2008年11月
2008年11月20日
カメラが戻ってきました
「シルバークイーン」の動揺でテーブルから落ちてしまったカメラが、何となくピントがぼやけて合いにくくなっているような気がしたので、念のため修理に出しました。
結果、異常なし
単なる私の視力低下でしょうか? そうかもしれません。
撮影した写真はまったく問題ありませんので、とりあえずこのまま利用してみることにします。徐々に悪化した場合は再度、修理に出すことにします。
今日、試しに撮影してみました。明るい場所なら物体がわかりやすいので、ピントの調節がしやすいです。しかし、室内や暗い場所だとピントが合いにくく、とても撮りにくいのではと思ったのですが、テストとして夕方、ベランダで撮影したところ、前よりもわかりやすいような???
もしかして、中が汚かったのか?あれ?ぼやけてないぞ! これなら大丈夫そうです。
修理どころか、修理じゃない、点検のためきれいにしてもらったかもしれません。しかも異常なしということで修理代はタダです。
このベランダで撮った写真、うちのミニガーデニングです。
小笠原クルーズの時にもらったハカラメを育てているのですが、冬になると枯れてしまうため、一昨年、昨年と冬は家の中で育てました。実家にもハカラメを育ててもらい増えすぎてしまったため、今度は私が受け取ることになり、鉢が4つもあって、家に入れて育てるにはかなりのスペースが必要となってしまいます。
そこで、ホームセンターで小さめなビニールハウスを購入し、その中で育ててみることにしました。なんとか今年の冬も乗り切って欲しいです。
ハカラメとは、暖かい地域の植物で、その名のとおり、葉から芽が出る不思議な植物なのです。葉っぱは落ちやすく、落ちた葉っぱから芽が出てどんどん増やしていきます。すごい生命力のある植物です。しかし、花を咲かせることが大変、難しく、なかなか咲く気配がありません。もし花が咲いたらお知らせします。
2008年11月19日
元祖オートレストラン シルバークイーン 第8夜
いつ追い出されるかわかりませんが、ゆっくり下りることができるなら撮影は下船時がベストなのです。特に商船三井系や短距離航路はちょっとゆっくりしても大丈夫です。
まず撮影の狙いは、「シルバークイーン」の特徴的な箇所、「オートレストラン」という場所です。(写真)
「オートレストラン」とは日本語で訳すと「自動食堂」、つまり、人間の力なく自動的に料理ができるということで、なんとも素晴らしい設備、かと思うでしょうが、実は高速道路のサービスエリアなどにある自動販売機がずらりとあるだけです。確かに、自動、ですね。
急いで探索をしていたので何があるのかわかりませんが、前に乗船したときは焼きそばやおにぎり、ミートソーススパゲティなど、ニチレイだったかな?のレンジでチンする自動販売機がありました。今はどうなのか?あのときから入れ替わっているかな?
もちろん、飲み物の自販機はあります、が、アルコール系はありません。ドライバーの多い航路ですので、お酒の自販機がないのは仕方がありませんね。
人間が調理するレストランをなくし、このように自販機のみにして「オートレストラン」を作ったのはこのシルバークイーンが初めてです。その後、室蘭〜八戸航路として運航してた東日本フェリー「べにりあ」(現在は苫小牧〜八戸)もオートレストランを取り込みました。現在ではオーシャン東九フェリーのカジュアル(こっちの方が古い?)や商船三井フェリーの夜行便など、自動販売機だけの食堂が増えています。
レストランの廃止は経費削減(人件費、材料費など)の対策の1つであるので、中にはそういう船もあります。カップ麺などの持ち込みもぜんぜん大丈夫ですので、もし自動販売機だけのメニューでは??と思う人は食べ物を持ち込んだ方がいいですね。
オートレストランを撮影したところで従業員が来て、早くエントランスに来て下さい、なんて言われてしまい、追い出されてしまいました・・・。ここはさっさと下りなければなりませんね。
下船後、新幹線の時間まで、まだまだ時間があるため、しばらくの間、フェリーターミナルにいました。2階はレストランだったようですが、今はなく、「シルバークイーン」同様にここもオートレストランになっていました。
こちらの自動販売機にはなんとしっかりしたお弁当まであります。最近の自動販売機はすごいなぁ・・・。
「シルバークイーン」の下船後にはバスがなく、タクシーしかありません。ここから八戸駅までは遠く、タクシー代がかなりかかってしまいました・・・。最寄り駅ならもっと安く済ませられるでしょうが、いつ電車が来るかわからないし、予約した朝一番の新幹線に間に合わなかったら悲惨なので、タクシー代がかかるけど八戸駅まで直行しました。
2008年11月18日
やっぱり揺れる シルバークイーン 第7夜
出港し、防波堤を過ぎるとだんだん揺れてきました。やっぱりなーって感じです。
苫小牧港からは陸沿いを通るのではなく、本州到達までは陸から離れて運航されるため、陸の影はなく揺れることが多いです。下北半島に到達までしばらくの辛抱です。
それにしても揺れます。行きに乗った「らいらっく」よりも揺れます。ときたまドカーンと波にぶつかる音も聞こえてきます。
朝早く到着するし、こりゃさっさと寝てしまった方がいいかな?個室にあるシャワーで軽く汗を流し、すぐに寝ることにします。
いつもならこれだけ揺れていると、物落下防止のため、荷物を安全な場所に置くのですが、そんなことする暇もなく、ベッドに横になります。まあ、これだけの揺れなら大丈夫だろうと思ったのもあったわけだし・・・。
それが甘かったんですよね・・・。
すごく疲れているせいか、ぐっすり眠ることができました。揺れていると、なかなか眠れなかったり、たまに起きてしまったりと、睡眠不足になりがちなのですが、この日はなぜか気にもならずに眠れました。
そんなに揺れていることも知らずに・・・。
起きたころにはもう揺れは静かでした。
朝早く、今のうちにエントランスなどの撮影をしおうかと思ったのですが、あれ?テーブルの上に置いたはずのカメラがない?? 椅子に置いた覚えもないし、カメラバックに入れた覚えもありません。テーブルの下をよーく見ると、カメラがコロンと落ちていたのを発見しました。
あちゃー・・・。
一応、テストとして写してみましたが、特に問題はなさそうで、本体にもレンズにも異常はなさそうです。落としたことにより、徐々に悪化する場合があるのでかなり心配なのですが・・・なーんか、ピントが合いにくくなっているような気がするんですよね・・・。(今日、検査の結果、本体に異常がないことがわかりました。単なる視力悪化か?)
カメラがテーブルから落ちていたということは、眠っている間にすごい揺れがあったのでしょうか? 振動を地震を間違えて起きるほど敏感な私なのに、この日だけは鈍感でした。
苫小牧港からは陸沿いを通るのではなく、本州到達までは陸から離れて運航されるため、陸の影はなく揺れることが多いです。下北半島に到達までしばらくの辛抱です。
それにしても揺れます。行きに乗った「らいらっく」よりも揺れます。ときたまドカーンと波にぶつかる音も聞こえてきます。
朝早く到着するし、こりゃさっさと寝てしまった方がいいかな?個室にあるシャワーで軽く汗を流し、すぐに寝ることにします。
いつもならこれだけ揺れていると、物落下防止のため、荷物を安全な場所に置くのですが、そんなことする暇もなく、ベッドに横になります。まあ、これだけの揺れなら大丈夫だろうと思ったのもあったわけだし・・・。
それが甘かったんですよね・・・。
すごく疲れているせいか、ぐっすり眠ることができました。揺れていると、なかなか眠れなかったり、たまに起きてしまったりと、睡眠不足になりがちなのですが、この日はなぜか気にもならずに眠れました。
そんなに揺れていることも知らずに・・・。
起きたころにはもう揺れは静かでした。
朝早く、今のうちにエントランスなどの撮影をしおうかと思ったのですが、あれ?テーブルの上に置いたはずのカメラがない?? 椅子に置いた覚えもないし、カメラバックに入れた覚えもありません。テーブルの下をよーく見ると、カメラがコロンと落ちていたのを発見しました。
あちゃー・・・。
一応、テストとして写してみましたが、特に問題はなさそうで、本体にもレンズにも異常はなさそうです。落としたことにより、徐々に悪化する場合があるのでかなり心配なのですが・・・なーんか、ピントが合いにくくなっているような気がするんですよね・・・。(今日、検査の結果、本体に異常がないことがわかりました。単なる視力悪化か?)
カメラがテーブルから落ちていたということは、眠っている間にすごい揺れがあったのでしょうか? 振動を地震を間違えて起きるほど敏感な私なのに、この日だけは鈍感でした。
2008年11月17日
世界一の展望風呂 シルバークイーン 第6夜
展望風呂の位置は普通、側面側にありますが、この船は側面ではなく、なんと最上階船尾側角地にあるのです。側面側の場合、窓が側面にしかありませんが、この船の展望風呂は窓が側面側にも船尾側にもあるので、昼間なら大変、明るく、眺めも良いです。夜ならイカ釣り漁船の灯りを見ながらお風呂を楽しむことができますね。
広さは男性の方は広く、女性の方は狭いです。トラックドライバーの多い航路ですから、女性の方は狭くても良いでしょう。確かにこの航路は女性の方が圧倒的に少ない印象があります。
デメリットとして、窓付近に立ち上がれないこと。立ち上がってしまうと、後部デッキにいる人から見える可能性がありますので、屈みながら移動しなければなりませんね。
このようなタイプの展望風呂は「フェリーはちのへ」にもあります。こっちはちょっと狭いかな?(写真)
「べが」「べにりあ」のお風呂は窓がなくて狭いので、お風呂を楽しみたいなら「シルバークイーン」「フェリーはちのへ」ですね。
とても素晴らしい展望風呂なのでどうしても写真を撮りたかったのですが、今回はモタモタしてしまったため諦めました。乗船開始がしばらく経ってからではさすがに間に合わないでしょう。夜便の場合、乗船後、すぐにお風呂に入り、寝る、というパターンが多いですから、遅れては絶対に無理です・・・。今度は昼便でリベンジしたいです。
本当はイカ釣り漁船の灯りを見ながら展望風呂に入りたかったのですが、ハードスケジュールでかなり疲れているし、風呂は混雑してそうだし、結局、個室のシャワーだけで済ませました。
「シルバークイーン」の展望風呂は私にとって一番のお気に入りの展望風呂です。是非ともみなさんも乗船してみて、明るくて眺めの良い展望風呂を楽しんでみてください。「フェリーはちのへ」の展望風呂もいいですよ。
2008年11月16日
時計とカレンダーがある部屋 シルバークイーン 第5夜
初めて乗船したときは和洋室の方を利用しました。極普通の1等部屋ですが、ベッドとの間隔は広い方で、絨毯敷きのスペースも比較的広いのでとてもくつろぎやすいです。
等級変更の際に、窓がある部屋とか何かCAが言っていましたが、窓なしの部屋なんてあるのでしょうか? 船内図を見るとなさそうな気がしますが・・・。
今回、利用したのは特等。特等は定員2名の洋室で、長距離フェリーの他船と比較するとかなり広く感じられます。(写真)そういえば「フェリーはちのへ」の特等もかなり広かったです。
トイレ、バス付き、寝具は布団ではなく毛布で、ロッカーの中に寒いとき用にもう2枚あります。この日は夏なので冷房が効き過ぎていなければ1枚で充分でしょう。なぜか川崎近海汽船のシーツはとても気持ちよく感じられるのですが、気のせいでしょうか??
「シルバークイーン」の特等には他船にはないものがあります。ホテルの部屋にも普通はありません。それはカレンダーと大きな掛け時計です。これを見るとなんだか船に泊まっているのではなく、誰かの部屋に泊まっているような感覚になってしまいますが、共にあると便利な物なので、この船会社の細かい気配りがあると感じられます。1等にもありました。
1等も特等も、中距離フェリーとしては勿体無いぐらいの広さがあり、質も大変、良いです。長距離フェリーであってもいいぐらいだと思います。
初めて乗ったときはあまりにも快適だったので、たった7時間(当時)だけというのが非常に勿体無いと思ったほどでした。
ペット連れのお客様は、なんと個室で貸し切った状態であれば、部屋に持ち込むことは可能です。ただし、「さんふらわあごーるど・ぱーる」のように部屋に放し放題という専用部屋ではなく普通の部屋であり、ペット連れでないお客様も利用するため、ゲージから出すことはできません。それでも誰にも見られていないからって、ゲージからペットを出す人もいるんじゃないかな・・・。
ちなみにペットルームはありません。ペットを持ち込む際には個室を利用するか、もしくは車の中に残すしかありません。
詳しくは公式サイトのQAをご覧になってください。
2008年11月15日
とっても便利な船なのです シルバークイーン 第4夜
純粋に川崎近海汽船の船で、苫小牧〜八戸を運航する中距離フェリーです。
八戸便4隻のうち最も速度を出すことができ、一時期、たったの7時間で運航ができるというのが売りでしたが、現在、原油高騰の影響により、ちょっとだけ運行時間が延びています。
総トン数は約7000トンで、同じ苫小牧発である太平洋フェリーや商船三井フェリーなどと比較すると小さく感じられます。
小さな船であっても馬鹿にはできません。トラックや乗用車、旅客と、かなりの人をいつも乗せています。特に休日や休日前は横になって寝れないぐらいの人が乗る場合もあります。
なぜこれだけ人が利用するのか? 苫小牧発は夜発早朝着であるため、寝るだけの運航となり、更に翌日は朝から行動ができます。
逆に八戸発は朝発夕方着で、苫小牧発よりは空いていますが、朝から出発したい人には便利でしょう。また、関東からの場合、深夜に安い高速道路を走り、もしくは徒歩の場合は夜行バスを利用し、朝発の船で北海道へ向かうのもとても便利です。徒歩の場合は最も時間的に無駄のないルートかと思います。
夜行バスと「シルバークイーン」の組み合わせは大変、良いので、東日本フェリーや新日本海フェリーがやっているように夜行バスとの組み合わせのパックがあると嬉しいです。
等級は2等、2等寝台、1等、特等があります。
2等は普通の絨毯敷きの部屋で、長距離フェリーとの違いは、席が指定されていないこと、箱枕しか置いていないこと、毛布は有料レンタル、そして、定員数の設定は人が横になった状態が1名ではなく、その半分、座った状態が1名分として数えられます。つまり、満席の場合は横になって寝れないということで、壁によっかかって座るか、我慢して起きているか、エントランスで過ごすか、大変、厳しくなりますね。年末年始やGW、お盆にはそういう状態があるらしいですが、実際には見たことがないです。
2等寝台は極普通の寝台で、苫小牧八戸便ではこの「シルバークイーン」と同じように純粋な川崎近海汽船の「フェリーはちのへ」のみしかありません。他の純粋でない2隻(川崎近海汽船運航でも船は東日本フェリー)には寝台がないため、寝台ユーザーにとってはこの2隻を選ぶと良いでしょう。そのせいでしょうか、前まで苫小牧夜便に「フェリーはちのへ」もありましたが、「べが」と交代して八戸夜便になりました。この配船の方がどちらからでも寝台があっていいですね。
写真は、船内案内図
2008年11月14日
初めてではないのだが シルバークイーン 第3夜
実はこの船が初めて長距離フェリーらしい船(個室があって寝台があって)であり、もう4年ぶりでしょうか?
初めてだったので2等として乗船し、不運にも非常識な子供連れ家族と一緒の部屋になってしまい、それが嫌で1等に等級変更しました。そのせいか、船の良さを知ったような感じですね。
初めてこの船を見たとき、船に乗るワクワク感はなく、船酔いに恐れて吐き気がしてしまいました。乗っても気分が優れない、でも、展望風呂は良かった、個室でゆっくり過ごしたのは良かった、最初は揺れたけど後半になったら揺れずに快適に過ごせた、など、いまだに印象に残っています。
それなのに、当時、写真なんて船体の写真だけでした。(写真は当時、撮った写真)
部屋もエントランスも撮っていない、当然、展望風呂も撮っていない、つまり、私の手元には「シルバークイーン」の資料(写真のこと)があまりないのです。
もう一度「シルバークイーン」を乗らなければとずっと思っていたのですが、なかなか都合が付けず、東京から八戸まで辿り着くのも、車でも電車でも遠く感じます。
(苫小牧深夜着、早朝発の「べにりあ」なんて特に難しいです。無理・・・)
今回、やっと「シルバークイーン」に乗ることになったのですが、競馬(大泉洋)のことばかり夢中になってしまい、「シルバークイーン」の船内写真を撮ることにうっかり忘れてしまいました。ついつい札幌で時間を潰してしまい、丁度よい特急に間に合わなかったのです。
苫小牧に到着したときはもうすでにフェリーターミナル行きの路線バスが行ってしまい、タクシーで向かうことになります。もう時はすでに遅し、フェリーターミナルに到着したころにはすでに乗船が開始されていました。
しかも連続早朝着で体が疲れているし、もう限界です。乗船したときにはもう撮影なんて意識がまったくありませんでした。結局、撮れたのは自分が利用する特等だけです。
今回は撮影にやる気なし。また「シルバークイーン」に乗らなければ・・・。
2008年11月13日
今夜も大荒れ シルバークイーン 第2夜
定刻通り出港しますが、低気圧の影響による海上荒天により、八戸の到着が遅れるかもしれない、とのこと。また、『大きく揺れる可能性がありますのでご注意ください』とのことです。
やっぱりなぁ〜。昨日の夜は散々揺れました。その低気圧が日本海側から太平洋側に向かい、まさに私は低気圧とご一緒に、という感じです。
これがもし飛行機だったらどうでしょう?
札幌で一緒にいた人の話によると、天気が大荒れのせいか、飛行機が遅れたり、機材がなかったりしたようです。もし予約ができていて、最終の飛行機に搭乗したとすれば、到着が遅れて最終電車に乗り遅れる可能性が非常に高かったです。
飛行機が大揺れするのも怖いしなぁ・・・船で良かったかも? いや、こういうときは電車が一番、安全だったりして?(電車の運休の知らせはなし)
船に乗りなれている私ですが、今回のこの揺れ、実は甘く考えていました。
行きの「らいらっく」では確かに揺れてはいましたが、物が落ちるほどの大揺れではありませんでした。だから、帰りの「シルバークイーン」でもそれほど大きくは揺れないだろうと思っていたのです。
それに、本当はこれに乗るつもりではなかったし、天気予報や波の予想なんて前持って調べてはいません。
だから、ぜーんぜん恐れても何もありませんでした。
心配なのは、「らいらっく」と「シルバークイーン」では大きさが倍ほど違うこと、小さいほど揺れますから、小さい「シルバークイーン」の方が揺れやすいでしょう。
一応ですが、ドーピング(酔い止め薬)はします。
2008年11月12日
翌日の午前中に東京へ シルバークイーン 第1夜
詳しい話は2008年8月26日の記事に書いてありますのでこちらをご覧になってください。
翌日の午前までには東京に到着したいため、川崎近海汽船「シルバークイーン」で八戸へ渡り、朝一番の「はやて」で帰ることになります。これなら東京駅に9時51分に到着、余裕で午前中に到着できます。
問題は3日連続早朝到着、これさえクリアできればいいのですが・・・かなり過酷なスケジュールですね・・・。
でも、飛行機嫌いの人が北海道から東京へ向かう場合、寝台列車もありますが、船+新幹線という組み合わせで帰る人はいるようです。だって、乗船手続きの際、新幹線を利用するかどうかなんてアンケートがありますから、いても不思議ではないでしょう。
日曜日の夜発なので、さすがに人は多いです。特に目立っていたのが何かの運動部の学生の団体かな? あと地元の人がほとんどのようです。中にはツーリングの帰りとかもいるかも?
これだけ混んでいるのに、前々日の予約の時点ではなぜか特等が1部屋空きがありました。1等は空きなし、2等寝台は残りわずかです。誰かが1週間前ぐらいにキャンセルをしたのでしょうか?そのおかげでこの便が使えたわけで、もし空きがなかったら、北斗星もしくは急行「はまなす」+「はやて」で帰ることになっていたかもしれません。急行「はまなす」の「のびのびカーペット」なんて使ってみたいなんて、今になってこういう日に使ってみたいなんて思いましたが。笑
まあ、特等に空きがあったのはラッキーでした。ちなみに次の「べが」は個室満席です。
写真は、昔撮った「シルバークイーン」(配船変更前の「フェリーはちのへ」より)
2008年11月11日
朝日を見に行こう らいらっく 第8夜
騒ぎ出すのは3時半ごろから、名物?叩き起こしの船内放送が流れ、客が次々と起きて行動をします。ぎりぎりまで寝ている人もいるかな? 叩き起こしの放送の前にすでに起きている人もいます。
外は当然暗いです。ほんのわずか小樽の夜景が見えるぐらいです。まだまだ暗いから、夜に到着する舞鶴→小樽と変わりなく見えるんですよねー。ちょっとした違いと言えば、夜景の賑やかさかな? 深夜なので夜景は乏しいです。
小樽のフェリーターミナルが見え、いよいよ着岸体勢と入ります。
部屋のテラスより外を見ると、空は真っ暗な不気味な曇り空、東側の空を見ると、そこにはほんのわずかだけ雲の隙間があり、そこから真っ赤な光が見えています。とにかく、不・気・味。
その隙間がだんだん広がってきます。真っ赤なのですが、日の出はまだまだのようです。
下船後、乗船していたお客さんが数名、「らいらっく」の船首側の真横で撮影している人がいました。(写真)
おいおい、立入禁止では?ロープには気をつけてくださいね。もし外れたらどうなることやら・・・。
変な朝日だから、私以外にも気になった人はいるのですね。すごく不気味、でも美しい、私も撮影に夢中になってしまいました。
朝日を撮影していた人の中には、ついでに記念として「らいらっく」を撮影している人もいます。
この後、朝一番の電車まで時間があるので、W.Oはフェリーターミナル建物内の上にある展望風呂へ、私はすでに部屋でシャワーを浴びたので建物内を探索します。
新日本海の早朝着の場合、下船前に船内の風呂を閉鎖しているため、起きた後、シャワーを浴びることができません。個室に風呂があれば良いのですが、ない場合は寝汗を流したり、寝癖を直したりすることができませんね。小樽の場合、フェリーターミナルに風呂があるので安心ですが、他はないので近くに温泉とかあればいいな、と。
札幌行きのバスはスルー、目的地が札幌より1つ手前、桑園駅であるため、小樽築港駅より電車に乗って目的地へと向かいました。
最後に一言・・・8月だというのに、北海道は寒い!!