2007年03月

2007年03月31日

乗船日記 カレーが名物 しゃとるよこすか その3

3708a405.jpg私が利用した部屋は1等洋室。客室最上部で、エントランスより階段を上がり、特等区画に入って通り抜け船首方面に部屋があります。
この1等洋室区画には10部屋ありますが、うち4部屋が使用可能、6部屋がストアとして閉鎖されています。真ん中にはシャワーがありこちらも使えず、トイレはこの区画と船首にあるラウンジの利用者しか使わないので、あまり人が入って来ず穴場かも?
1等洋室はシングルベッドが垂直に置かれている極普通な1等ツイン。窓側には特等にあるような椅子2つとテーブルがあり、1等としてはちょっと広々とした感じで過ごしやすいです。1等洋室としてはかなり質がいいでしょう。(写真)
トイレはなく洗面台つき、タオルはロゴなしの白ですが、アメニティーセットの袋はシャトルハイウェイラインオリジナルなので船ヲタには喜ぶかも?(私はこれを集めるのが好きである)
ルームキーをよーく見ると、この部屋、昔は1等ではなくA寝台として使われていたようです。これでA寝台なんて、寝台としては贅沢すぎるではないでしょうか?

レストランの営業はトラックドライバーが先に入り、30分後に旅客向けの営業が開始されます。
メニューはハンバーグ定食やうどんや生姜焼きなど、定食系が多いです。中でも名物なのが「カレー」。横須賀ですから、やっぱり「海軍カレー」。シャトルハイウェイラインに初めて乗るなら、絶対にカレーは食べておくべきでしょう。「ドライカレー」もあってこちらもおいしいらしいですが、残念ながら今回の航海ではドライカレーが置いてありませんでした。
昼食はもちろん「カレー」。サラダ、ラッキョウ、福神漬け、コーヒーまたはオレンジジュースがついていますが、私はラッキョウが嫌いなのでラッキョウを入れないように頼みましたら、その代わり福神漬けが他より多く入っていました。細かいことだけどこれは嬉しいサービスです。

船首側にある展望室はソファーやテレビがあって、とても過ごしやすいパブリックスペースです。トラックドライバーの人たちがここでリラックスしていました。ただし、船首なので夜間はカーテンを閉めなければなりませんし、出港から翌朝までは利用できません。
談話室という部屋があり、ちらっと覗くとトラックドライバーたちがそこで過ごしていました。そうそう、トラックドライバーと旅客を隔離している船が多い中、この船はどこに行ってもトラックドライバーを見かけます。みなさんいい人たちばかりなので、ぜんぜん違和感も何も感じません。いや、これぞカーフェリーという感じがして、私は好きです。

キッズルームは元2等を改善したもので、窓がありませんが、とても広くて遊び道具も豊富で、子供にとっては大変、過ごしやすく感じます。
レストランの裏にホールがあるようですが、閉鎖。正月クルーズなど、イベントがあるときに使用されると思います。公式サイトを見る限りだと、とても広く、社交ダンスとしては最適です。「さんふらわあみと」もこのようなホールがあり、「さんふらわあ」はダンスができる船だったんだろうなぁ〜なんて、そういえば現在のBHL西日本ではたまにダンスをやっているようですね。

つづく・・・

2007年03月30日

乗船日記 元は「さんふらわあ」 しゃとるよこすか その2

e00f55bc.jpgすでに出港予定時間の翌日になり、やっと乗船となります。徒歩での乗船はワゴン車で車両デッキ内まで運ばれ、あとは車両デッキより階段を上がってエントランスへ向かいます。
ルームキーを受け取り部屋へ。気がつけば風が強くて、そこそこ波があったし、少し揺れているような感じがします。出港直後の揺れは風が強いせいか横からもろに受け、方向がランダムな小刻みな揺れというか、これは船の質のせいではなく天候のせいですが、今までになかったやばそうな揺れだったので早めに寝ることに、といってももう夜中なのですが・・・

「しゃとるよこすか」は総トン数約11,000トン、トラック100台、乗用車102台、定員数はたったの284名で、このクラスとしては大変、少ないように思いますが、あちこちの部屋で「ストア」としてクローズされています。実際には部屋数が多く、使用されている部屋が限られているのです。
なぜ部屋数が多いのか? この「しゃとるよこすか」は元はといえば日本沿海フェリーの「えりも丸」→ブルーハイウェイライン(現商船三井フェリー)の「さんふらわあえりも」で首都圏〜苫小牧を運航していました。当時は利用客が多かったかも? 「えりも丸」が就航したのが1989年、船齢としてはかなり古くなりますね。
同じシャトルハイウェイラインで運航している「しゃとるおおいた」は元は「おおあらい丸」→「さんふらわあおおあらい」で、1987年就航でもっと古いです。

船内は古い感じがして、昔の「さんふらわあ」がどのような感じなのか乗ったことがないのでわかりませんが、あまりいじってもないような、そのまま昔の「さんふらわあ」を感じるような気がします。昔の「さんふらわあ」をもう一度、乗りたい、と思うさんふらわあファンにとってはたまらない船かもしれませんね。
新しい船の方が好かれる傾向はありますが、古い船は味があり、レトロな雰囲気を楽しめて私は好きです。

つづく・・・

写真は「しゃとるよこすか」のひろ〜いエントランス

2007年03月29日

乗船日記 荷物をいっぱい運んで しゃとるよこすか その1

9cf4c0eb.jpg志布志からひたすら各駅停車で大分に着き、もうすでに外は暗くなりました。これでは大分発の瀬戸内航路には間に合いませんね・・・。
大分の駅構内でだんご汁と鳥天のセットを食べ(宮崎では地鶏のステーキを食べた)、しばらく経ってから次の目的地へ向かいます。

シャトルハイウェイラインの大分のフェリーターミナルは瀬戸内航路のターミナルとは違う場所で、大分駅からだいぶ離れ、大在方面にあります。大在と言いましても最寄り駅が大在ではなく無人駅の坂ノ市で、初めて利用する人にとっては、大分の方に行ってしまったり、大在で降りてしまったり、間違いやすいようです。
瀬戸内航路とは違い、こちらは徒歩客がとても少ないのでバスはなく、坂ノ市よりタクシーでターミナルへと向かいます。それほど極端に遠くはなかったような?

タクシーでフェリーターミナルに着くと、船はずっと向こうにあります。船と建物の距離はそこそこあり、徒歩で乗船する場合は歩いて船に向かうのではなく、「SHL」と書かれているワゴン車に乗ってそのまま乗船します。
乗船時間まで時間があるため、周辺をちょっとお散歩。
暗くてわかりにくいですが、どうやらこの辺は倉庫と空港かと思うぐらいの空き地があるような? 普通のフェリーターミナルより倉庫が多く、まるで貨物船のターミナルのように見えます。
海に近づくと、とても風が強いです。今日は東からの風が強いなぁ〜と、波も東からやってきているのも見えています。今度の航海は向かい波で揺れるかな?
乗船手続きの際、荷物の詰め込みと荒天のため、約1時間半も遅れると告げられました。1時間半ぐらいなら終点に間に合いますが、これ以上はどうかとちょっと心配・・・でも、終電に間に合わなくてもいいからとやっぱり乗船をします。

確かにトラックやシャーシなど、荷物が多いですね〜。ワゴン車の中で何分待ったのだろうか? 出港時間を過ぎているのに、まだ乗船できません。
まあ、停泊時間がほんの2時間だけですから、船内の掃除もしなければならないし、いろいろとあって大変なんですよね・・・1日以内で首都圏〜九州を運航するにも停泊時間をできるだけ短くしなければなりませんから、仕方のないことでしょう。
それにしても、高速船でもないのに首都圏〜九州を1日以内で運航させるなんて、すごいことです。

つづく・・・

写真は「しゃとるよこすか」 真っ暗で見にくいかも?

2007年03月28日

新日本海フェリー 貸切料金不要に

5a103416.jpg新日本海フェリーでは6月1日より運賃が改正されます。
詳しくは公式サイトにて
http://www.snf.co.jp/index2.html

5月までの運賃と6月からの運賃を比較しますと、航路、等級によって、高くなったり、安くなったりしています。特に安くなったのが2等と新潟〜北海道のS寝台、かなり高くなったのがスイートです。
スイートがかなり高いように見えますが、全食グリル付きで、航路によっては回数が違いますから、おトクな航路とそうでもない航路があります。一番、おトクなのが敦賀〜苫小牧東の寄港便の南航ルート(夕2、朝昼1)ですね。また、場合によっては朝食はルームサービスとなり、お部屋でゆっくり食事をすることができます。テラスで食事するのも可能かな?(←これ、やってみたい!)

今までの運賃は、夏期間とその他の2つで分けていましたが、今年より、お盆時期の期間C、お盆以外の夏期間の期間B、その他の期間Aの3つで分けることになります。お盆以外は今までとそれほど変わりありませんが、お盆時期はスイート以外かなりの値上げとなります。まあ、お盆時期は混むから、このときに稼ぐのは当然ですね。
夏期間以外で繁忙期である年末年始やゴールデンウィークは期間Aとなります。

一人旅に嬉しいのが、期間Aのみ貸切料金不要。今までは貸切料金として、定員数に達しなかった分の50%分を払わなければなりませんが、6月より払う必要がなくなり、一人でも安く個室を利用することができます。これなら女性一人旅でも安心できますね。
新日本海の場合、冬は時化になりやすく、利用客数が少なめなので、少しでも個室を使わせて1人当たりの価格を上げるのは、個室を使いたがるお客にとっても利益を出したい会社側にとってもプラスではないかと思います。
1人の場合、どの部屋に限られるのか、2人の場合、1等4名部屋を使うことができるのか、まだ詳細はわかりません。

他でもいくつか変更点がありますので、詳しくは公式サイトをご覧ください。

写真は「フェリーしらかば」

2007年03月27日

全線制覇はやらないけど・・・

2dbdee0e.jpgBHL西日本の「さんふらわあきりしま」で志布志に到着し、急いで志布志駅へ向かいました。無事に9時3分発の日南線に間に合い、青春18きっぷinJR九州の旅が開始します。同じように船から日南線に乗り換えた18きっぱー(18きっぷを使う人)もいるようで、同じように終点まで乗っている人もいました。
18きっぱーの中でもJR全線制覇、全駅制覇を目指す人もいるでしょう。この志布志、行き止まりで、日南線を制覇しようとなれば、電車だけなら折り返さなければならないし、もしくは鹿児島方面行きのバスに乗り変える方法もあります。でも、一番良い方法はそれこそ大阪から「BHL西日本」を使うことかもしれません。

志布志駅は終点駅なのに、意外にも無人駅です。日南線はこの時間だと1両らしいですが、今回は2両編成で、車両の柄は黄色に宮崎のフラワーフェスティバルバージョン、中は造花の花輪が何個か飾られています。
とーっても古い電車で、扇風機が国鉄マーク入り、懐かしい雰囲気がしますね。しかも途中駅には国鉄のボロボロのコンテナを見つけたし、非常に濃い鉄分の旅となってしまいました。
外の景色は、あちこちでマリンブルーの海が見えたり、岸壁が見えたり、見るだけでも南国の雰囲気を楽しめます。
途中駅では幼稚園の団体が乗車、なるほど、だから2両編成なのかな? 更に、次の駅でなんとなんと話題の東国原知事が! フラワーフェスティバルへ向かう幼稚園の団体を迎えていたのですね。電車が走り出しても知事は乗車客に対し笑顔で手を振ってくれました。しまった、18きっぷなので、この駅で下車しても良かったかも???

宮崎に到着し、ここで次の電車まで時間があるため、食事や買い物をすることに。日豊線に乗り換えて大分へと向かいます。

この日は海が多少時化ているため、目一杯で運航する次のシャトルハイウェイラインの出発が遅れる可能性が高く、もし大幅に到着が遅れるならば終電が間に合わなくて帰れなくなりますので、この場合は各駅停車を諦めて、途中で特急でショートカットをして、急いで大分へ向かってダイヤモンドフェリーや関西汽船に変更、もしくは宮崎で留まり宮崎カーフェリーに変更するしかありません。
途中駅で問い合わせしたところ、今のところほぼ定刻通り到着(大分着の方が)の予定なので、シャトル乗船は確定となり、安心して各駅停車で大分へ向かうことになりました。
シャトルハイウェイラインは遅れやすいので、時化で心配の場合は事前に問い合わせをしてからその日の行動を立てた方が良いです。

写真は日南線の景色。しばらく海が見えます。

2007年03月26日

船内は乾燥注意報

289480c4.jpg今シーズンは珍しく風邪を引いてないと思っていたら、喉が痛くなりました・・・。今年の1、2月はしばらく暖冬で風邪を引かずに済んだのですが、3月になって寒くなり、それが影響してしまったのでしょうか? 幸い熱がないので、インフルエンザまでにはなっていないと思います。(ちなみに今シーズン流行ったノロウィルスは大丈夫でした)

風邪ネタで脱線話を。

一昨年の年末年始の4泊5日の小笠原クルーズに参加したとき、最初は元気でしたが、中盤から体がだるくなり、4日目から咳が出るようになって、帰ってからもしばらく風邪でダウンしていました。
原因はやや冷たい海に無理やり入ったこと、そして「船内の乾燥」です。
気付いている人もいるでしょう。乗り物に乗っていると乾燥して喉が乾くことがありませんか? 船だけでなく、飛行機やしばらく締め切っている特急、新幹線など、とても乾燥しているように感じます。
さすがに長くいると、喉が痛くなることもあります。喉を潤すためにも、飲みものがかかせません。

そこで、私なりの意見ですが、船内の乾燥対策を考えてみることにしました。(個人差がありますので、人によっては効果がない場合もあります)

・湿ったタオルをハンガー等にかけること(寝台なら梯子とか)
・あまり揺れてなければ、コップに水を入れて置くこと

少しでも湿っているものを置くと、多少、効果があるかも?

・枕元に飲み物(ペットボトル)を置くこと(水、お茶、スポーツドリンクなど味が薄めのもの)

喉がカラカラになって起きてしまった場合、すぐに飲める。また、朝起きたとき、すぐに飲むと良い。

・マスクをする

これも効果があるようだけど、私はやりませんが・・・

・外に出る

外に出れば逆に海で湿気っぽい。

・それでも不安なら加湿器を用意する。笑

小さいものなら車で運べますね。笑 商船三井フェリーならレンタルがあります。

船内は大変、乾燥していますので、風邪には気をつけましょう。
(他に対策方法がありましたら、コメントをお願いします)

写真は、外に出るとじめっとするけど、これが乾燥の対策になるかも?(「しゃとるよこすか」より)


昨日はライブドアのサーバーに問題があったのか?書き込みができませんでした。

rumirumiferry at 23:09|PermalinkComments(7)TrackBack(0)clip!その他 

2007年03月24日

乗船日記 間に合うか間に合わないか? さんふらわあきりしま その2

5877fc42.jpgレストランはバイキング形式です。レストラン開始時間は出港前ですが、出港を見たいとのことで出港後にすることに。出港前に外に出てみると、瀬戸内航路のターミナルの方から名門大洋フェリーの1便、「フェリーおおさか」が通っていきます。やはりあちらもたくさん乗船されているようで、船尾側のむき出しになった車両デッキにたくさんのトラックを積んでいました。(名門大洋の船は後ろがいいんです!)

出港後、混んでいるだろうと思ってしばらく経ってからレストランに入ることにしましたが、それでもやはり混雑をしていました。でも、お腹が空いたもんだから混雑してても入るしかないんですが・・・(残り時間あと1時間もなかったし)
BHL西日本のバイキングはメニューが多く、中でもおすすめはカツオのたたきです。私が取ったときはまだ凍っていましたが、そんなに厚くないのでしばらく経てば溶けてくるし、冷たいままいい状態で食べられます。ポン酢をつけて食べるとうまい! あと、デザートのわらび餅は抹茶の粉がまぶしてあっておいしかったです。
時間が経つと最初にあったメニューがなくなり、違うメニューが出されるときがあります。そういえば、同じグループの商船三井フェリーも時間が経てば違ったメニューが出されていました。なるべく多くの種類を食べるなら、中盤に入った方がいいかもしれませんね。

この日は朝が早かったため非常に眠くなり、すぐに寝てしまいました。そこそこ波がありましたが、追い波だったのであまり揺れた感じがしません。でも、普段のルートよりちょっと陸沿いに逸れていたような感じだったので(現在地を示す画面でずれていた)、ちょっと遅れるかな?といや〜な予感がしました。もし定時に着かなかったら、電車に乗り遅れて志布志で昼まで待たなければなりませんので・・・とにかく遅れないことを願うばかりです。
陸沿いだったせいか、携帯電話の電波状況が非常に良く、しばらくの間、アンテナが立っていました。(けど、これって携帯電話をFOMAのエリアプラスに変えたからじゃないの??このまえの「SFふらの」の時もかなり繋がっていたし)

翌朝、10分遅れます、と船内放送にて。う〜ん、この10分というのが微妙なラインです。もしフェリーターミナルにタクシーがなかったら、予定していた電車に間に合わないかもしれないし・・・電波が確実に繋がるところでタクシーに電話をし、ターミナルまで来てもらうことにしました。
下船時、私たちと同じように「電車が間に合わない!」と慌てている人が何人かいました。この日がたまたまだったかもしれませんが、徒歩での下船の際、日南線に乗る人は優先的に先に降りられたようです。たまたまかもしれないけど。
下船すると、タクシー乗り場にはすでに2台ほどタクシーが止まっていて、呼ばれて来たタクシーが数分、経ってから到着しました。この航路を使った人の話によれば、タクシーがいないことが多く、いることの方が珍しいとのことですが、なんと2台もいるとは・・・。
なんとか駅に着き、発車時刻およそ10分前に到着。充分、間に合いましたが、これがもし、いつものようにゆっくり下船したら、あと10分遅れたら、電車に間に合わずにここで待ちぼうけするしかなくて・・・運次第ですね・・・。心配なら直前まで予約をせずに、時化ではない日を狙ってみましょう。
(土曜日発の場合、1時間遅れて到着するので当然、この電車には間に合いません)

写真は出港前。右側に「フェリーおおさか」

2007年03月23日

乗船日記 桜咲く船 さんふらわあきりしま その1

c31f22a3.jpg乗船時間となり、すでにタラップには大勢の徒歩客が待っています。団体っぽいのもいたかな?
船内に入るとまず目に入ったのが階段の手すりに飾られている桜の枝。もちろん偽者ですが、階段や上の階の手すりにずらっとピンクのお花で飾られ、とても華やかな雰囲気を感じさせます。外はまだ寒いですが、中はすっかり春の気分ですね〜。(写真より)
飾りだけではありません。あちこちにイベントの紹介や報告などがあり、ひな祭りやバレンタインデーなど日によってはイベントが行われているようです。クリスマスやハローウィンなど何かイベントがあるときに乗船すると何かやっているかも?? そういう日を狙って乗船するのも面白いかもしれませんね。

「さんふらわあきりしま」は総トン数約12000トン、定員数782名。1993年に就航。船籍はなぜか東京、ちょっと違和感がありますね。(就航時、本社が東京にあった場合、船籍が東京になることがあります。宮崎カーフェリーの2隻も東京です)

昨年の7月に利用した姉妹船「さんふらわあさつま」では1等Bを使ったので、今回は1等Aを利用しました。1等Bはトイレ、シャワー、洗面所がなく、1等Aはこれらがついています。1等Aは相部屋にならず、定員数に達していない場合は貸切料金を払って利用することになります。1等Bは相部屋承諾で、貸切料金不要です。(1等B4名部屋の説明は昨年7月の乗船日記をご覧ください)
私が利用する1等A洋室は、1段ベッドが2つ、ソファーベッドが1つあるので、3名で利用することも可能です。ベッドは船体に対し垂直にあり、よくある1等洋室2〜3名部屋ですね。
テレビにはお金を入れるところがあり、映画やアダルト(番組案内に「過激ですので」と注意書きが書かれている)など番組によっては有料で見る番組があります。テレビの上にはなぜか扇風機があり、南九州航路らしい?というのでしょうか? 扇風機がある部屋を初めて見ました。

2007年03月22日

青春18きっぷ 東京から南港までの道のり

06adfec1.jpgW・Oが午前中、仕事があるため、新幹線で後から追うことに、私だけ18きっぷでひたすら西へ大阪へ。新大阪で丁度、同じ時間に到着し、大阪南港へと向かいました。
1人で18きっぷは1月上旬「きたかみ」の帰りに名古屋から自宅がそれまでの最長で、今回の自宅から大阪が最長となりちょっと不安になります。特にトイレ(近い方なので)、昼食をどこのタイミングで済ませるのか難しいですね・・・まあ、トイレは珍しく1回で済んだし、昼食は遅くなったけどなんとか済ませましたが。米原までは「網干(あぼし)」行きの電車があって、姫路経由だからこれでいいのか?と不安ながら乗り、なんとか無事に時間通りに新大阪に着きました。網干・・・関東の私にとってどこなのかわかりません・・・。

大阪梅田で地下鉄四つ橋線に乗り換えます。この際にからかもめ埠頭までのバスの分も購入でき、別々に買うよりも安くなります。ただし、フェリーターミナル駅で切符を取り忘れないように気をつけましょう。住之江公園での地下鉄から南港ポートタウン線への乗り換えの際には改札口を通りませんので、切符を出す必要はありません。
フェリーターミナル駅のそばにあるターミナルは名門大洋フェリー、関西汽船、オレンジフェリーなど瀬戸内航路のフェリーが停泊し、高知沖経由で運航するBHL西日本、宮崎カーフェリーなどはここではなく、ちょっと離れたところにあるかもめ埠頭に停泊します。私が利用するBHL西日本はかもめ埠頭なので、バスに乗り換えます。
ちなみに阪九フェリーは南港ではなく、もっと南にある泉大津にあります。

かもめ埠頭に着くと、左に「さんふらわあきりしま」右に「おおさかエキスプレス」が停泊しています。まだ乗船開始時間間際ではありませんが、金曜日のせいか、ターミナル内では人が多く、賑わっていました。
びっくりしたのが徒歩客の多さ。志布志は徒歩だと不便のように感じますが、意外と徒歩客が多かったです。車の方もたくさん並んでいますし、今日は人がいっぱいで船内が賑わうかな?

写真はかもめ埠頭にて「さんふらわあきりしま」
手前に乗用車がたくさん並んでいます。

rumirumiferry at 00:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!乗船日記 

2007年03月21日

青春18きっぷとフェリーで 九州の旅

2f2c7d01.jpg青春18きっぷが8000円、ということで、どこか攻めようかと考えたところ、真っ先に思いついたのが、スタンプ目的のブルーハイウェイライン西日本(以下BHL西日本)とまだ乗ったことがないシャトルハイウェイライン(以下SHL)の組み合わせでした。

BHL西日本は志布志着で、徒歩の場合、最寄り駅行きのバスがなく、電車の本数がかなり少なく、各駅停車しかなく、非常に使いにくい航路です。車があれば何てこともないですが、ちょっとしか九州に滞在しないのに車を持ち運ぶのは勿体無いので車なしで行くことにします。(前回の2006年7月はJAFのキャンペーンで30%引きだったので、徒歩でも車でもどちらも値段がほぼ一緒であり、滞在時間が短くても運んだ)
徒歩となると、フェリーターミナルよりタクシーで志布志駅へ向かうか、バスで垂水、フェリー経由で鹿児島へ向かうか、どちらかになります。どちらも魅力がありますが、私としては日南線に乗って海沿いをゆっくり楽しみたいと思いましたので、タクシーで志布志駅へ向かうことにします。

志布志から各駅停車だけとなると、次のフェリーは宮崎から宮崎カーフェリーか大分からSHLのどちらかしかありません。他のフェリーは間に合わず。
宮崎だとあまりにも近すぎるし、今はありませんが「フェリーひむか」で一度、利用したことがあるので、大分へ向かい、まだ利用したことがないSHLにすることにしました。

問題は・・・BHL西日本の到着時間。金曜日発なので定時(8時40分)に到着すれば9時3分発に間に合いますが、遅れてしまうと11時50分発になってしまい、無人駅の志布志でずっと待っていなければなりません。本数が少ないのが欠点ですね・・・。

青春18きっぷを使うとどうも節約だと思われてしまいますが、節約だけでなく、各駅停車だからこそゆっくり楽しめる旅だと私は思います。
ちなみにJR九州は小倉→新門司のほんのちょっとの区間しか利用したことがなく、あまりよく知りません。テレビで見るとJR九州は派手で個性豊かという印象があって、大変、興味があり、いつか18きっぷでゆっくり楽しみたいと思っていました。
今回は鉄道の旅でもあります。

写真は日南線。志布志駅にて