2007年04月
2007年04月04日
NHKであったドキュメンタリー番組 あれから・・・
母親はこのまえNHKで放映されていた「きそ」のドキュメンタリーに影響してか、「きそ」に乗りたい!と何度も言います。笑 母親の会社の仲間も「きそ乗りたい!」と言っていた人がいたようで、太平洋ウィルス(流行るという意味)があちこちで発生しているかもしれません。ある人の母親も「きそ」に乗りたくて、めでたく確保。
2ヶ月前の予約もあっという間に埋まるときもあるし、ドキュメンタリー番組の影響は少なくともあると思います。
定期船はまだまだ他の交通機関と比べてマイナーであり、例えば関東の人が北海道に行くとすると、ほとんどの人が飛行機を選んでしまいます。
船は確かにとろくて酔いやすい乗り物ですが、とろいこそ旅の実感が湧きあがってくるし、酔いやすい乗り物だとしても実は快適性が抜群な乗り物なのです。
横に寝られる乗り物は何ですか? 展望風呂に入れる乗り物は何ですか? 広いレストランがある乗り物は何ですか? 走りまわれる乗り物は何ですか? ショーがある乗り物は何ですか? それは船にしかありません。これら意外と大部分の人には知られていないことです。(ショーは一部の船しかありません。展望風呂、広いレストランがない船もあります)
あのドキュメンタリー番組で初めて知った人は何人かいるでしょう。私の母親もその一人です。
さて、乗船日記などがしばらくありませんので、以前、このブログでありました「定期船をアピールしよう!」の続きを書くことにします。
船会社に関連性はなく、マスコミでも評論家でもない単なる一般人の私がここで書いても実現不可能なことばかりですが、これだけ影響力があると、ますますやって欲しいと、どんな番組にしたいとかいろいろと考えてしまいます。
妄想話しか過ぎませんが、また皆様といろいろと考えていきましょう!
写真は、母親の憧れ?「きそ」のエントランス
2007年04月03日
18きっぷ程ではないけど、ちょびっとオトクなきっぷ
RUMIが遅いので、今日はW・Oがお送りします。
有効期限あと約1週間の「18きっぷ」 安くてオトクというのは以前紹介の通りですけど、大きなデメリットは、やっぱり「特定の時期以外は使えない」って事ですかね。
いつでも使えればいいんですけど、そうもいかない。
で、18きっぷ程ではないけど、ちょびっとオトクなきっぷ。・・・と言ってもそんな凄いものではなく、単なる『特急回数券』なんですけど。
JRの北海道・四国・九州の新幹線の恩恵があまり無い地方では普通に売っているもので、北海道・四国では「Sきっぷフォー」「Rきっぷフォー」、九州・四国では「2枚きっぷ」「4枚きっぷ」という名で売られてます。指定席または自由席の乗車券+特急券がセットになったもので、指定区間で利用できます。
指定区間と言っても、利用客が少ないマイナーな場所の利用促進なんかではなく、主要駅同士で設定されてますので、使い勝手は非常にいいです。
北海道や四国・九州に住んでいる人なら、たいてい知っているんですが、それ以外の所(特に関東)の人だと、あまり知られてないですね。
北海道だと札幌〜苫小牧や札幌〜函館、四国だと高松〜徳島や高松〜松山、九州だと大分〜北九州や大分〜宮崎など。(他にも沢山の区間で指定されてます)
有効期間は1ヶ月〜3ヶ月ほどで、回数券の1枚あたりの値段は、だいたいその区間の乗車券ほどの値段なので、大ざっぱに言えば「特急代分が安くなる」といった感じでしょうか。
ここまでだと、単なるきっぷの紹介ですが、更に賢い利用方法を。
先に「主要駅」と言いました。主要駅であれば、駅近くに金券ショップがある場合があります。ここで、たいてい回数券のバラ売りをしていますので、1枚だけ購入してスグ使えば、とってもオトク!
料金も、だいたい回数券1枚当たり料金前後に設定されてます。値段設定は回数券の1枚分が基準なので、かなり安いです。 金券ショップで新幹線券を買っても数百円くらいしか安くならないですが、それとは比較になりません。
以前、札幌市内で苫小牧までの「Sきっぷフォーのバラ売り」を買った時は、1枚1380円。乗車券が1410円ですから、普通に各停のきっぷ(乗車券)を買うより安い値段で、特急自由席に乗れちゃいました。
(東京〜大阪14000円で700円くらい安いので、約5%割引。これに対し例えでは札幌〜苫小牧2340円が1410円で40%以上の割引)
但し、金券ショップを当てにしすぎると、土日や朝晩などで空いてなかったり、欲しいやつが売り切れだったり、『金券ショップが見あたらない!』と探し回っていて電車に乗り損ねたり、という事にもなりかねません。
あくまでも自己責任で利用しましょう。笑
有効期限あと約1週間の「18きっぷ」 安くてオトクというのは以前紹介の通りですけど、大きなデメリットは、やっぱり「特定の時期以外は使えない」って事ですかね。
いつでも使えればいいんですけど、そうもいかない。
で、18きっぷ程ではないけど、ちょびっとオトクなきっぷ。・・・と言ってもそんな凄いものではなく、単なる『特急回数券』なんですけど。
JRの北海道・四国・九州の新幹線の恩恵があまり無い地方では普通に売っているもので、北海道・四国では「Sきっぷフォー」「Rきっぷフォー」、九州・四国では「2枚きっぷ」「4枚きっぷ」という名で売られてます。指定席または自由席の乗車券+特急券がセットになったもので、指定区間で利用できます。
指定区間と言っても、利用客が少ないマイナーな場所の利用促進なんかではなく、主要駅同士で設定されてますので、使い勝手は非常にいいです。
北海道や四国・九州に住んでいる人なら、たいてい知っているんですが、それ以外の所(特に関東)の人だと、あまり知られてないですね。
北海道だと札幌〜苫小牧や札幌〜函館、四国だと高松〜徳島や高松〜松山、九州だと大分〜北九州や大分〜宮崎など。(他にも沢山の区間で指定されてます)
有効期間は1ヶ月〜3ヶ月ほどで、回数券の1枚あたりの値段は、だいたいその区間の乗車券ほどの値段なので、大ざっぱに言えば「特急代分が安くなる」といった感じでしょうか。
ここまでだと、単なるきっぷの紹介ですが、更に賢い利用方法を。
先に「主要駅」と言いました。主要駅であれば、駅近くに金券ショップがある場合があります。ここで、たいてい回数券のバラ売りをしていますので、1枚だけ購入してスグ使えば、とってもオトク!
料金も、だいたい回数券1枚当たり料金前後に設定されてます。値段設定は回数券の1枚分が基準なので、かなり安いです。 金券ショップで新幹線券を買っても数百円くらいしか安くならないですが、それとは比較になりません。
以前、札幌市内で苫小牧までの「Sきっぷフォーのバラ売り」を買った時は、1枚1380円。乗車券が1410円ですから、普通に各停のきっぷ(乗車券)を買うより安い値段で、特急自由席に乗れちゃいました。
(東京〜大阪14000円で700円くらい安いので、約5%割引。これに対し例えでは札幌〜苫小牧2340円が1410円で40%以上の割引)
但し、金券ショップを当てにしすぎると、土日や朝晩などで空いてなかったり、欲しいやつが売り切れだったり、『金券ショップが見あたらない!』と探し回っていて電車に乗り損ねたり、という事にもなりかねません。
あくまでも自己責任で利用しましょう。笑
2007年04月02日
シャトル と オーシャン
関東〜九州の航路は現在のところ、久里浜〜大分の「シャトルハイウェイライン」(以下シャトル)と東京〜徳島〜新門司の「オーシャン東九フェリー」(以下オーシャン)の2つがあります。この2つの航路を時間とルートなどを比較してみることにしました。(値段や快適性は比較対象外とする)
☆時間
「シャトル」は寄港をせず約22時間、「オーシャン」は徳島を寄港して約34時間、「オーシャン」は寄港した分、運航時間が長くなります。
「シャトル」は夜中発、夜着で、行きは宿が必須、帰りは車ならいいかもしれないが、徒歩の場合は終電に間に合わない人も。「オーシャン」は夜発、早朝着で、行きは到着してからすぐに行動ができ、帰りは車も徒歩も余裕です。
このパターンは新日本海の苫小牧東→敦賀の直行便と寄港便の違いとほとんど同じですね。関西の人が北海道からの帰りを使う場合、車や終電に間に合う人なら直行便を使いますが、終電が心配な人、夜遅く運転したくない人は寄港便を使う人が多いようです。
夜遅くでもいいから早く到着したい人は「シャトル」、長く船に乗ってもいいから朝から行動したい人は「オーシャン」が良いでしょう。
☆港
「シャトル」は大分、「オーシャン」は新門司、九州の北の方なら「オーシャン」が便利、大分から南は「シャトル」の方が便利でしょう。でも、「シャトル」は深夜発なので、現地出発時間は北側でも「オーシャン」とそんなに変わらないです。
☆航路
時間的に余裕を持たない「シャトル」は今回の私の乗船日記のように時化でも最短ルートを避けることが少ないようです。逆に「オーシャン」は比較的、余裕があり、時化の場合は陸沿いを運航することも、新門司〜徳島は普段は高知沖を運航しますが、大時化になると瀬戸内を通ることもあります。
揺れが心配なら「オーシャン」の方が良いかも?
以上です。これは私が見た限りなので、完璧ではありません。参考程度でお願いします。
写真は「おーしゃんいーすと」有明にて(昨年12月30日に撮影)
2007年04月01日
乗船日記 九州の帰りにおすすめ! しゃとるよこすか その4
朝、起きても揺れが収まらず、レストラン利用率が少なかったような?いや、遅い時間に出港したから、まだ寝ている人がたくさんいるのでしょうか?
携帯電話の方は電波が繋がらず、圏外。「さんふらわあきりしま」に乗ったときは電波がバリバリ繋がっていたのでかなり陸沿いを通ったのだろうと思いました。逆にシャトルはなるべく最短距離を通り、逸れれば遅れる可能性が高くなってしまうので、時化てもあまり陸沿いを運航しないのかもしれません。(確かに、天気が良かったのに陸があまり見えなかった)
10時ぐらいだったかな? 放送が入り、1時間半ぐらい遅れるとのことでした。
昼になるとだいたい潮岬付近を超えたあたりで、その辺まで来れば波もだいぶ穏やかになりました。波が穏やかになったのか、レストランの利用率がかなり高いなぁ〜。
またしばらく経つと陸から離れ、また揺れだします。揺れが落ち着くのは夕方ぐらいからです。
久里浜に到着したのが22時過ぎぐらい。夜の久里浜は完全に真っ暗で、何がなんだかわかりません。そういえば、先々週はジェットフォイルで久里浜を経由したし、その前は東京湾フェリーを利用したし、最近、この港は何かと縁が強いです。
下船は徒歩客が優先か? さすがにこの時間帯になると終電に間に合わない場合があるので、先に徒歩客を下船させます。まずトラックや乗用車、バイクの人を車両デッキに移動して準備をし、その間に徒歩客が従業員に付いて車両デッキへ行き、トラックとトラックの間と通って出口へと向かいます。サイドランプから外に出ると大分で乗ったワゴンと同じようなワゴンがあって(大分のワゴンとは違います)、それに乗って東京湾フェリーのターミナル付近にあるバス停へと向かいます。
東京湾フェリーは夜になると運航しませんので、そこには「かなや丸」と「くりはま丸」が静かに停泊中、建物も真っ暗。目の前のバスターミナルで終バスを待ちます。
この日の徒歩客は6名、うち2名が家族に向かえに来てもらうようで、残りの4名は終バスに乗って京急久里浜駅へと向かいます。
某駅で乗り換えて自宅へ。最後の電車はやっぱり終電でした・・・。
まあ、乗れるか乗れないかのギリギリな線でしたが、この航路は順調に行けば九州から関東へ帰る、もしくは関東から九州に帰る場合はとっても便利な航路です。
特に車。行きは自走してもいいですが、帰りは疲れがたまって自走するには大変、きついかと思われます。普通の人なら、関東〜大阪でさえもきつい距離です。これを省くためにも、一気に九州から関東まで船で行けば、運転の負担もかなり少なくなり、ただ船内で過ごすだけかなり進むので、大変、楽になります。
トラックドライバーの様子を見ると、疲れもなく、リラックスしている人が大変、多かったような気がします。これがもし自走となると・・・想像しているだけでも大変ですね。
写真は、「しゃとるよこすか」から見た夕日