2008年06月
2008年06月19日
あの曲が流れる りつりん2 第3夜
そうそう、あの曲、出港時に流れていました。どんな詩だったのか忘れましたが、曲自体は覚えています。とてもインパクトのある曲ですね。ずいぶんとさわやかな曲なのですが、雪の中、走り続けて疲れきっているところで・・・。暗い時間帯よりも明るい時間帯ならって感じでしょうか?
まあ、船にインパクトを与えるのは重要、暗い時間帯でもさわやかな曲を流して「これぞジャンボフェリーだぞ!!」と印象つけるのもいいかもしれません。笑
絨毯敷きの大部屋で仰向けになり、いよいよ出港です。
出港後、ガタガタとエンジンを響かせ、いつの間にかエンジン音がちょっと静かになります。静かになったとたん、ちょっと揺れ始めてきました。やはり大雪を降らしたぐらいですから、爆弾低気圧の影響で瀬戸内海でも多少、荒れているでしょう。
そこそこ揺れてきました。歩けないほどではないですが、体にかなり感じるほど揺れています。
総トン数約3500トン、ジャンボと言っても他の長距離フェリーと比べたらそれほど大きくはありません。4時間ぐらいの航海だから、このぐらいの大きさが妥当でしょう。
これだけの大きさだから、やはり揺れを感じますね。青函航路で例えれば、「びいな」(2200トン)で波高2m、って感じでしょうか? この日、もし「さんふらわあこばると」に乗っていたらどうだったかな???
この後、同日に「おれんじ7」に乗って先に本州を出た人の話によれば、こちらもかなり揺れていたそうです。
瀬戸内海航路の船のほとんどがスタビライザー(横揺れ防止)なんて付いてもいません。瀬戸内海は太平洋、日本海など(外洋)と比べたら波が穏やかだし、時化になる確率も非常に低いからです。私が今まで瀬戸内海航路を使った中で、唯一、船体にかなり揺れを感じたのが今回の「りつりん2」でした。それ以外はほとんど揺れを感じなかったです。
欠航や風呂閉鎖になる基準も、外洋と瀬戸内海では違い、瀬戸内海の方は波高2mでも風呂閉鎖になることがあるらしいです。外洋ではありえない話ですよね。
写真は絨毯敷きの大部屋。
2008年06月18日
ちょっと混雑 りつりん2 第2夜
この中に、果たして、私と同じように雪で乗る予定の船に遅れてしまい、急遽、こちらを使っている人がいるのでしょうか? 思った以上に車の数が多かったです。
本州から四国へ車で渡る場合、橋が3ルートあるので、船に乗らずに橋を渡る方が圧倒的に多いかと思いましたが、この混雑状況を見ると、船を利用する人もかなりいるんだなーと思いました。
その理由として、値段がそれほど変わらないこと、そして、この時間なら、寝ながら移動できるというのも大きな理由でしょう。ガソリン高騰の中、なるべく消費しないようにするためにも、船を利用して車を動かさないようにするのも、ここ最近、ありえるかもしれません。
先ほど、ジャンボフェリーのサイトを見たところ、『ガソリン代=0円で四国へ』というキャッチフレーズを見かけました。確かにこれは有効的ですね。
車両デッキから階段を上り、広い外部デッキに出ます。白い線がいくつかあったので、車の数が多いときはこのデッキにも車が積まれるみたいです。(写真)
また階段を上り、客室最上階にある絨毯敷きの大部屋から船内に入ります。
その部屋に入ると、すでにあちこちで旅客が寝る準備をしていました。横に寝れる部屋はここしかないのかな? 初めて乗る船だから、この船の船内の構造がまだわかっていません。ここだけかもしれないので、とりあえず空いているスペースを探し、そこで寝ることにしました。まあ、2人分、寝れるスペースだから大丈夫でしょうが、最終的には1人あたりの広さはそこそこ余裕だけど、ほぼ埋まっているような感じでした。
他にどんな部屋があるか軽く確認したところ、絨毯敷きの部屋は先ほどの大部屋と女性専用部屋の一部しかありません。女性専用の広めのリクライニングシートは全部、埋まっていました。
あと、椅子の部屋もありましたが、こちらもほぼ埋まっている状況です。
ゆっくり寝るのであれば大部屋の絨毯敷きが一番、快適だったりして? とにかく疲れを取りたいし、明日、また移動ばかりになってしまうので、ちゃんと寝ておきたいです。大部屋にすぐに戻り、横になることにしました。
この混雑、まだまだ甘い方です。この後、GW中に同じ時間の「こんぴら2」に乗船したところ、この日の倍以上はいたかと思います。