2006年11月
2006年11月01日
海弁、時化弁・・・
船弁と呼ぶべきなのでしょうが、飛行機が空弁なら、船は海弁と言うべきですね。
船に弁当なんて見たことがある人はたぶん少ないでしょう。駅や最近では空港でも空弁として売っていますが、海弁はなかなか見ません。
私が初めて海弁を見たのは函館のフェリーターミナルで売っていた「イカした弁当」(写真)という輪切りのイカとホタテ、昆布、カニなど北海道名物が入った弁当で、実際に買って食べたところ、とてもおいしかったです。しかもお値段はたった500円! かなり安いです。この弁当は昨年の夏に買ったもので、今は置いてあるかわかりませんが、青函航路を利用する際には是非、購入して船の中で食べましょう。
が・・・この日、船を下りてから買ったもので、結局、電車の中で食べてしまいました・・・これじゃあ、駅弁??
船内で元々、お弁当を売っている船もあります。
苫小牧〜大洗の夜便では、乗船すると案内所にてお弁当が売っています。夜中近くの乗船でレストランでは晩飯がないため、夜食としてお弁当が売られています。会社帰りの人が晩飯を取らずにターミナルに向かった場合、船にはお弁当があるので安心できますね。ただし、賞味期限は『今日中にお召し上がりください』と書いてありますから・・・出港後はダメ??いや、多少、過ぎても大丈夫です。笑 でも、翌朝とかは避けた方がいいですね。
和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーでもお弁当がいろいろとありました。当船はたった2時間の航路でレストランがなく、食事はお弁当として用意されています。レストランのない短距離航路ならお弁当があるかもしれませんね。
また、下田から利島、新島、式根島、神津島と経由して下田に戻る神新汽船「あぜりあ丸」にもサンドイッチとおにぎりがあります。この船はとても小さく、レストランはありませんので、昼食用としてお弁当が売られています。
例外として・・・時化弁。
大時化になるとレストランが閉鎖となり、その代わりお弁当が販売されます。このお弁当を一部では「時化弁」と言われています。
時化弁が発生しやすいのは冬の新日本海フェリーでしょう。
私は超大時化の時に乗船したことがありませんので、時化弁が出されたことは一度もないです。
話変わりますが・・・
私、高校で世界史を受けたことがありません。履修不足・・・