2007年09月

2007年09月30日

不思議な時間帯 おれんじホープ その2

571d51c2.jpgまだ暗い時間帯にフェリーターミナルに到着。
すでにフェリーが到着し、トラックの出し入れをしているような感じです。この船、暗くて今は見えませんが、「おれんじ8」で新居浜港に着いたとき、「おれんじホープ」が停泊しているところを見ました。(写真は「おれんじホープ」下船後に撮影)
「おれんじホープ」は公式サイトの写真で見ると小さいように見えてしまいますが、総トン数は約15700トンとかなり大きく、瀬戸内海航路のフェリーの中では一番の容積量があります。それなのに定員数はたったの218名、少ない!!
それもそのはず、さすがにこの時間帯の航路では、そんなに定員数を取る必要はないでしょう。

なぜこんな中途半端な時間帯なのか?
たぶんとしか言えませんが、四国から関西へ早朝に物資を運ぶためにかなり早い時間帯に神戸に着かせたのではないかと思います。暗くてトラックがどれだけ出ているのか確認はできませんが、確かにこの時間帯ならすぐに物を売る、もしくは扱うことができますね。
これに似たようなパターンでは、川崎近海汽船「べにりあ」苫小牧〜八戸、これもまた使いにくい航路ですね〜。苫小牧に深夜に到着、早朝に出発、さすがに電車がなく、車がないとかなりキツイです。
距離は長いですが、新日本海フェリー「らいらっく・ゆうかり」も同じパターン。行きは午前中でも電車がある時間帯なので徒歩でも利用しやすいですが、小樽の場合、到着がなんと早朝4:30、駅に着くころには電車がかろうじてある時間ですが、それでも徒歩にとってはかなりキツイですね・・・3:50だったかな?早朝の船内放送で起こされるのが辛い・・・。
これらはトラック、貨物部門に合わせている航路であるため、旅客としては大変、使いにくく感じます。

では、この船の大きさ、新居浜で見たときは思った以上に大きく見えました。なんといっても車両デッキの層が深いこと! まるで車両運搬船みたいな、ここにTOYOTAでもNISSANでも書かれてもおかしくないような、東京湾でよくみかけるような、とてもフェリーとは思えない形をしています。
2005年シップオブザイヤーに選ばれた船ですから、こりゃ、ただ者ではありませんぞ!(ちなみに「きそ」と同期であります)

2007年09月29日

早朝に出発なので おれんじホープ その1

e0274b16.jpgダイヤモンドフェリー「ブルーダイヤモンド」で21時10分に神戸に到着しました。
ここから東京へ帰るには、新幹線や飛行機では無理であり、夜行バスか夜行列車に乗るしかありません。さぁ、どうやって帰りましょうか・・・夜行バスにしようかと決めていたのですが、まだ夜行バス未経験だし、どっかの誰かさんは夜行バスが苦手だし、じゃあ、ここで1泊して翌日帰ろうか?と思ったけど、それでは勿体無い・・・。
で、結局、休みを多く取ってしまい、この続きも船旅を楽しむことになります。

さて、21時10分・・・これからどうやって繋ぎましょうか? これから繋ぐとなれば、舞鶴もしくは敦賀に行って新日本海?でも、間に合わない・・・他にも考えたのですが22時45分発のダイヤモンドフェリーしかありません。それじゃあ、また同じ船に乗って怪しまれるではないでしょうか!笑
じゃあ、翌日まで待とうか? 翌日、翌日、翌日・・・そうだ!「おれんじホープ」だ! 翌日の神戸5時30分発の「おれんじホープ」に乗ればいいじゃないか!
「おれんじホープ」は神戸5時30分発、神戸3時20分着と、非常に使いにくい時間帯に運航されます。当然、電車はありませんので、徒歩の場合、神戸の人しか利用できませんね。それが私たちは徒歩で利用しますから、まあ、普通の人じゃないと見なされてしまうでしょう。なんて、怪しい客なんだ!笑

早朝出発だとホテルに泊まるとなれば非常にもったいないので、神戸で時間を潰すことになります。
ターミナルからバスで住吉まで行き、とりあえずお腹が空いたのでファミレスで食事を取り、それでも時間があるので、近くのネットカフェへ行きます。ネットカフェで1泊、これが私にとっての初のネットカフェ○○になってしまったわけで・・・3時ぐらいまでここで過ごすことになります。あまりに睡眠を取っていなかったせいか、ものすごい体勢で私はぐっすりここで寝ることに。

早朝、まだ暗い時間帯、タクシーで再びターミナルへと向かいます。この時期(7月上旬)で真っ暗な早朝なんて、かなり早い時間帯では?笑

写真は早朝の神戸「おれんじホープ」より

2007年09月28日

昼間の瀬戸内航路 前編 あらすじ

45d4a392.jpg「ナッチャンRera」の話が終了しましたので、その前に書かれていた「瀬戸内航路」の話に戻ります。
もうすでに忘れられていると思いますので、ここであらすじを・・・

7月上旬、昼間の瀬戸内航路を楽しみたいと、長期休暇を取って瀬戸内を行ったり来たりしていました。
まず最初に乗ったのは四国開発フェリー「おれんじ8」。大阪南港より乗船し、明石海峡大橋、瀬戸大橋をくぐり、東予に辿り着きます。
東予より特急に乗って八幡浜へと向かい、深夜発の九四フェリー新造船「おれんじ九州」に乗り、1室しかない特等を使います。船内はとても短距離航路とは思えないほどの設備に驚きました。九州臼杵へと渡ります。
早朝、臼杵より電車に乗り、大分へ。大分からダイヤモンドフェリー上り1便「ブルーダイヤモンド」に乗船し、再び昼間の瀬戸内航路を楽しむことになります。今度は来島海峡大橋もくぐり、これで瀬戸内航路すべての橋を明るいうちにくぐったことになります。そして再び関西へ、話はこれだけでは終わりません。

そうそう、四国開発フェリーとダイヤモンドフェリーに乗ったことにより、離島航路以外の中長距離フェリーの船舶会社を制覇したことになりました。
はじめはW・Oの実家が北海道だということもあり、北海道航路を中心に船旅を楽しんで行きましたが、いつの間にやら関西〜九州も乗るようになり、今ではすっかり全国を旅するようになってしまいました。
船の交通が多いのにまだ行っていない場所があります。それは鹿児島、沖縄の島々です。東京からではなかなか難しい場所ですが、そのうち、挑戦してみたいと思います。あとは海外も?

写真は、瀬戸大橋をくぐる。「おれんじ8」より

2007年09月27日

ナッチャンRera に乗るなら・・・

d620c2a8.jpg今更なんですが、ナッチャンReraとバスの組み合わせでおトクな切符があります。

こちらは公式サイトにもありますが、
【盛岡・函館きっぷ】
盛岡より高速バス「あすなろ号」で青森へ向かい、青森より「ナッチャンRera」(エコノミークラス)に乗って函館へと向かいます。1日2往復、毎日運航です。料金はたったの片道6000円!! つまりバス代がたったの1000円とかなりおトクです。
岩手県の場合、北海道行きのフェリーがありませんので、北海道へ渡るには大変、便利かもしれませんね。これが繁盛であれば、苫小牧行きのフェリーしかない秋田や仙台からの組み合わせがあってもいいと思います。福島、山形もいいかも?

東京からはこの2つ
【ブルースター号】
渋谷、池袋、大宮より高速バスで青森へ向かい、青森より「ナッチャンRera」(エコノミークラス)に乗って函館へと向かいます。「ブルースター号」は3列シートでゆったり座れるトイレ付きのバスで、青森までの長い道のりも安心できます。(たぶん)
料金は片道12000円、青森までの料金はたったの7000円です。これはおトクでしょう。
前まではフェリーとの接続で時間がかかりましたが、「ナッチャンRera」に切り替えたことにより、約1時間15〜35分ほど縮まったことになります。
【パンダ号】
上野より高速バスで青森へ向かい、青森より「ナッチャンRera」(エコノミークラス)に乗って函館へと向かいます。「パンダ号」は4列シートできついかもしれませんが、「ブルースター号」よりは安く、片道たったの11000円、かなり安いです。
こちらも「ナッチャンRera」に変更したおかげで、函館に早く着くことになります。

バス以外におトクな切符として・・・
ただ青函航路を乗りまくって楽しむだけの人におすすめの切符は、今回、私が利用した【青森・函館フリーきっぷ】です。
青森周辺(弘前まで)や函館周辺(森まで)が7日間有効のフリー区間となり、東京・大宮などからフリー区間内の目的地まで新幹線、特急の往復の指定席付きです。
お値段は東京の場合、29100円とバスと比べれば高いですが、青函トンネルを通る特急の自由席も使えるので、スケジュールを組むのに融通性が増します。また、ついでに観光もできてしまうので、大変、おトクです。

これで「ナッチャンRera」の話を終了します。
いろいろと辛口を書いた部分もありますが、私としては船として「ナッチャンRera」を応援し続けたいと思っております。

2007年09月26日

ナッチャンRera 大人気!! ??

33a7836c.jpg「ナッチャンRera」が就航してから26日が経ちました。
初日、2日目は空席もあって大丈夫なのかな?と思いましたが、空席情報を見ると、休日の朝便や昼便など、クラスによっては満席になる便があります。あんだけ席数があるのに、満席になるとは!大人気のようですね!とても嬉しいことです。
ツアー客もかなりいることでしょう。日によっては幼稚園の団体もいたようで、お試し会のような、これでお子ちゃまが喜んでくれて、今度は家族と一緒に乗船していただければと思います。

一方、肝心なトラックは・・・・・・そうでもないみたいです・・・。
私が乗船したときは休日のこともありたったの5台ほど、平日に利用した人の話によれば20台ほどとのことです。現在はどれだけ乗船しているかわかりませんが、高速船よりも普通のフェリーの方が安くて長く休憩ができるということから、ほとんどのトラックがフェリーの方を選ぶようです。
そのため、東日本の在来フェリーと青函、道南自動車の3社にキャンセル待ちをかけるトラックドライバーが何人もいて、外にはキャンセル待ちのトラックがずらっとあるような状態だそうです。
このままではいいのでしょうか?? 大きな懸念材料とも言えるでしょう。もし高速船を2隻とし、在来フェリーが消えて、青函と道南だけとなってしまったら、もっと大変なことに・・・。
青函航路とは旅客ではなくトラック(貨物部門)に需要がある航路だと言われています。今後、他社がどう動くのか?とても気になるところです。

在来フェリーの旅客はどうか? 空席情報を見ると、夜便に個室と車が満席になることがあります。安くてゆっくりのびのびと居られる、とうのが在来フェリーの売りですね。
しかも、高速船のエコノミーと在来フェリーの特等の価格はほぼ同じです。これを考えると、在来フェリーの特等はかなりおトク感があるような感じがしますね。
安い2等だって馬鹿にはできない! 広々とした絨毯式の部屋で、のびのび〜と過ごす、なんて贅沢なんでしょう! これがたったの2050円、ものすごいおトクです。

安くゆっくり過ごすか、さっさと目的地に向かいたいのか、あなたならどっち?

写真は、「ナッチャンRera」に描かれているお魚

2007年09月25日

ビジネスからの眺め ナッチャンRera その18

df223b36.jpgビジネスクラスは後ろ向きなのでバックするような感じです。
新幹線や特急、車で後ろ向きになると、スピードを出せば出すほど気持ち悪くなるようなことがあった人がいるでしょう。では、ナッチャンReraの場合、後ろ向きはどうだろうか?
この日のナッチャンは35ノットほどの運航だと放送がありました。35ノットとは時速約65kmもあり、車であれば後ろ向きだとちょっと不快感を感じるような速さだと思います。が、車は小さいし、視点も低くて速さを感じます。
ナッチャンの場合は大きさもあり、視点も高いので、普通のフェリーと比較すれば速さを感じても、他の乗り物と比較すればそれほど速さを感じることがありません。なので、私としてはあまり気にもなりませんでした。

後ろからの眺めで面白いのは通った後の白い跡、航跡です。
まっすぐ走るのかと思いましたが、航跡を見るとまっすぐではなく、波の影響なのか、どうなのかわかりませんが、意外とくねくねと走っていることがわかります。
普通のフェリーに乗っていても、到着前や旋回、他船とのすれ違いなど、航跡を見ると曲がっていることがわかり、なぜか見ていて面白いものだったりします。面白いと思う人なら、ビジネスクラスで眺めるのもいいかもしれませんね。

青森に近づくにつれて、揺れがだんだんと収まってきました。
着岸時、ビジネスクラスからの眺めでは、陸の方にギャラリーがいっぱいで、撮影している人が何人か見かけます。中には昨日の私のように、ここで乗船を待つ者もいたでしょう。とにかくすごい人でした。

着岸後、車の方が先に下船となり、徒歩客は車がなくなった後に下船をします。徒歩も車両デッキを通っての下船ですから、車も一緒に下船となるとかなり危険ですね。徒歩が最後に下船になるのは仕方ないでしょう。
徒歩客が下船する前、掃除のおばちゃんたちが乗船し、急いで掃除をします。ここ青森にいる時間は非常に短く、次の乗船者のために急いで掃除をしなければなりません。この際にもまだ徒歩客が詰まっている状態でなかなか下船できないので、この時間帯がエコノミークラスの撮影のチャンスかも?(←余裕でできました。写真)
そんなことしてたら最後の方に下船することになり(いつものこと。笑)、外に出たころには連絡バスが行ってしまいました・・・おいおい、まだ客がたくさんいるっていうのに行っちゃうの??
結局、タクシーで帰ることに・・・泣。

と、まあ、こんな感じでナッチャンの旅が終わりました。

2007年09月24日

サンドイッチは早い者勝ち ナッチャンRera その17

d41acbbf.jpg津軽海峡真っ最中の時、船首からの眺めはどうかとエコノミークラスの船首方面へと向かいました。すると遠くの方から大きな船を見かけます。どう見ても明らかに大きいし、青函航路のフェリーだとは思えません。
よーく見ると、見かけたことがある白いフェリー、時間帯からすれば新日本海フェリーの寄港便であることがわかりました。進むに連れてだんだんと形がわかり、せっかくなので300mmのレンズを持ち出して撮影をします。ズームしてみると「フェリーあざれあ」だとわかりました。
新日本海フェリーの寄港便が見れるのは、月曜日、木曜日以外の函館12時半発、ついでに、直行便が見れるのは函館17時半発です。探してみましょう。
(逆方向として夜にもすれ違うと思いますが、たぶん暗くてわかりにくいと思います)

平館海峡(狭いところ)に入り揺れが収まったところで、
「サンドイッチの販売をします」という船内放送が入りました。お昼の便には数量限定としてサンドイッチの販売を行っているようですが・・・
W・Oがやっとメシだ!と言ってさっそくカフェへと行きました。すると、カフェに着いた時点ではたったの2つしか売っていなかったようです。軽食らしい軽食がなかったせいか、唯一の軽食らしい食べ物だったので大変、人気があったのでしょう。なんせカフェを期待して乗船した人がいるはずなので・・・。
お値段の方は・・・1100円! そんなに高級なのか!!まあ、お腹が空いているので購入することにします。

サンドイッチは某ホテルで作られたもので、小さな箱に入れられています。中にはサンドイッチが2切れ、食パンの枚数で言うと2枚、ちょっと大きめのプチトマト、爪楊枝にささったピクルスがあります。(写真)
1つはかぼちゃ入りパンで、もう1つはほうれん草入りのパン、それぞれいろんなハム、チーズ、レタスが挟んであり、サンドイッチとしてはボリュームがあって、しっかり押さえないと崩れてしまいます。
味は・・・おいしい。パンの味が特に良かったです。プチトマトは甘くておいしかったなぁ〜。

2007年09月23日

揺れる!? ナッチャンRera その16

ebfe4eed.jpgいよいよしゅっこー!
この日の波は東より2〜3m、ナッチャンの前に乗った、ナッチャンの約1/5しかない「びいな」ではちょっとふらつくような揺れがありました。果たして、10000トン級双胴船のナッチャンはどうなるのでしょうか?

函館港内はとりあえず静か、函館山付近までは静か、が、函館山を抜けると、いきなり横にガックン、ガックン!! なんじゃこりゃー!と思うほど、激しいローリングがしてきました。ま、ま、まじ???まるで上下運動が速いシーソーのように感じました。(写真)
「びいな」と比較すると、斜度は同じぐらいか、もしくはそれ以上、「びいな」よりも揺れが早く、そのせいかかなり揺れているように感じます。
これでは冬場の運行率が心配・・・・・・。

歩いてみます。まあ、揺れに慣れている私ならなんとか歩けるのですが、周りの人を見ると・・・フラフラしている人が多いですね・・・。手すりにつかまっていないと歩けない状態の人までいました。
揺れは津軽海峡付近で発生し、抜けるといったん揺れが収まりますが、しばらく経つとまた揺れが発生します。今度はもっと激しいか?
前の方の座席の人でどうやら気分を悪くされた人が・・・トイレに行ってみると、今度は別の人が引きこもり状態なのか・・・初心者が多いせいもありますが、かなり厳しいように思います。

ナッチャンの乗船日記を書く前に揺れに関する注意事項を書きましたが、ここでもう一度。
ナッチャンは揺れないとアピールされていますが、実際には横揺れが激しく、ちょっとした波でも揺れます。心配な人は必ず酔い止めを服用してください。運航時間が短いので、酔ってからの服用はあまり効果がありません。

注意事項の追加です。
動揺中の移動は大変、危険です。買い物、トイレなどは出港前、もしくは安定しているときに済ませ、動揺中の移動はなるべく避けるようにしてください。もし移動する場合は、手すりなどにつかまりながら気をつけて移動してください。

ここを見ているかわかりませんが、ナッチャン利用者は船旅初心者が多いような気がしますので、あえて注意事項を書きました。

2007年09月22日

売っている品は? ナッチャンRera その15

a339c21b.jpg他の設備は…
エントランス付近に売店とカフェがあります。どちらもスペース的に狭く、カフェはものすごい人であふれていました。
売店はお土産が中心で、種類はそれほど豊富ではありません。(写真)
ナッチャンオリジナルの品はまだ発売しておらず、ナッチャンの写真が貼ってあるラベルの天然水ペットボトル500mlしかありませんでした。あんな個性的なキャラクター柄なんだから、ストラップなど売ってたら、きっと買うお客さんがいると思います。ぬいぐるみなんてどうでしょう? お子ちゃまが喜びそうです。
お菓子も売っていますが、一般的な日本製のお菓子ではなく、外国製のクッキーなどのお菓子でした。
残念ながら酒のつまみになるような物やカップ麺やパンなどの腹の足しになるような物は売っていません。ペットボトルのジュースはなかったし、トータルからすれば明らかに在来フェリーの方が豊富であり、一般的で良いように感じます。

カフェというか軽食コーナーとして扱われているようですが、メニューからしてケーキやサラダなど軽食?というより、なんか中途半端に感じました。軽食だとパスタやそばなどの麺類やカレーライスなどを思い浮かびますが、そんなものいっさいないです。
昼時で船内の食事を期待して乗ったのに、腹の足しになるような物が売っておらず、がっかりした客はたくさんいたはずです。冷凍でもいいから簡単な麺類は用意して欲しかったです。
飲み物はちょっと高いかな? コーヒーに力を入れているようで、いくつか種類があります。

とにかく中途半端に高級感を求めているような感じで、私としてはイカなどの名産物を含ませたサービスエリア並の普通な感じがいいのではないかと思いました。

エントランスの裏にはキッズコーナーがあって四角いおもちゃがいくつかありました。
スペース的に狭く、窓側ではなく景色の見えない場所にあるためか、私が見たころは誰もいませんでした。子供としては景色の見える場所の方が楽しいのでは?
このスペースは、キッズルームよりも喫煙ルームした方が実用性がありそうです。

2007年09月21日

ほぼ自由席? ナッチャンRera その14

26ebb4ce.jpg次にエコノミークラス。
エコノミークラスのスペースにお邪魔してみると、とにかく広いこと! 前方もサイドもほぼ前面ガラス張りで、後ろ以外の景色がぐるりと見渡せるほど、なぜか上等級よりも眺めが大変良いです。もちろん開放感もバッチリ!

こちらも指定席となっておりますが、指定席の意味がまったくなし? ただ人数をカウントしているだけの指定席であるのか、実際に見てみると、普通の席よりも周りの展望席やエントランスに客が集中しています。指定席というより自由席。
どう見ても、その自由席、椅子は心地良さそうな感じだし、眺めもヨシ!上等級よりもむしろこちらの方が過ごしやすそうな気がします。
特に両サイドには座布団席?があり、ちょっと座敷感覚で座ることも可能でしょう。私が見たところ、半分ぐらいが椅子ではなく座布団として上に上がって過ごしていました。ここは私のおすすめか?笑(写真)
エントランス側の席は外があまり見えませんが、テーブルもあって食事や勉強、ビジネスなどに最適!
で、本来の指定席である、中央部に位置する席は・・・ビジネスクラスと同じような硬そうな椅子です。自由席より狭く、利用している人が非常に少なかったです。
な〜んか、上等級よりエコノミーの方がおすすめかも? いや、私としてはエコノミーが一番、快適そうに見えました。不思議・・・・・・。

ただ、このエコノミークラス、人が多いせいか、かなりうるさかったです。夜なら人が少なくてゆっくりできるかもしれませんが、昼間はお子ちゃまや団体などいろんな人が乗りますから、ゆっくりしたい人にはあまり向かないでしょう。そんな人には騒音をシャットダウンしてくれるビジネスクラスの方をおすすめします。
お子ちゃま連れのお客様なら、断然、エコノミークラス! 眺めが良く、特に両サイドのお座布団席がおすすめです。
団体ならエコノミー、カップルなら空いていればエグゼクティブの一番前の座席かな?

定員数はエグゼクティブのリクライニング席、ビジネスクラスの席、エコノミーの真ん中の席のトータルですが、展望席などの自由席を含ませるともっと定員数が多くなるでしょう。なんかオーバースペック????? 勿体無い・・・。