2008年05月

2008年05月31日

しつこいカモメ 遊覧船「あおば」 第2夜

a4cdc943.jpgしばらく経つと若い男女が数人、乗船しました。こんな平日に・・・と思ったら、卒業旅行とかでしょうかね? 平日だと年配の人が来るような感じがしますが、若い人だけとなりました。

出港前、とても狭い外部デッキに出ます。すると、出港する時間帯をわかっているのでしょうか、すでにカモメが何羽か集まってきました。
なぜ集まるのか、それは、狙いは旅客が投げ与えるエサが目的なのです。ターミナルにも船内にもカモメのエサとして小さい袋のかっぱえびせんが売られ、それをカモメさんたちに与えるのです。
カモメって賢いですねー。だって、出港になって来たのですよ。まるでエサを与える人が出てくると、隠れていた猫が出てくるような感じではありませんか?

いよいよ出港、カモメさんたちはピーピー鳴いて船についていこうとします。ものすごい数です!!
すでにかっぱえびせんを購入済みだったので、さっそくエサを与えてみます。放り投げるとカモメはキャッチ、次々に与えるといつの間にかカモメの数がかなり増えていました。
どんどんエサをやって、そのシーンの撮影もして、そしてエサがなくなりました、が、まだカモメさんがしつこくついてきます。もうないって・・・まるでエサがなくなってもまだもらえると思ってついてくる猫ではありませんか・・・。
でも、諦めたのか、時間が経つとだんだんと減っていきます。

その後、松島の美しい島々(岩なのか?)の横を通ったり、合間を抜けたりして、たーっぷり松島の観光ができます。この前(1月3日)では時間がなくて遊覧船には乗れなかったけど、今回はたっぷり観光できますね。
途中、遊覧船とすれ違います。で、その遊覧船の後ろには、しつこいようにカモメが数羽、付いて行きます。で、私が乗っている船にもまだ数羽、いるわ・・・もうないって・・・。

まあ、こんなもんで松島海岸に到着。景色、というよりもカモメが中心でした。
う〜ん、まだまだ時間があるんですよね・・・どうしよう?? お昼だったので、近くのガストでお食事&時間つぶし。笑

rumirumiferry at 22:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!遊覧船 | 乗船日記

2008年05月30日

一方 韓国では?

台湾航路がなくなるというのに、一方、韓国航路は好調なのでしょうか? 続々と航路が増えているようで。
現行は、博多〜プサン、下関〜プサン、大阪〜プサンがあり、さらに、新門司、敦賀、金沢まで! すごい勢いですね!
何が狙いって?貨物はもちろん、韓国から日本へのツアーのルートにもなるでしょう。
そういえば、新門司〜関西方面の航路は韓国人がいっぱーい。日本人よりも多いときなんてあるみたいですね。それを考えれば、韓国人向けのツアーはかなり狙い目だと思います。
台湾も同様に活気があればいいのですが、本州まで船で行くとなれば、かなりの時間を要することになり、本当に時間的に余裕のある人でしか利用ができません。難しい…。

今日は終電帰りです…


rumirumiferry at 23:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!船旅推進 

2008年05月29日

昨日の追記   人を呼ぶならツアーを積極的に

昨日のW・Oの書き込みに追記します。
私はみなさんが思っているよりも豪華思考ではないことをはじめに言っておきます。笑

今回の有村の件についてニュースを読んだところ、燃料高騰はもちろん、旅客の低下によるものもあります。離島航路とは北海道や九州へ行くようなカーフェリーと違って、民間企業を相手にするよりも国として生活物資を運ぶ方がメインとなります。なんで、貨物で利益を得ようなんて難しい話。
そんな航路で利益を得ようとするとなれば、旅客しかありません。

休止と決まったんだから、私は今回に関してはっきり言います。

やる気ないんじゃないかと

私は乗ったことがないのでわかりませんが、乗った人の話によれば、殺風景、汚い、というような痛烈な言葉を聞きました。二度と乗りたくない、という意見も聞きます。
これでは人を呼べません。
有村はもともと客目当てとしてやっているようだけど、とてもそんなふうには感じられません。客目当てでやるなら、宣伝しろとは言わないけど、旅行会社にアピールして団体客を呼び込んだり、誘致活動をもっと積極的に行うべきかと思います。

太平洋だって以前は平日はガラガラなことが多かったのですが、団体のおかげか、個室が埋まってしまうほど乗るようになっています。
ナッチャンだって、最初は、本当に大丈夫かよ?と思ったのですが、ツアーやパックなど、積極的な誘致活動をやっているせいか、知名度が高くなっています。(リベラはすごいなーなんて思う)

ただほっといているだけでは人を呼べません。貨物部門でしっかりできている会社ならほっといてもいいですが、旅客で利益を出そうとするなら、誘致活動は必要かと思います。

旅行会社Hのツアーの様子からすれば、狙い目ではないでしょうか?

ついでに……別に首都圏でなくても現状の大阪または名古屋でええじゃんと思うのですが。

2008年05月28日

もうちょっと有村

昨日の続き。でも書くのは別人です(笑)

夢の話に過ぎない・・・ けど、今のままではどうしようもない。
抜本的な対策案を練らないとな、と。
専門家だと、かえってありがちな意見しか出ないので
むしろ、素人意見の方がかえって、面白い意見が出るかもしれません。

航路維持のために、貨物に特化して旅客はおまけにして・・・ というのは堅実な現実的な意見と思います。
しかし、それでは拡大は望めない。


旅行会社の個室ツアー、一見、夢物語のようだけど、これによって『フェリーによる沖縄旅行』という知名度が上がり、新たな客が来る可能性があるんじゃないかな? と。
フェリー旅行、って東京では知名度はまだまだ低いです。
東京湾フェリーを知っていればいいほう、屋形船ぐらいしか知らない、という人もまだまだ多いです。
知ってもらえれば、その魅力をわかってくれれば、お客さんは増えるんじゃないかな、という可能性は多分にあります。

ここ2〜3年は、いわゆる「団塊の世代」向けのクルーズ旅行がブームになっており、『中古船』飛鳥2とか(爆)、にっぽんじじい丸(爆)、ぱしふぃっくびいなすのクルーズなんかは、大手の旅行会社でも人気があるようです。
また、速さだけを求める時代も見直されつつあり、スローライフも最近のブームです。

子供はとっくに独立し、定年退職したので時間はたっぷりある、という人はこれから増えていきます。
沖縄に飛行機でとっとと行く、のでは面白くない。時間はたっぷり余るほどあるんです。ビジネスではなく旅行です。
『旅行』で行くのであれば、その道中も旅行の一環として楽しめればいいじゃないですか! それにはクルーズですよ!!

クルーズ客船で10万円でワンナイトクルーズ、に行くんだったら、片道5万円で沖縄に行きませんか?

ちなみに、東京圏の人口は日本の人口の1割を越えたそうです。
やっぱし、ツアーを組むなら東京発着が1番、お客の入りが見込めます。
(飛行機だって、地方路線は赤字で減便や撤退がある一方で、東京発着は枠不足になるほど増えている)

という訳で、有村を東京に!

・・・でも、東京湾は速度規制があるし、港湾施設も高いし。。。
と思ったら、いい場所がありました。
以前、シャトルが使っていた「久里浜港」 ここなら浦賀水道の速度規制はないし、JRや京急もあるので首都圏の人なら気軽に来れます。(大洗だってフェリー会社自称、首都圏ですよ。笑)
という訳で、「久里浜〜那覇〜宮古〜石垣」っていうルート、面白いと思います。
台湾も行ってほしいし、船文化の根付いている関西圏も捨てがたいけど・・・ 名古屋や大阪南港とか行ってしまうと、湾の奥にある分、距離ロスが多いんで。
あ、いっその事、和歌山でも止めますかね?


久里浜〜和歌山〜那覇〜宮古〜石垣(〜台湾)

案外、いけそうな気がしますよ。
有村産業、の屋号は降ろしてしまうかもしれませんが、「株式会社クルーズ飛龍」とか作って。
東京都と沖縄県が設立し、大手旅行会社の連合持ち株形式で資本提供してくれれば。あと国からもいくらか。役人のマッサージチェアとか、なんとか還元水とかにお金かけるんだったら、こっちの方が有意義でしょ。



rumirumiferry at 23:55|PermalinkComments(7)TrackBack(0)clip!

2008年05月27日

有村が・・・

有村産業、駄目だったんですね・・・・・・・・・・・・・
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200805271300_01.html


夢の話に過ぎませんが・・・ひとこと

  旅行会社Hさんよー、有村で得意の個室ツアー、やってくれ

利用客の多い航路なら一般人が個室取れなくて困るけど、この航路だったら少ないから、どうぞ個室を使ってください、もう大歓迎します。
年末年始の太平洋フェリーのように、貸切っぽくやっちゃっても構いません。どうぞ、どうぞ。
那覇、宮古、石垣、すべて下船可能とし、一気に3島楽しめる、こんな船旅、いいじゃない? 台湾まで行かなくて良い、石垣までで良い、名古屋は行かなくて良い、大阪だけでいい、片道だけのツアーでもいい、なんか夢のようなツアーだなぁ〜。
船旅好きな年配の人が注目しそうなツアーです。

団体1つで多くの利益は求められないかもしれませんが、ないよりはいいかと思います。更に、アピール度も強くなり、活気を持たせる効果もあるのではないでしょうか?
ほんのわずかな効果しかないかも・・・やってみないとわかりません。

コ○ツの機材運搬のためなのか? 金沢〜釜山航路を始め、ツアーもやっちゃうリベラさんでもいいですね。

本当に夢の話ですみません。こんなの難しいよね??

私は島民の生活を支える離島航路を守りたいです。

2008年05月26日

なんか有村が危ないって?

あるサイトとかでよく話題になっているのが、有村産業の危機。あえて私はそれほど意見を言いませんでした。
なんせ経営についてはあまり突っ込みたくないので…。
でも、なくなっては困るというのは私も思います。
旅客のためだからではありません。離島航路の生活を支えるのは船だからです。
船ふぉと掲示板にて、ささにしきさんが飛龍の写真をアップしてくれました。その中に、たくさんの車が積まれていた写真があります。
車ってどうやって運びますか? 飛行機では運べないし、積めたとしても高いし数台しか乗せません。小さい貨物船ならば一度に運べないし、これだけ運ぶとなれば、大きなカーフェリーや自動車運搬船が必要となります。
貨物部門は残しておいて…
いや、貨物だけとなれば、ほんのわずかしかいないだろうけど飛行機嫌いで船に乗る島民が困るだろうし、貨物船に近くても、サービスをかなり低下してでも、旅客を乗せて欲しい、なんて思っちゃいますが…。
せめて那覇〜宮古〜石垣だけでも。

今日は終電の1本前でした。


2008年05月25日

塩釜から松島へ 遊覧船「あおば」にて 第1夜

7ad1f415.jpg私たちが乗る松島行きの船は「あおば」、なんだよ、各駅停車かよ・・・って新幹線じゃないって。笑 でも、この会社(松島ベイクルーズ、東武グループなんだー)としては一番、新しい船らしいです。
先ほど、松島の観光船のサイトを見たところ、別の会社では「のぞみ」「つばさ」なんてあるし・・・新幹線だよな・・・。笑

乗っていいよ、と言われたので「あおば」に乗ってみました、が、平日なのでお客さんは誰もいません。静かしずぎてなんか・・・。
入ってみると、まず下の階2等は普通の席、椅子がずらっと前向きに並び、まあ、普通の椅子席です。後ろにちょびっと外部デッキがあり、低い位置なので眺めはあまりいいとは言えませんが、私はこの位置がとても好きです。高い位置よりも低い位置の方がスピード感を感じ、船に乗っている感じがしてとても好きです。
上の階にもフロアがあり、そこから先は上等級となります。出港前まではお金を払わないで入ってもいいので、上がってみることにしました。

2階、グリーン席
上の階だからこそ、やっぱこちらの方が眺めが良くなりますね。テーブル付きで向かい合わせの椅子席とソファーがあり、前方にも窓があって、下の2等よりも快適そうです。なんとなく団体向きかな? お値段はプラス500円。

3階、1等
もっと眺めがいい部屋。椅子はソファーで窓も大きくしかも明るく、前方にも窓があります。外部デッキは屋根がないからとても開放的に感じます。これならカモメさんと楽しく過ごせますね。プラス1000円。ゆっくり過ごしたいカップル、カモメさんと遊びたい子供にはいいかも?

確かに上の階の方がいいでしょうが、この日は平日、ものすごくガラガラ、なもんで、2等でも充分かと思い、等級変更をしませんでした。混んでそうな土日であれば1等がいいかもしれませんね。
お値段は1400円です。

塩釜から松島へ向かうのだから短距離航路のカテゴリにしようかと思いましたが、新たに遊覧船のカテゴリを増やしました。
船のブログなのに、意外と遊覧船の紹介は初めてです。もう2年ぐらい経つのに・・・。

rumirumiferry at 23:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!遊覧船 

2008年05月24日

仙台8時間 さあ、どうする???

bea34742.jpg「いしかり」で仙台に到着し、次の出港時間まで時間がたーっぷりあるので、どこかで暇つぶしとなります。
暇つぶしって・・・8時間もあるのですよ!! 8時間はめちゃくちゃ時間があるじゃないですか!?
例えば・・・東海汽船で三宅島に到着し、日帰りで東海汽船で帰る、三宅島滞在時間はだいたい9時間ぐらい、つまり、三宅島とそんなに変わらないということで・・・仙台もたーっぷり遊べちゃうってことですねー。

これだけ時間があるから、最初は石巻から船に乗って猫の島「田代島」へ行こうとしましたが、どうも時間的にちょっと微妙だったでやめました。なんせ滞在時間がたったの1時間、これではあまり楽しめませんね。ヘタしたら猫1匹も見当たらないかもしれません。
田代島へ行くなら、苫小牧行きの前に行くか、もしくは苫小牧から帰った後の方がベストでしょう。
前回の乗り換え便では約5時間滞在で松島を楽しもうとしたのですが、あまりにも時間が足りなくて、駅周辺しか歩くことができませんでした。(その前に仙台駅で食事したのもありますが)
なので、今回はリベンジとし、塩釜から遊覧船に乗り、松島へと向かうことになりました。
前回は松島へ向かうとき、塩釜駅の近くにいろんな遊覧船があって、ちょっと気になっていたんですよねー。今回は乗ることになります。

遊覧船のターミナルへ行ってみると・・・平日だからやっぱりガラガラ、本当にやっているの?と思うぐらい人が少なかったです。
どんな船に乗るのかと電光掲示板を見たら、あれ?・・・船????、「あおば」に「やまびこ」「はやぶさ」、あれ??新幹線?? タイムスリップしたような、仙台だと疑うような、なんだか非常に違和感を感じてしまいました。まあ、同じ名前なんてよくありがちですから、あっても不思議ではありません。(写真)
おいおい、待てよ・・・「はやぶさ」は新幹線じゃないって・・・。

2008年05月23日

理想な団体旅行

昨日、団体の話をしたので、私の理想な団体旅行の話をします。

あちこちの船に乗り、いろんな団体を見かけたところ、その中で最も楽しそうなツアーだと思ったのが、だいぶ昔の話になりますが、「さんふらわあにしき」で見た、さわやかじゃない「さわやかツアー」です。(関西汽船のタグで探せば、当時の話が見つかります)
このツアーは2等利用で男女混合なのかな? この部屋の前を通ったところ、もう宴会状態ですごい賑わっていました。どこがさわやかなんだ?と疑うほどです。
なぜこのツアーがいいか? それは『楽しそう』だから。団体だからこそ、みんなで楽しんだ方が面白いのではないでしょうか?
最近、よくある、団体でそれぞれ個室にひきこもる?確かに快適でしょうが、これでは参加者同士でコミュニケーションが取れず、団体ではなく個人旅行に近いような気がします。
私なら、どちらかといえば、いえ、断然、2等でみんなと楽しめるツアーの方に参加したいです。
参加者みーんな仲間なんだから。

ちなみに、この話はクルーズ客船や船を貸し切るクルーズとかは別です。

船ではないけど、年配の中に混じって観光バス、好きですよ。昔、絵の仲間でよく行きました。
年配と話をするのは大好きなので、実は参加したいなーなんて思ったりします。


rumirumiferry at 23:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!その他 

2008年05月22日

きそ乗船記の前に…

乗り換え便の「いしかり」編が終わり、次に松島の観光船について語りたかったのですが、最近、帰りが遅く、パソコンより書き込みができません。つまり、写真が貼れない、ということで… しばらく写真なしでも語れる話をします。

今回の話にある乗り換え便で、「きそ」として最後の仙台〜名古屋となりました(ドック期間は運航します)
これにより、私は一つ心配していたことがありました。
それは、他の2隻は「きそ」より個室が少ないことです。
久々に空席情報を見てみると…やはり、個室が埋まっている現象が起きています。しかも、土日、出港間際だけではありません。平日でさえもほとんど埋まっています。
こんな現象は以前はありませんでした。
なぜなら、ある旅行会社が個室利用のツアーを昨年からやり始めたからです。
「きそ」なら個室が多くあるので特に問題はありませんでした。が、今は少ない「いしかり」「きたかみ」がフル区間。フル区間なら区間ごとに割り当てられ、さらに減ること…。
一般の人が個室を使えにくくなっているなんて、私としては非常に残念に思います。

そこで…
どうしても個室を使いたいんだけど… と言う人には、
まずキャンセル待ちをかけましょう。ツアー枠からキャンセルが出る可能性があります。
もしキャンセルが出なかったらショックなので、どうしても個室にこだわるなら、別航路の便(新日本海、商船三井など)を押さえておくといいです。
また、仙台〜苫小牧の場合は、個室ツアーのない苫仙限定「きそ」にあわせるのもよいでしょう。(個室ツアーがないとは限りません)

団体も重要でしょうが、一般の人にも快適に船旅を楽しめるように、と、私は思います。

以上、帰りの電車にて、暇つぶし投稿でした。


rumirumiferry at 23:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!太平洋フェリー