2007年08月
2007年08月31日
ナッチャンRera 明日就航! その影では・・・
「ナッチャンRera」は約1万トンの双胴船です。従来のフェリーより速く、約1時間45分で到着します。
全長は従来のフェリーと同じぐらいか?横幅は広く、たくさんのトラックや乗用車を乗せることができます。さて、明日はどれだけの車が乗るでしょうか?
そうそう、車で乗船する際、まるでインターチェンジのような入り方をするような?今までとはちょっと変わった乗船の仕方になるようですね。予約をしていればわざわざ乗船手続きをせずに、そのまま乗船できるみたいです。
徒歩の方も予約をしていれば、予約番号を機械に入力するだけでOK! こちらもわざわざ乗船手続きの紙を書かなくても済みます。(これはちょっと前からのシステムですね)
いよいよ明日、開始! 乗船の仕方など、普通のフェリーとは違って初めての試みが多いと思いますので、果たしてどうなるのか楽しみですね。トラブルにはならないことを祈ります。
一方、残念なのは、従来のフェリーである「ほるす」「ばにあ」がとうとう青函から去ることになります。
「ほるす」は私にとって、初めての本格的なフェリーでした。船酔いに心配だった私を勇気づけてくれたフェリーでもあり、私の人生を変えさせたフェリーでもあります。
「ばにあ」はあるサイトで「名湯ばにあの湯」が流行?となり、船ヲタの間ではとても人気のあるフェリーです。昭和生まれの大変、古いフェリーで、中身も昭和の雰囲気が漂い、懐かしさを感じさせます。
「ナッチャンRera」の就航イベント、そして影ながらも「ほるす」と「ばにあ」の最終航海、明日の青森と函館は賑わいそうです。ひょっとして、船ヲタばかり??
写真は、ここはどこだ??
2007年08月30日
狭い水路を通る 佐久島 その4
次の船は「はまかぜ」より一回り大きい「第2さちかぜ」です。総トン数43トン、定員128名と「はまかぜ」より多く乗せることができ、椅子席の数も豊富にあります。利用人数が多い場合はこちらがいいかもしれませんね。昭和63年就航で、船としてはかなり古い部類です。
「はまかぜ」のときは外で過ごすことができましたが、「第2さちかぜ」は外に出ることができず、潮風を浴びながら船旅を楽しむことができません。
景色を楽しむなら、椅子に座るよりも上にある操縦席の後ろのスペースがおすすめです。立ち席で定員たったの8名(書いてあった)ですが、横も後ろも窓があり、目の前は操縦席でそこからも景色が見えるので、ほぼ360度見ることができます。更に操縦席が丸見えなので、ブリッジ見学みたいにレーダーなどを見ることもできます。
乗船者数はそこそこの人数で椅子も空いていましたが、やっぱりこの操縦席後ろの立ち席がお気に入りで、乗船してから最後までずっとここで過ごしました。
東港を出発してから約20分、船は水路に入ります。背の低い橋をくぐり、狭くて浅そうな水路をゆっくりと上っていきます。
行きに使った乗り場では別の漁船が泊まっていました。どうやらここは渡船用ではなく、元々、他の漁船が使っているところでしょうね。
水路の奥の方にある小さな渡船乗り場に到着しました。私たちが下船すると、次に乗る客がすぐに乗船し、出港となります。佐久島行きの最終便は狭い水路の中、ぐるっと方向転換をし、三河湾へと向かっていきました。(写真)
この後、海水でべとべとになった体をきれいにしたかったので、適当に温泉へと向かいました。この辺は吉良など、温泉が豊富です。
2007年08月29日
食べ物も豊富 佐久島 その3
タコやエビも豊富で、海水浴近くにあるお店ではいろんな海産物のメニューがありました。
まず真っ先に頼んだのがやっぱり大アサリの磯焼き。普通のアサリなら大きくて3cmぐらいかと思いますが、ここでは7cmぐらいかな?大きいだけでなく味がとても濃く、普通のアサリとは比べ物になりません。
三河湾のタコがおいしいとすでにご存知だったので、やっぱりタコ煮も食べました。小さいタコですが、こちらもおいしいです。
主食には海水浴に合うカレー、それにプラス大アサリのフライもつけてしまって、大きいからこそフライもできてしまいますね。意外といけます。
私はエビ好きですが、うっかり食べるのを忘れてしまいました。佐久島のエビは主にアミエビが取れるようで、アミエビといえばかき揚げですね。もちろんありますよ。
海水浴場の他にも港近辺や町の中でも食事できる場所が豊富にあり、メニューを見ていませんが、たぶんいろんな海産物の料理があるでしょう。次に訪れたときは、是非、タコしゃぶを食べてみたいです。
島といえばお約束の猫の方はというと・・・私が見かけたところ、海水浴場のお店付近で4匹見かけた程度ですが、マップを見ると、どうやらたくさん猫がいるようなことが書かれていました。(写真)
今回は海水浴と食事だけしか楽しむことができませんでしたが、今度こそは猫ちゃんの方にも注目をしてみたいです。
さて、海水浴を満喫し、シャワーを浴びて着替えた後、時間があったのでお店ででかいカキ氷を食べた後、渡船乗り場へと戻ります。
戻ったのはいいですが、まだまだ時間が余ること・・・こんなときはのんびりと港を眺めながら、のほほんとしています。何もないんだけど、この時間がいいんですよね。周りの景色を見たり、海の中をぼーっと眺めたり、泊まっている「はまかぜ」を見たり、漁船を見たりと、なぜかこの時間が好きです。
しばらく経つと「第2さちかぜ」が港に到着します。
(予定では明日よりナッチャンReraの話の予定でしたが、明後日からにします)
2007年08月28日
大アサリが名物 佐久島 その2
島は左舷側にあり、私が座ったのが右舷側だったので、ここからではどのような島なのかわかりません。逆に日間賀島や篠島が見えます。こちらは渥美半島の先っちょの伊良湖、もしくは知多半島の先っちょの師崎より船で向かいますので、佐久島とはまったく別です。
佐久島からこれらの島へ向かうには、定期船利用では陸を経由してぐるっとまわらなければなりませんので、ここでは海上タクシーを利用します。
西港から出て約5分ぐらい、東港に到着しました。
渡船乗り場には「はまかぜ」より一回り大きい船があります。同じ航路を運航する「第2さちかぜ」です。こちらは椅子が豊富にあり、定員数も多く、どうやら利用客数が多い時間帯にこちらの船を使うようです。「第2さちかぜ」の話は明日、詳しく書きます。
さて、今回の目当てはただ海水浴をしたいだけ。伊豆諸島や小笠原で海水浴をしたことがある私にとっては、人が多くてゴミゴミしい湘南や伊豆半島など、当たり前な海水浴は好きではありません。海水浴ならやっぱり島へ行きたくなります。島なら船で渡らなければなりませんので、船酔いが嫌だとか(揺れないけど)定員数が限られているとかで行く人が限られてしまい、大変、人が少なくて穴場です。
本当は伊豆諸島へ行きたかったのですが、船の混雑と予算オーバーで却下、どこがいいかと探したところ、日帰りで行ける範囲で8月下旬でも海水浴がやっているところ、ということで佐久島にしました。
佐久島の海水浴は島のほぼ中央付近、湾内にあり、波は大変、穏やかで、魚たちも泳いでいるのでシュノーケルとしては最適な海水浴です。ただちょっと残念なのはゴミが浮いていることかな? ゴミは困りますね・・・。
私が着いたころには干上がっていて、砂浜にはたくさんのレタスみたいな海藻がパリパリと置いてあり、なんとも不思議な光景でした。(写真)
海に入るとレタスみたいな海藻がたくさんあり、潜ってみると全長10cmぐらいのお魚がいたり、ウミウシがいたり、地面を這うような変なお魚がいたりと、様々。
最もこの海の特徴的なのが、アサリがいっぱいいること。掘るとアサリがたくさん出ますが、現在、育てているため、ピーク時以外は絶対に持って帰ってはいけません。春には大きく育ち、大きなアサリになりますので、どうしても取りたければ春まで待ちましょう。
とにかく、おおーーーーきなアサリなんだから。笑
2007年08月27日
初心者向けの離島の旅 佐久島 その1
佐久島行きの渡船乗り場は狭い水路の中にあり、とても浅く、潮が引くとあまりにも浅すぎて船を泊めることができません。到着したとき、渡船乗り場にはそれらしき船を見かけることができず、本当にここでいいのだろうか?と迷いました。
川沿いに車を止めて良いみたいで車がずらっと並び、とりあえず空いている場所に車を止めて、一応、乗り場へ行ってみると、「潮が引いているため9時30分発、11時30分発は河口付近です」のようなことが書いてありました。つまり、海の近くなら深さが大丈夫なので、臨時の乗り場に移動してくださいとのことです。
どのくらい距離があるのだろう?? かなり歩きました。もうすでに船にはたくさんの人が乗っていて、乗れるのかどうか心配になりましたが、私が乗ってからもぞくぞくと人が入り、満員状態になりました。釣り目当てはもちろん、暑いので海水浴目当てで行く人がたくさんいます。
行きに乗ったのは高速船「はまかぜ」です。
総トン数はたったの19トンしかありませんが、たくさんの人が乗っているのにぜんぜん大丈夫です。椅子席は船首部分にいくつかあり、操縦席横に数席、優先席、その後ろが外で椅子がちょびっとしかありません。それでも定員数は113名で、立ち席がほとんどです。立ち席と言ってもたった25分で到着するので、そんなに気にするほどではありません。
おすすめの場所は私としては外が大好きですが、船ヲタなら操縦席の横でしょう。真横なので、まるでブリッジ見学のようにじっくり操縦を見ることができます。でも、ここは優先席なので、普通の人は混んでいる場合、避けた方がいいかもしれませんね。
高速船だとちょっとした波でも揺れまくる場合がありますが、ここは知多半島と渥美半島の間にある湾内なので、波はほとんどありません。湖のような海を渡りますから、たった19トンの高速船でもまったく揺れを感じません。
到着までたった25分でもあり、苦手な人でも船を気にせずに離島の旅を楽しむことができます。これはまさしく【離島の旅、初心者向け】です。
写真は、「はまかぜ」からの眺め
佐久島のサイト
http://www.japan-net.ne.jp/~benten/
2007年08月26日
正解は、愛知県佐久島行きの船
行きに乗った19トンの小さな船が「はやかぜ」(写真手前)、帰りに乗った43トンの船が「第2さちかぜ」(写真奥)です。(昨日は「第2さちかぜ」を49トンと書いてしまいました。申し訳ございません)
愛知県一色町にある水路より渡船に乗船し、知多半島と渥美半島の先っちょの間にある島の1つ、佐久島へと向かいます。運賃は大人800円、子供400円、所要時間は西港20分、東港25分ぐらいです。
フネログでは現在、瀬戸内海航路の話を書いていますが、9月1日に「ナッチャンRera」が運航されることにより、できるだけナッチャンの話題をタイムリーに書きたいと思いますので、ここで長くなる瀬戸内海航路ネタをいったん中断し、ナッチャンの話題になる前に調整としてこちらの佐久島のネタを書くことにします。瀬戸内航路のネタはナッチャンネタの後に書く予定です。
瀬戸内航路ネタを楽しみにしていた人には大変、申し訳ございませんが、必ずしも続きを書くますのでしばらくお待ちください。
今後の予定は・・・
8月27〜29か30日 佐久島
8月30日か31日〜9月上旬 ナッチャンRera
ナッチャンReraネタが終わり次第 瀬戸内航路の続き おれんじホープ編
その後は、おーしゃんさうす編
11月下旬? さんふらわあごーるど?
2007年08月25日
ちょっとした船に乗って・・・
やっと家に着きました。(8月26日、2時20分書き込み)
しばらくの間、船に乗っていないので、今日、4時半ごろに家に出て、某所より船に乗ってある島へと行って参りました。
運行時間はたったの30分程度、フェリーではなく高速船ではなく「渡船」という名で走っています。行きは19トン、帰りは49トンです。かなり小さいですね。
行きは定員オーバーになるかと思うぐらい人が多く乗っていました。帰りはそこそこいて全員、座れる程度でしたが、操縦席の後ろに立ち席の定員8名のスペースがあって、操縦席は丸見えでまるでブリッジ見学状態、そこからの眺めも良かったです。(いわゆるヲタ席ですね)
さて、この話を読んで、どのルートだかわかる人はいますでしょうか? かなりマニアックなので、これだけでわかる人は少ないかと思います。
値段も言っちゃいましょう。大人片道800円です。
答えはのちほど。
しばらくの間、船に乗っていないので、今日、4時半ごろに家に出て、某所より船に乗ってある島へと行って参りました。
運行時間はたったの30分程度、フェリーではなく高速船ではなく「渡船」という名で走っています。行きは19トン、帰りは49トンです。かなり小さいですね。
行きは定員オーバーになるかと思うぐらい人が多く乗っていました。帰りはそこそこいて全員、座れる程度でしたが、操縦席の後ろに立ち席の定員8名のスペースがあって、操縦席は丸見えでまるでブリッジ見学状態、そこからの眺めも良かったです。(いわゆるヲタ席ですね)
さて、この話を読んで、どのルートだかわかる人はいますでしょうか? かなりマニアックなので、これだけでわかる人は少ないかと思います。
値段も言っちゃいましょう。大人片道800円です。
答えはのちほど。
2007年08月24日
11月下旬(予定)に新造船導入! ダイヤが変わる?
来年にはもう1隻、また新たに「さんふらわあぱーる」が導入され、今度は「スター」か「ブルー」のどちらかが去るでしょう。
新造船は共に船体に太陽マークが描かれ、ファンネルは青のDマークではなく赤のDマークとなり、ダイヤモンドフェリーのシンボルマークでもあるイルカくんの姿がなくなります。「スター」か「ブルー」が最後のダイヤモンドイルカフェリーとなりますね。
さて、新造船が導入されることによって、ダイヤや寄港が大幅に変更されるという話を聞いたことがあります。詳しくはまだわかりませんが、今回、私が乗船した船ヲタの憧れでもある「上り1便」が昼便でなくなるのでは?と聞かされたこともあります。でも、これはあくまでも予想かも? 本当に上り1便が昼でなくなるなら、今のうちに乗船をしておくといいですね。
今の上り1便はとても過酷なダイヤであり、従業員たちにとっては大変、辛く思います。一般客は使いにくくて利用者が非常に少ないですよね・・・でも、昨日も書きましたように、長距離(関東方面)へ向かうトラックにとっては非常に有効的に使える便です。
果たしてどちらを取るのか?
私としてはトラック(貨物)を優先的に考えるのであれば、大分発の昼便は必要だと思います。旅客が少なくても、貨物部門はかなりの収入源にもなるし、流通面でも非常に役立てていますので、是非とも残して欲しいです。
写真は、神戸に到着する「スターダイヤモンド」
2007年08月23日
ドライバーだらけの船 ETCを有効に?
あくまでも予想ですが、この便に乗るトラックは、昼間に船に乗って休憩を取り、夜は運転をする、つまり、神戸に下りてから東京方面へと運ぶトラックばかりでしょうか?
そういえば、ETCに深夜割引がありますね。この便を使って東京方面へ運べば、より安く運ぶことができます。最近では燃料高騰により、燃料以外の部分で節約するにはこのETC割が有効的に使えます。
また、深夜の高速道路は空いていますので、運転もしやすいでしょう。しかもフェリーの中で充分、睡眠が取れるので、よほどではない限り睡魔に襲われる心配も少なくなりますね。
逆に行き先が大阪、神戸の場合は、近いため高速道路の区間も短いので、寝る時間帯に運航する夜行便の方が良いでしょう。
トラックだけではなく、一般客も有効的に使えそうです。
例えば・・・関東に朝、到着する場合、マイカーで神戸から運転するのもあり、神戸より夜行バスもしくは夜行列車で向かうのもありです。ただ徒歩の場合はわざわざこのルートを使って関東へ向かうのは船ヲタだけかも??
マイカーを関東へ運ぶのに九州から自走するのもありますが、さすがにこれは辛いでしょう。夜着ならシャトルハイウェイラインがベスト、あっ、時間がかかるけどオーシャン東九もありますね。こちらは早朝に東京に着きます。
朝発夜着で一般人にはとても使い辛い便に思われますが、マイカー必須で早朝着なら有効的に使えそうです。
どうしても九州からマイカーで朝到着したい場合は、是非、ダイヤモンド上り1便を使ってみましょう!
不便そうに見えても、意外に重要な便だったりします。
2007年08月22日
昼間の瀬戸内航路 5月下旬がおススメ!
なぜこんな時期に乗船をしたのか?それは7月としてのメリットは明るい時間帯が長いからです。明るい時間帯が長いほど、島は見えるし、陸は見えるし、より多く瀬戸内海クルーズを楽しむことができます。その理論からすれば、もっとも長く楽しめるのが6月21日ごろ、つまり夏至です。
しかしながら夏至の時期は梅雨時、でも、今年の夏至は運が良く?梅雨空とは言えないほどの快晴が続きましたが・・・私が乗船した日は梅雨の後半(のはずが中盤だった)で、天気があまり良くなかったのです・・・。
では、どの日が一番最適なのか?
それは皐月晴れとも呼ばれている時期、皐月、そう5月です。5月なら梅雨は関係ないし、特に5月下旬であれば明るい時間帯が比較的、長いです。これなら充分に瀬戸内海クルーズを楽しむことができるでしょう。
でも、こういう時に限って、天気が悪かったりするんですよね・・・・・・。天気が気になるようであれば、予約をせずに、「天気が良いから行く!」と前日になって突然、決めてしまった方が良いのかもしれません。
これはどんな船旅でも、旅行でも同じ。天気が気になるなら前日になって決めましょう、が、予約が埋まって行けなくなった、なんてオチがあります・・・。
天気が悪かったのは日ごろの行いが悪いから?笑 今度こそは天気の良い日を狙いたいです!
写真は、梅雨時の瀬戸内海クルーズ。「おれんじ8」より