2008年10月

2008年10月14日

船尾側のデッキにて、出港 ナッチャンWorld 第10夜

bb06a53c.jpg「ナッチャンWorld」の話に戻りまして・・・第10夜に突入したのに、まだ出港していません・・・。最初で最後の乗船ですから、どうしてもネタが多くて、多くて・・・ようやく出港シーンの話になります。

「ナッチャンRera」就航日に乗ったときはどこも外部デッキに出ることができず、新鮮な外の空気を吸うことができませんが、いつの間にやら船尾側にある外部デッキに出ることができます。
この外部デッキはビジネスクラスが丸見えで、そのせいか以前は開放されなかったかと思います。そりゃ、外部から他人に見られるのは嫌ですから・・・でも、ビジネスクラスは個室ではないし、ただの椅子だし、外から他人に見られてもまったくは気にならないでしょう。
外部デッキに出たい!という要望があったのでしょうか? 確かに就航日の翌日にビジネスクラスを使ったとき、前のデッキぐらい出てもいいのでは?と思いました。後方しか見れませんが、目の前にガラスがあるかないかでは眺めがまったく違いますし、特に写真撮影はガラス越しだと反射してあまり見栄えがよくありません。あのとき、そこの外部デッキに出たくて出たくてうずうずしていました。
いつからなのかはわかりませんが、ようやく船尾側の外部デッキが開放されたようで、さっそく外部デッキより出港を待つことにします。

外部デッキはちょっと狭く、通路みたいな感じです。右舷側と左舷側にはでっぱっていて、そこから後ろを振り向けば、前方がちょこっと見えます、が、風がもろに受けそうなので、ちょっと危険かもしれません。(写真)
いよいよ出港です。後方左右より白い泡が吹き出します。私が外部デッキに出たときはすでにエンジン音が聞こえ、白い泡が吹き出していました。その白い泡、ジェット噴射により、陸からどんどんと離れていきます。
陸、建物側を見ると、陸上作業員たちが「ナッチャンWorld」に向かって手を振っていました。手を振って送ってくれるなんて、小さなことだけど、とても温かいサービスだと思います、が、在来のフェリーではそんなシーンが見られないのですが・・・。そこまでするなら在来フェリーにもやって欲しいものです。(もしかして、今はやっているのかしら? 今回、在来のフェリーに乗船していないので、その様子を見ることができませんでした)

そして、「ナッチャンWorld」は勢いを増し、函館から離れて、青森へ向かって行きます。


0系の写真を船ふぉと掲示板にUPしました。是非、ご覧になってください。

2008年10月13日

だんごっ鼻新幹線と未来型新幹線のコラボ

9926ee1e.JPG1時間ほど前に自宅に着きました。
今回の旅は、名門大洋フェリーのシティラインカード期限更新(笑)と0系が目的でした。

名門大洋のシティラインカードは1年間有効で、利用日から1年を過ぎてしまうと、再加入する場合、また入会費を払わなくてはならないし、ポイントもなくなってしまいます。年に数回しか利用しないのであまりポイントなんて貯まっていませんが、なぜか「1年間有効」という期限があるとどうしても期限内に利用しなくては、と思ってしまいます。これって人間の心理を狙った作戦ですね。笑

そして、0系。
私の思い出でもある、とても愛嬌のある新幹線です。これぞ本当の『新幹線』という感じです。(ちなみに300系は新幹線であっても「のぞみ」なのです。笑)
どうしても見たくて、撮影したくて、そして乗ってみたくて、わざわざ九州まで行ってきました。
名門大洋の2便でも間に合うのですが、638号を博多南駅より乗車したくて早く到着する1便にしました。朝早く門司より普通列車で博多まで行き、100系に乗って博多南まで行きます。博多南は新幹線の車庫なので、いろんな新幹線をまとめて撮りたい場合はここが最適ですね。とても気になる場所だったので、わざわざ行きました。それに今は0系に乗車する人が多そうだし、座るためにもここからがスタートだったのです。

しかしながら、そんなに思ったより混んでいませんでした。博多からも小倉からもそれほど多くなく、ホームでもカメラを持つ人は思ったよりも少なかったし、今が穴場という感じでした。なくなるギリギリまで粘るともっと人が増えそうなので、0系を撮りに行きたい人や乗りたい人は早めに乗っておくことをおすすめします。
懐かしいと思いつつ乗車し、終点の岡山まで乗車したかったのですが、新下関で10分後に今度は下りの0系が来るとのことでここで下車、上りホームより下りの0系を撮影、更に普通列車で新山口駅へと向かい、ここで再び新幹線のホームへ、上りホームより0系撮影、更にここで未来型新幹線500系が通過するため、0系と一緒に撮影をしてみました。
500系は速いですねー。撮るのも連射ですよ、しかも初心者用一眼レフカメラなもんなので、連射はしょぼいです・・・でも、それでも撮れました! これが今、UPしてある写真です! 大きいサイズでUPしましたので、欲しい人は是非、ダウンロードしてください。

今回の旅の経路・・・(細かいところは省く)
東海道本線→名門大洋1便→鹿児島本線→100系→0系→山陽本線→レールスター→山陽本線→大阪泊→関西本線→中央本線→あずさ→中央本線(○○本線は普通列車もしくは快速、新快速)
車はドッグ中であり、ただいま「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」という18きっぷみたいな切符があるため、普通列車を中心に利用しました。

名門大洋の乗船記は後ほど・・・。

2008年10月12日

だんご

49ede477.jpgだんごっ鼻のかわいい奴に会えました。懐かしいです!
小さいころ、母の実家が伊豆なので、よく熱海または三島まで乗ってました。こだまが多いので、0系か100系が多いです。
博多南まで行くときは100系でした。こちらは窓が大きくて、解放感がありますね。
どちらも懐かしく乗っています。

できれば、椅子は昔の2、3が良かったなー。


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2008年10月11日

0系に会いに

80068c3d.jpg3日間だけ違う話をします。ナッチャンの続きはそのあとで。

今日は団子っ鼻のあの子に会いに行くために出かけています。
今日の宿泊先はここです。


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2008年10月10日

エコノミー探索 ナッチャンWrold 第9夜

557ac222.jpg次は下の階へと行きます。下はエントランスから前がエコノミークラス、船尾側にはビジネスクラスがあります。
ビジネスクラスはビジネスクラスのお客様のみしか入室できないため、入ることができません。「Rera」との違いは椅子の色だけかな? しっかりとした防音設備など、「Rera」とあまり変わらないかと思います。
この日のビジネスクラスはそこそこ人がいて、ほとんどが団体だったと思います。平日であれば一般客の利用がそれほどないかと思いますので、団体として利用するのはいいかもしれませんね。ほぼ貸切状態になるかも?

さて、エコノミークラスはというと・・・中央部の指定席の椅子は「Rera」と変わらず、座ってみたところ、やはり私では床に足を付くことができず、日本人向きではありません。子供や女性にとってはちょっと辛いかもしれません。足がむくみがちの人の場合、かなり辛いと思いますので、空いていればパブリックで過ごした方がいいかもしれませんね。
若干周りのパブリックスペース部分がちょっと違っていました。
「Rera」は壁際に座布団みたいなものがありますが、「World」の方は見当たりません。すべて椅子やソファーであり、こちらの方が多く利用できるようになっています。が、夜行便の場合、そのソファーに横になってしまう人がいそうな感じですね。人が少なければ見た目がみっともないだけであって迷惑ではないでしょうが、人がたくさんいる時は横にならない方がいいでしょう。(写真)
他のパブリックスペースはほぼ「Rera」と同じ、エントランス裏にある小さなキッズルームの壁のイラストは「World」風になっています。
この日のエコノミークラスは平日だったせいか空いていました。私が荷物を置いてしばらく経ってエコノミーに行ってみたのですが、それほど人がいなく、写真撮影も余裕なほどでした。

平日だから仕方ないのかもしれませんが、ドライバーを含めてこれだけって寂しくありませんか? この後、もうちょっと人が入ってくるでしょうが、たぶん全体の1割も埋まっていないかと思います。
まず、トラックドライバーらしき人も見かけられません。平日ならではトラックドライバーは多いはずですが、見かけないなんて・・・多くのトラックドライバーが普通のフェリーを利用しているようです。
フェリーは旅客、乗用車だけではやっていけません。重要なのがトラックです。大量に載せるように仕様されているはずなのですが・・・寂しい・・・。

2008年10月09日

エグゼのパブリック ナッチャンWorld 第8夜

e0afc58b.jpgエグゼクティブ専用のパブリックスペースも探索します。

窓側の2名席の隣には新聞や船関連や旅行関連の雑誌がいくつかあります。もちろん自由に読んでよく、旅行関連の雑誌であれば、旅行先の情報を見て、これからの旅に役立てるかもしれません。

真ん中に左舷側と右舷側を結ぶ通路があり、そこにはトイレがあります。
トイレの付近に男女それぞれの人の絵が描かれてあり、「Rera」の場合はウエスタン風、「World」の場合は海水浴です。この絵は船体のイラストとは違い、向こう(オーストラリア)の人がデザインしたものかと思われます。
トイレの中に入ります。壁は黒に統一され、高級そうな清潔そうな雰囲気を出しています。
トイレはウォッシュレット付き、蓋が自動的に開閉する洋式トイレで、大変、立派なものです。洗面台あり、奥には化粧用のスペースがあり、椅子、専用の洗面台もあります。(化粧用は女子トイレのみですね)
もっと奥に行くと擦りガラスの扉が2つあり、その中にはシャワールームがあります。高速船としてはシャワールームがあるのは珍しいですね。繁忙期には夜間の利用もありますので、シャワーがあるのはとても便利かと思います。利用する際にはCAに尋ねて鍵を開けてもらうようにするようです。それにしても、シャワーの利用頻度はどれくらいなのでしょうか・・・昼間ならたくさん動いた後なら使ってみたいですが、せっかくの景色を眺めたいので、使うのがちょっと勿体無く感じてしまいます。

エグゼクティブの後方のスペース(写真)、エントランスの階段の周りにマッサージチェアがいくつかあり、左舷右舷それぞれ4つ、待合所にあったマッサージチェアと同じように時間制限なく、無料で利用できます。椅子が窓側に向かっているので、景色を眺めながら気持ちよくマッサージをすることができます。

更にその奥にはエグゼパブリック専用のソファーがあり、運悪く景色の眺めない席に当たってしまった場合(2名席の壁側とか)、他の座席のお客様と過ごす場合はこちらのソファーの方が良いかもしれません。

真ん中にはバーがあり、ここではドリンクが用意されます。ウーロン茶やオレンジジュース、コーヒーなど、飛行機と同じようにコンソメスープまであって、しかもなんとビールまであって、どれこれも飲み放題なのです。
ビールもですよ・・・けど、これから運転する人は絶対にビールは避けるべきですね。うーん、ドライバーかどうか判定できないし、飲酒運転防止にならないような・・・飲んだら犯罪ですよ、運転手は飲んじゃ駄目です。ここは我慢で!
ドリンクを頼むと席まで運んでくれます。誰がどこの席なのかわかるかどうか、CAは覚えられるのかな・・・??
(2回目に頼んだときは自分で運びました)

ちなみに「Rera」の場合、トイレはほぼ同じ、ただし、私が乗船したときはマッサージチェアはなく、ソファーだけでした。今はどうなっているかわかりません。

2008年10月08日

日本人向けエグゼクティブ ナッチャンWorld 第7夜

3dbe6b3a.jpgまずはエグゼクティブクラス。先に人が少ないうちにエコノミーの方を探索するつもりでしたが、「ナッチャンRera」とさほど変わらないだろうし、エグゼクティブの方を先に探索しました。

まずは席。普通の椅子ではありません。個室みたいな感じです。(写真)
個室といっても扉やカーテンはなし、個室ではないですね。けど、ちょっと高めの丸いマットに上がって足を伸ばしたり曲げたりして過ごすことができます。ナッチャンが生まれたオーストラリア向きではなく、完全に日本スタイルになってしまっていますね。椅子に座るよりもこっちの方が私にとっては楽です。
真ん中にテーブルというか丸い小さなちゃぶ台(笑)があり、そこには使い捨てスリッパやイヤホン、ゲ○袋などが置かれています。その向こうには小さなテレビがあり、映画などを見ることができますが、どんなものがあったのか忘れてしまいました。
背もたれにはクッションが2つ、その背もたれの上には半透明の壁があるので、横、後方から他のお客様に見られることが少なくなりますが、これがちょっと圧迫感を感じるかも?
もしもW.Oと一緒に乗船してたら、そのクッションを枕にして、狭いけど横になって寝てしまいそうな・・・でかい図体の癖して。笑 絶対にありえそう・・・これじゃ私が入れない・・・笑

まあ、そんなことはさておき、背もたれによっかかって足を伸ばせて過ごせるなんて、大変、過ごしやすいです。しかも私が指定した前方の席は大変、眺めが良く、席から前方も横も、景色を眺めることができます。この場所は早い者勝ちです。
後ろの席になれば横だけであり、窓側でない方は一番前なら前方の景色を眺めることができますが、横からの景色は眺めにくいです。その後ろは景色を眺めず、壁と向き合う形になります。

4名席は更に2名分のソファーが加わったもので、例えば大人2名子供2名で利用であれば、子供には窓側の上がるスペースを利用し、大人はソファーに座って過ごすのも良いかもしれません。いかにも家族用というような感じですね。

2008年10月07日

最新乗船口 ナッチャンWorld 第6夜

3877c566.jpgエレベータで3階に行き、いよいよ「ナッチャンWorld」に乗船します。乗船する、というよりも、搭乗する、という方が正しいでしょうか?
就航日に「ナッチャンRera」を利用したときは、とある機械がまだ起動していなかったため、女性従業員が確認するだけでした。今はというと、そのとある機械が起動するようになり、乗船券を機械に通すのです。
いや、通すのではありません。チケットについているQRコード(四角のゴニャゴニャしたもの)を機械にある黒い四角のところに掲げるだけで、搭乗ゲート、じゃなくて乗船ゲートが開くようになります。これは最近、空港に取り入れている搭乗口と同じですね。

けど、これ、「ナッチャン」がいなくなってからどうするのでしょう? 在来フェリーだと専用タラップから乗船することができないため、「ナッチャン」がなくなると不要になります。(「びなす」だったらタラップから届くかもしれませんが)
中のプログラムを変えれば再利用はできそうなので、どこかに売られる可能性はありますね。

タラップはまさしく飛行機と同じ、普通のフェリーに入るような気にもなりません。だからついつい「搭乗する」と言いたくなります。
いよいよ「ナッチャンWorld」に搭乗、入り口には「ナッチャンWorld」の文字とクリオネなどが描かれている赤いマット(写真)が敷かれ、周りにはキャビンアテンダント(以降、CA)が数人います。
まだそれほど人が乗っていないため、さっそくエコノミークラスを探検したいところですが、あまりにも荷物が大きいため、先にエグゼクティブクラスの自分の席へと向かいます。
CAにチケットを見せると、そのCAが私のキャリーバッグを持って席へと案内してくれます。階段を上り、自分の席へと・・・かなり早めに予約したため、一番最前列の眺めの良い席です。まあ、平日だし団体客もいないので、エグゼクティブクラスはガラガラで席を選び放題なのですが。
自分の席に荷物を置き、さっそく船内を探検します。

2008年10月06日

エグゼクティブ専用待合所 ナッチャンWorld 第5夜

a86d4bb5.jpg「ナッチャンWorld」を見た後、建物内4階にあるエグゼクティブ専用の待合所へ行ってみることにしました。搭乗、じゃなくて乗船まであまり時間がないので、ちょっと急いで行きます。
建物内はメインがエスカレータなので、エスカレータで上に上がってみたのですが、3階の普通の待合所までしかなく、どこで4階まで上がれるのだろうと思い探してみたらエレベータがありました。エスカレータで行けないのに、階段は非常用しか使わないだろうし、エレベータで行けるのか不安に思いましたが、どうやらエレベータでしか行けないようです。ちょっとわかり辛いよ・・・。
こんなにわかりにくくて、いったいエグゼクティブ利用者の中で専用待合所を知っている人はどれくらいいたのでしょうか?

エレベータの扉が開くと、すぐに女性従業員がいました。チケットのチェックです。エグゼクティブクラス以外の人や「ナッチャン」以外の利用者(特等利用も含む)、この日に乗船しない人は利用できません。
部屋に入ると、お飲み物は?と聞かれました。どんな飲み物があったか忘れましたが、アイスコーヒー、オレンジジュースなど、確かビールはあったような、ないような・・・もちろん、無料、飲み放題です。あまりにも慌てていたので、何を飲んだかも忘れてしまいました・・・。
待合所の中には、ソファーがいくつかあり(写真)、新聞や雑誌などが置かれています。マッサージチェアなんかもあって、もちろんタダで時間制限もありません。
港側は完全ガラス張りで大変、眺めが良く、左には「ナッチャンWorld」が、右には「えさん2000」が見えます。
私がはまったのはそのマッサージチェア、この2日間、歩きすぎたせいか足が大変、痛く、こういうときのマッサージチェアはとてもありがたいです。さっそく使ってみました。マッサージチェアからも大変、眺めが良く、あまりにも気持ち良くてついつい眠りそうになってしまいますが・・・

眠りそうになったところで、乗船開始の放送が聞こえてきました。飲み物を飲み終え、3階の搭乗ゲート、じゃなくて乗船ゲートへと向かいます。

これからエグゼクティブクラスを利用する人は、是非ともこの専用待合所を利用してみてください。エスカレータではありません。エレベータです。
ちなみに函館のみで、青森にはないようですが、新しく「ナッチャン」専用の建物があるので、こちらにもしかしたらあるかもしれません。(←調査を忘れました。すみません)

前書きが長くなってしまい申し訳ございません。「ナッチャン」は船ヲタ以外の人にも愛されている船であり、もうすぐなくなってしまうため、なるべく詳しく書くようにしています。
明日より、いよいよ乗船からの話です。

2008年10月05日

哀れに見える・・・ ナッチャンWrold 第4夜

edbb2659.jpg白い大きな奴「ナッチャンWrold」が、さっき着いたばかりの「えさん2000」よりも速いスピードでこっちに向かってきます。
防波堤の手前あたりでスピードが緩まれ、フェリーターミナルの前まで来れば後ろ向きへとゆっくりと回転、後ろから白い泡をいっぱい吹きながらバックして着岸します。(写真)
その白い泡、これが厄介なことになってしまったんですよね・・・。あまりにもすごい勢いよく噴射して発生した白い泡、そして急に来た波、これがホタテ漁などの漁業に影響しているようです。高速船と漁業の共存って難しいようですね・・・。
「ナッチャンRera」の就航日、青森で見た着岸のシーンではもっとすごい泡を噴射し、近くの海岸ではしばらくの間、泡が消えませんでした。今の「ナッチャンWorld」の着岸シーンを見ると、慣れたせいでしょうか、就航日よりもだいぶ泡が減ったように思います。
着岸も就航日よりスムーズにいきました。陸に着岸する前に噴射を止め、ロープを出し、陸上作業員がそのロープを引っ張って陸に寄せます。
完全に引き寄せたら、次は車両タラップを繋げます。これで着岸が完了です。

着岸が完了した後、どんどんと車が出てくるはずですが・・・あれ?「えさん2000」より少ないのではありませんか? 乗用車の数は勝っていても、重要なトラックの数は完全に負けています。トラックの数が多いはずの平日で、これだけしかないなんて・・・あの広い車両デッキがとてもかわいそうです。
それよりももっとかわいそうに感じてしまったのは、「ナッチャンWorld」の船体に描かれている子供がデザインしたお魚さんたち。だって、1年も経たずに消えてしまうかもしれないんですよ・・・なんてことでしょう・・・せっかくのユニークのデザインがこれでは水の泡です・・・。本当に哀れに感じました。
デザインをした子供たちはこの「ナッチャンWorld」がなくなってしまうことを知っているのでしょうか? 初めて知ったとき、たぶん泣いた子もいるかもしれません。子供たちの気持ちを考えると、切ないです・・・。