋滞も避けるという効果も)
帰りももちろん中央道経由、3日の夜、渋滞にはまらずすんなり走りますが、中央道の最大の難関「小仏トンネル」の渋滞が25kmもあり、いつもなら時間が経てば徐々に解消されるのですが、なかなか解消される気配がありません。
仕方なく、途中のパーキングエリアで仮眠を取って夜中に走ることに決めました、が、仮眠どころかそのまま寝てしまい、起きたのは朝4時、もう外は徐々に明るさを増しています。これが良かったのでしょうか、明るい時間帯に走る方が快適だし、しかも渋滞がまったくなかったので問題なく帰ることができました。

その後、小仏トンネルの渋滞が酷かったようで、22時の時点でも大月インターを先頭に渋滞していました。
帰りのピークだと言われていた5日は22時の時点でほぼ解消、今日は渋滞が少なく、結局のところ、帰りのピークは4日でした。
2日の行きの渋滞で東名がすごかったため、帰りは渋滞を避けるため、中央道を選択した人が多いのか、帰りは東名よりも中央道の方が渋滞が激しかったように感じます。

渋滞の最大のネック【小仏トンネル】ですね・・・。このトンネル内、ずっと上り坂が続いていて、スピードが自然を落ちてしまいます。トンネルの中だから、スピードメーターを見ないと上り坂であることに気付かないかもしれません。そのため、渋滞が発生しやすくなります。普段よりも車が多いことはもちろん、高速道路の運転に慣れていない人が多かったため、なかなか渋滞が解消されなかったのでしょう。

それにしても・・・
渋滞の中、みなさん、お疲れ様です。

写真は、八王子料金所を抜けてからの渋滞。まだちょっと暗いです。

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2009年05月05日

この渋滞、短距離航路を使う人がどれだけいるか?

このGW、高速代定額1000円のせいで各地、すごい渋滞になっています。
まあ、これは予想通り、例年より渋滞が酷く、特に今まで高かった橋が安くなったおかげでかなりの渋滞になっていたようです。

そこで疑問に思ったこと・・・

この渋滞により、本州〜四国の各短距離航路や、伊勢湾フェリー、東京湾フェリーはどのような影響を受けたのでしょうか?
GW前のニュースによれば、橋1000円や定額1000円のせいで車のお客さまがかなり減り、中には運航中止になってしまった船もあります。それほど1000円の影響が強かったとのことです。
そして、GW。当然のように渋滞が発生しています。普段の土日も渋滞していましたが、更に渋滞していたようです。橋だけではなく、入り口付近のところや、橋を下りた後も、また伊勢湾付近では東名阪道と伊勢湾岸道、東名もかなり渋滞しています。
渋滞情報を見て思うのですが、これだけ渋滞するのであれば、フェリーを使った方がかなり楽だろうねー、なんて。
今日の昼過ぎぐらいだったかな? 渋滞情報によれば、房総半島の方は金谷付近までちょびっと渋滞になっていました。もしや、そこから東京湾フェリーに乗って帰ろうなんて思った人もいるのでしょうか? うーんかなり気になります。

「行きが渋滞で酷かったので帰りに船を使って帰りました。」
もしくは
「車ではないけど、短距離航路を使ってみた」

という人がいましたら、是非ともコメントをして欲しいです。よろしくお願いします。
(特に知りたいのは渋滞がすごい地域である伊勢湾フェリー)

rumirumiferry at 19:49|PermalinkComments(5)TrackBack(0)clip! | 短距離航路

2009年05月04日

夏運航 ナッチャンWorldの重要性

なぜGWはナッチャンの運航を諦め、夏は運航をするのか?
GWで諦めた理由として、就航時よりもかなり遅くなり、在来フェリーとたった1時間の差で、ナッチャンの魅力である「スピード」が失われているためでした。津軽海峡フェリー(リベラの方だったり?)としては、このスピードではお客様には申し訳ないと思ったのでしょうか?
それなのに、夏はこのスピードでも運航することが決定しました。ナッチャンの「スピード」の魅力が失われているのは非常に残念に思いますが、下の動画を見ると、「スピード」とか関係なく、夏にはナッチャンがかなり必要だと感じます。





つまり、夏は「積み残し」(大量のキャンセル待ち)が発生する、ということです。
動画によると、予約をせずに青函ルートを使ったところ、船は満車(満席ではないかも?)で、キャンセル待ちでかなり時間を費やしてしまったのです。周りの状況からしても、フェリーターミナルで夜通しだった人もいたでしょう。かなりいらだっている様子が感じられます。

現在、運航するフェリーは青函フェリーを含み8隻しかなく、当時(2006年)より2隻減っています。2隻減るということはその分、便数が減ってしまうということです。
更に言えば、高速代定額1000円により、青函ルートを使う人ももしかしたら増えるかもしれません。
と、なれば、現在の時刻どおりに運航したらどうなることでしょう? 想像するだけでも、2006年よりもキャンセル待ちが多く発生すると思います。

そこで「ナッチャン」が加わります。
ナッチャンは一度に車をたくさん運べることができ、キャンセル待ちを減らす効果があるかと思います。
私としては、この動画を見て、夏にはどうしても「ナッチャン」を運航して欲しいと願っていました。船のキャンセル待ちで時間を潰さず、快適に北海道、もしくは本州への旅を楽しんでくれたら、と思います。(繁忙期は短距離航路でも事前に予約することは大事ですが、必ずその時間にターミナルに着けるとは限らないという人もいますので)
スピードが遅くても構いません。繁忙期に復活してくれて大変、ありがたく感じます。

2009年05月03日

夏限定でナッチャンWorldが走る!

4b6f0811.jpgキリがいいところでこんなネタを・・・

以前、ここでナッチャンが再開されるかもしれない、とお伝いしました。
GWには間に合わせるような話もありましたが、そうではなく、夏の間、1往復限定(お盆時期は2往復)でちょっとだけ復活することになりました。

http://www.donanferry.co.jp/r010TopicIndex.aspx?tpcid=98

船は「ナッチャンWorld」(写真)の方です。エグゼクティブクラスの快適さでこっちなのかな? シングル客には申し訳ないですが、両方ともエグゼクティブクラスを使ってみたところ、明らかにWorldの方が快適でした。個室ではないし、寝ることはできないけど、壁に囲まれているので個室っぽく感じられるし、足が伸ばせてくつろげられます。
ダイヤを見ると、やはり函館発10時台、ここがなんか空白だったんですよね・・・在来フェリーだけの時刻を見ると、函館発は一般人にとって不利なダイヤであり、一番使いそうな7時から11時まではまったくありません。ここにナッチャンが来るのはいいと思います。
問題は・・・運航時間が2時間45分、おいおい、これはかかり過ぎでは?!
計算したところ、平均速度は22ノット、出港と入港で時間がかかるので、だいたい25〜28ノットでしょうか?
と、なると、「はまなす・あかしあ」に「ノーロノーロ♪」と言われてしまうか???(このネタ、ニコ動「にしきのさんふらわあ教室」http://www.nicovideo.jp/watch/sm6130841 にて)
これではナッチャンの能力を実感できないので、一時的にスピードをあげるかもしれませんね。30ノットも出せないようでは、能力の無駄使いです・・・。
ビジネスクラスはなく定員数も以前よりは少な目、合理化も予定されているようで、過度なサービスは期待できなさそうです。
スピードがとろい、サービスも合理化、となれば、さすがに運賃も今までと同じではボッタクリ、なので、多少、安くなっています。

5月6日には、今度は函館にて「ナッチャンWorld」の一般公開、ならび車輌デッキではフリーマーケットが行われます。

http://www.donanferry.co.jp/07topics/topics20090427.html

興味がある人は是非!!

2009年05月02日

一番南の駅へ 志布志航路ドライブネタ

0a1c82e5.jpg今日は、電車で行け! と怒られそうなネタですが・・・

枕崎に到着したころには昼ぐらいで、どこかで食事をしようかと思ったのですが、それらしき食べる場所がなく、また、食事してゆっくりしている時間がなかったので、スーパーでお寿司などを購入し、車の中で食べることにしました。
押し寿司系や、鹿児島に来たなら絶対に食べなきゃならないと思う地鶏のたたきを食べ(スーパーのものは馬鹿にできない!これがかなりおいしかった)、今度は東へと向かいます。

電車の駅で最も南にあるのは枕崎ではありません。枕崎に向かう途中に「西大山」という駅があります。ここが日本最南端の駅です。
ここに向かうなら電車で向かうのが良いかもしれませんが、本数が非常に少なく、なかなか都合が合わないと難しいです。そのせいか、車でここまで来て、撮影する人も決して少なくはありません。私が辿り着いたときは、すでに1グループがいて、その後、もう1グループが来ています。人気のスポットのようですね。
ただ最南端だから、というわけではありません。ここは絶景ポイントとしても有名な駅で、薩摩半島の先っちょの方に特徴のある山「開聞岳」と、下には黄色の菜の花がずらりと、とても素晴らしい景色に出会います。
駅舎もない、ただの無人駅なので、入場料も何も必要ありません。電車に乗らなくてもホームに上がることができるので、ホームからの撮影もできます。
ここで電車が丁度、通ってくれればいいのになーと思って時刻表を見ると、なんとあと10分で指宿方面から電車が来るではないか! あまり時間がないのでさっさと志布志へ向かわなければなりませんが、たった10分ならさほど変わらないので待つことにします。
電車が来ました。この駅では撮影する人が多いのですぐには発車せず、お客様が記念撮影や開聞岳の撮影などしてから発車します。18きっぷシーズンでもあり、やはり下りて撮影する人がいました。(写真)

本当は時間があれば鹿児島で買い物、そして桜島を渡って志布志へ向かいたいのですが、そこまで時間に余裕がありません。
急いで向かうには、有料道路を有効的に使いたい、鹿児島市内に入ると渋滞にはまりそうなのでなるべく避けたい、ということで、ちょっと遠回りかもしれないけど、ここは東九州道を経由して、船を使わないで志布志へ向かうことにします。途中、鹿児島なのに雪が降っていましたが、積もるほどでもないのでそれほど心配しなくて良いでしょう。
一番端っこの末吉財部インターで下ります、が、志布志まで国道を使うとなれば、遠回りではないですか! ナビが示している道はなんと国道でも県道でもありません。とにかくその道を通ってみると・・・あれ?意外にも広い道で、山道でもないし、かなり走りやすい道でした。船経由の方が距離が短いでしょうが、高速道路経由でも思ったより時間がかかりません。おかげさまで乗船開始までには間に合うことができました。
なんせ車がある場合、乗船開始前には間に合わせたいですからね!