2007年06月
2007年06月30日
デカイ!! ナッチャンReraは双胴船世界最大級!
実物の写真を見ると、デカイ!!!!!
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20070630NN001Y30830062007.html
下にいるのが人、人、人、ですよ!
ちーっちゃく見えませんか? 決してアリンコではありません。
想像していたよりもでっかく、さすが総トン数10000トンを超えていることもあって、かなり大きいですね! あまりにも大きくてびっくりしてしまいました。
こんなにデカければ、乗用車もトラックもシャーシも、たーくさん乗れますね。もちろん人だってたくさん乗れるし、一度に一気に多く運んでしまうのだから素晴らしい!
この大きさを見てしまうと、ちょっと期待をしてしまいます。
かつて東日本フェリーでは青函航路に高速船を2度投入しました。
1隻目のジェットフォイル「ゆにこん」は1990年に就航、たった1時間40分で運航しました。しかし、人だけであって車は乗れず、燃費の消費は激しいし、冬は欠航になりやすく、1996年に廃止。その後、九州商船「ぺがさす2」として長崎〜五島を運航します。
2隻目は1隻目の1つのネックの解消として車を乗せるようにした2代目「ゆにこん」が1997年に誕生しました。高速フェリーで、総トン数約1500トン、航海速力35ノット(最大42.2ノット)、乗用車は106台、しかし、大型はたったの5台(この場合、乗用車は78台)しか乗れません。初代「ゆにこん」と同様に燃費が激しく、冬は欠航になりやすくて採算が合わずに2000年11月に廃止、その後、しばらくの間、どこも使われず、2006年夏にやっと台湾で再就職が決まりました。
こんな経歴がありまして・・・果たして今度の「ナッチャンRera」は? この2隻のネックだった「燃費」「欠航率」がどのように解消されるか、大変、気になるところです。
写真は、「びるご」から見た青函航路の日の出
(注:「びるご」は現在、青森〜室蘭航路です)
2007年06月29日
ナッチャンRera、徒歩客はどうなる?
トラックは見込める青函航路ですが、徒歩客はどうでしょうかね。
まず前提として、函館駅前と青森駅前に寄港するプランが実現してから、ですが。
(現在の埠頭では、駅から少ないバスに乗り継いだりするので、勝負にならない)
エコノミー5000円、ビジネス6000円、エグゼクティブ10000円というのは・・・
今まで青函の2等1830円、というのと比較してしまうと、3倍近い値上げというので、「高くなった」という印象を受けてしまいます。
確認してみますと、函館〜青森のJRで、乗車券3150円+特急券2190円=計5340円
エコノミーであれば、特急と比べてちょびっと安い、という所でしょうか。
そういう意味では、ものすごく高い、という訳ではないのでしょうが、函館・青森以外のちょっと離れた場所であればJRで函館or青森まで出て乗り継がなければならないので、結果的に割高になってしまいます。
例えば・・・
新幹線の接続である八戸〜函館は特急指定席で7230円。八戸〜青森は3030円ですから、JR+船=8030円と、高くなってしまいます。
費用的な部分では、メリットが殆ど無くなったと言えるでしょう。
あとは、所要時間でしょうか?
ナッチャンReraの函館→青森で見ると、
7:30→9:15 12:30→14:15 17:30→19:15 23:00→1:30
JRでフェリー前後のダイヤを見てみると
7:00→8:51 8:48→10:49
11:28→13:36 12:53→14:45
16:51→18:40 18:42→20:44
という感じで、確かに速いものの「便利になった!」という印象は強くないので、
「高い」という印象はぬぐえないと。
やはりイメージというのは重要なので、「高くなった!!!」と思わせてしまうと
客が離れてしまい、一度離れるとなかなか戻って来ないという事態になってしまうのではないかな、と心配なのですが。
(フェリーとは関係ないが、携帯NTTドコモが、料金が高いという「印象」だけで
MNPで顧客離れが進んでしまった、という経緯がある)
最初は物珍しさで人が乗ったとしても、継続的に客が来なくなってしまい
800名という乗船人数が、単なる空気輸送席になりかねないんじゃないか、と感じてしまいます。
という事で、ちょっと心配しているW・Oでした。
まず前提として、函館駅前と青森駅前に寄港するプランが実現してから、ですが。
(現在の埠頭では、駅から少ないバスに乗り継いだりするので、勝負にならない)
エコノミー5000円、ビジネス6000円、エグゼクティブ10000円というのは・・・
今まで青函の2等1830円、というのと比較してしまうと、3倍近い値上げというので、「高くなった」という印象を受けてしまいます。
確認してみますと、函館〜青森のJRで、乗車券3150円+特急券2190円=計5340円
エコノミーであれば、特急と比べてちょびっと安い、という所でしょうか。
そういう意味では、ものすごく高い、という訳ではないのでしょうが、函館・青森以外のちょっと離れた場所であればJRで函館or青森まで出て乗り継がなければならないので、結果的に割高になってしまいます。
例えば・・・
新幹線の接続である八戸〜函館は特急指定席で7230円。八戸〜青森は3030円ですから、JR+船=8030円と、高くなってしまいます。
費用的な部分では、メリットが殆ど無くなったと言えるでしょう。
あとは、所要時間でしょうか?
ナッチャンReraの函館→青森で見ると、
7:30→9:15 12:30→14:15 17:30→19:15 23:00→1:30
JRでフェリー前後のダイヤを見てみると
7:00→8:51 8:48→10:49
11:28→13:36 12:53→14:45
16:51→18:40 18:42→20:44
という感じで、確かに速いものの「便利になった!」という印象は強くないので、
「高い」という印象はぬぐえないと。
やはりイメージというのは重要なので、「高くなった!!!」と思わせてしまうと
客が離れてしまい、一度離れるとなかなか戻って来ないという事態になってしまうのではないかな、と心配なのですが。
(フェリーとは関係ないが、携帯NTTドコモが、料金が高いという「印象」だけで
MNPで顧客離れが進んでしまった、という経緯がある)
最初は物珍しさで人が乗ったとしても、継続的に客が来なくなってしまい
800名という乗船人数が、単なる空気輸送席になりかねないんじゃないか、と感じてしまいます。
という事で、ちょっと心配しているW・Oでした。
2007年06月28日
来る者もあれば去る者も 従来のフェリー
青函航路に高速船を導入するとなれば、従来のフェリーで去ってしまう船もあるでしょうね。まだ詳細などがわかりませんが、どれかしら2隻が去ってしまうのではないかと思います。
現在の青函航路のフェリーは東日本フェリーが4隻、同じグループでもある道南自動車フェリーが2隻、共栄運輸と北日本海運が共同でやっている青函フェリーが4隻、計10隻が運航をしています。かなり頻繁に船が通っていますね。
高速船を導入するのが東日本フェリー。その4隻は、7000トンクラスのオーバースペックな「びなす」「ほるす」、古くて小さい「びいな」、更に古い「ばにあ」があります。「ばにあ」は昭和59年で、フェリーの中ではかなーり古い方ですね。(もしかして一番古い??)
「びいな」も昭和生まれの船です。同型船の九四フェリー「九州」(元「びすば」)も今月で去ることになり、昭和生まれの「フェリーダイヤモンド」も退くようで、次々と昭和の船が退いていきます。
昭和生まれの古い船を退くことはありえそうですが、逆に残し、高く売れる「びなす」「ほるす」を外すこともありえそうです。
噂では「ほるす」と「ばにあ」が去ってしまうという話を聞いたことがあります。どれが本当に去るのかとても気になるところです。
「ほるす」は私にとっての初の絨毯敷きのあるフェリーであり、「ばにあ」はあの古い雰囲気が良くて大好きです。それぞれ想いがあり、思い出の深い船なので、去って欲しくない気持ちが強いですが、いつかはこの日があるわけで・・・寂しいですね・・・。
最終便には乗ってみたいですが、都合上、たぶん行けないです。
写真は、去るかもしれない「ばにあ」
2007年06月27日
ナッチャンRera の過ごし方
(そりゃ乗っていないから、それしか判断できませんが・・・)
フェリーと違って、たった1時間45分の航路にレストランやお風呂は当然、ないですが、カフェ、バー、ショップなど、高速船としては立派な設備が揃っています。高速船は、ショップも何もなく椅子しかないのが普通ですね。
(どうしてもシャワーを浴びたい人はフェリーを利用しましょう)
カフェはどんなメニューがあるかわかりません。コーヒーなどの飲み物はもちろん、パンやケーキ、ひょっとするとパスタなどの軽食もあるかもしれませんね。もし軽食もあるなら朝食、昼食としても充分でしょう。でも、深夜便の夜食はやっていないかな?(フェリーのレストラン営業がなくなったから、まさか軽食まで出ないと思いますが・・・)
バーでお酒なんかどうでしょうか? バーは3階と4階、両方ともあり、4階の方はラウンジ自体、バーになっていて、昼は広々とした海と遥か遠くの陸を見ながら、夜は夜景とイカ釣り漁船の漁火を見ながら、お酒を楽しむことができます。(4階の方はエグゼクティブクラスのみかも?)
ショップは北海道と青森のお土産品が売っているでしょう。イラストを見る限りだと、青函ルートのフェリーより、スペースが多少広そうです。
キッズルームがあるようですが、うーん、船内案内図を見る限りだと、かなり狭くて目立たない位置にありますね・・・遊べるのかしら???(実際には広いかも?)
バリアフリーに関しては、トイレあり、一般席よりもスペースが広いバリアフリー専用の椅子席があるかどうかは公式サイトを見る限りだと判断がつきません。エレベータがあるので階段を使わなくても4階に上がることは可能です。
エコノミークラスの窓側にも椅子があり、上等級の中央側の席になるよりもこちらの方が眺めが良くて快適? この展望席は指定席ではないので、早い者勝ちですね。景色を眺めたいなら、乗船開始の前に並んで、スタートダッシュ良く確保すべきでしょう。
エントランスにも椅子とテーブルがあるし、これだけ設備があると椅子席(指定席?)はあまり意味がななかったりして??
ところで、外部デッキはあるのでしょうか? 速度が速いと風を強く受けて危険なため、外に出れないことが多いです。そのため、32ノットの「はまなす・あかしあ」は風の影響のない船尾側のデッキしか出れませんが、果たして「なっちゃんRera」はどうでしょうか?
36ノット・・・外に出たら危険かも?? もし出れるようなら、物が飛ばされないように注意しましょう。
写真は、「ばにあ」より、函館の夜景
2007年06月26日
ナッチャンReraの輸送力
昨日に引き続き、注目のナッチャンReraのスペックについて、気になるので私W・Oからも色々と。
数字ばかりなので、数字嫌いの方はサラっと読み飛ばして下さい(笑)
公式サイトによると、「普通自動車約350台」とあります。
トラック積載数が無いので、概算になっちゃいますが・・・
普通自動車であれば全長は4〜5mくらいでしょう。中間を取って4.5mとし余白分を考慮、1台あたり5mにて換算×350台=車両積載換算で、1750m。(幅は考慮しないものとする)
現在、青函に就航しているのは、「ほるす」「びなす」「ばにあ」「びいな」の4隻。
「ほるす」「びなす」は、トラック95台+乗用車20台。
フェリー積載のトラックは通常大型(8トン以上のもの)で、だいたい8〜12mという所でしょう。乗用車同様に余幅を含め計算上12mとすると、
車両積載換算あたり、95台×12m+5m×20台=1240m。
「ばにあ」はトラック98台+乗用車15台、「びいな」は小さくトラック35台なので、それぞれ換算で1251m、420m。
1日に「ほるす」「びなす」は2.5往復、「ばにあ」「びいな」は2往復
なので、1日の輸送力は、1240m×5+1251×2+420×2≒9500m となります。
ナッチャンReraは1日4往復ですから、1750×4=7000m。
輸送力という意味ではナッチャンRera1隻で現行4籍の70%を賄える訳です。(計算してびっくりの輸送力!)
来年、予定通りもう1隻導入されれば2隻で現行4隻の1.4倍の輸送力となります。
運賃的には、現行3mから1m単位で12mまで細かいのに対して、小型(6m未満)・中型(6〜10m)、大型(10m超)と3段階でキリのいい料金としたので、
車両長さによって得だったり損だったりという部分はあるものの、概ね現行と同じくらいでしょう。
料金がキリのいい金額で分かりやすいというのは、陸上での手続きetcの手間がはぶける、というメリットもあります。
ただ、普通自動車の場合は大抵4〜5mなので、16510円→20000円に値上げとなってしまうのですが・・・
(しかし、ドライバー料金を含むので、座席の値上げだと思えばまぁ納得できる)
それ以外のスペック(?)ですが、「双胴型高速船 アルミ軽合金製」
一応、学生の時に金属材料学とかも習った身としては、アルミって鋼と比べて軽いですが強度が無いので、トラックが乗って凹むとか大丈夫なのかな? といらぬ心配としてしまいますが。 車両デッキの床だけは鋼とか? 重そうですが。
あと、ネーミングセンスは・・・ 賛否両論あるでしょうが、個人的には船っぽくないし、今までとは違うんだ! という雰囲気が出ているので悪くないと思うのですがね。
新しいネーミングって、既存の人にとっては慣れないから否定的な意見が多くなりがちですが、慣れてしまえば問題ないと思います。
ちなみに『最大搭載人員800名』とありますが・・・
☆飛行機・B747-400(国内線仕様)が、569席(ANA)
☆新幹線・700系のぞみ(JR東海)が、16両編成で1323席。
つまり、ジャンボジェット機の約1.2倍、新幹線16両の乗車率60%がナッチャンReraの満員という事になります。
・・・埋まらないでしょうなぁ(笑)
数字ばかりなので、数字嫌いの方はサラっと読み飛ばして下さい(笑)
公式サイトによると、「普通自動車約350台」とあります。
トラック積載数が無いので、概算になっちゃいますが・・・
普通自動車であれば全長は4〜5mくらいでしょう。中間を取って4.5mとし余白分を考慮、1台あたり5mにて換算×350台=車両積載換算で、1750m。(幅は考慮しないものとする)
現在、青函に就航しているのは、「ほるす」「びなす」「ばにあ」「びいな」の4隻。
「ほるす」「びなす」は、トラック95台+乗用車20台。
フェリー積載のトラックは通常大型(8トン以上のもの)で、だいたい8〜12mという所でしょう。乗用車同様に余幅を含め計算上12mとすると、
車両積載換算あたり、95台×12m+5m×20台=1240m。
「ばにあ」はトラック98台+乗用車15台、「びいな」は小さくトラック35台なので、それぞれ換算で1251m、420m。
1日に「ほるす」「びなす」は2.5往復、「ばにあ」「びいな」は2往復
なので、1日の輸送力は、1240m×5+1251×2+420×2≒9500m となります。
ナッチャンReraは1日4往復ですから、1750×4=7000m。
輸送力という意味ではナッチャンRera1隻で現行4籍の70%を賄える訳です。(計算してびっくりの輸送力!)
来年、予定通りもう1隻導入されれば2隻で現行4隻の1.4倍の輸送力となります。
運賃的には、現行3mから1m単位で12mまで細かいのに対して、小型(6m未満)・中型(6〜10m)、大型(10m超)と3段階でキリのいい料金としたので、
車両長さによって得だったり損だったりという部分はあるものの、概ね現行と同じくらいでしょう。
料金がキリのいい金額で分かりやすいというのは、陸上での手続きetcの手間がはぶける、というメリットもあります。
ただ、普通自動車の場合は大抵4〜5mなので、16510円→20000円に値上げとなってしまうのですが・・・
(しかし、ドライバー料金を含むので、座席の値上げだと思えばまぁ納得できる)
それ以外のスペック(?)ですが、「双胴型高速船 アルミ軽合金製」
一応、学生の時に金属材料学とかも習った身としては、アルミって鋼と比べて軽いですが強度が無いので、トラックが乗って凹むとか大丈夫なのかな? といらぬ心配としてしまいますが。 車両デッキの床だけは鋼とか? 重そうですが。
あと、ネーミングセンスは・・・ 賛否両論あるでしょうが、個人的には船っぽくないし、今までとは違うんだ! という雰囲気が出ているので悪くないと思うのですがね。
新しいネーミングって、既存の人にとっては慣れないから否定的な意見が多くなりがちですが、慣れてしまえば問題ないと思います。
ちなみに『最大搭載人員800名』とありますが・・・
☆飛行機・B747-400(国内線仕様)が、569席(ANA)
☆新幹線・700系のぞみ(JR東海)が、16両編成で1323席。
つまり、ジャンボジェット機の約1.2倍、新幹線16両の乗車率60%がナッチャンReraの満員という事になります。
・・・埋まらないでしょうなぁ(笑)
2007年06月25日
ナッチャンRera ってどんな船?
9月1日に就航する高速フェリー「ナッチャンRera」
この船の名前の由来は、「ナッチャン」は船体のデザインをした小学生の女の子のあだ名「ナッチャン」から、「Rera(レラ)」はアイヌ語で風を意味します。つまり、ナッチャンの風、なんか個人名を使ってしまっていいのでしょうか?????(はっきり言うけど、みんなが利用する船だからあまり個人名を使って欲しくないと思いますが・・・)
以前、リベラでは船名募集して、「ブルーボックス」ともう1つ何でしたかな?、みんなの意見から選んだ名前なので、こちらを使って欲しかったです。
船体はナッチャンがデザインしたエコらしく、魚や女の子など、かわいらしい絵が描かれています。
船にいっぱいイラストが描かれていたのは2年前の夏の東海汽船「さるびあ丸」、こちらは宣伝としてモンスターファームの絵が描かれていました。残念ながら次のドック時には消えて真っ白の船体に戻ってしまいましたが、当時は大変、好評でした。
果たして、このナッチャンのイラストは、実際に見るとどうでしょうか?
また、2隻目はどのようなデザインが描かれるのか楽しみですね。
「ナッチャンRera」のスペックは・・・
双胴型高速船で全長112m、幅30.5mと太っちょタイプ、このタイプはハワイのクルージングで乗ったことがあり、揺れない、と言われつつも、凪なのに揺れました・・・横揺れがかなり弱かったです・・・果たして、「ナッチャンRera」はどうでしょうか? 説明上では高速船のお約束のように「揺れない」と書かれています。
総トン数は1万トン、定員800名、普通自動車350台、車はかなり乗りますね。高速船でこれだけ乗れるのはびっくりです。(高速船でも新日本海のは別ね)
しかも、満載状態で36ノット、これは速いですね!(参考として、「はまなす・あかしあ」32ノット、テクノスーパーライナー40ノット、ジェットフォイル43ノット)
車を乗せているせいか、公式サイトでは高速船ではなく、「高速フェリー」と書かれています。
つづく・・・
この船の名前の由来は、「ナッチャン」は船体のデザインをした小学生の女の子のあだ名「ナッチャン」から、「Rera(レラ)」はアイヌ語で風を意味します。つまり、ナッチャンの風、なんか個人名を使ってしまっていいのでしょうか?????(はっきり言うけど、みんなが利用する船だからあまり個人名を使って欲しくないと思いますが・・・)
以前、リベラでは船名募集して、「ブルーボックス」ともう1つ何でしたかな?、みんなの意見から選んだ名前なので、こちらを使って欲しかったです。
船体はナッチャンがデザインしたエコらしく、魚や女の子など、かわいらしい絵が描かれています。
船にいっぱいイラストが描かれていたのは2年前の夏の東海汽船「さるびあ丸」、こちらは宣伝としてモンスターファームの絵が描かれていました。残念ながら次のドック時には消えて真っ白の船体に戻ってしまいましたが、当時は大変、好評でした。
果たして、このナッチャンのイラストは、実際に見るとどうでしょうか?
また、2隻目はどのようなデザインが描かれるのか楽しみですね。
「ナッチャンRera」のスペックは・・・
双胴型高速船で全長112m、幅30.5mと太っちょタイプ、このタイプはハワイのクルージングで乗ったことがあり、揺れない、と言われつつも、凪なのに揺れました・・・横揺れがかなり弱かったです・・・果たして、「ナッチャンRera」はどうでしょうか? 説明上では高速船のお約束のように「揺れない」と書かれています。
総トン数は1万トン、定員800名、普通自動車350台、車はかなり乗りますね。高速船でこれだけ乗れるのはびっくりです。(高速船でも新日本海のは別ね)
しかも、満載状態で36ノット、これは速いですね!(参考として、「はまなす・あかしあ」32ノット、テクノスーパーライナー40ノット、ジェットフォイル43ノット)
車を乗せているせいか、公式サイトでは高速船ではなく、「高速フェリー」と書かれています。
つづく・・・
2007年06月24日
9月1日より 青函航路 高速船「ナッチャンRera」
詳細はこちら
http://www.higashinihon-ferry.com/08na_rera/
フェリーでは3時間50分〜4時間15分もかけていたところ、この高速フェリーではなんと1時間45分〜2時間30分も短縮されました。これならライバルである電車よりも早く着くことができ、すんなりと津軽海峡を渡ることができます。
お値段はエコノミーで5000円、従来のフェリーに比べればかなり高いように感じますが、電車より早く着いて、なおかつ電車とほぼ同じぐらいの値段ですから、それを考えれば妥当なのでしょう。
期間限定かどうかは不明ですが、8月1日より発売される「海速(カイソク)フォー」と「海速(カイソク)エイト」はおトクです。海速フォーなら1回3750円、海速エイトなら1回3250円、これなら電車と比較すれば安いですね。
でも、たった1回や2回利用するには回数券は高い! もしかすると金券ショップであるかもしれませんので、行ってみるのもいいかもしれません。また、回数券を購入して余ったチケットを金券ショップに売る、という方法もあります。
等級は3等級あり、客室最上階で眺めが良く、椅子が広々としたエグゼクティブクラス、比較的揺れが少ない船尾側に位置するビジネスクラス、船首側の広々としたスペースがエコノミークラスがあります。
ビジネスはエコノミー+1000円、これはJALのクラスJと同じですね。写真を見た感じではエコノミーとあまり変わりありませんが、果たしてクラスJ並みのサービスや快適性があるのでしょうか?
エグゼクティブクラスはエコノミークラスの2倍のお値段です。1人用と2人用があり、2人用の方は船首側にあるので景色が良いでしょう。
私としては椅子より2等のような絨毯敷きの座敷があった方が良いのに・・・なんて思ってしまいますが・・・。
つづく・・・
写真は青函ルートの景色。場所不明。(「ほるす」より)
(オフ会ネタの続きはのちほど)
2007年06月23日
第2回オフ会報告 「きそ」 その2
ターミナルに着いてその原因がはっきりしました。
ツアー専用の窓口、というかテーブルがあり、そのテーブルに吊るされている紙を見ると「北海道VIPバスツアー」と書かれていました。
VIPならば、当然、2等や寝台では許されないでしょうね。1等以上でないと納得いかないでしょう。予約開始時点で1等はあっても特等がほぼ埋まっていたとなれば、このVIPツアーで特等洋室が占められ、なおかつ差額分を払ってスイートに変更した人がいると思われます。
このツアーを開催している某H旅行会社のサイトを見てみると、やはり太平洋フェリーを使用する場合はデフォルトが特等、新日本海フェリーの場合は1等が使用されています。
どうしても特等以上の個室を使いたい!という人は某H旅行会社の日程を見て、その日を避ける方がいいかもしれません。
団体はこれだけではありませんでした。あと2つぐらい団体があったと思います。
1つはコーラスの団体(写真)。もう1つは仙台で降りて、ラウンジショーで出演した演歌歌手と共にたぶん福島へ向かった団体(バス2台分)です。
まあ、この3つの団体を見ると、みなさん、ご想像はつくでしょう・・・とにかく船内はいい意味でうるさい! 観光バスの中でおばちゃんたちが自分でつけた漬物をみんなに配るような独特な雰囲気が漂います。(これもいい意味ですので。笑)
船内はそんな雰囲気でしたので、私たちの団体は10名以上で固まったとしても、あまり目立つような感じではありませんでした。(その分、助かる?)
とにかく、今回のオフ会は団体さんに混ざりこんで船旅を楽しみまーす、といった感じでした。
2007年06月22日
第2回オフ会報告 「きそ」 その1
利用した船はやっぱりかと思われてしまうでしょう、太平洋フェリー「きそ」名古屋→仙台です。
前回は「いしかり」仙台→名古屋で、太平洋フェリーが続いてしまいました。太平洋フェリーの名古屋〜仙台は東北や東海はもちろん、関東、関西、北海道からでも参加しやすいルートであり、1人での参加が多いので、負担をかけないように貸切料金不要である太平洋フェリーにしました。
ミッフィーちゃんがいる「きたかみ」でも良かったのですが、ちょっと都合があって「きそ」にしました。(理由はあまり気にしないように。出入り禁止ではありませんので。笑)
参加者は付添の人を含めて13名です。前回の参加者はほとんどが一人での参加でしたが、今回は、夫婦での旅行のついで、お子様連れ、野鳥好きな女性まで参加してくれて、前回とはちょっと変わった雰囲気となり、また違ったオフ会ができて良かったと思います。
参加してくださいました皆様、本当にありがとうございます♪
この日の「きそ」、実は出発前から苦労したことがあって・・・なんと2ヶ月前の予約から上等級がほとんど埋まってしまうハプニングがありました。スイート系4部屋はもちろん、特等もほとんど空きがありませんでした。
ほとんどの参加者が希望通りの部屋が取れず、キャンセル待ちをした人や何度も空席情報を見た人も何人かいたのですが、結局、取れず、しかし、結果的には特等に空きが続出し、参加者のうち私とW・Oのコンビ(1等和室)以外はすべて特等になってしまいました。主催者が一番、安い部屋だったのです。笑
このオフ会ではなるべく違った部屋を使い、お部屋周りをする企画があります。誰かしら1等洋室はいるかと思いましたら、みんな同じ考えだったので、誰も1等洋室を取りませんでした・・・。
なんで、スイートに空きが出なかったのか、理由は明日にて・・・
写真は仙台港での「きそ」
2007年06月21日
太平洋フェリーの予約の注意点?
太平洋フェリーでは電話予約(窓口も含む)とネット予約の2つがあります。
この2つの違い、まずは人を通しているか?ネットの違い、割引の違い、そして1つ気付いたのが『支払いの違い』です。
ネット予約の場合はクレジットカードのみとなり、電話や窓口はクレジットカードもしくは窓口または旅行代理店で支払うことになっています。
で、更に違うのがこのクレジットカードの支払い。この2つではなんと『ご利用日』が違ったのです。
ちょっと見辛いですが、UPした写真は私の今月のご利用明細です。
ご利用日 ご利用先など
07 4 ? 太平洋フェリー テレホン乗船サービス
07 430 NTT
07 430 ウィルコム
07 5 5 太平洋フェリー 株式会社 きたかみ (食事代です)
07 5 6 タイヘイヨウフエリー(エムピーエヌ・イ
4月の「太平洋フェリー」は6月某日のオフ会の運賃で電話予約をしたもので、5月の「タイヘイヨウフエリー」はGWの運賃でネット予約をしたものです。
電話予約の場合は予約した時点がご利用日で2ヵ月後に支払うことに、ネット予約の場合は乗船翌日がご利用日で翌月に支払うことになります。つまり、利用した月が違うのに、1回目がネット、2回目が電話の場合は同じ月に支払うはめになり、共に料金が高いととんでもないことになりそうです。なので、今月の私の支払いはすごいことになっています。(大丈夫ですが・・・)
こんなことがないように、1月違いであれば同じ予約方法をした方が良いです。また、同じ月に2回利用し、支払いを分けたいなら、予約方法を変えると良いでしょう。
ちなみに、船内でクレジットを利用した場合は利用した日が対象となります。