小野大輔が斉藤八雲役への意気込みを熱く語る！TVアニメ「心霊探偵 八雲」記者会見レポート！！
原作は神永学の「心霊探偵 八雲」。死者の魂を見ることができる生まれついての赤い左目で、不可解な事件の謎を解いていく大学生、斉藤八雲の活躍を描いたミステリー小説。シリーズ累計なんと２５０万部！という化け物小説のアニメ化ということで、台風の余波による大雨という悪天候にも関わらず会場は取材陣で満席状態！仕事の枠を越えて、マスコミ各社のTVアニメ「心霊探偵 八雲」に対する期待の高さが伺えた。
さて、記者会見に先立って上映された「心霊探偵 八雲」第一話「開かずの間」。これがまた面白い！！！生半可な才能では、ブルって職場放棄してしまうほどの強いプレッシャーの中、20数分間という限られた時間の中に、ここまで完成度の高いクオリティーを高圧縮するのは本当に苦難の連続だった筈。スタッフやキャストがこの作品にかける情熱がこちらにぐわっと押し寄せてくるような感じです。
以下、斉藤プロデューサー、黒川監督、小野大輔さんからのコメントです。
斉藤 健治プロデューサー
「今まで、様々なアニメショーンを放送してきましたが、今回のような本格ミステリー小説原作は初めての試みです。NHKとしても非常に期待している作品です。今、ご覧いただいたように、キャラクターの設定、映像も秀逸で、非常に完成度の高い作品になっていると思います。2話以降も、ハラハラドキドキの連続の中で、最後にしっかりとカタルシスを感じることができるストーリーになっていると思います。秋の夜長には、ぴったりの番組に仕上がったと自負しております。皆さま、どうぞご期待ください！」
黒川 智之監督
「原作のタイトルを見た時、オカルトホラーものかなと思いましたが、実はそうではなくて、素晴らしい人間ドラマが描かれた作品だという印象を受けまして、是非この作品の監督として携わりたいと思い、今、こうしてここにおります。映像や音の現場もスペシャリストが集まって、文字通り魂をこめて作った作品です。一人でも多くの方に、この想いが伝わればいいなと思っております。是非、ご期待ください。」
小野 大輔さん
「今、第一話を観て、とても重い作品だなと思いました。30分弱なんですけども、とても長いなと(笑) マイナスなことを言っているわけではなく、一本の劇場用映画を観たような満足感と、いい意味での疲労感を感じました。
「心霊探偵 八雲」というタイトルが表すように、主人公である斉藤八雲が霊が見える目を持っているということからストーリーが動いていくんですけれども、単純に霊現象を追って事件を解決していくというのがこの物語の真のゴールではなく、その闇の先にある"光"というのを、一人ではなくて、周りの人々と手を取り合ってその先にある"光"を見ていくような作品だと思っています。
作品の中で人と人との絆というものが深く描かれているんですけれども、この作品のスタッフの方々とキャストは本当に仲がよくて、みんなで手を取り合って作った作品なんだなというのを、第一話を今改めて見て思いました。人と人の絆の尊さみたいなものを感じていただけると嬉しいなと思います。」
非常に思い入れのある役、八雲を演じた小野さんは、今回、なんと「心霊探偵 八雲」のOPテーマ「Key」をJangled Catというアーティスト名で担当！さらに、劇中での主人公の八雲の心情の変化や成長にシンクロして、OP曲の歌詞や演出も3段階で変化していく！という新しい試みを行うことも発表されました。各話のストーリーは当然として、OPからも目が離せないTVアニメ「心霊探偵 八雲」！いよいよ10月3日より放送開始です！
「心霊探偵 八雲」
放送予定
平成２２年１０月３日〜 毎週日曜日 （全１３話）
ＮＨＫ・ＢＳ２ 午後１１：００〜１１：２５
スタッフ
原 作／神永学 キャラクター原案／小田すずか
監 督／黒川智之
シリーズ構成・脚本／川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン／芝美奈子
総作画監督／番由紀子、天��まなむ
美術監督／朝倉千登勢
色彩設計／小島真喜子
撮影監督／堀内美咲
編 集／黒澤雅之
音響監督／高寺たけし
音 楽／R・O・N
アニメーションプロデューサー／村岡秀昭
制作統括／斉藤健治、横尾堅示
アニメーション制作／ビィートレイン
制 作／総合ビジョン 制作・著作／ＮＨＫ
キャスト
斉藤八雲／小野大輔
小沢晴香／藤村 歩
後藤和利／東地宏樹
石井雄太郎／川島得愛
斉藤一心／関 俊彦
畠 秀吉／納谷六朗
両目の赤い男／高瀬右光
七瀬美雪／柚木涼香
土方真琴／豊口めぐみ
オープニングテーマ：「Key」
作詞／酒井ミキオ
作曲・編曲／R・O・N
歌／Jangled Cat（CV／小野大輔）
エンディングテーマ：「Missing You」
作詞・作曲／小峰理紗
編曲／窪田ミナ
歌／コミネリサ
[公式サイト]
(C)神永学・角川書店／ＮＨＫ・総合ビジョン
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