2007年10月

2007年10月31日

ばにあ復活 私が乗ったのは最終便じゃなかった・・・

b829b9cf.jpg在来フェリーにも変化があります。

東日本フェリー青函航路の在来フェリーでは、6700トンの「びるご」と2000トンの「びいな」で運航されていましたが、11月より「びいな」から5100トンの「ばにあ」に変更となります。
つまり「ばにあ」が復活したことになり、私が乗船した「ばにあ」は最終航海ではなく、なんちゃって最終航海であって最終航海ではありませんでした。どおりで蛍の光も何もなかった最終航海でしたが・・・なんか騙されたような、でも、「ばにあ」が復活したのは嬉しいことです。

では、なぜ「びいな」から「ばにあ」に変わったのでしょうか? 考えられる理由は2つあります。

1つは、トラック救済策でしょうか?
「ナッチャンRera」を平日に利用した人の話によりますと、「ナッチャンRera」は値段が高く、時間が短くて休憩時間にもならないので、在来のフェリーを使うトラックが多いようです。キャンセル待ちも多く、ターミナルではトラックがいっぱいだったとのことでした。
「びいな」はサイズ的に車両デッキが狭く、階層も1つしかないので、大きめの「ばにあ」を運航させたのではないかと思います。

そしてもう1つ、元々、利用するつもりであったが、少しリニューアルされたのでは?
最終航海なんて元々なく、メンテナンスやリニューアルが目的で室蘭に滞在し、その間に「びいな」を運航させたのかもしれません。気のせいかもしれませんが、公式サイトの船舶紹介を見ると、元レストランが改善されているように思います。前はレストランらしかったような??
さすがに昭和50年代製造の古い船ですから、もっと長く使うにはメンテナンスもしっかりしなければなりませんね。

だったら「ほるす」を使えばいいじゃないか? と思いますが、こちらは売却されてしまうでしょうね・・・。可愛い「びいな」はこれからどうなるんだろう??

明日から、その「ほるす」「ばにあ」「びいな」のお話をします。

写真は、「ナッチャンRera」から撮影した室蘭へ向かう「ばにあ」
役目を終えたのではなく、これからのために充電をしに行くのであった。

2007年10月30日

ナッチャンRera 冬時刻? 2時間15分

12f8af31.jpgどうも遅れ気味の「ナッチャンRera」
慣れていないのか仕方のない面もありますが、これからは冬の大荒れの季節がやってくるため、現状で遅れ気味ではとても不安に感じます。
これでやっていけるのか?疑問に感じましたが、どうやら12月より3月まで冬時刻として30分延長の2時間15分で運航することになりました。

ダイヤは・・・

 函館発 7時00分 青森着 9時15分
 青森発10時00分 函館着12時15分
 函館発13時00分 青森着15時15分
 青森発16時00分 函館着18時15分
 函館発19時00分 青森着21時15分
 青森発22時00分 函館着翌0時15分 

深夜での運航はありません。停泊時間はすべて45分、これは変わりありません。

2時間15分ではありますが、うち15分間は下船準備などが含まれているため、運行時間としては2時間となります。つまり、停泊にもっと余裕を持たせた感じですね。
最終便は翌0時15分とかなり遅い時間帯に到着、これだと地元の人もしくは車のお客様しか使えないでしょう。電車との接続を考えてみたら、急行の「はまなす」しかありませんでした。(これだと青森から乗るって?)

海が荒れてしまうとその分、スピードが出しづらく、遅れる傾向があります。また着岸にも困難です。
荒天で遅れるのは仕方のないことですが、冬の大荒れを耐え抜くよう頑張って欲しいですね。これからが未来型高速船?「ナッチャンRera」の勝負どころです。

2007年10月29日

年末年始予約開始 もうすぐ冬到来

eaf50b2e.jpg今日は10月29日、各船で年末の予約が開始されました。(一部を除く)
今年の年末年始は1月4日も休みであればなんと10連休もあるので、とーっても長く休暇が取れます。長いとなれば、船でゆっくり進んで旅や帰省をしてみたいでしょう。
しかもこの時期、飛行機が高い・・・時間をかけてでも安く済ませたいなら、通常と変わらない電車か船を使いたいものです。(一部の飛行機では安い便もあります。毎年、1月1日のみ安かったのですが、今回はないようで・・・)
最も安く移動できるのが、北海道東日本パスや青春18きっぷですね。これは時間と根気が必要かも?

さて、今日の時点で、太平洋や商船三井ではすでに個室が満席となっております。新日本海は冬の大時化を恐れているためかそうでもないです。冬の日本海側は確かに穴場だへど、相当、船に強い人でないと難しいですね・・・。
阪九フェリーも個室にほとんど空きがない状況、九州方面もきっと満席続出でしょう。

ただ・・・取れなくても諦めないでください。昨年の1月上旬の連休では、キャンセルを待っていたら前々日に個室の空席が出てきたので乗船しました。キャンセル料が安いせいか、もしくは大時化だったので恐れてしまったのか、続々、キャンセルが出たようです。でも、当日、窓口にある空席情報を見たら、個室はすべて満席でした。
まだ行くかどうかわからなくても、とりあえず予約をする人もいますので、キャンセル待ちをすると良いでしょう。

問題は、冬の天気ですね。
毎年、必ずと言っていいのか、年末年始はとても荒れる傾向があります。日本海側はもちろん、太平洋側でさえも荒れることが多いです。
私は昨年と今年の年始に乗船したところ、両方とも大時化を経験しました。その前の年は大晦日に東京でも大雪となり、太平洋側はかなり荒れていたようです。
運次第ですが・・・とにかく荒れる可能性が多いので、乗船を予定している人は注意をしてください。

写真は、1月上旬の連休、大荒れの「きたかみ」にて、お風呂は閉鎖。

rumirumiferry at 22:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!その他 

2007年10月28日

着岸シーンをじっくりと おーしゃんさうす 第10夜

fee464ba.jpgいよいよ着岸です。
船首部分に甲板員が何人か現れ、着岸の準備を始めます。このシーンをじっくり見るなら、船首か船尾ですね。船首部分を外で見ることはなかなかできませんが、この船なら見ることができます。(写真)
車やバイクの人は下船の準備をしているころだし、徒歩客はまだ寝ているだろうし、さすがに外に出ている人は私ともう一人ぐらいでした。同行者は・・・まだ寝ています。

着岸が終わり、とりあえず部屋に戻ります。徒歩客の下船までまだまだ時間がありますが、あと1時間ぐらい睡眠を取ったら余計に辛くなるだろうと思い、朝風呂に入ろうとしました。が、お風呂に入ったら湯船がブクブクしてなかったし、しかも外は陸側で丸見え状態でちょっと入ったらまずいかな〜と思い、シャワーだけで済ませました。着岸後はシャワーだけの方がいいかもしれません。
部屋に戻るとまだ寝ている・・・まあ、ゆっくり寝せてあげましょう。なんせ朝早すぎですから。

もうすぐ徒歩客の下船開始時間となったところで、エントランスへと向かいます。
自販機のポイントカードがちょっと余ったので何か買って家で食べようかとしましたが、これは次回の乗船に利用することにし、お寿司を現金で2つ購入しました。
カードのポイントは当日限りの有効ではなく、いつでも利用が可能です。余ったら次回にまわしても良いし、しばらく乗船する予定がなければ買って持ち帰っても構いません。下船前に余ったポイントで購入する人も何人かいます。
お寿司は冷凍のまま持ち帰り、自然解凍をしてから食べてもおいしくいただけます。また、冷凍して保存することが可能なので、そのまま凍らせて、食べたいときに食べても良いでしょう。

徒歩客の帰りはワゴンで最寄り駅まで向かいます。早めに帰りたい人は下船後、タクシーを呼ぶ方法もありますが、駅まで割と遠いので、時間に余裕があるならワゴンで向かった方が良いです。
1人300円で予約制なので、ご利用する人は乗船時に案内所で予約しましょう。

2007年10月27日

早朝の東京湾は幻想的 おーしゃんさうす 第9夜

2c568ad9.jpg真夜中2時か3時ぐらいだったかな? 揺れが完全に納まり、どうやら浦賀水道を抜けて東京湾に入ったようです。(気のせいか?)
浦賀水道からだいたい3時間ぐらいで東京に到着しますから、だいたいそんなもんでしょうか? それにしても早いような?
東京湾に入ると12ノット規制となり、のんびりと進むしかありません。そのため、もう東京湾なの?と思うほど早い時間帯に入ることになります。

4時半ぐらいに完全に目を覚ましました。外を見るとちょっと雨模様ですが、びっしょりになるほどではなく、外に出ても大丈夫そうな感じです。周りに迷惑をかけずにそーっと部屋を出て、静かなエントランスを抜けて外に出ます。
なぜ朝早く起きるのか? それは早朝の東京湾を船首から眺めたいからです。
「おーしゃんのーす」に乗船したときはそんなことに気付かなかったし、「おーしゃんいーすと」に乗ったときは雨がかなり降っていたし、ちょっと天気が悪いけれど今がチャンスでしょう。しかもその時期(7月上旬)なら4時から明るいし、たっぷり早朝の東京湾を見ることができます。
外を出ると、すっかり明るくなっています。天気が悪いので当然、日の出なんか見ることができませんが、今度、いつ乗るのかわかりませんし、逆方向かもしれないので、今のうちに見るしかありません。

私が外に出たころにはすでにアクアラインの目印、風の塔がすでに見えていました。風の塔があるということは、もうすでに横浜近辺を通り過ぎ、川崎近辺を通っているところですね。
船首部分へと移動します。12ノット以下でゆっくり運航していますから、風はあまり感じません。雨はポツポツ、揺れていなくても、風がなくても、床は濡れていて滑りやすくなっていますから、気をつけながら移動します。
船首に辿り着きました。左側は川崎あたりの景色がうっすらと見え、右側、真正面は霧がかっているせいか何も見えません。
それにしても何とも不思議な光景、東海汽船から見る東京湾は夜景でキラキラして華やかであり、昼間は上空に飛行機が通り過ぎたり、貨物船がいくつか通ったり、そこそこ賑やかなのに、朝の東京湾は貨物船が少なく、とてもしーんとした感じでした。
目的地は有明なので、レインボーブリッジにはくぐりません。右よりではなく左へと進みますので、羽田空港なんて見えません。本当に何も見えない静かな空間・・・。
そして、遠くにうっすらと大都会が見えてきました。普段、よく見るビルだろうけど、なぜか映画とかゲームとかのオープニングに出てくるような、幻想的な世界に感じてしまいました。(写真)
だんだんとビルがはっきりとし、大都会の入り口でしょうか、防波堤の間を通り抜けてもうすぐ有明に到着します。

朝早く起きる自信がある人は、是非とも早朝の東京湾を楽しんでみてはいかがでしょうか? なんとも不思議で感動的です。

2007年10月26日

さっさと寝よう おーしゃんさうす 第8夜

e494cfa3.jpg久々の太平洋だったので揺れるだろうと予想をしていましたが、波の方向が良かったのでしょうか、瀬戸内と同様にかなり安定した航海がしばらく続きました。念のため酔い止め薬を飲んでおいたのに、これなら必要なかったかもしれません。
そろそろ寝ようと思った時間帯になり、ベッドに横になるとちょっと揺れを感じ、次第にシーソーのような揺れを感じるようになります。ちょっとローリングしているかな?
どのぐらい揺れているかどうかは、案内所に行けば斜度を計る機械があるみたいなので、見てみるのはいかがでしょうか? でも、私はその実物を見忘れてしまったので、どこにあるのかはわかりませんが。
なぜこんな測定器があるのか? オーシャン東九では横揺れが10度以上を超すと、もれなくお詫びとしてなのかオリジナルクオカードがもらえます。この日はとても穏やかでしたので、クオカードをもらえる期待度がかなり薄かったです。

さて、東京到着が5時到着、こんなに早く到着となるとさっさと寝た方が良いでしょう。特にトラックドライバーや車のお客様はその時間に絶対に出ないといけませんので、早く寝なければなりません。
ただし、徒歩客は6時半ぐらいまで休憩が可能で、それまでゆっくり寝ることができますが、それでもやっぱり早いので早めに寝た方がいいでしょう。
やはり夜になるとパブリックスペースに人が少なくなり、スカイルームではすでに寝ている人がいて、ほとんどの人がお休みモードへと入りました。船内はとーっても静かです。

私も早く寝ることに。
私が早く寝る理由は到着が早いからではなく、どうしても一度はやってみたいことがあったので早く寝ることにしました。その話は明日へと続きます。

写真は、早朝着だと暗くなれば誰もいなくなるパブリックスペース

2007年10月25日

豊富なパブリック おーしゃんさうす 第7夜

abffb574.jpg「おーしゃんのーす」の説明がなかったということで、「おーしゃんさうす」にてカジュアルフェリーの設備をご紹介します。

パブリックスペースは食事として使われている「オーシャンプラザ」、昨日、紹介しました「スカイルーム」以外にもいろいろとあります。
「スカイルーム」手前には椅子とテーブルがあり、そこで過ごすことが可能です。窓が大きめでとても明るく、のんびりくつろぐことができます。(写真)
その辺に小さなロッカーがあり、値段は100円、ですが、返ってくるので無料で、相部屋で貴重品の保管に困ったときには活用するといいでしょう。

お風呂は合理化船ながらも展望風呂で、女性客が少ないということを見込み、女性風呂のドアを開けると防犯対策としてチャイムが流れます。これなら人が少ないときでも安心してお風呂に入ることができますね。
ロッカーはコインロッカーではなく、お金を入れる必要がないロッカーで、貴重品用のロッカーやお部屋(鍵を閉めた状態)に貴重品を置いても安心してお風呂に入れます。(個室だと、部屋に貴重品を置きっぱなし、なんてよくありますよね? 鍵をしないで入る人が結構、います)
女性風呂のスペースは狭いですが、これでも充分、床すべてに滑り止めのマットがあるので、お年寄りや小さなお子様でも少しは安心かも?(男性風呂のスペースはどうだろう?)
展望風呂だけではなくシャワー室もあり、共同風呂が苦手な人や生理中の人でも体を洗うことができます。また、停泊中は外から見えてしまうので、お風呂ではなくシャワーの方が良いでしょう。(東京到着後、陸側なので丸見えだった)

他に・・・お風呂近辺に大きめのコインロッカー(200円)やコインランドリー(詳しいことは未確認)、ゲームコーナーがあります。
エントランスにはソファーが4つ、オーシャンプラザ横には展望通路みたいな場所に椅子とテーブルがあり、そこで食事をしたり本を読んだりしている人が何人かいました。ここでビールを飲むのも気持ちがいいかもしれませんね。

オーシャンのカジュアルフェリーは合理化船ながらもパブリックスペース等は充実していて、細かいところまでお客様に、より便利により快適に利用できるように、いろいろと工夫が感じられる船だと私は思います。

2007年10月24日

気持ちの良いパブリックスペース おーしゃんさうす 第6夜 

762400b4.jpg「おーしゃんさうす・のーす」の客室はこれだけではありません。一応、定員が書かれている箇所があります。
それは最上階にある絨毯敷きの「スカイルーム」です。なぜか定員16名と書かれています。(写真)
定員が書かれているということは混雑時にパブリックではなく客室として扱われているのでしょうか? 混雑時に利用したことがないのでわかりませんので、誰か混雑時に乗船した人がいましたら、是非、教えてください。
この「スカイルーム」は絨毯敷きで毛布と箱枕があったりと見た目は短中距離フェリーの2等に見えますが、普段はパブリックスペースとして扱われ、24時間ずっと自由に使ってもいい部屋です。
この部屋はとにかく使い勝手が良く、昼間はここでゴロゴロしたり、窓が多くてとても明るいので読書には最適だし、お子ちゃまがいればキッズルームのように遊んでもいいし、大勢のグループならここで談話してもいいし、夜は寝台タイプが嫌ならここで寝ちゃっても構わないわけだし、いろいろと使い道があります。
私もこの部屋が大好きで、ついゴロゴロと過ごしてしまい、あまりにも気持ちが良くて、ウトウトと・・・。

昨日の書き込みにて「昨年の「おーしゃんのーす」でも書いたかと思いますが」なんて書きましたが、「おーしゃんのーす」に乗船されたのは昨年の春で、このブログが始まる前でした。「おーしゃんのーす」の乗船記は一度も書かれていません。申し訳ございませんでした。
当ブログではオーシャン東九のカジュアルフェリーの乗船記を書くのは初めてで、お寿司ネタや合理化ネタではいくつか出てきました。そのため、「おーしゃんのーす」の乗船記を書いたような?という記憶が出てしまいます。

そういえばこの「カジュアルフェリー」というネーミング、私としてはとてもお気に入りです。カジュアルというのは誰でも気軽に乗船できる、という感じがして好きです。そういうのが目的で「カジュアル」になったわけでもありませんが・・・スタンダードだって誰もが気軽に乗船できる船ですよ。
このネーミングが好評なのでしょうか?商船三井フェリーの夜便でも使われていますね。

2007年10月23日

1等並みの2等寝台 おーしゃんさうす 第5夜

e1cd9490.jpg昨年の「おーしゃんのーす」でも書いたかと思いますが、さらに詳しく。

オーシャンのカジュアルフェリーの等級は2等寝台しかありません。
2等寝台だと、大部屋にたくさんの寝台があったり、そこそこの広さの部屋に寝台がいくつかあったりするのが普通ですが、「おーしゃんさうす・のーす」の2等寝台はそれだけではありません。大きくわけて5種類の部屋があり、シングルや大勢のグループ向けの大部屋タイプ、4人グループ向けの4名部屋、2人向けの2名部屋、絨毯敷きがある6名部屋、そしてバリアフリー2名部屋です。バリアフリー以外はすべて2段ベッドです。

2名部屋と4名部屋はテレビと洗面所はありませんが、机と椅子やロッカーがあったり、貸し切ることができれば鍵も貸してくれるし、ほぼ1等の個室に近い感覚になります。それぞれ狭いですが、2等寝台にしてみればかなり立派な部屋だと思います。2名部屋は一部、窓なしの部屋あり。
6名部屋(写真)は絨毯敷きの箇所もあり、テレビもあります。洗面所はありませんが、これだけでも普通の1等とほぼ変わらないでしょう。ただし、女性専用もしくはトラックドライバー専用の部屋として使われているため、男性や男女混合の場合はなかなか利用できません。(男性で利用できたという情報はあります)
バリアフリーは1段ベッド、バス、トイレ付きの極普通の1等ツインとほぼ同じ部屋で、該当者であれば2等寝台のお値段で利用できます。(昨年の「おーしゃんのーす」で見せてもらいました。たぶん「おーしゃんさうす」にもあると思います)
予約の時点では部屋の指定はできず、乗船手続きの際に決められます。どの部屋に分けられるかは乗船数と人数次第で、4人で乗船率が低ければ4名部屋を利用できる可能が大きく、2名であっても4名部屋に当たることもあるそうです。私が利用したときは、2名で4名部屋、シングルで2名部屋を使っていた人がいました。まあ、これは運次第ですね・・・。

2007年10月22日

地味だけど、意外とおいしい「ほまれ寿司」

せっかく「ほまれ寿司」の話題がでたので、補足・・・ というか宣伝(笑)を割り込みでお送りします。
あまりに宣伝っぽいんで、何かもらっているのか? なんて疑問が持たれるかもしれませんが、本当に何もありません(苦笑)
ストレートにいいものを広く知ってもらいたいってだけでして。


最初、冷凍寿司なんて聞いて「本当にうまいか??」って思った。
ネタはともかく、ごはんが凍っているんじゃ食えないし、だからと言って米部分は暖めてネタは冷たいままなんてできるもんかと!
しかし、他の冷凍メシやレトルトごはんは他で見たことがあるものばかりだし、500円だからモノは試しと思い購入。
凍った寿司をレンジに入れて温めるのって、ものすごい違和感があり、ちょっと心配になる。で、チンして、食べてみる・・・





・・・普通にうまい。


いや、「これは美味しい寿司なんだだ」と言われて期待してしまっては良くないかもしれないけど、冷凍がこんなにうまいもんだとは思わなかった。
寿司ネタは冷凍してても不思議のないものなんで違和感はないが、シャリ部分がちょうど溶けてほんわり暖かく、しかしシャリの熱がネタには伝わっておらず冷たい。冷たいけども凍ってはいない。
この絶妙なバランスがほんとにすごい。日本の冷凍技術と、電子レンジの凄さをかいま見たと思える体験、でした。

味を文章で表すと難しいんですが・・・
そりゃあ、専門の鮨屋で1人前ン千円もするのと比べると劣るでしょうが、少なくてもスーパーで698円くらいで売っているパックの寿司よりは美味い。
某Sフェリーで食べた生チラシ700円(だったかな?)よりは美味い。某Tフェリーのバイキングで出た寿司より遙かに美味い。別の某Sフェリーのバイキングに出た刺身よりも美味い。
1000円と言われるとちと高いなぁって思えるだろうが、500円という値段が割安お得感を出していて、なお良い。というか500円だったら船でなくって、普通に陸上で売ってても納得できる。
刺身・寿司というジャンルで見れば、お世辞でなくって船メシのナンバーワンと言える。

うーん、これ以上は説明無理。
あとは自分で乗って食してみてください。500円でこれだけの寿司が食べられるんだったら納得できると思います。しかも船で(笑)