2007年08月

2007年08月01日

乗船日記 真っ暗闇の中で・・・ 「おれんじ九州」 その2

376a619b.jpg先を行く「ニュー四国」が八幡浜港を出港し、しばらくの間、船もなく、フェリーターミナルは真っ暗闇の中に包まれます。

先ほど「ニュー四国」を撮影した際、急いで撮影したためどこがベストなのかわからず、適当な場所で撮影しました。昨日、UPした写真ですが、柵が手前にあったりしてよくわかりません。お目当ての「おれんじ九州」が来る前にどこが撮影場所として最適なのか探してみました。
まずは建物の上から撮れないかと階段を上がってみます。何やら怪しげな・・・階段の電気と非常灯しか付いていないため、周りの状況がよくわかりません。どうやらお土産屋さんやレストランがあるようです。こんな小さなターミナルでも、レストランなど豊富にあるのですね。
撮影場所がないかと探しているうちに最上階の5階まで辿り着きました。ターミナルにしては高いなぁ〜と、結局はなかったのでエレベータで下ります。
真っ暗だったので、ちょっとお化け屋敷に近かったような・・・昼間はどんな感じなのか知りたいです。

今度は外で確認、すると建物の横に階段がありました。3、4階ぐらいが撮影しやすいと思いましたが、3階にはどうやらまだ人がいて何か作業しているようなので、邪魔しては悪いと思い2階までしか行きませんでした。ここからでは電線とかいろいろあるけど、なんとか撮影できる感じです。

暗闇の中の撮影って難しいですね。夜発夜着の場合、外から船体の写真を撮る場合はどうしても真っ暗な状態から撮影することになります。
今回の「おれんじ九州」の場合、夜発朝着ですが、臼杵港では対岸に行くしかなく、徒歩ではちょっと面倒なので、撮影するならこの八幡浜港の方がいいらしいです。
夜の撮影のコツとしては・・・まずはシャッタースピードを上げること、遅いと手振れしやすくなりますね。スピードだけではなく、感度(ISO)を上げることも重要。これによりスピードを速めることができます。
暗いとフラッシュをたく人がいますが、自分の近くだけしか光らず、遠くの物にはまったく効果がありません。近くの物が明るく、被写体である遠くの物が暗くなります。
暗闇の撮影は一眼レフでさえも難しく、私の場合、とりあえず撮影をして、パソコンで明るさ調整をしてなんとか船体だとわかるようにしています。
今日、UPした写真はその暗闇で撮影した「おれんじ九州」です。

つづく・・・