2006年12月
2006年12月11日
携帯電話の充電コーナー
ＯＡコーナーで充電はまずいだろうと思いましたが、実際、パソコンとして利用している人が少なく（いないときの方が多い）、展望通路などの掃除等で使うコンセントに平気に充電をしている人がいるからです。そこでするよりも、まだパソコンとして使われるコンセントで使用された方がマシかと思いました。
コンビニとかで見かける携帯電話充電コーナー。だいたい５つぐらい充電することができ、各携帯電話会社の充電ができる小さなボックスを最近、見かけますよね。
この充電コーナーは船でも見かけるようになりました。個室やコンセント付きの寝台なら充電をすることが可能ですが、２等の場合、コンセントが１つか２つしかなく、取り合いにもなります。これが原因でトラブルになることもありそうです。
この携帯電話充電コーナーは有料ですが、そんなに高くありませんし、トラブルになったり、電池が切れるよりは、こちらを使用した方が確実に充電できるから良いでしょう。現地について電池がなかったなんて嫌ですよね・・・
（確か、ＯＡコーナーがある船には本物の充電コーナーがなかったような）
船の中では電波が繋がらなくって必要ないから電池が減らないと思われますが、実はずっと圏外の間、必死に繋がろうとしているため、普段よりもかなり消費量が多いです。
着いてから携帯電話の使用が必要であるなら、どうせ海上は繋がらなくて意味がないので、電源を切っておけば良いです。当たり前の話だけど、これだと確実に電池が減りません。
注：瀬戸内航路や湾内、島付近ならたまに繋がります。
写真は下の方にちょこっと充電コーナー（「びなす」より）
2006年12月10日
設備紹介 ＯＡコーナー
この設備がある船は非常に少なく、新しい船にしかありません。知っている限りでは「きそ」のマルルー、「らいらっく・ゆうかり」のビジネスコーナーぐらいでしょうか？ 「フェリーきょうと２・ふくおか２」にもそれらしき設備があります。（そこがＯＡコーナーかは確認しなかった）
これらは部屋としてではなく展望通路やエントランスの一部にあります。
ＯＡコーナーと言ってもパソコンはなく、ただテーブルと椅子、コンセントがあるだけで、パソコンを持参すれば個室でなくてもここならできるという設備です。
運航中は海上にいるためネットを接続することができませんが、停泊中のネットや、出張の場合なら資料作成、旅行ならデジカメから写真を取り込んだり整理することができます。
パソコンだけではありません。勉強としても使えそうです。机と椅子が丁度良い高さなので、ソファーで勉強するよりも姿勢がよく、集中して勉強ができそうです。受験勉強には最適！（船で試験場へ向かう人もいる）
ただ、本来の目的はパソコンを使うコーナーなので、混雑時には避けた方がいいかもしれません。
空いていれば他の利用方法をしても構わないだろうし、迷惑にならない範囲なら大丈夫でしょう。コンセントがあるので、ここで携帯ゲームやＤＶＤ鑑賞で利用しても良さそうです。携帯電話の充電もその場を離れていなければいいでしょう。
ＯＡコーナー以外でも、パブリックスペースのあちこちにコンセントがありますが、これらはお客様用ではなく掃除などが目的として使われる物なので、絶対に利用しない方が良いでしょう。使いすぎも良くありません。
ある船にて、展望通路のコンセントで携帯ゲームと携帯電話などたくさん充電しているところを見かけました。みっともないです・・・
写真は「きそ」のＯＡコーナー「マルルー」
2006年12月09日
フェリーでネット♪
http://www.cruise-mag.com/news/topics.cgi#189
船内でインターネットができるとのことです。
海上ではエッジなどのＰＨＳや携帯電話としてネットをすることもできず、どうやってもネットをすることができません。しかし、衛星回線により可能になり、初めてフェリーで導入することになりました。
すでに豪華客船「飛鳥�供廚任脇各�されており、乗船された方の情報によると10分1000円で使用ができます。10分1000円とは非常に高いですね・・・ 「○○@ship.asukacruise.co.jp」というメールアドレスを一時的に作れるようで、友達などに記念メールをすることができます。
海上ではありませんが、以前、飛行機でも衛星回線によりネットが可能でしたが、これもあまり安くはなく、利用者も少なかったようです。
では、果たして商船三井フェリーのネットはどれぐらいの値段になるでしょうか？ そんなに高くないなら、記念カキコ、記念メールをしてみたいです。
このブログも書けてしまいますよね。是非、使用してみたいです。もちろん、利用した人は是非、当ブログまたは「船ふぉと掲示板」にカキコしてくれるとありがたいです。リアルでカキコっていいと思いませんか？
実はこの内容、昨日、書こうと思ったのですが、なるべくリアルなネタを送りたかったので、東京〜札幌のバス＋船のプランを書きました。
ついでにこの記事を見て思ったのですが・・・
１等は「スタンダード」にするより「ファースト」の方がいいような・・・（なんか１等がいかにも普通だ、という感じがするので・・・「スタンダード」はどちらかと言えば寝台のように見える）
写真は「ゆうかり」のビジネスコーナー。ここでパソコンができるがネットはできない。
2006年12月08日
東京から札幌まで バス＆船
期間：2006年12月15日〜2007年3月31日
運賃：片道 大人 9,500円 小児 4,750円
（２等の場合の値段です。等級変更の場合は差額を払います）
詳しくは公式サイトにて
http://www.sunflower.co.jp/ferry/news/20061205.shtml
このパックは夕便限定で、会社帰りでも使える夜便の方はありません。私としては夜便なら会社帰りとして使いたいと思いましたが・・・夜便は定員数が少ないこと、利用者数も少ないことで、無理があるでしょうね。
値段はいかにも飛行機の値段を意識した感じ。飛行機は安い便（スカイマークとか）で一番安くで10000円。つまり飛行機より安く札幌へ辿り着いてしまうのです。
ところで、東京または渋谷発の函館行きのバスはどうなったのでしょうか？
普段、運行している青森行きの夜行バス（パンダ号、ブルースター号）が青森のフェリーターミナルまで行き、そこからフェリーで函館フェリーターミナルへ着くプランがあります。果たしてどれくらい利用者がいるのでしょうか？
もし利用者がいるなら、札幌行きのプランも有効でしょう。
プランではありませんが、夜行バスまたは「ムーンライトえちご」で新潟まで行き、新潟から朝発の「らいらっく・ゆうかり」に乗って北海道へ向かう人もいます。この便だと出発から翌々日の早朝に到着しますので、１日移動で使うことになりますが、早朝に北海道に辿り着くのは大きいです。
また、八戸まで夜行バス（シリウス号）で行き、「シルバークイーン」で北海道へ渡って行く人もいます。八戸経由がバス＋船の中では札幌まで一番早く着くかも？
これらの夜行バスも、パンダ号、ブルースター号のようにフェリーターミナルへ行ってくれたら、なんて思いませんか？
写真は、バスと船で北海道へ！「さんふらわあさっぽろ」
2006年12月07日
子供と一緒に船で過ごすには？ その４
ある船では船長などの制服を貸してくれるところがあります。制服を着て、記念撮影にはどうでしょうか？ ただ、子供にはまだちょっと大きくてブカブカですね・・・ブカブカでも船長気分です！
☆寝台は最初は喜んでも・・・
寝台は最初は「ドラ○もんみたい」と言って喜ぶ子供がいますが、狭い空間の中、しかも窓がなく、もしくは遠くにあったり、ずっとそこにいるとだんだん退屈になってくると思います。また親や兄弟と離れると不安になっていくでしょう。（乳幼児なら添い寝しますが）
退屈な思いをさせないためにも、２等の大部屋、もしくは個室（特に和室タイプ）がいいと思います。開放感があると少しでも退屈を防ぎます。
どうしても寝台を使う場合は、寝台は寝るだけとして、寝る以外はパブリックスペースで過ごせば良いです。
船という乗り物は他の乗り物と違って過ごす場所が多く、設備もいろいろと豊富にあります。電車や飛行機、車、バス・・・子供って退屈ですよね・・・でも、船なら時間は長いけど、子供が喜びそうなところならいっぱいあるので、返って喜んでくれるかもしれません。
私は、子供と旅行をするなら船旅をおススメします。
唯一の問題は、船酔いかな？
写真はコスプレをするお子様（「きそ」より。友人の子供です）
注：これらの書き込みは私が子供を見て感じたことです。個人差がありますので、あくまでも参考程度にしてください。
2006年12月06日
子供と一緒に船で過ごすには？ その３
昔は銭湯へ行く家族がいましたが、今は自宅にお風呂があるのが当たり前で、銭湯に行く家族はほとんど少ないです。そんな今の子供には大きなお風呂が大好き！ 温泉や健康ランドは子供にとってパラダイスなお風呂ですね。
船にも広いお風呂があります。健康ランドほど広くはありませんが、充分、納得のいくようなお風呂です。しかも窓は大きい、明るい時間帯は大海原という美しい景色を見ながらお湯に浸かる、温泉とは引けを取りません。（一部、狭いお風呂や窓なしのお風呂もあります）
揺れている日は波のプールのように波打つ。これは温泉や健康ランドではありえないことです。体が左右に揺れるし、普段とはまったく違った感覚で入浴ができ、お子ちゃま大喜び？（逆に怖がったりして？）
何度も入ってもお金はかかりませんので、子供がつまらなくなったらお風呂へ行って気分転換してはいかがでしょうか？（ただし、船によっては入浴時間が決められています）
誰もいなければ泳いでも大丈夫です。笑 男風呂の方が人が多いので、お母さんと一緒に女風呂をおススメします。
☆個室ならＤＶＤ、ゲーム
個室ならＤＶＤのデッキ、もしくはゲーム機も用意しましょう。ミニシアターは常にお子様向けの映画はやっていませんし、ゲームコーナーも小さなお子様には難しいものばかりです。
ＤＶＤのデッキを持ち込み、子供向けのアニメを再生したり、ゲーム機で子供でもできるゲームを遊んでみてはどうでしょう？ これはかなり暇つぶしになります。
ただし、これらを持ち運ぶにはかなりお荷物になりますので、車持参のときしか持ち運べないですね。中にはＤＶＤデッキがついている船もありますが、知っている限りでは「ＳＦさっぽろ」「ＳＦみと」「ＳＦつくば」の３隻しかありません。（「ＳＦみと・つくば」は４月よりリベラの日本海航路へ。ＤＶＤデッキが残っているといいですね）
つづく・・・
写真は「ＳＦつくば」にあったＤＶＤデッキ。このときは設置したばかりです。さっそくこれでお笑いウルトラクイズのＤＶＤを見ました。
2006年12月05日
子供と一緒に船で過ごすには？ その２
映画館ほどではありませんが、大きな画面で映画が見れる船がいくつかあります。
なるべく暇にさせないように、アニメ放映の時間帯にミニシアターへ行くのはどうでしょうか？ これで約１時間〜２時間は暇つぶしになります。
もし自分以外に誰もいなければ、ちょっとぐらい騒いでもいいでしょう。普通の映画館は騒ぎたくても騒げません。こんなことは滅多にできないかも？ 私も小さかったころ、映画館で叫びたかったようなぁ・・・ あっドラ○もんだ！笑
☆レストランは積極的に、食べ放題なら長く
子供は外食が大好き！ 船にもこんなレストランがあるんだよ、と積極的にレストランで食事をしましょう。
食べ放題の場合はなるべく長く過ごした方がいいかも？ 子供は食べ放題が大好き♪ あまり多く食べられないけど、いろんなものがあって、取るのも楽しいし、飲み物も自分で入れたくなります。これで長く楽しめるかも？ ただし、混んでいるときはあまり長くいないように。
小さなお子様でしたら、周りが広い場所もしくは端っこのテーブルを選択し、床にレジャーシートを敷いて、お子様をここでくつろがせるのも手です。ある船にてこのようにして子供を遊ばせながら食事をしていた家族がいました。子供は楽しそうです。混雑時、狭いレストランでは迷惑ですので、空いているときにやりましょう。
カップ麺やコンビニ弁当、スーパーのおかずでは子供はがっかりです。持ち込みの場合はレストランを見せないように、できれば個室で食事をした方がいいと思います。
つづく・・・
写真は、食べ放題でこんな遊び方もあり？お子様が喜びそうです。（「ゆうかり」の食べ放題にて作ったクリームソーダ）
2006年12月04日
子供と一緒に船で過ごすには？ その１
船旅は短ければ飽きませんが、長ければ長いほど、昼間の時間帯が長いほど、船旅は飽きやすくなります。特にお子様は遊びたくて遊びたくて、何もなければ飽きやすいですね。そのため、長距離フェリーの一部にはキッズルームがあります。これで何とか少しでも暇つぶしになりますが、それでも足りなかったり、船自体、キッズルームがなかったりした場合、どうやって過ごせばいいか悩みます。
ここで、いくつか暇つぶし方法を挙げてみることにします。
☆外に出る
船にもよりますが、外のデッキはとても広く、海も優雅に見れて快適です。ここで子供に思いっきり遊ばせてみてはいかがですか？
朝は日の出を見て、昼間は鳥やトビウオを探して、夕方は美しい夕日を見て、夜は星空を見る、海の自然をじっくり楽しむことができるので、しばらく暇つぶしができます。お勉強にもなりますね。
ただし、デッキは風が強かったり、天候や波の状況によっては床が濡れてすべりやすくなっています。走り回ったりしたりするとすべって転んでしまいますので、気をつけましょう。走り回るなら、床が濡れていないところ、風があまり当たらないところで、親はちゃんと子供から目を離さないようにしましょう。また、立入禁止場所には絶対に入らないでください。当然ですが、海に落ちないように！
☆船内を探索
大きな船にはいろんな設備があります。（一部を除く）
エントランスが広かったり、レストランがあったり、お風呂があったり、ゲームコーナーがあったり、あまりにも広すぎて子供にとっては迷宮のようです。
船によっては季節の飾り物やイラストなど様々な工夫がされたり、オブジェが飾ってあったりと、細かいところを探すのもなかなか楽しいものです。これは大人でも船としての楽しみの１つですよね。
子供と探索して、船の広さ、豊富さ、楽しさを知ると、きっと船を気に入るかもしれません。
つづく・・・
写真は「ゆうかり」にあったクイズ こういうのを探すのが楽しい！
ぼくの名前、次のうちどれだ？
１.海男くん ２.シーマンくん ３.まりんくん ４.フェリーくん
2006年12月03日
設備紹介 キッズルーム
お子様は遊び盛りであり、船内では場所が限られているし、飽き飽きしやすいです。まあ、飛行機や電車のような本当に狭い空間よりはマシですが、やはり、時間が長いことを考えれば、お子様の暇つぶしは絶対に必要でしょう。
ある船ではお子様が遊べるスペース、キッズルームがあります。キッズルームは最近、取り入れるようになり、新しい船にはほとんど、古い船でも新たに追加されたところもあります。ただし、夜発朝着の船は遊ぶ時間帯に運航しないので、キッズルームはありません。北海道航路など長時間かつ昼も運航する船に限ります。（北海道航路しか見かけてないけど・・・）
キッズルームにはたくさんのぬいぐるみがあったり、滑り台があったり、ボールがたくさんあったり、子供が遊べるおもちゃがたくさんあります。これならしばらく暇つぶしになるでしょう。
また、この部屋は子供が集まりますので、他の子供がいた場合は気軽に話しかければ自然とお友達ができます。お友達ができれば船旅を更に楽しむことができます。兄弟や仲間がいればいいけど、子供１人だけだと親と一緒でも寂しいですから・・・他の子供と遊ぶならこの場ですね。いい船旅の思い出ができると思います。
キッズルームがない船の場合、子供が遊ぶ場所がないかと思われますが、船だからこそ子供が喜ぶような設備や物がたくさんありますので明日はその話をします。
写真は「ＳＦさっぽろ」のキッズルーム。
以前はこの船にはキッズルームがありませんが、客室最上階船尾にある展望室を改装して作りました。絨毯敷きでとても広く、窓も多いので、開放感があって子供たちが思いっきり遊べるようなスペースです。
同じ航路の「へすていあ」が来年のドッグ期間中にリニューアルが予定され、もしかするとこちらも展望室がキッズルームに変わるかもしれません。
2006年12月02日
船内でリッチに？カジノ気分♪
金持ちたちが優雅に船内でカジノをやっている姿、映画などでよくありますよね。私にとってもこれは憧れのひとつかもしれません。
しかし、日本ではカジノなどの賭博が禁止され、日本船籍で日本の領域から出たとしても、逆に日本の領域で海外の船籍であっても、カジノができません。
日本のパチンコは賭博かと思われますが、パチンコ玉から換金をする場合、すぐにお金がもらえるのではなく、ボールペンなど別の物を渡されますよね。その景品を別の場所で売却としてお金に換えます。この売却が「パチンコとはいっさい関係ありません」なんてやっていますが。（この話はややこしい。笑）
でも、カジノに近いゲームセンターにあるメダルゲーム、こちらはなぜか景品ではなくメダル保管、次回利用がほとんどで、景品交換をしているところを見かけたことがありません。あってもおかしくないことですが、いろいろと法律上、問題があるのでしょうね・・・
それは置いといて、
年末年始の小笠原クルーズではミニカジノがありました。当然、日本船籍、日本の領域なので賭博ではなく、あくまでも「お遊び」です。
ドリンクを買って付属のチケットを貰い（お金でチケットを買うのではない）、そのチケットでチップに変えます。ルーレットとブラックジャックがあり、ゲーセンにあるような機械ではなくちゃんとディーラーがいて、本格的なカジノを楽しむことができます。（写真）
でも、儲かってもお金に換えることができません。小笠原の塩やラム酒などのお土産からディズニーランドパスポートや来年の小笠原クルーズ招待券まで、いろんな景品に換えることができます。
このようなカジノなら法律上、引っかかることもなく、定期航路でもできそうな気がします。ディーラーがいると人員が必要なので、ゲーセンにあるようなメダルゲームでも良いでしょう。夏休み期間など繁忙期のみのイベントでも良いし、客寄せにもなるかもしれませんので是非、やって欲しいです。