2009年01月
2009年01月12日
2009年01月11日
2009年01月09日
1等ラウンジは貸切状態 ボレアース宗谷 第2夜
エントランスにある階段には鎖で他の人が通れないようにしてあり、利用する人は従業員に乗船券を見せて外してもらいます。従業員がいつもここにいるわけではないので、他の人が勝手に入ってきそうな感じがしますが、そんなお客様はいませんでした。鎖で通れないようにするだけで効果がありますね。(←乗り物の場合は特に感じる)
1等ラウンジはというと・・・
階段を上がるとソファーがあります。これは定員数にカウントされてなく、指定席でもありませんので、1等ラウンジ利用者なら誰もが利用できます。
お部屋の入り口には靴置き場がありますが、昔はわざわざ靴を脱いで利用していたようで、今は靴を脱がなくても入って良いとのことです。絨毯敷きなら当然、脱ぐべきですが、椅子席だったら脱ぐ必要性もまったくないですよね? それとも雪や泥が入って絨毯を汚くされるのが嫌だったのでしょうか? 入り口には靴底を拭くマットがあります。
部屋の中(写真)に入ると椅子がずらりとあり、幅が広く、それぞれ肘掛があり、足掛けがあり、リクライニングもできる立派な椅子です。新幹線や特急のように回転することもでき、4名で楽しくくつろぐこともできます。ただし、椅子の後ろにはテーブルがありません。
私が利用した場所は左舷側、端っこの場合、窓と椅子の間にスペースがあるので、そこに荷物を置くことができるので便利です。
でも、テレビを見るなら真ん中がいいかも? テレビは前側に2箇所あり、端っこと真ん中の間ぐらいにあります。
その2つのテレビの間に社名入りの立派なエチケット袋が複数ありました。確か2等部屋のエチケット袋はこれではなく、ただの黒いビニール袋だったような?? エチケット袋のレベルも上がっていました。
それにしても3人っきり・・・料金が高いせいもあるのでしょうか? 下はあれだけ混んでいるのに、誰も上に上がって来ません。
かなり席数もあるので、この部屋は団体客にも向いていると思います。
2009年01月08日
すごい人です ボレアース宗谷 第1夜
私が乗船したころは人がそこそこいましたが、極端に多いほどではありませんでした。これなら2等でも悠々と過ごせるだろうと思ったのです。初めて乗る船なので、たとえ2等が空いていても、上等級の方が気になるので1等ラウンジを利用することになりました。
1等ラウンジを上がる前に、ちらっと2等を確認。すでに人がいるので、現段階では誰もいない状態で撮影することが不可能です。まあ、いつものように下船時に撮影すればいいかな?
2等はエントランスより船首側と船尾側にもあり、船尾側の絨毯敷きの部屋とエントランスの間には椅子席(ちょっと硬めのソファー)もあります。その椅子席は車椅子のお客様用のスペースがあり、一緒に過ごすことができます。ほとんどのお客さんは絨毯敷きの方へ行きましたが、椅子席の方へ真っ先に行った常連っぽいお客様もいました。
その椅子席の反対側には1等和室の部屋があり、ドアが閉まっています。時々、これまた常連っぽい男性が入ったりするのを見かけています。この1等和室は長距離航路の2等部屋のように絨毯敷きに箱枕と毛布があるだけなのですが、混雑を避けるために利用する人も少なくはないようです。
この便、平日だからって少ないと思っていたけど・・・。
私たちが上にある1等ラウンジでくつろいでいるときに、こんな船内アナウンスが流れていました。
「2等のお客様は横にならないでください」
えっ!?
そんなアナウンスを聞いて、2等部屋へ行ってみると、す、す、凄すぎる! 人がいつの間にか増えていました。
どうやら団体客が2組か3組ぐらいごそっと入ってきたようです。なんとなくですが、その1組は私が泊まったホテルにいた団体客かもしれません。ほとんどの人が年配の女性の方です。
この団体客は2等であり、すでに埋まっている2等部屋をどこで過ごせばいいのか悩んでいました。もしかして外へ出なければならないの?? とか、うーん、確かに船尾側の外部デッキに椅子席がありますが、こんな寒い天気で外で過ごすなんてかわいそうです・・・。
で、どうなったのか、結局、2等は詰め詰め状態、2等部屋に背もたれ(写真)があり、みんな並んでそれによっかかっていました。なんか狭そうでかわいそう・・・。まだ椅子席の方がマシかな?
1等ラウンジで良かったです。
2009年01月07日
わけわからぬ名前のハートランドフェリー
2階からタラップに渡り船へと向かうのですが、いったん階段で下に降り、別の移動式の小さなタラップで乗船します。これではいったん2階に上がる意味、あるの??
まあ、待合所が2階にあるということで・・・。ちゃんと確認はしていませんが、公式サイトを見ると、2階にはレストランが2店舗、喫茶店が1店舗あります。
タラップを渡っている際、この日に運航する3隻が泊まっているのが見えます。ピンクと紺の「サイプリア宗谷」、うす紫と紺の「フィルイーズ宗谷」、そしてこれから乗る赤と紺の「ボレアース宗谷」です。お休み中の水色と紺の「プリンス宗谷」も見えます。
それにしても、「プリンス」の意味はわかりますが、他の3隻の名前がとても難しく、覚えにくいです。各島に生息するお花からつけているのでしょうか?
公式サイトで見ると「サイプリア」は「レブンアツモリソウに因んで、アツモリソウの学名「CYPRIPEDIUM(サイプリペディム)」に、国・地域名の接尾語「IA」を合わせた造語」だそうです。中部国際空港をセントラルなんちゃらではなく造語で「セントレア」にしたみたいだなぁー。笑
他の船の由来もちょっと気になります。
奥尻島行きの方は黄色と紺の「ニューひやま」、まあ、これは極普通の名前ですね。もう1隻はオレンジと紺の「アヴローラおくしり」、うーん、これは何でしょう??
とにかく、ハートランドフェリーの名前は覚えにくいです・・・。
フェリーターミナルから見る海は非常に静かで湖みたいな感じ(写真、船は「プリンス宗谷」)ですが、ここは宗谷湾の中であり、更に防波堤で囲まれています。
こんな海に騙されてはいけません!! 空は怪しげな雲、昨日の宗谷岬で見た荒れた海、きっと防波堤を越えれば、時化の海に突入するだろうな・・・。