2008年01月

2008年01月11日

フェリーターミナルとは思えないほど 松山

4cae3b28.jpg慌しい予約をしながらタクシーで松山港に到着します。

松山港には関西汽船「さんふらわあにしき」、ダイヤモンドフェリー「ブルーダイヤモンド」で寄港したぐらいで、下船はしたことがありません。ただ船から眺めただけです。だからフェリーターミナルがどうなっているかもわかりません。
松山からは関西汽船、ダイヤモンドフェリーのような大きな船が泊まるだけでなく、今回、乗る呉、広島行きのフェリーや高速船もあり、短距離の小さな船も泊まります。乗船案内の電光掲示板を見ると、まるで電車の電光掲示板のような感じですね。(写真)

フェリーターミナルの中は広め、お土産屋などはとてもフェリーターミナルとは思えないぐらい、小さな空港なみに豊富にあります。
私が目についてしまったのは大きな坊ちゃん団子、普通の坊ちゃん団子なら1つあたりの直径が1cmぐらいで串は爪楊枝ですが、でかい坊ちゃん団子は直径なんと7cmぐらい、串はなんと割り箸です。普通の坊ちゃん団子はかなり甘いのに対し、ジャンボ坊ちゃん団子はお餅の部分が大きいので、その分、甘さが多少、控え目になります、が、餡子の部分も多いわけで。笑 1つ500円、甘いのが大好きな人は是非!
奥の方に進めばじゃこ天なんかもあるし、かなり楽しめるターミナルですね。

海の方を見ると、なんか湾になっているような感じに見えます。まあ、確かに由良湾という湾なのですが、地図で見ると向こう側に見える陸は島なのです。陸続きなのかと思ってしまいました。
その湾の中には「さんふらわあ」ではない緑色の関西汽船の船が停泊してあり、あちこち小さな船があったりと、海は穏やかだし、とてものどかな海だと感じてしまいます。自然もいっぱいです。

2008年01月10日

慌しい予約 松山にて

今日のブログ、瀬戸内航路の話なのにカテゴリがなぜか太平洋フェリー???

松山での出来事です。年末年始の定期便クルーズの裏話として・・・

この日は11月3日、つまりこの日は1月3日乗船の予約受付開始日。年末年始の期間なので予約の取り合いが激しいと予想されます。
ちなみに11月2日出発前、1月2日苫小牧発名古屋行きの予約を家でしました。変則ダイヤのため電話のみの予約となり、予約開始時間とほぼ同時に電話したところ、1回目はかからず2回目でかかり、無事に1等和洋室を確保したものの、仙台まではすでに陸側が埋まっていました。ある情報では取り合いだったとか?
1月3日より別の人が乗船するため、こちらも早く予約しなければなりません。

11月3日9時ちょっと前・・・私は松山にいます。

広島行きの船に間に合わせるため、なるべく急いで松山港へ向かわなければなりません。とりあえずタクシーに乗って港へ向かいます。
9時、まだタクシーです。これでは電話での予約ができないではないか!
仕方なく携帯電話でネット予約をしたのですが・・・本当は乗船者の名前で予約すべきでしょうが、私の名前のままで登録をしました。予約できたのはいいですが、これがややこしいことになってしまってね・・・しかも乗船受付時に気付いたことですが、クレジットカードの番号も間違っていると言われたし・・・。
更に、こんなに慌てなくてもまだまだ空きがあったし・・・慌てるとろくなことがありません。

まあ、こんなごたごたな感じで松山港へと向かいました。

予約をする際にはできれば乗船者の名前で登録しましょう。クレジットカードの番号などの情報は慌てずに正しく入力しましょう。 と、いうことで。

2008年01月09日

瀬戸内航路の話のつづき

a13f8c0b.jpg昨年末、途中までとなってしまった瀬戸内航路の話、覚えていますでしょうか?
ちょっとおさらい程度に説明をしますと・・・

商船三井フェリーなどのスタンプラリーの締め切りが近づき、残すところ名門大洋フェリーとなってしまったため、今のうちに乗船しようと再び瀬戸内航路へと旅立ったのです。
ただ名門大洋フェリーを乗るだけでは面白くないし、阪九フェリーとの組み合わせでもその周辺で時間を潰さなければならないので、どうしようかと考えたところ、名門大洋フェリーの「ゆめ海道」のモデルコースを見て、四国→中国→九州へと渡ることにしました。
最初は車で大阪南港へと向かい、車を大阪のどこかの安い駐車場で止めることにして、徒歩で「おれんじ7」に乗船します。
「おれんじ7」は翌朝に東予に到着。バスに乗ってとりあえず今治へと向かいます。今治行きのバスは無料で、路線バスのように途中の停留所にも止まり、途中から乗るお客さんもいれば、途中で降りる乗船者もいました。

今治といえばダイヤモンドフェリーですが、オレンジフェリーでも東予から無料バスが出ているため、ダイヤモンフェリーに間に合わない人でも遅く出発するオレンジフェリーでも楽に今治へ向かうことができます。
今治に到着しました。ここからしまなみ海道を通ってみたいとも思っていましたが、あいにく車は大阪でお留守番、バスで通るのもありだけど、ここはあえてスルーしました。
今治から電車で松山へ向かい、あれ?東予から松山までバスがあるじゃないか!と思いますが、明るい時間帯のJR四国に乗車したことがないので、なんとなく乗ってみました。しかし・・・せっかく瀬戸内海が見えるのに、なぜか眠ってしまう・・・。あー、もったいない・・・。
起きたころにはもう松山でした。

写真は、松山にて

rumirumiferry at 23:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!乗船日記 | 電車

2008年01月08日

第3回オフ会 冬の日本海を体験する

bc4156a5.jpg第3回フネログオフ会のお知らせです。

3回目となるオフ会は、1、2回目の太平洋フェリーでの穏やかなオフ会とは違い、場合によっては過酷なオフ会となりそうです。
年末に私が初めて体験した船旅、そう、今回は冬の日本海を体験するオフ会となります。冬の日本海らしく鉛色の空の下で大時化になるかもしれませんし、もしかしたら意外にも青空の下で穏やかだったり、これは運次第です。
冬になるとドック期間中となり、ダイヤも配船も変わります。配船表を見ると、オフ会に丁度よい日がありましたので、以下の日に決まりました。

日程:2月2日〜4日
航路:敦賀〜新潟〜秋田〜苫小牧
  (どのルートを使っても構いません。私は秋田まで乗船予定です)
船は「らいらっく」です。(写真)

普段のダイヤの場合、敦賀朝発ですが、冬ダイヤの場合は変則となり、夕方発となりますので、遠くの人でも参加が可能です。更に、この日は珍しく土曜日発ですので、カレンダー通りの休日の人でも参加できます。普段のダイヤに敦賀土曜日発はありません。
また、「らいらっく」は普段、新潟〜小樽を運航していますので、関西など「らいらっく」に縁のない人にはチャンスかと思います。
興味のある人は是非、参加してみてはいかがでしょうか?

ただし、冬の日本海は荒れるときは相当、荒れるみたいですので、乗り物に弱い人は遠慮した方がいいかと思います。

なお、オフ会の詳細や打ち合わせに関しては、メーリングリストで行っています。参加を希望の人は、以下のメールアドレスに参加表明を送ってください。よろしくお願い致します。

tf2_880_rumi@mail.goo.ne.jp

フネログのオフ会について、日程、航路などをメーリングリストのみ伝えることにしていましたが、今後はシークレットせずに公開することにします。

2008年01月07日

年末年始 普通の定期便クルーズ 感想 2

82f29ea9.jpg帰りの「きたかみ」「きそ」
仙台まで「きたかみ」、仙台からは「きそ」という変則シフトです。
行きの日本海側と違い、太平洋側はほとんど揺れのない、大変、快適な船旅でした。

苫小牧〜仙台の「きたかみ」は帰省客が非常に多く、船内では夜遅くまでずっと賑わっていました。その割には、夜のレストランはそれほど混んでいなかったのが意外でした。ラウンジショーではノリのいい客が酔っ払い1人だけで、いかにもクルージング目当てで乗っている人の割合がかなり少ないように思いました。

仙台港にて「きたかみ」から「きそ」に乗り換えることになり、それまでは仙台でいったん下船するか、「きたかみ」に残っているかのどちらかになります。
いったんタラップを上げて、隣のバースに「きたかみ」を移さないとなりませんので、「きたかみ」に残る人は降りることができず、乗り換え時間が来るまでずっと船内に残ってなくてはなりません。更に、掃除の都合上、部屋で過ごすことは不可で、エントランスやラウンジなどパブリックスペースで過ごすことになります。レストランやカフェの営業はあり、映画の上映もあるので、特に不便ではありません。
居残り組と下船組では、だいたい半々でしょうか? 下船組は仙台へ食事へ行ったり、松島などに観光したり様々です。車をいったん下ろしますので、もちろん車での観光もできます。

「きそ」の方は小笠原クルーズのあとで、2日の夜に東京晴海に到着、すぐに仙台へと向かいます。そのため出発の12時20分には間に合わず、15時発となり、名古屋には翌日の11時半に到着という変則ダイヤで運航となります。
情報によれば、小笠原から晴海へ帰る際に大時化となり、到着がかなり遅くなったようです。そのあと、急いで仙台へと向かい、時間通り仙台に辿り着きました。小笠原帰りの「きそ」を見ると、なんだか疲れきったような感じにも見えてしまいました。(写真)
変則ダイヤだったので、すれ違いはなし、昼のピアノショーもなし、いつもより寂しい雰囲気でしたが、翌朝、日の出の時間帯の前に外へ出てみると、船尾左側より、うっすらを富士山が見えていました。普段のダイヤでは決して見れないことです。外に出ている人も普段より数が多く、ラウンジショーもかなり盛り上がっていましたので、「きたかみ」とは正反対にクルージング目当ての人が多いように思います。

以上です。
詳しい乗船記はのちほど書くことにします。

rumirumiferry at 22:55|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!太平洋フェリー 

2008年01月06日

年末年始 普通の定期便クルーズ 感想

70872c11.jpg年末年始にて、行きは新日本海フェリー「すずらん」敦賀→苫小牧東、帰りは太平洋フェリー「きたかみ」苫小牧→仙台「きそ」仙台→名古屋を利用しました。
どちらのルートも関東の人が北海道へ向かうルートではありません。行きはまだ使ったことのないルートを、帰りは名古屋に用事があったため太平洋フェリーのフル区間を利用しました。もし名古屋に用事がなければ、「きたかみ」止まりだったでしょう。

行きの「すずらん」
天気予報では大荒れ、波の予想では高くて6〜7mでした。しかし、予想よりも回復が早かったようで、最初の寝ている区間のみ6mぐらい、あとは4mぐらいでした。徐々に回復し、大間沖でちょっとうねりで揺れたぐらいです。
新日本海フェリーでは揺れにはとても慎重な対応をしているようで、朝食はレストラン閉鎖で時化弁、風呂は翌朝から夕方までずっと閉鎖でした。
これが私にとっての冬の日本海で、予約する前はとても不安に感じましたが、乗ってみると今までの船旅に慣れてしまったせいか、まったく不快に感じることなく快適に過ごせました。いきなり冬の日本海に挑戦するのではなく、他の航路で慣れてから挑戦すると良いでしょう。年末年始ということで不慣れな人が多く、たぶんですが、ぐったりしている人も何人かいるかと思います。ただし、ほとんどの人が部屋に引きこもっていたので、どれだけぐたっりしているのかは把握つきません。冬の日本海は甘くはないということで・・・。
慣れている人ならいいですが、まだ船に慣れていない人には、新日本海フェリーを利用する場合、まずは冬以外の日本海を体験してみてはいかがでしょうか?
冬と比べれば天気が大荒れになる確立が非常に低く、太平洋側よりも外部からの波(特にうねり)の影響が受けにくいです。まるで湖のように穏やかで、揺れもあまり感じられません。とても安定した、優雅な船旅を楽しむことができます。
今度、「すずらん」または同型船の「すいせん」を利用する場合は、冬以外で利用してみたいです。

写真は、荒れた海を進む。「すずらん」

2008年01月05日

フネログ大賞2007 一番、印象に残った船旅は?

afe4f16f.jpg昨年の始めの方でちょこっと、私のフェリーオブザイヤーの話をしてしまったので、今回もやることにします。名前は変えて、フネログ大賞2007です。
ちなみに2006年は阪九フェリーの「やまと」でした。

あっ、この賞は勝手に私が決めるものであり、その年に乗った船が対象となります。乗っていない船は対象にはなりません。この賞をもらっても何もありませんので、もらっても何も嬉しくない賞でありまして・・・。
私の基準としては豪華というのは求めていません。2006年では快適性が基準でしたが、今回は快適性よりも、印象に残ってしまった船旅、というテーマで決めたいと思います。

さて、フネログ大賞2007は・・・・・・・・

12月末乗船の新日本海フェリー「すずらん」に決定しました!!

選考理由・・・
出港後、大時化となり、翌朝の時点で45分の遅れでしたが、最終的には定刻通りに到着しました。燃料高騰の中、頑張って定刻に間に合わせてくれた行動に、私は拍手を贈りたいと思います。さすが時化に強い新日本海フェリーです。

ついでにその様子を動画で撮りました。朝の映像です。(船酔い注意!)

http://www.funelog.net/suzuran1.MP4

これでもまだ甘い方かも? 波高は4〜5mぐらい、4時ぐらいが波浪警報の区域、ここでは波浪注意報です。
「すずらん」は高速船であり、幅が普通の大型フェリーよりも狭く、最も揺れが厳しい船だと言われていましたが、やはりローリングはすごいです。でも、そのローリングがゆっくりだったので、思ったよりも揺れを感じません。

これからの冬、まだまだ厳しい季節が続きます。今後も日本海の荒波に負けず、頑張ってください。

印象に残った、というよりファインプレイか?

2008年01月04日

橋が見えました。

b98c01cc.jpg橋が見えてきました。くぐればすぐに名古屋港到着となります。
長かった年末年始の船旅はここで本当に終了となります。乗船レポートを見てくださいました皆様、ありがとうございます。

今年もフネログはいろいろと船の情報を送り続けますので、よろしくお願い致します。


明日はフネログ大賞2007の発表を致します。選ばれても何も嬉しくない賞ですが。笑


伊勢湾突入

9743edb6.jpg伊勢湾に入りました。
いつもだと早朝ですよね。



愛知県に入りました

e9994958.jpg愛知県に入りました。
いつもならもうすぐ到着ですよね。でも、まだ伊勢湾には入っていません。
波はずっと穏やか、まるで瀬戸内海航路のようにあまり揺れず、とても快適に過ごせました。