2008年08月
2008年08月31日
早めの夕食 クイーンコーラル 第12夜
まだ18時になっていない時間、夕食を取るにはかなり早すぎではありませんか? 奄美大島を出港した後もレストランを営業するのではと思いましたが、夕食の時間帯はこの時間しかありませんでした。
これを逃すと自販機しかないので、早いですが夕食を取ることにします。(それにしても、なぜ夕食が早いのか?謎である)
終了ギリギリの時間帯にレストランに入ってみました。
昼食ではかなり人が多かったのですが、夕食では人がポツポツといるぐらいです。終了間際だから少なかったのかもしれません。いや、早すぎて取らない人もいるのでしょうか?
そうでもない、奄美大島に到着すればわかります。今、船内に残っている人たちの半分以上が次の奄美大島で下船するようです。船内で食事すれば時間が早いので、下船後に食事をするのも良いかもしれませんね。
夕食のメニューは昼食とさほど変わらなかったかな? ちゃんと確認をしなくてごめんなさい。私が食べたのは牛丼で、あいつが食べたのは鳥ステーキの定食です。牛丼はそれほど大きくなかったので、この時間帯に食べるには丁度、良かったです。
奄美大島が見えてきました。(写真)
外部デッキに出ると、人がたくさんいます。そうそう、この航路は外部デッキに出ると、昼間は必ずしも人がいます。景色がいいからこそ、外部デッキで過ごす人が多いですね。
時間的にはそろそろ日の入りの時間なのですが、あいにく天気は曇り空で、西側の空はほんのわずかしか隙間がありませんでした。その隙間にたまに夕日が見えるぐらいです。天気が良ければ素晴らしい夕日が見れるだろうなぁ・・・。逆に言えば、那覇行きであれば日の出は見れるし、本部〜那覇では夕日が見れる、これもいいんじゃないですか? 今度は天気が良いときに利用してみたいです。
奄美大島は他の3島と比べれば山が多く、ちょっと違うように見えます。しかも「大島」と名前がつくぐらいですから、とーっても大きな島です。今まで小さな島々を見てきたから、島ではなく陸のように感じてしまいます。浅瀬はどうかな? だんだん暗くなってきたせいか、そこまで確認できませんでした。
2008年08月30日
牛用個室 徳之島 クイーンコーラル 第11夜
初めて使う航路だし、運航時間が長く、寄港地が多いため、どうしても長くなってしまいます。南の島の話に飽きちゃった人はもうしばらくお待ちください。笑
沖永良部島の次は徳之島です。
徳之島まで来ると天気は曇りがち、せっかくの眩しい太陽が陰ってしまいます。こうなれば日焼けが酷くならなくて済みますが、南の島を眺めるのであれば太陽が欲しいものですね。ちょっと残念です。
徳之島は与論島、沖永良部島と同じように平坦な島に見えますが、山も多少あります。もちろん、こちらも浅瀬が多く、美しい海が見えます。でも、雲っているので、今までよりもきれいさがありませんでした。やっぱり太陽が欲しいですね。
徳之島、亀徳港に到着します。こちらも周辺が浅瀬だらけで、削って作られた港のように感じます。
この島でも下船者が多く、ずらっと人が階段を下りて下船し、しばらく経てば階段を上って多くの人が乗船します。
そういえば、沖永良部島で車両デッキに入っていった軽乗用車がここで下船するところを見かけました。小さいことでしょうが、島から島へ車へ運べるにはフェリーがあるからでしょう。「鉄腕DASH」のソーラーカーの旅のように、各島へとフェリーを使ってドライブするのも面白いかもしれませんね。
この島で1つ気になる事が・・・
2つの大きなコンテナ(普通のコンテナ2つ分の大きさ)が船の側へとやってきました。そのコンテナには普通のコンテナと違って、上半分に壁がなく、柵に囲まれていて、天井があります。このようなコンテナは各島でも見かけました。で、ようやくその正体がわかったのです。
それは、牛を運ぶコンテナ。な、な、なんと、黒毛和牛がコンテナに何頭か入っていました。
しばらく経つと牛用コンテナはクレーンに吊らされ、船首側の大変眺めの良さそうな特等席へと運ばれていきました。これぞまさしく、牛専用の個室でしょうか? 徳之島からの大事な大事なお客様の乗船ですね。(写真)
「クイーンコーラル」は黒毛和牛と共に、次の目的地、奄美大島へと向かいます。
2008年08月29日
透き通る海 沖永良部島 クイーンコーラル 第10夜
このようにずっと外部デッキで景色を眺めていたら、いつの間にやら顔や胸などが日焼けで真っ赤になってしまいました。あー、日焼け止めを塗っておけば良かったのに・・・しかも、ずっと一眼レフカメラを首にかけているから、紐の部分の下は肌が白い、くっきりと残っています。でも、後ろ髪を短くしなければばれない、ばれない。笑
沖永良部島、和泊港に到着しました。(写真)
周辺を見ると、こちらも浅瀬だらけでよく港が作られたなぁ〜と思うほどとても浅いです。船からすぐ下の海をじーっと覗くと・・・透明度が高いせいか、海の底まで見えてしまいました。いったいどれぐらいの深さなのでしょうか? すごいですね。
下船客は与論島で下船した人よりちょっと少ない程度かな? いや、与論島では女子高生の団体がどかっと下りたから、その分を引けばほぼ同じぐらいでしょうか? どんどん人が揺れる階段を下りて下船します。
次に乗船する人たち、こちらも同じぐらい乗船しますね。どこの島に到着しても、船の中にいる人の数は変わらないかも? 沖縄から各島へ行く人、島から島へ移動する人、島から鹿児島へ移動する人、それぞれ多くいますね。船内の中が空くことなんてなさそうです。
そういえば、沖縄、鹿児島から各島への移動、島から島への移動には飛行機もありますが、時間をかけてでも船を利用する人がかなり多いように感じます。安いからでしょうか? こんなに利用者がいるなんてとても嬉しくなります。
沖縄から積んだ生活物資を車両デッキもしくは船首側よりコンテナを出し、そして島からの荷物が積まれているコンテナが車両デッキに運ばれ、クレーンであげて船首に積んで・・・積み終わったら、今度は徳之島へ向けて出発をします。
最近、大雨が多いですね・・・気温が急に低くなったせいなのか、旅で疲れているのか、ちょっと体がだるいです・・・風邪かな??
2008年08月28日
すれ違いは沖永良部島の前で クイーンコーラル 第9夜
与論島から離れ、しばらく経ってから次の島、沖永良部島が見えてきました。この辺からちょーっと雲も増えたかな? 太陽の光も薄くなったような気がします。
このころ、沖縄では梅雨明け済みでしたが、他の地方ではまだ梅雨が明けてなかったころです。北へ行けば行くほど、まだ梅雨が明けていないため、下り坂へとなっていきます。
海を眺めると時たまトビウオたちがピュンピュンと逃げていく姿が見えます。春から秋にかけて、南の海ではよく見られます。動画でとらえたいところですが、いつトビウオが現れるかわからないし、いたとしても早くて間に合いません。とても難しいですね。
海をよーく見ると、南の海って、油絵の具のコバルトブルーのような感じ、ものすごい濃い青・・・きれいだね・・・。
船尾へ行けば、噴射の白い泡と共に薄いエメラルドグリーンの海が・・・これまたきれいです。
沖永良部島の先端に差し掛かると、1隻の大きめの船が見えてきます。昨夜、鹿児島から那覇へ向けて出発したマルエーフェリーの「フェリーなみのうえ」が見えてきました。(写真:かなり遠かったです)
鹿児島〜沖縄航路はマリックスラインと「A'Line」でお馴染みのマルエーフェリーでそれぞれ2隻、合わせて4隻で毎日、運航しています。4隻あることで各島に毎日、生活物資が送られますね。大変、便利です。
マルエーフェリーの方はどんな感じなのでしょう? そちらの会社の方もいずれは乗ってみたいと思います。
2008年08月27日
大人気? 新幹線 船はどう??
八戸からの一番列車なのに、盛岡からほぼ満席だったこと。
お盆時期でも新幹線が大変、人気だったようで、例年より乗車数が多かったです。今回はお盆ではなく普通の月曜日でしたが、出張客はもちろん、普通の観光客、帰省客っぽい人も多くいました。新幹線から降りたときも、ホームでは人がたくさんいてびっくり!!
なぜ今年は新幹線が人気なのか?
原因は原油高騰のためです。
電車には原油なんてあまり関係がなく、運賃の値上がりはいっさい行っておりません。
一方、原油を必要とする飛行機や船は大きく値上がりが目立っています。中には減便や廃止するところまで、かなり酷い現状です。
でも、なぜか原油を必要とする長距離バスは大人気??? 人気があるせいなのでしょうか、こちらは値上がりが目立っていませんね。しかも場所によっては増便するほど好調です。
このブログはフェリー専用のブログなので、船のお客さんの状況はどんなものだろうと考えてみると・・・うーん、お盆時期に利用してもいないし、空席情報も見ていないのでわかりません。
お盆後の終了時点で乗船した時ですが、そんなに変わらないような気がするような? 帰りに利用した「シルバークイーン」は車が満車だったようです。
原油高騰で騒ぎ出してからいろんな船に乗ってみたところ、運賃が値上げされても客が激減することはないように見えます。
で、ちょっと考えてみた・・・。
船の運賃は値上がりしたけど、車を長距離、走らせるガソリン代の方が高くつく??
場所と車の種類によりますが、そうなのかもしれません。「苫小牧〜八戸」のように海の方が距離が明らかに短い航路はそうですね。
ジャンボフェリーのサイトにもありました。「ガソリン=0円で四国へ」
写真は、こちらはもっと人気「ムーンライトえちご」。安くて便利です。
2008年08月26日
これのために 北海道へ行っただけ
なんで北海道にW・Oの実家があるのに泊まらずすぐ帰るの?
なんで冬のオフ会で散々「らいらっく」に乗ったのに、また乗るわけ?
なんで帰りは飛行機(予定)だったの?
と思いませんか?
なぜなら、札幌競馬場へ行きたかっただけです。ただそれだけです。決して船旅が目的ではありませんでした。
なるべく早く競馬場に到着したかったので、朝早く到着する「らいらっく」を選択、帰りは翌日、W・Oが仕事のため、先得で飛行機の予約をしました。が、出発直前に飛行機の予約が取れていなかったことが判明し、急遽、「シルバークイーン」と翌日の「はやて」で帰ることに・・・よく考えれば普通じゃないですよね、これって。狙っているように見えるけど、決して狙っているわけではないですよ。笑
さすがに3日連続4時台着はきついです。「はやて」で熟睡、帰ってからも私は熟睡、起きたのはなんと夜の7時半でした。笑
こんな強行突破な旅をするのであれば、絶対に往復共に飛行機をおすすめします。笑 と言いたいけれど、この時期、高いのが難点ですよね・・・。早めに予約すれば2万円台だったのですが・・・。
予約してないことに気付いた時点ではもう3万円台、しかもほとんど席が埋まっている状態ですから、真ん中の席だったり、席が離れ離れだったり、これではあまり利用したくありません。ならばと、別のルートで帰ることにしました。
実はこれが正解だったのかも???? 天気が大荒れで、もしかしたら、予約していた飛行機(最終便です)が遅れてしまい、終電に間に合わないというハプニングになっていたかもしれません。
「シルバークイーン」は荒天のため遅れるかもしれないという放送がありましたが、出発も遅れていたのに見事に定刻通りに到着。
「はやて」は何も問題なくすんなりと。(東海道新幹線はアウトでしたね)
朝11時、無事に自宅に到着。
ただ生の大泉洋(写真)を見たかっただけに、すごい旅となってしまいました。笑
注:大泉洋の祝勝会ではありません。左は札幌記念で優勝した騎手、右は札幌記念で優勝した馬の馬主代表、真ん中は緊張しまくりのガチガチなプレゼンター。笑