2007年05月

2007年05月12日

ガスって結局、陸見れず・・・ 「はまなす」 その5

50af9e86.jpg昼食の後、部屋の付近に演歌らしき曲が聞こえていました。どうやら近くのコンファレンスルームにて、演歌のショーが行われていました。
中に入ってみると、すでに人が多く入っていて、椅子がほとんど埋まっていました。
新日本海フェリーでは毎日ではありませんが、GWや夏期間など、混雑時にショーを行われることがあります。一昨年の夏に「あかしあ」に乗船したときは、カフェにていろんな道具を使った曲芸が行われていました。

16時ぐらいだったかな? そろそろ右舷から奥尻島が見えてくるところです。私の部屋は左舷なので、後方のデッキより見ることにしました。
が・・・この日はガスって海の向こうの方が見えません・・・奥尻島はどこなのでしょうか? そろそろ見えてもいいはずなのに・・・よーく見ると、かすかーに見えるぐらいで、結局、何も見えずに終わってしまいました。
この辺あたりまで来ると、やっと携帯電話が使えるようになり、ここでいろいろとやり取りをします。奥尻島を離れるとまた携帯電話が繋がらなくなりますからね。

17時ぐらい、またコンファレンスルームにてショーが行われます。次は従業員(機関関連の人)によるサックスのショーです。行ってみるともうすでに人、人、人、後ろの壁までずらっと人がいます。(写真)
サックスだけでなく、オーボエまで登場、演奏の合間では船の説明や従業員の働きぶりなどいろいろとトークをしてくれました。従業員の住まいはそれぞれで、沖縄の人までいるとか? アジポットの説明は難しいから途中までしかしてくれなかったのですが、もっと知りたかったなぁ〜。
後ろのスクリーンには昔の新日本海フェリーの紹介VTRが流れていて、ついついこっちの方に目が行ってしまいます。昔の「らいらっく」や「フェリーらんべんだあ」など懐かしい船が紹介されたり、小樽の紹介や、この頃の新造船「らいらっく」の紹介などがあります。このビデオ?あったら欲しいかも?

2007年05月11日

船は速いのに朝食開始が遅い 「はまなす」 その4

90d8f118.jpg遅くの出港だったせいか、みなさん、遅くまで寝ているみたいで、パブリックスペースは他船と比べたらそれほど人が多くなかったような気がします。朝食のレストラン開始時間も8時半とかなり遅めです。

朝食はバイキングスタイル、魚のフライや野菜炒め、焼き魚など、いろいろとあります。特においしかったのがクロワッサン。焼きたてでバターの味がしっかりします。
時間が経つと一部のメニューがなくなって別のメニューに変わることがあり、なんと朝からというのにそこそこの大きさの串カツも出てきました。これはおトク感あるかも? 串カツを食べたい人は粘った方がいいかもしれません。笑
会計の際に札が渡され、表には食事中、裏には終了?と書かれており、食事中にすれば、席を外して食べ物を取りに行ったとしても、食器を下げられることはありません。終了にしていれば下げられてしまいます。これはいいアイデアですね。

朝食を終え、10時15分ごろ、姉妹船「あかしあ」とすれ違います。「あかしあ」に乗ったときは右舷側から見えたので、左舷の部屋では見えないだろうと後方のデッキへと15分前に移動します。なんせここでは撮れる場所がほんの少しですから、早めに行かないとね・・・私の他にカメラを持つ人が数人、やはり撮りに来たのでしょうか?
が、時間が経っても来ないし、放送もない・・・どうやら「あかしあ」はこの日、小樽→『敦賀』の変則ルートであり、結局、姿を見せることがありませんでした・・・。

12時、早くも昼食。朝食との間隔がそれほどなかったこともあり、あまりお腹が空いていなかったので終了15分前にレストランに入ることにしました。
今度はおかずを取ったり、丼やカレー、麺類を頼む方式です。入ってすぐ近くにミニいくら丼があったので、思わず1つ取ってしまい、これだけではさすがに足りないのでラーメンも頼むことにしました。
そのラーメン、汁が少ない・・・が、これは揺れる場所での食事ですから、こぼれないようにするために汁を少なくしていると思われます。揺れていた時の「きたかみ」で食べたおそばも汁少な目でした。
味が薄くなるのでは?と思いましたが、食べてみたところ、ちゃーんとラーメンの味、スパイスも効いていておいしかったです。ミニいくら丼もいくらの味がほど良くておいしかったです。

「はまなす・あかしあ」ではレストランの他にカフェも営業していて、レストラン時間外でも軽い食事をすることができます。ラーメンやそば、うどんもカフェで食べることが可能です。寝坊しすぎた人、レストラン営業時間外にお腹が空いた人など、こちらを利用すると良いでしょう。確か唐揚げとかもあったので、ビールのおつまみとしても良いです。

写真は、汁の少ないラーメンとミニいくら丼。これなら揺れても大丈夫。

2007年05月10日

ゲーセンで遊んだら遅くなりました・・・

9e953172.jpg今日は久々にゲームセンターで遊んだら遅くなりました。すみません。

久々にメダルゲームに嵌りました。
以前、このブログにて、もし船にメダルゲームがあったら、という話がありましたね。2006年12月1日の記事です。

メダルゲームには、スロット、パチスロ、パチンコ、競馬、トランプ、メダル落とし、ビンゴなど、いろいろとあります。
パチスロ、パチンコは船内のゲームコーナーでよく見かけますね。他に揺れても可能なゲームは、競馬、トランプなど、揺れても支障のないゲームですね。逆に不可なのがメダル落としゲーム、これはさすがにゲームにはならないでしょう。揺れでメダルがたくさん落ちてしまいます。揺れれば揺れるほど、大もうけ??

メダルゲームは嵌りますし、かなり長く暇つぶしにもなりますが、
メダルの保管は船で預けてもらって・・・これって常連でないとできませんね・・・。

写真は「はまなす」のゲームコーナー。

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2007年05月09日

30ノットで飛ばしまくる 「はまなす」 その3

7e8eb596.jpg昨日のブログにて1つ書き忘れがありました。
乗船開始時よりしばらくの間、エントランス5デッキにて屋台(写真)があり、おにぎりやたこ焼き、ウィンナーなどが売っています。小腹が空いた人、まだ晩御飯を食べていない人にはいいかもしれませんね。深夜便にはあって嬉しいものです。

早朝、波はそこそこある感じなのですが、追い波のせいか揺れがまったく感じられず、振動と横にガクガクしている揺れを感じました。まるで車でスピードを出し過ぎているような感覚がします。そう、この船は他の船と違って、30ノット(約55km/h)もスピードを出しているからです。
普通の船は18ノットから22ノット、速くても26ノットであり、「はまなす・あかしあ」はフェリーの中では日本一、いや世界一?速い船です。
30ノットもスピードを出しているせいか、前からの風がより強く感じられます。でも、手をかざすとそれほどでもないような?
風が強いこともあって、外部デッキは個室のテラスと後方にあるデッキのみ出ることができ、それ以外は出ることができません。立入禁止に不満を持つ人が多くいるようですが、1等アウトサイドの人にとっては外から覗かれなくて済むので返って良いかも? 後方デッキは広く、椅子とテーブルがあり、風の影響も受けずにとても過ごしやすいので、これだけでも充分かと思います。

もう日の出の時間は過ぎていますが、その後方のデッキに出ることに。天気が良く、朝日もまぶしくてとても気持ちの良い朝です。
そういえば、この航路、しばらくどこを見ても陸が見えません。約1060kmをデイリー運航するには、30ノットを出しても最短ルートを通らないと間に合いませんので、陸からかなり離れたところを通ります。当然、携帯電話も繋がりません。
この状態は夕方まで続きます。

2007年05月08日

畳の匂い漂う 「はまなす」 その2

e9e9ecf5.jpgGWということで、やっぱりターミナル内はすごい人。椅子はほぼ埋まり、すでに早々と乗船の列に並ぶ人も。でも、GWの切れ目なので、全室満室とはならず、ものすごく多いと言うほどではありませんでした。

乗船開始。徒歩及び同乗者の乗船は車よりも15分早く、先に乗船できます。私は撮影のため早めに乗船。(初めて乗る船の場合、船内撮影をする)
どうやら2等は部屋だけ決められていても場所は自由席のようで(指定席かも?)さっさと乗船する人も何人かいます。

今回、利用した部屋は特等A和室。私にとっての初の新日本海フェリーの特等です。しかもテラス付き! ちなみにテラス付きは東海汽船「さるびあ丸」の特等で利用したことがあります。
入った瞬間、まず畳の匂いがしたこと。この船は4年目になりますが、しっかり畳の匂いがぷんぷんとします。まあ、張り替えたばかりなのかな? この匂いがたまらないです!
深夜発のせいか、すぐに寝られるようにすでにお布団が2人分敷かれています。和室の場合、ベッドメイクを自分でやらなければならない大きなデメリットがありますが、新日本海フェリーの深夜便なら心配はないですね。布団のシーツは袋式だし、崩れることがなく寝やすいです。
外は真っ暗だけどテラスに出てみる。座れないぐらい狭いのかな?と思いましたが、意外と広く、ホームセンターのキャンプグッズコーナーでよく売っている携帯用椅子でも充分、置けるぐらいの広さです。残念ながら床は潮がかぶって濡れているため、レジャーシートを敷いて布テープで止めるとすぐに剥がれてしまいます。シートを敷いて過ごすこができません。(布テープなら痕が残りません)

30日0時45分、真っ暗な中、出港です。陸では作業員の方々が手を振って見送ります。
「あかしあ」に乗ったときは30ノットになるまで起きていましたが、今回は30ノットになる前に寝てしまいました。

写真は、特等A和室、夜バージョン。

2007年05月07日

縁がないはず 関東ナンバーで「はまなす」 その1

74cfd051.jpg今年のGW。前半は4月28日(土)から30日(月)までが休日、後半は5月3日(木)から6日(日)までが休日、よって、1、2日に休みを取れば9連休となり、とてもおいしいGWとなります。
私の会社ではカレンダー通りの休日ですが、ただいま別の会社で仕事をし、そこではカレンダー通りではなく、30日は出勤日、2日は休日と、変則なGWでした。すると、私の出勤日は1日のみとなります。じゃあ、休んで9連休にしちゃえ!と決めてしまったのです。

29日に京都に用事があったので、28日に移動、大阪で1泊、29日に京都で用事を済ませ、そこから北海道へ。
普通の考え・・・伊丹もしくは関空、神戸から飛行機で北海道へ向かうの?? す、すみません、車があるんですが・・・では、いったん東京に戻って、翌朝、北海道へ向かうの?? そんな面倒なことするか!笑
ここで正しい?選択は、舞鶴、敦賀、名古屋のどれかから船を使って車も運んじゃおう!だと思います。うち、敦賀は便なし、名古屋は時間的に間に合わず、よって選択肢は舞鶴しかありません。
関東ナンバーで舞鶴→小樽という中長距離フェリー(離島は除く)の中では最も縁のなさそうな便を使うことになりました。

乗船待ちの車のナンバーを見ると・・・京都、大阪、神戸、札幌、まあ、その辺は当たり前、岡山、大分、これもありえますね・・・名古屋、三重、じゃないの?・・・品川・・・あっ仲間だ! さすがに東北ナンバーはありません。あの品川ナンバーは関西に引越した人なのか、それとも京都競馬場から牧場巡りをする関東の人か?それともただの船ヲタ?
私の見た限りでは、関東ナンバーはうちのも含め2台しかありませんでした。

以前、「あかしあ」に乗船したときも、うちの多摩ナンバーを乗せましたが・・・笑

写真は、多摩ナンバーが「はまなす」に乗る!

2007年05月06日

ただいま戻りました

24348c6c.jpgただいまです。先ほど、長旅から戻りました。

4月28日に東京を出発し、中央道、名神を経由して京都へ。小牧近辺が渋滞だったので土岐JCTより遠回りして渋滞に嵌らず。すんなりと京都に辿り着きました。
29日に京都の用事を済まし舞鶴へ、30日の真夜中に新日本海フェリー「はまなす」に乗船し、小樽へ。
30日の夜に北海道上陸。1日に帯広方面へ行ってばんばを見に、2、3日はのんびりと実家で過ごし、4日は焼尻、天売へ、5日は日高方面で馬を見て、夜、苫小牧より太平洋フェリー「きたかみ」に乗船し、仙台へ。
6日朝に仙台到着、福島で用事を済まし、なぜか二本松IC(行き過ぎただけ)より東北道。東北道が激混みだったので、郡山JCTより磐越道、常磐道を通り、やっと東京に辿り着きました。私の実家に寄り、自宅に着いたのが20時半ぐらい。

一番、心配だった渋滞にはあまり嵌らず、すんなりゴールデンウィークの旅ができました。これを見た限りではかなりハードだと思いませんか? ドライバーのW・Oには大変、感謝しています。

そうそう、帰りは「きたかみ」です。
本当はあまり乗船していない新日本海の方を狙っていたのですが、予約した時点では予約開始日からかなり日が経っていて、希望している新潟行きの便はすべて2人部屋が満室でした。
仕方ないので他の会社を探したところ、商船三井フェリーは車が乗れず、川崎近海汽船は丁度いい便の個室は満席(さすがにGWの2等は・・・)、で、太平洋フェリーの空席情報を見たところ、3日発の「きそ」に特等洋室に空きがあることを確認し、これでGWの北海道行きを決めました。帰りが取れなければ計画が台無しですからね・・・とりあえず3日発「きそ」で予約。
3日発では北海道滞在期間が大変、短くなってしまうので、できれば4、5日発を確保したい! 全部の会社の空席情報をトイレに行くたんびにチェックをしたところ、5日発の「きたかみ」の1等和室に空きあり!! これは!と思い、急いで予約を変更しました。
あれから、たまに空席情報を見たところ、スイート級、相部屋には空きがあっても、1等、特等の空きは発生しませんでした。運が良かったです!
キャンセル待ちをすればいいのでは?と思われますが、基本的にキャンセル待ちはしません。なぜなら、確実にその便に乗れるかどうか不明であり、予定が立てられないからです。まあ、キャンセル待ちをすれば取れる状況だったらしいけど・・・。

「きたかみ」は3度目、全等級満室(結果的には満席ではないようですが)の乗船であり、今回の場合は船よりも旅の方が重視だったため、船が目的ではなく、普通に交通手段として使ったような感覚でした。撮影もほんのわずかです。

明日より、乗船日記と北海道ネタをお伝えします。

写真は、途中の休憩所にあった熊。THEDOG風に撮影。

2007年05月05日

もしもこんなときは・・・ 乗船手続き その5

4b45510a.jpg大時化などで何時間か遅れる見込みがある場合、もしくは着岸不可能で引き返して戻る可能性がある場合(運行中、突然、欠航になる可能性がある場合)、一部の船会社では特殊な乗船手続きが行われることがあります。
それは「同意書」です。(写真、太平洋フェリーの場合)
予め遅れる、もしくは欠航になる可能性があることを伝え、乗船手続きの際に同意をするかどうか記入をします。同意をしない場合は乗船することができません。(この場合、キャンセル料についてはわかりません)
記入がない場合は、受け付けている最中に「遅れる可能性がある」と伝えて同意を確認する場合もあります。

同意を確認することにより、まずはお客様に納得させること、心配な人には乗船を勧めないことができます。
激しく揺れるのが怖いとか、遅れたら帰れない、用事に間に合わないとか、心配なら無理に乗らずに「同意しません」に○をつけても問題はありません。その通り、乗船しないで延期や別路線に変えればいいし、キャンセルされても船会社としては気分の悪いものではないと思います。

「同意する」のは、それでも構いません!乗船させてください!となります。なので、同意した場合は、もし遅れた場合、自分で乗船すると決めたのだから、文句は言えないですよね?
悩む人は注意してください。

2007年05月04日

正解は・・・「おろろん2」

d36bc922.jpg正解は「おろろん2」の船体の一部分でした。「さんふらわあ」ではありません。

「おろろん2」は羽幌から焼尻島、天売島の2つの小さな島へ向かうカーフェリーです。高速船の「さんらいなぁ」も同じ太陽の絵が描かれ、焼尻島、天売島へと向かいます。

焼尻島は羊の牧場がほとんど、天売島は海鳥たちの住みかであり、ここで卵や雛を育てています。ペンギンみたいは海鳥、ウミカラス(オロロンチョウ)が住む島でもあり、羽幌町のシンボルでもあります。
共に普通の人なら動物園や水族館しか見かけたことがないゴマアザラシも生息し、あまり知られていない島ですが両方とも魅力のある島でした。

詳しい内容は乗船日記としてのちほど報告をします。

写真は「おろろん2」

さんふらわあ?

fb2f3453.jpgおはようございます。
これは何でしょうか?


rumirumiferry at 06:38|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!乗船日記