2007年02月

2007年02月08日

定期船を知らない人へ その3

d3a4f0d5.jpg豪華客船の宣伝やパンフレットなどに、「3万トン級の船なので船酔いの心配はありません」というようなコメントを見かけませんか?
これ、見かけ倒しです。
3万トン級?これは国際トンであり、日本の船で表す総トン数よりおよそ半分しかありません。3万トン級だとフェリーの1万6千トンの船、太平洋フェリー「きそ」より千トン小さいことになります。
普通、重たいほど揺れが少ないですが、実はこの総トン数は重さではなく容積を表しているため、総トン数が大きいほど揺れないとは言えないのです。いくら総トン数が大きくても、ただ容積だけで中身が空っぽだとあまり重たくなく、揺れやすくなります。

では、3万トン級のフェリーと豪華客船の2隻があるとします。フェリーには下層にたくさんのトラックが積んでいます。豪華客船は下層に客室があります。さて、どちらが重いでしょうか?
断然、フェリーの方が重たいですよね。トラックなんてビクともしないほどかなり重たい物です。
また、下層に重たい物を積んでいるほど、船体のバランスが良くなるため、揺れにくくなります。逆にトラックを積んでいないフェリーは相当、揺れます。(年末年始でよくあるフェリーでのクルーズは揺れやすいです)
これだけではありません。船体の形からしても、フェリーの方が背が低く、揺れが少ないです。特に客室が2層の船は揺れが少ないような気がします。

船体のバランスや重さだけではありません。船内の過ごし方にも船酔いに影響します。
「私はこれで船酔いになりませんでした」シリーズでも書きましたが、豪華客船のフォーマルの場合、普段慣れてない服、そしてマナーにうるさい料理と、船酔いの要素がたくさんあります。
慣れてない服装での船酔いは最悪、すぐにネクタイを取りたくなるし、上のボタンは外したくなるし、楽な格好をしたいものです。食事は肘をつかなかったら体が揺れで振られてしまい、船酔いに・・・なんてこともありそうです。
船酔い対策として、気軽になれることが一番、定期船なら気にせずに楽な格好で居られるし、食事も行儀悪く肘つけても違和感なし。これなら安心です。

船酔いに心配な人はまず豪華客船より、まず1万トン級以上のカーフェリー(定期航路)を利用してみることをおすすめします。

豪華客船に憧れるのはわかりますが、まず、いきなり高いモノに挑戦せず、気軽で楽しめる定期船を利用してみてください。
気に入ればまた定期船に乗ればいいし、違う定期船でまた楽しんでも良し、それでも物足りないからやっぱり豪華客船に乗ってもいいし、どう転んだって構いません。船旅がどれだけ素晴らしいことかをまずはお買い得な定期船で感じて欲しいと思います。

明日は「こんな魅力溢れた定期船をアピールしたい」について書いてみます。

写真は、こんなに空っぽだと揺れやすいですが、トラックがびっしりになると揺れを防ぎます。(「いしかり」2005小笠原クルーズより)

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2007年02月07日

定期船を知らない人へ その2

b325b875.jpg「定期船を知らない人へ」シリーズで、私が言うことは決して豪華客船の批判ではありません。
豪華客船に憧れるが、定期船をまったく知らない、もしくは、定期船はNG、という人がいますので、今回はその人たち宛に定期船をアピールします。このブログを見ている人で果たしてそういう人がいるかどうかわかりませんが、是非、読んで、定期船の魅力を知って欲しいと思いました。

さて、なぜ定期船が安いのか? それは定期船の売上は客だけではなく、貨物部門の売上もあるからです。貨物部門とは、トラック、シャーシなど、運送関連が主で、離島航路の場合は生活物資を運んでいます。
離島航路は別の話なのでちょっと置いといて・・・
とあるカーフェリーでは「客がまったくいなくても、うちはトラックが満載なら利益が出る」と語っています。これはどこも同じのようで、旅客部門はお小遣い程度にしかなりません。つまり、言葉は悪いですが、お客はついでに運ぶ、というような感じです。

昨日、例を出した太平洋フェリー「きそ」名古屋〜仙台の場合、トラックの台数は183台、運賃を書こうと思ったら、どこのサイトにも書いていないようなので・・・商船三井フェリー「さんふらわあさっぽろ」を例にしてみます。
「さんふらわあさっぽろ」のトラックの台数は180台、7mぐらいのトラックが180台乗ったとして計算をすると、売上およそ2000万円ぐらいだと思います。これは単純計算であり、トラックの長さにもよりますが、貨物部門でかなりの売上があることがわかります。(実際にはもっといっているかもしれないし、いってないかも?)
では、主力が客の売上である豪華客船はどうか? 定員数を700人だとすると、「さんふらわあさっぽろ」の貨物売上2000万円出すには1人あたり28,500円もかかります。これでは「さんふらわあさっぽろ」の特等より高いです。
豪華客船は更に経費もかかっているでしょうし、食事も込みだから、一番安いクラスで40,000円は妥当かもしれません。
(すごい単純ですみません。笑)

これで「定期船がなぜ安いのか?」わかったでしょうか?
定期船の旅客部門が安いのも、サービスの1つでしょう。これでも昔は今の価格の倍以上もしたようですよ。それなのに、悲しいことに、昔より利用客数が減っているとは・・・世間には、定期船旅客部門は「サービス料金」だと知って欲しいです。

明日は、「実はカーフェリーの方が酔いにくい?総トン数に騙されていませんか?」の話をします。

写真は感謝すべきトラックたち(「さんふらわあさつま」より)

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2007年02月06日

定期船を知らない人へ・・・

60c6a82a.jpg会社にてある船メシ専門のレストランで食事してのことです。

この船メシ専門のレストランは豪華客船で働いていた人がやっているお店で、船で出されているような食事ができます。ピースボートなど、船旅マニアが集まる場所でもあるそうです。船内では模型があったり、ポスターがあったり、雑誌があったりと、マニアにとっては大変、おすすめできます。
会社の新人歓迎会でこのレストランを利用したが、新人が休んじゃいましたが・・・新人がいない中、ただの食事会となってしまい、普段と変わらない会話をします。
このレストランだからこそ船旅の話になり、どんな船旅がいいのか話をすると、やはり豪華客船となります。でも、豪華客船は高い!時間が欲しい! ここで普通のフェリーはどうかと話をすると、あまりフェリーには興味がないような・・・。

豪華客船はOKで、定期船はダメな船なのでしょうか?

それは定期船を知らないからです。たとえフェリーがあることを知っていても、中身を知りません。

実は・・・定期船は豪華客船とは違いますが、誰でもできる庶民的なもので、なのに優雅に旅ができる素晴らしい乗り物なのです。
場合によっては、豪華客船よりも贅沢な旅もできてしまうのです。

太平洋フェリー、仙台から名古屋まで1泊2日でロイヤルスイートを使います。値段は1人35,200円(食事込み)、ネット割を使えば31,680円です。
一方、この値段で豪華客船のワンナイトクルーズを使うとなると、一番下のクラス39,000円でも使えず、同じロイヤルスイートではおよそ160,000円もします。たとえ東京から仙台、名古屋から東京までの交通費約20,000円(新幹線)を加算しても、ステートルームA(下から4番目の部屋)54,000円でやっと、デラックスルーム68,000円には届きません。(手持ちのパンフより、ぱしふぃっくぴいなすの横浜のワンナイトクルーズ参考)
太平洋フェリーは所詮、定期船ですが、豪華客船並のパフォーマンスはあります。

この話を聞いて、いかに太平洋フェリーのロイヤルスイートが安いかがわかると思います。ステートルームA並の部屋である1等は12,200円(食事含まず)、これはかなり安いです。

これを聞いて極一般人はどちらを選ぶでしょうか? それでも豪華客船に乗りたければそれでいいですが、お金のことを考えるならば定期船の方を選択するでしょう。定期船がここまで安いとは意外と知られていないです。(一部の定期船は除く)
では、なぜ定期船がこれだけ安いのか?定期船なら当然の話だけど、この謎は明日、書きます。

写真は、デッキからの眺め、それはどの船でも変わりありません。(定期船「きたかみ」より)

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2007年02月05日

私が高く評価する船

43e0f24b.jpg昨日は昨年、乗った船の中で最も優れている船を挙げてみました。
私が「高く評価する船」とは、2等から特等、スイート級まで、老若男女問わず、すべてのお客様をお客様だと思わせている船です。私が乗った船の中ではほとんどの船がこの条件に当てはまりますが、最もお客様が満足できる船だと思ったのが阪九フェリー「やまと・つくし」でした。

普通、一番下位である2等は、狭苦しく、隣の人との間隔が狭く、プライバシーも守れない印象があります。たとえ空いている時期でも、空席なのに隣にびっしりとマットが敷いてあるだけでも狭く感じるでしょう。
でも、阪九フェリーでは空いているときに限り、マットとマットの間隔を広げているのです。これなら隣に荷物は置けるし、くつろげるし、目の前に隣の人の顔が・・・ということはないし、2等であっても快適に過ごすことができます。これは他のフェリーでも是非、やって欲しいことです。
また、寝台でも個室、これは贅沢かもしれませんが・・・まあ、1等でもインサイドだから寝台として安い料金設定にした、と思えばいいかもしれません。ただし、混雑時は相部屋になってしまうので、より相部屋感覚が厳しくなってしまう欠点もありますね。
1等ユーザーとしていいと思ったのが、和室が安いこと。洋室はすでにベッドメイクがされていますが、和室は自分で敷きます。その分、多少、安くするのは平等に感じて良いです。
とにかく「やまと・つくし」はどのクラスでも満足のいける船だと思いました。

朝食の焼きたてパン。早朝着のこの便にとってはいいアイデアだと思いませんか?
レストランではちょっと早すぎる、何も食べないで下船すればコンビニしかない、早朝着の便に乗るとこのように悩むことありませんか? 「やまと・つくし」では焼きたてパンを販売し、下船後、丁度良い時間帯においしいパンを食べることができます。
(名門大洋フェリーの1便にも焼きたてパンが売っています)

こんなこと言ったら批判のように思いますが・・・私が評価しないのは某豪華客船です。
某会社では「若い人にも乗って欲しい」と言っているところがありますが、果たして40歳未満の若い人がどれだけ乗っているのでしょうか? 庶民的とも言えないし、若い庶民派の私にとっては好きではない雰囲気です。
豪華客船は高いのが当たり前だけど、若い人にも乗って欲しいならその努力も見せて欲しいと感じています。

豪華客船は基本的に好きではないですが、なぜか「ぱしびー(ぱしふぃっくびいなす)」だけは乗ってみたい・・・
(昨日、部屋を片付けたら「ぱしびー」の昨年のパンフレットが出てきたので、今日は豪華客船の話まで少ししました)

写真は「やまと」と同型船の「つくし」

2007年02月04日

フェリーオブザイヤーについて語る

532a92bb.jpg昨日、フェリーオブザイヤーについて少し語りましたので、今日はそのことについて自分なりの意見として書いてみることにしました。

フェリーオブザイヤーはマニア向けの雑誌の読者が選ぶ賞です。つまり、選ぶ人はマニアだけであって、私のような「何でもOK!」というマニアより、豪華さを求める?マニアが多いかもしれません。(つまり、フェリーより豪華客船)
私は決してアンチ太平洋フェリーではありませんが(むしろ好きです)、フェリーオブザイヤーの結果を見ると、いつも太平洋フェリーばかりではなく、他のフェリーや貨客船の良さも感じて欲しいと思ってしまいます。
(なんせ私は、朝青龍面白くない、ディープインパクト面白くない、ですから・・・)

さて、私にとって昨年、乗船した船の中で、最もいい船、名づけて「フネログ版フェリーオブザイヤー2006」(笑)は・・・

ジャーン!
阪九フェリー「やまと」です。

良かった点をあげると・・・
・清潔感がある。
・振動が感じない。
・船メシがおいしくて安い。
・朝の焼きたてパンは良いアイデアだと思う。持ち帰り可能。
・2等は1つ置きに置かれて良い。(広く使えるし、隣が気にならない)
・寝台クラスでも個室感覚。
・同じ1等なのに和室はベッドメイクの差で安いのか?
・個室まで女性専用だったり、トイレにはお子ちゃま用の椅子設置、シャワールームなど、女性にとてもやさしい。
・船内において、阪九フェリーのアピール度が強く、違和感もない。
 (歴代フェリーの紹介とか)

この船は太平洋フェリーと比べればかなり地味ですが、とにかく利用者の立場を考えて、非常に利用しやすい船だと思います。まだ乗ったことがない人は是非、ご利用してみてはいかがでしょうか?

「フネログ版フェリーオブザイヤー2006」を作りましたが、何も賞金、景品はありません・・・

写真は見事?フネログ版フェリーオブザイヤーに輝いた「やまと」
妙な建物と共に。笑

2007年02月03日

太平洋だらけ?ニュース

4d8147a1.jpg太平洋フェリーにも変化がありました。

1.フェリーオブザイヤー15年連続受賞

昨年のフェリーオブザイヤーは「きそ」が選ばれ、「いしかり」に続き、太平洋フェリーは15年連続になります。
フェリーオブザイヤーとは、船旅専門誌「クルーズ」の読者が選んだ最も優れたフェリーで、今回が15回目となり、なんとずっと太平洋フェリーが選ばれていますね。それほど太平洋フェリーが世間にとって好まれている?フェリーだと思います。
(誰か2位以下を知りませんか? 教えてください)

2.フェリー・オブ・ザ・イヤー15年連続受賞記念キャンペーン

2月13日から3月6日まで、フェリーオブザイヤー受賞記念として、以下のサービスがあります。

・船内利用券
  1区間500円の船内利用券がもらえます。
  レストラン、スタンド、バー、ラウンジで利用可能です。
・記念絵はがきプレゼント
  「きそ」の船体と船内写真の絵はがきがもらえます。

絵はがきが欲しいですが、今のところ太平洋フェリーを利用する予定がないのが残念です。

3.マリンクーポン廃止

2等、寝台で4回分の回数券が販売されていましたが、燃料高騰のため4月1日より廃止となります。
マリンクーポンとはネット割やクルーズパックよりも大変、お買い得で、学生やビジネスなどにとても人気があったクーポンです。4人利用する場合も一度に4人分利用できるので大変、お得です。
現在、お持ちの人は利用も3月31日までなのでお早めに!

4.インターネットでクルーズパック、わいわいプラン

クルーズパックとわいわいプランは電話予約でしかできませんでしたが、インターネットより予約が可能になりました。
4月1日〜20日に利用した場合は、ネット予約のクルーズパック、わいわいプランのみ、もれなく絵はがきが、更に抽選で船内利用券(内容はフェリーオブザイヤー受賞記念と同じ)がもらえます。
ネット予約は確かに便利ですが、部屋を指定することができません。飛行機のようにネット予約でも席指定できればいいのですが、さすがにそこまでは船にはありません。どうしても場所を指定したい場合(陸側とか船首側とか寝台なら下段とか)は電話予約をおすすめします。

写真はフェリーオブザイヤーに選ばれた「きそ」 たぶん今年も選ばれるだろうと・・・他のフェリーにも頑張って欲しいです。

rumirumiferry at 19:33|PermalinkComments(8)TrackBack(0)clip!太平洋フェリー 

2007年02月02日

さんふらわあだらけニュース その3

c88230fd.jpg6.ブルーハイウェイライン西日本 志布志航路延期

ブルーハイウェイライン西日本は現在、大阪南港〜志布志を運航し、3月末に撤退、4月より大阪南港〜宮崎として運航するというニュースがありました。
しかし、いろいろと問題があるようで(詳しい話はわかりません)4月ではなく10月に延期することに。
志布志は宮崎と比べれば交通の便が非常に悪く、徒歩客にとってはとても厳しいところだと思います。でも、車(トラック含む)の人にとったら距離的には志布志の方が楽だろうし、なるべく長く残して欲しいです。

7.「さんふらわあみと」 大阪〜釜山へ

「さんふらわあみと」は昨年まで大洗〜苫小牧で運航をしていましたが、東日本フェリー(リベラ)の「ニューれいんぼうべる・らぶ」と交換することになり、「さんふらわあつくば」と共にリベラの日本海航路で就航するかと思いました。
しかし、日本海航路を「さんふらわあつくば」1隻のみで運航することになり、「さんふらわあみと」は韓国のパンスターラインに売却され、大阪〜釜山で運航されることになります。
名前は「パンスターサニー」そのままじゃん・・・・もしかして太陽マークが残されるのでしょうか? 韓国にも向日葵が咲くのかな?

8.「さんふらわあつくば」 1隻で日本海航路へ

残った「さんふらわあつくば」は東日本フェリーの日本海航路を運航することになります。4月下旬を予定していますが、船内改造(定員数増加、1階層増える??)や新たに寄港地となる金沢港の整備など、いろいろと準備が必要となるので、果たして間に合うのでしょうか?
「ニューれいんぼうべる・らぶ」よりも速度が遅いため、以前よりも運行時間が長くなり、更に金沢港に寄港することになったため、博多〜室蘭を往復するのに1週間もかかることになります。利用する場合、うまく調整しないといけませんね。果たしてどのようなダイヤが組まれるのか、とても気になります。

写真は日本海航路へ「さんふらわあつくば」 太陽マークは残るか残らないか??果たして?

2007年02月01日

さんふらわあだらけニュース その2

bfea8fb9.jpg3.大洗夜便の食事

船が変わったことにより、好評だった3食セットがなり、自販機による冷凍食品やカップラーメンのみの販売となりました。
その自販機の中で注目なのが「O−bento」。冷凍食品ですが、100%有機栽培米を使った立派なお弁当です。豚生姜焼き弁当やチキン弁当など4種類あります。大洗夜便の名物?になるかもしれませんね。

4.東京〜苫小牧航路 休止

旅客フェリーではなく貨物専用のフェリーですが、東京〜苫小牧航路(さんふらわあとまこまい、ほっかいどう丸)が4月より休止することが決まりました。
以前、この航路は「さんふらわあ」が旅客として約2日間もかけて運航をしていました。今は合理化のため旅客サービスを辞め、貨物のみとなり、デイリー運航できるように30ノットの高速船が使われています。
高速船だと燃料が消費し、逆に時間がかかればかかるほど燃料は食われるし、燃料高騰のため、非常に残念ですが休止せざる終えなくなりました。
大洗夜便の出発を遅くしたのは、普段、この便を使っていた貨物が同じ時間帯に出発しても間に合うようにしたこともあるかと思います。

5.ダイヤモンドフェリー 新造船2隻

次はダイヤモンドフェリーの話。
「フェリーさんふらわあ」でもあるダイヤモンドフェリーでは、新造船2隻を運航することが決まりました。1隻目は2007年11月、2隻目は2008年1月の予定です。
現在のダイヤモンドフェリーは白い船体に青い横線、かわいいイルカのマークが描かれていますが、今度の船はイルカマークが消え、「さんふらわあ」として太陽マークが描かれることになりました。名前も「さんふらわあ○○」で、現在、名前を募集しています。
とうとうダイヤモンドフェリーも「さんふらわあ」になってしまいましたが、ファンネルだけはダイヤモンドのままになっています。

東日本フェリー(リベラ)のイルカが次々に消え、ダイヤモンドのイルカも消え、イルカファンにとってはとても寂しいですね・・・。

つづく・・・

写真は以前、東京〜苫小牧を運航したことがある「さんふらわあさつま」
名前が「さつま」なのに東京〜苫小牧とは?? 違和感がありますが、船籍は実は東京。