2006年12月

2006年12月21日

揺れたらお得? オーシャン東九フェリー

ed2697a1.jpg東京〜徳島〜新門司を運航するオーシャン東九フェリーではこんなサービスが。
http://www.otf.jp/top.htm
創立30周年記念として、なんと「船揺れお見舞いカード」が出ました。

船揺れお見舞いカード??
なんとも不思議なカードですね。笑
このカードとは、横揺れ斜度10度を超すと、なんとオリジナルクオカードがもらえるのです。
斜度10度とは、半端ではない揺れで、いくら他の乗り物で酔わなくても酔ってしまうほど激しく揺れています。そうですね・・・波高5mぐらいでしょうか? 私が経験した中では小笠原クルーズの帰りぐらいかと思います。そのときは私はまったく酔なかったのですが、酔っていた人もかなり多かったらしいです。私はむしろ揺れに面白がっていた方でした。
横揺れだけと考えると更に難しいです。縦揺れも発生すると横揺れの斜度が高くなりませんので、クオカードを狙うなら純粋に横揺れを狙うべきですね。

30周年記念と考えると変だと思いますが、この企画に関しては非常に良いと思います。
今までは激しく揺れても、何時間か遅れても、サービスが出ることはあまりありません。1日とか、かなり遅れた場合は全額返金となる場合もありますが、これは滅多に起きないことです。
他の乗り物では、飛行機なら謝罪としてお菓子が出たり、謝罪だけで終わってしまうこともあります。私の経験では、4時間ほど到着が遅れたとき、アメリカでしか使えないテレフォンカードをもらいましたが・・・笑
電車の場合は遅延証明書しか貰えませんね。笑
船の場合は遅れるだけでなく、揺れたことにより不快感を与えることもあるので、サービスとして何かあったらいいと思っています。そういえば、バイキング無料なんてところもありますよね。
私の理想としては、2時間以上遅れた場合、「今回は不快感を与えてしまったけど、次回も是非、ご利用ください」という気持ちで割引券(5%ぐらいで他の割引と併用可能がいいなぁ)を配布することかな?

写真は「おーしゃんのーす」

2006年12月20日

穴場のクリスマスクルーズ まだ空きあり!

54a010f4.jpg昨日の会社の忘年会にて、若い人が彼女と横浜のフェリーでクリスマスクルーズをすると自慢をしていました。あれ?横浜のフェリー??たぶん吉本興業の「ロイヤルウイング」のことだと思います。(フェリーではありません)
このようなレストランクルーズではクリスマス時期に非常に人気があり、毎年、すぐに満席になるほどです。

では、昨日まで乗船日記としてお伝えした太平洋フェリーのクリスマスクルーズ気分、果たしてクリスマスの時期にまだ空きがあるのでしょうか?
一番、混みそうな23日の名古屋〜仙台(この区間が面白い)を見たところ、まだまだまだガラ空きでした。私が見た時点ではセミスイートが空いていましたよ〜!笑
クリスマスの日に乗船したことがないのでわかりませんが、もしかするとバイキングではクリスマスのネタが出てくるかもしれません。(しまった・・・先週末の乗船時に夜のバイキングも見ておけば良かった・・・)
太平洋フェリーではクリスマスの飾りがあちこち飾られたし、ショーもクリスマスらしいこともやってくれるし、クルーズ船でのクリスマスクルーズとは引けを取りません。これぞ穴場のクリスマスクルーズです。

太平洋フェリーの他にも、バイキングにてクリスマスらしき食べ物を出してくれるところがあったり、ツリーなどの飾りがあったり、様々な工夫がされているフェリーもいくつかあります。
普通の定期船なのにクリスマスクルーズとして売り出している会社もあります。オレンジフェリー(四国開発フェリー)です。
オレンジフェリーでは普段、ワンナイトクルーズ(大阪昼発、大阪翌朝着)という企画があり、クリスマスの時期になると1便につき5組10名様にクリスマスクルーズが追加されます。太平洋フェリーのようにラウンジショーはありませんが、クリスマスディナーなどを楽しむことができます。
この企画が埋まっているかどうかわかりませんが、たとえ埋まっていたとしても、サービス面では大変、評判のいい船ですので、普通のワンナイトクルーズやただの定期航路でもじゅうぶん楽しめるかと思います。

定期船のクリスマスクルーズは穴場です。レストランクルーズや豪華客船もいいですが、定期船でクリスマスの夜を過ごすのはいかがでしょうか? 各船、まだ空きがあります。

写真は「いしかり」のクリスマスバルーン。プーさんの絵があります。

2006年12月19日

乗船日記 いしかり 穴場のクリスマスクルーズ その3

a24f9a9f.jpg「べが」のときはものすごいべた凪で揺れも感じなかったのですが、こちらもまったく感じませんでした。この時期に両方ともべた凪なんて珍しいかも? このような穏やかな時のクルーズを「はなまるクルーズ」と呼びましょう。
昨日の書き込みで忘れましたが、トークショーにてパーサーが「はなまるクルーズを楽しみましょう」と言っていました。

ショーの後、ちょっとお腹が空いたのでヨットクラブにて軽食を取りました。この日は12〜13時に用事があって、昼食を取ったのが3時でしたので、夕食のバイキングではなく、夜食となってしまいました。
ヨットクラブはクリスマス模様だらけ、「いしかり」のカフェは売店の裏側にあり、かなり広い区間にあります。「きそ」の場合は展望通路の一部にあるような感じ、「きたかみ」はエントランスの一部にあるような感じなので、カフェが独立しているのは「いしかり」しかありません。まるで豪華客船にいるような感覚です。
周りにトラックドライバーらしき人が数名。ガラガラなのもいいですが、多少は人がいると雰囲気をより感じるようになりますね。
カフェでゆっくり過ごすのも、クリスマスクルーズとして楽しむ1つだと思います。

早朝、レストランにて朝食を取りました。真ん中にある大きな木にはたくさんの飾りが飾られてクリスマスツリーへと変わっていました。(写真 わかり辛いですが)
窓にはクリスマス絵柄がスプレーで描かれているし、あちこちクリスマスらしきものが飾られたり、見ているだけでもとても楽しいです。
そういえば、売店もあちこちクリスマスっぽい飾りが飾られていました。

今回、使用した部屋は1等和室。なぜこの部屋を選んだかというと、2部屋しかなく、2名以上でないと使えないので、オフ会では誰も選ばないだろうと思い、あえて1等和室にしました。
1等和室は定員4〜5名で、夏料金期間以外は2〜3名でも使用が可能です。畳敷きではなく絨毯敷きで、かなりの広さがありました。定員5名となっていますが、実はドア近くにある法定定員の数ではなんと8名も! ハンガーの数も8つありました。
見た目は「さるびあ丸」の1等に近いかな? それにお膳がプラスした感じです。
この部屋を2名で使うとさすがに広くて、ちょっとお得感を感じます。
でも、和室はクリスマスクルーズに向かないかな?笑

2006年12月18日

乗船日記 いしかり 穴場のクリスマスクルーズ その2

94276ddb.jpg太平洋フェリーといえばラウンジショー。
私が乗船するときは空いている時期が多く、いつもラウンジではなくカフェ近くのピアノでショーが行われますが、今回は珍しく?ラウンジで行われました。
今回のラウンジショーはピアノとフルートの演奏です。

乗船する際、パーサーが「今日のショーはラウンジで行われます」と言ったこともあり、何かいつもよりも違うのか?と思って最初から最後まで見ることにしました。(いつもだと見ないで違うことをすることが多い)
20時数分前になるとラウンジへ行き、奥の方の椅子へ。奥の方に行くと途中退場しにくいけど、まあ、今回は最後から見ると決めたのでここで良いとしましょう。
時間になると出演者ではなくパーサーがでて軽いトークショーを始めました。そういえば昔、名古屋〜仙台を利用すると2時ぐらいにラウンジにて船長またはパーサーのトークショーが行われたようですが、最近ではやらなくなり、私が乗った中では一度も当たったことがなく、今回で初めてトークショーを見ることができました。

内容は・・・
「今日は空いているように見えますが、20日以降になると徐々に混雑をします。今はちょうど空いている時期です」
クリスマスクルーズを楽しむなら15日ぐらいがいいのかもしれませんね。ガラガラでゆっくりクリスマスの雰囲気を楽しむことができました。
「最近、豪華客船でノロウィルスが流行っているので、気を使っています」
ノロウィルス・・・これには気をつけなければなりませんね。もしフェリーが感染源になってしまうと、しばらくの間、営業停止をしなければなりませんし、フェリーを避ける人も増えてしまいますので、フェリーでノロウィルスが流行らないことを願います。

さて、簡単なトークショーが終わり、演奏が始まりました。「きよしこの夜」などクリスマス向けの曲やおばちゃんたちが歌ってしまいそうな曲まで様々な演奏をしてくれました。ちょっと早いですが、素敵なクリスマスを過ごせたような気がします。
途中、「千の風になって」という曲では歌詞が必要とのことで、演奏する前にパーサーが歌詞の朗読をしてくれました。これが大変、良かったです。

演奏が終わるとまたパーサーの軽いトークショーが行われました。今回のラウンジショーは私が見た中で一番、良かったかもしれません。

つづく・・・

写真はラウンジにて

2006年12月17日

乗船日記 いしかり 穴場のクリスマスクルーズ その1

eca96b98.jpg帰りは「いしかり」に乗船。1月20日のオフ会の下見もあって、乗船することにしました。
いや、本当は下見ではなく、クリスマスシーズンに太平洋フェリーに乗船したくて、たまたま「いしかり」だったということです。でも、ちゃーんと下見もしました。

船ふぉと掲示板でもありましたが、太平洋フェリーでは季節に応じていろんな飾りがあり、正月は門松など、春になれば桜が飾られ、夏は涼しく見せ、秋は赤とんぼが飛んだり、紅葉があったり、クリスマスシーズンになればツリーなど賑やかになります。
http://www.bakusitou.com/CGI/bbs39/bbs39.cgi

さて、私が乗船した「いしかり」ではどうでしょうか?
まず真っ先に目にしたのが、エントランスのフラミンゴが1羽消えたこと。おいおい、クリスマスではないじゃないか。笑 昨年の夏よりエントランスの大きな木の下で2羽のフラミンゴが仲良くクルーズを楽しんでいましたが、1羽がどこかへ消えてしまいました。パーサーの方に聞いたところ、ハゲタカになってしまったようです。笑 アデ○ンスに問い合わせても無駄だったとか・・・笑 1羽だけでは寂しいので復帰を願います。

クリスマスの話に戻しまして・・・
エントランスの大きな木はクリスマスツリーにはなっておらず、フラミンゴ1羽が消えた以外、変わりありません。でも、元々、派手なので、見慣れてなければこれが「クリスマスツリーだ!」と思っても不思議ではありません。これはデフォルトです。笑
下はほとんど変わらずですが、上に上がると案内所や展望通路、カフェなど、風船やツリーなど、あちこちに飾られていました。
なんといっても素敵なのが透明なピアノ(写真)まるでクリスマスケーキのようにかわいらしいピアノに変わっています。残念ながら仙台までで、珍しく?ショーはラウンジだったので、このピアノは使用されませんでした。

つづく・・・

2006年12月16日

乗船日記 べが リベラから川近へ その2

4cd9068d.jpg部屋に入ると、まず見たのがタオル。タオルは川近の「シルバーフェリー」と文字が入ったタオルに変わっていました。が、浴衣はイルカくん入りのリベラのままです。イルカくんファンにとってはちょっと嬉しいかも?
各地の撮影を終えたところでレストランへ。遅い時間に出港なのでレストランはないかと思い盛岡にて食事をしてしまったので、レストランはいいか、と思いましたが、あるメニューを見てついついレストランへ入ってしまいました。それは「イカ刺し」です。「イカ刺し定食」は東日本フェリー(リベラ)の名物。他の食べ物を見てもすべて東日本フェリーのメニューです。「イカ刺し」と「唐揚げ」をそれぞれ単品で購入し、久々に東日本フェリーメシを食べる・・・やっぱりおいしいなぁ〜。こんな遅い時間だからレストランはそんなに混まないだろうと思いましたが、お酒がここしか売っていないせいか、トラックドライバーを中心に、かなり多くのお客さんが入ってきました。遅い時間でもレストランをなくすことはできませんね。
そうそう、リベラのころはお酒を自動販売機で購入ができましたが、シルバークイーン同様に対面式のみとなりました。ドライバーの飲酒運転防止のためなので、このような対策がとられたのは仕方ないことだと思います。
あと、嬉しいことがもう1つ! 割り箸がイルカくんの絵が書かれた箸袋でした。しかもこの箸、ワンランク上の箸です。(写真)

残念だったのは朝のお風呂閉鎖。リベラのときもそうだったのかわかりませんが、寝汗を流すなど、朝はせめてシャワーを浴びたいです。今回は特等だったので部屋にあるシャワーで浴びることができました。案内所開始時間5時から6時までには開放をしてくれたらなぁ〜なんて思いますが、防犯や乗船時間により無理があったのでしょう。どうしても使いたい場合は特等を使うしかないです。
下船時はリベラと同じように慌しい下船。総合的に見れば、川近とリベラがミックスされたような感じでした。

苫小牧に到着。海が大変、穏やかだったので、乗り慣れてしまった瀬戸内航路と変わらない船旅になってしまいました。しかも「べが」は古い船ですが、意外にも振動は少なく、エンジン音も比較的静かで大変、乗り心地の良い船だと思いました。
もう1つ変わったことと言えば、苫小牧港の停泊位置が以前は真ん中の2バースでしたが、3バースに停泊したことです。これは何かあるかも!?(例えば、ダイヤ変更とか)

2006年12月15日

乗船日記 べが リベラから川近へ その1

696ccc9a.jpg北海道で用事があるため、本日、北海道に辿り着きました。
仕事があるから飛行機でさっさと向かえばいいじゃないか?と思われますが、こんなアホな私は飛行機なんか使わずやっぱり電車と船で。18きっぷの時期なので、ある程度まで各駅停車で北上し、普通なら仙台からフェリーか?いや、そのまま電車で北上、盛岡で新幹線に乗り換えて八戸へ。八戸よりまだ未乗船である「べが」に乗船しました。こんなとんでもないルートは船ヲタと言うより、鉄ヲタ感じですが・・・笑

この八戸→苫小牧の航路は、リベラ(東日本フェリー)が3隻(うち1隻は川崎近海汽船と共同運航)で運航をしていましたが、12月1日より4隻すべたが川崎近海汽船(以下、川近)として運航となり、八戸のフェリーターミナルではリベラの乗船受付所が完全に消え、パンフレットや運賃表などすべてなくなりました。
今回、この船を選んだのは乗ったことがないのもありますが、リベラから川近に変わってどう変化したのかを調査したいと思いました。

まず、乗船すると、入り口で蝶ネクタイの男性従業員が迎えます。元から川近であるシルバークイーンの男性従業員は普通のネクタイをしてサラリーマンみたいな格好をしていますが、「べが」は川近に変わってもリベラの蝶ネクタイ姿です。
車両デッキより乗船しエントランスに入ると、なんとそこには女性従業員3人が。こちらも川近の制服ではなく、リベラの制服です。リベラのころは女性従業員がいっさいいなかったのですが、川近は女性必須なのか3人も乗せています。ちなみに川近が元から運営しちえるシルバークイーン、フェリーはちのへでは必ず女性2人を乗せています。
一方、川近の従業員っぽい人がいるかどうかちょっと探してみましたが、見かけることができませんでした。従業員はリベラのままのようです。

つづく・・・

写真は「べが」八戸にて

2006年12月14日

三宅島へ行くには・・・

2297138d.jpg三宅島の噴火はまだ動いています。火山ガスが常に放出されていますので、決して完璧に復興したとは言えません。そのため、ガスマスクの所持が必須となっています。
ガスマスクは竹芝桟橋の売店で売っていて、マスクと缶で2000円ぐらい。他所ではどこで購入するかわかりませんので、ターミナルで売っているなら安心できますね。ただし、この売店は「さるびあ丸」出港直前には閉まってしまいますので、なるべく早めに購入した方がいいと思います。ガスマスクがないと三宅島で降りることができませんので、絶対に購入をしておきましょう。

ガスマスクの使用はほとんど利用することがありませんが、火山ガスが濃くなると目が痒くなったり症状が出ますので、常に出せるようにした方が良いです。
島内の各所にレベルを示す警告灯があって、色によってレベルが表示されます。レベル1(青)2(黄色)の場合は一般の人にとってはそれほど影響はありませんが、喘息持ちや乳児など影響が受けやすい人にとっては注意が必要です。レベル3(緑)は一般人でも注意が必要、レベル4(赤)になるとガスマスクが必要なほどになります。私が三宅島へ行ったときはレベル3に達したことがあり、さすがに硫黄臭くてすぐに去りたいほどでした。

また坪田高濃度地区(東側)、阿古高濃度地区(南西側)は名前の通り特に高濃度の地区で、周りを見るといかにもガスでやられた木や建物が多くあります。
この地域は基本的には立入禁止で、工事関係者以外は普通に立ち入ることができません。車なら窓を閉めておけば通ることが可能です。(バイクはどうか?)
船のターミナルでもある「三池港」も空港と同じように坪田高濃度地区内にありますが、ターミナルとしては使用が可能です。でなければ、もう1つの「錆ヶ浜」がOUTだと入港ができなくなってしまうので・・・(島の場合はうねりなどで場所によって入れる港と入れない港がくっきりわかれる。よく欠航になる島は港が1つしかない)
船は人だけではなく、島民のための生活物資が送る重要な役割を果たしますので、濃度が濃い地域でも、船をなるべく多く着かせなければなりません。

冬の場合、港が2つあってもどっちもOUTになることも多く、また、到着しても先の御蔵島、八丈島が欠航になれば帰りは三宅島を早く出港する場合がありますので、三宅島、八丈島(御蔵島はよく欠航になる)が条件付*でなく確実に運航できる日に三宅島へ行った方が良いでしょう。たった数分の滞在では意味がないですからね・・・
東海汽船は早期予約で割引がありますが、あえて予約をせず、天候を確認しながら乗船日を決めた方が良いと思います。

危険がいっぱいに感じるように書いてしまいましたが、三宅島は自然がいっぱいで、とても魅力溢れた島だと思います。私は好きです。来年の2月か3月には行きたいと思っています。

写真は三宅島の枯れた木

条件付・・・入港できるか微妙な範囲。冬の御蔵島の条件付はデフォルトである。

2006年12月13日

三宅島でオートバイレース

7f50b403.jpg嬉しいニュースが入ったので脱線。

2000年の噴火で大被害を受け、ただいま復興中の三宅島。来秋に災害復興と観光振興のため、国内初の公道でのオートバイレースを開催することが決まりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061213-00000137-jij-soci

コースはたぶん島をぐるりと1周する道が使われると思われます。
実際に車で通ると、アップダウンが激しく、くねくねとして、たまーに直線コースがあったりと、まるでレースゲームでも出てくるような難関なコースのように感じます。レースの計画を立てる前から、ここでレースができたら面白そうだね、と相棒と話をしていました。
それが実現に! これは嬉しいことです!
バイクマニアやレースマニアは是非、一度、三宅島へ行って、レンタカーを借りて1周してみてください。実感が湧くと思います。
自分のオートバイでまわりたい人は、一応、船でもコンテナに入れて運べるみたいなので、是非、マイバイクで周ってみてはいかがでしょうか?

三宅島には飛行場がありますが、坪田濃高度地区*内にあるため使用することができません。ずっとほったらかしの状態なので、たとえ復帰させても時間がかかりそうです。果たしてバイクレースの日には間に合うのでしょうか?
もう1つの交通手段、それは船。東海汽船「さるびあ丸」がほぼ毎日運航しています。(時期によっては「かめりあ丸」の時もある)
東京竹芝桟橋より夜出港し、早朝に着きます。夜の22時半に出港なので、会社帰りでも充分間に合うし、朝は5時着で、たーっぷり島内を巡ることができます。更に帰りの便は14時20分発なので、約9時間、日帰りでも充分です。

明日は三宅島へ行く際の注意点を書きます。

写真は三宅島三池港にて「さるびあ丸」

濃高度地区・・・特に火山ガスが濃い地域。基本的に立入禁止。

2006年12月12日

設備紹介 ミニシアター

d5fef959.jpg今までの設備紹介でたびたび出てきた「ミニシアター」
総トン数1万トン超、かつ15時間以上のフェリーにあります。(ないフェリーもあります)

「ミニシアター」は小さな映画館で、街にあるような映画館を小さくしたような感じですが、映像、音などは映画館に近いものがあります。満足できる映画館です。
定員数は20名ぐらいの小さいところから100名以上も入れるところもあります。100名以上の規模なら、映画館だけではなく、集会などでも使われそうです。
見る人はそれほど多くはなく、普通の映画館よりもゆったり見れ、空いているときなら貸切状態になることもあります。貸切状態なら、何をしても大丈夫ですね。騒いだり、語りかけたり、先のことをしゃべったり、堂々とおせんべいを食べたり、やり放題です。こんなことは映画館ではできません。(誰かいたら迷惑なのでやめましょう。笑)

上映する映画は現在、映画館で上映している新作ではありません。今までの名作やアニメなどを上映しています。
子供が見そうな時間帯にはアニメ、夜遅くなど子供が見そうでもない時間帯は大人っぽい映画を、誰もが見そうな映画は昼など暇になってくるような時間帯に上映されていることが多いかな?(詳しいことはわかりませんが)
船だからタイタニックを上映することが多いようですが、船で見るのはちょっと・・・って感じがしますよね。ちょっとリッチな感じのする映画が一番、似合っているでしょうか? タイタニックでも前半だけで、氷河に突入する前に終わらせた方がいいかもしれませんね。笑
揺れているからこそアクション系とかホラー系とか、普通の映画館では絶対に味わえない体も動く映画は面白いかもしれません。良ければ映画の中にいるような、悪ければ余計に酔ってしまうかも・・・

最近の船には1万トン超クラスの船でもミニシアターを設置しない船が増えてきています。「きそ」のようにラウンジ兼シアター、「らいらっく・ゆうかり」のようにテレビのない相部屋向けのビデオルーム、また合理化船にはありません。
利用者が少ないのか、なくなる傾向があります。
瀬戸内航路など、夜しか運行しない船には食べて風呂に入って寝るだけなので、映画館の必要はないですね。

写真は「きたかみ」のミニシアター

rumirumiferry at 23:03|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!設備