2006年10月
2006年10月20日
是非やってみたい相部屋
10月17日に「ニューべる・らぶ」の特等を売ってくださいと書き込みをしましたが、違った方向で考えてみることにしました。
特等以外はすべて2等寝台で4名部屋、まるで1等のような部屋です。これが貸しきることができれば快適なのですが、相部屋になった場合は狭い空間なので気まずい感じがあるかもしれません。
しかし、この気まずい空間が解決できれば、相部屋になっても大丈夫、むしろ他人と船旅や北海道の話などいろいろと話ができる貴重な時間ではないか?と思います。こうなれば、相部屋ではなく仲間ですよね。
私は相部屋なんて寝台ぐらいしか経験がなく、ほとんど個室を利用していますが、本当の理想の船旅は、いろんな人と話ができることです。
だから、私は予約時にこうしようかと・・・
「なるべくなら相部屋にはなりたくありませんが、どうしても相部屋になるようなら年配の夫婦と一緒になりたいです」
そう、こういう話が好きそうな年配の夫婦と一緒に過ごしてみたいのです。当たり外れはありますが・・・是非、やってみたいですね!
船旅は自分たちだけで過ごすのもいいですが、他人と触れ合うのも楽しくて、これも船旅としての楽しさの1つだと思います。
レストランで相席になったとき確かに嫌かもしれないけれど、嫌だと思わず積極的に話をしてみます。するとどうでしょう? うざい、と思って無視する人もいるかもしれませんが、一緒に話をしてくれる人なら相席になっても楽しく食事をすることができます。
話をし始めるのは大変、勇気が要りますが、私は年配の方なら話をかけるかな? 若い人でも話ができたらいいですね。
お風呂もおばさんと話をするのは楽しい、ただエントランスや展望室で話をしているのも楽しい。私はこれが好きです。
楽しい船旅を求めて、「ニューべる・らぶ」のそこそこ混雑時の2等寝台に乗ってみようかな〜?? こんな話をしていたら、ますます乗りたくなりました。笑
本当の船旅とはそうかもしれません。
写真は「ニューれいんぼうらぶ」の2等寝台
2006年10月19日
「SFみと・つくば」 日本海航路へ
http://www.sunflower.co.jp/press/2006/1017.shtml
「SFみと・つくば」が室蘭〜直江津〜博多航路へと変更するのでしょうか?
もしそうであれば、リベラ様の「観光向けフェリー」という前向きの気持ちが感じられ、私としては大変、嬉しく感じます。
「ニューべる・らぶ」はこの航路には最適なのかもしれませんが、観光向けのフェリーを目指すとなると、定員が少ない、相部屋になってしまう、という恐れがあるでしょう。観光向けならば人が必要ですので、その分のスペックが必要となります。
(私としては少ない定員数でもサービス重視になれば、と思っていたけどね、まあ、これもいいでしょう)
何よりも嬉しく感じたのが、モニター乗船が無駄ではなかったことです。(こんなことを言っては失礼?)
モニター乗船を行うことにより、お客様がどのような反応を示すのか試したかったのでしょう。びっくりしたのが、フェリーファンだけとは限らず、船にも乗ったことのないような初心者がたくさん参加をしていたことです。一般客としての意見も必要だったのでしょう、どういうふうにすれば船を知らない人たちでも楽しめるのかを知りたかったと思います。
私としては、船を知らない人たちでも船の楽しさを知ってもらいたいので、そんなリベラ様を素晴らしく感じました。
定員数の多い船を持ってきたのは、本来の目的への第一歩でしょう。
この日本海ルートは昔、客向けの豪華フェリーとして運航をして失敗をしました。観光向けのフェリーを目指すには大変、難しいかもしれませんが、リベラ様がフェリー革命を起こしてくれることを、私は一フェリーファンとして願っております。
写真は「さんふらわあつくば」
2006年10月18日
不都合な点についての問い合わせ
「掃除がちゃんとなってなかったとか、匂いがすごいとか、故障しているとか、部屋の中でタバコを吸っている人がいるとか、うるさいとか・・・クレーム」
に関しては決して船を敬遠させるのが目的ではなく、あくまでもたまにある「不都合な点の問い合わせ」の例として取り上げました。
実際にはこのようなことは稀であり、会社側にとっても不都合がないように努力はしています。しかし、100%完璧な会社なんて絶対にありえないことだし、うるさいとかタバコは会社側の問題ではなくお客様の問題でもあります。また、老朽化や初期不良などで、従業員ではなく利用者側が初めて見つける不都合もありえるのです。
たぶん会社側にとってみれば、お客様にはできるだけ快適に過ごさせたい気持ちがあるだろうと思いますので、不都合な点がありましたら案内所にて問い合わせるべきだと思います。
また、自分だけではなく、今後、この部屋や設備を使う人を考えて、従業員に伝えることも大事です。
これは船だけとは限らず、ホテルや他の交通機関でも同じことです。
もし、不都合があった場合、怒らず、困った顔もせず、案内所にいる従業員に問い合わせましょう。相手(従業員)を困らせないことが重要です。(この方が失礼がない)
絶対に「会社が悪い!」なんて思ってはいけません。
以下の2つは私の経験です。
個室の冷蔵庫の匂いがすごくて部屋中、すごいことになった。
(前の人がある臭い物を入れたかも?)
→案内所へ行き「匂いがするので消臭剤があれば貸してください」
船内がきれいで清掃もしっかりしている。しかし、部屋にある机の上がなぜか水でビショビショだった。
→案内所へ行き「個室の机が濡れているのでタオルを貸してください」
従業員に拭かせるつもりはなかったが、部屋まで来て拭いてくれた。
これらの場合、従業員に対応してもらうのではなく、物を貸してくれれば自分でやりますよ、な感じで良いと思います。無理に部屋に連れ込む必要はありません。
私の経験ではありませんが、同部屋に迷惑なお客様がいた場合、注意するのではなく、他の部屋が空いていれば移動させてくれるところもあるようです。
どうせ空いているならそちらに移りたいですよね。こういうのは注意しても無駄だし、下手すればトラブルも起きますので、真っ先に「どこか部屋が空いていれば移りたいのですが」もしくは乗船してから時間が経っていなければ「寝台が空いていれば等級変更をお願いします」で逃げるのが良いと思います。(寝台へ逃げるのはよくあるパターンかな?)
ちゃんと対応してくれた場合、最後は必ず言うべき言葉があります。それは、
「どうもありがとうございました」の一言です。
案内所の説明にて書き忘れがありました。
・等級変更の受付は案内所へ
利用する部屋が気に食わなくて部屋を変えてもらいたい場合は問い合わせましょう。
・船酔い以外で具合が悪くなったら案内所へ
体温計や水枕を貸してくれるところもあります。
もちろん、緊急時は真っ先に案内所へ!!
写真は案内所で借りた体温計。当時、風邪を引きました・・・(そこまで撮る私って・・・記念?)
2006年10月17日
「べる・らぶ」の特等を販売してください!
リベラ(東日本フェリー)が苫小牧〜大洗便を全て商船三井に受け渡し、現在、当航路を運航している「へすていあ」はもちろん、現在「ニューれいんぼうべる・らぶ」も大洗便へと移ることになりました。
これら3隻は所有はリベラですが、船名がすべて「さんふらわあ○○」になり、イルカマークが消えてお日様マークになるかもしれません。イルカファンとしては非常に残念なことです。
今後の大洗便は以下のようになります。
夕便
「さんふらわあさっぽろ」「へすていあ」
現行通り
夜便
「ニューれいんぼうべる」「ニューれいんぼうべる」
2等寝台のみのカジュアルフェリー
オーシャン東九フェリーのようにスタンダードフェリーとカジュアルフェリーにわけたようですね。
あれ、ちょっと待てよ、「ニューれいんぼうべる・らぶ」に特等が2部屋あるのになぜが販売をしません。個室を利用する立場としては非常にショッキングです。
オーシャン東九の場合、閑散期なら2〜4人だと2名部屋や4名部屋になることがありますが、大洗便の場合、いくら閑散期であっても狭い個室タイプの部屋で相部屋になる可能性が非常に高くなります。と、いうより、1、2人なら確実でしょう。相部屋を避けるために閑散期を利用するという技も使えないです。
大洗便の夜便は私のように「東京在中かつ実家が北海道」の場合、大洗夜便は時間と距離からして非常に便利で、会社が終わった後でも乗船できるという大きなメリットがあります。
でも、相部屋の可能性が強くて逃げ場がなく、しかも長時間の運航だととても耐え切れないので、どうしても翌日の朝に用事がある場合は大洗便を使わず、わざわざ新潟まで行って「らいらっく・ゆうかり」を使いそうです。
私は相部屋を避けたいので、特等2部屋も開放して欲しいです。いくら価格の差があっても、閑散期で2等寝台の相部屋の可能性が薄くても、特等を選びます。
掃除が面倒だからかな? だったら部屋を出る前にちゃんと掃除をしてもいいですよ。
私は「ニューれいんぼうべる・らぶ」が好きですが、相部屋になる可能性が強いなら使いません。特等が使えないことに非常にショックを感じました。
大洗夜便を利用して、個室の利用者が非常に多いと思いましたので、たった2部屋でも開放して欲しいと強く願っています。
「会社帰りでも乗れる」ことを売りにしているなら尚更です。
私がなぜ相部屋が苦手か?
・貰い酔いしやすくて、いるだけでも酔ってしまう。
(体が震えてしまうこともある)
・人混みに弱い。空気が悪いと気分が悪くなりやすい。
ただし、知っている人や気が合う人なら大丈夫です。
2006年10月16日
施設紹介 案内所(インフォメーション)
案内所は一番目立つ場所、乗船してすぐ見える場所、エントランスの中にあります。
入ってすぐあるのはホテルと同じですね。案内所を見ると、まったくホテルと同じ感覚になります。
個室を利用する場合、乗船してすぐに案内所へ行って鍵を受け取りに行きます。これがどこも丁寧な感じ、本当にホテルみたいです。
飛行機は当然、ホテルみたいな感覚になれないし(笑)、寝台列車でさえこんな感覚にはなりません。船を知らない人、まったく利用したことがない人にとってはこれを見てしまうと、本当に乗り物なの?と感じるかもしれませんね。
さて、案内所の利用は・・・
施設の場所を教えてもらったりするのはもちろん、現地での旅のご相談も受け付けてくれるでしょう。くだらない話も相手にしてくれることも。
それだけではなく、もしお部屋に不都合な点がありましたら、遠慮なく案内所にて従業員に尋ねてください。
例えば・・・
掃除がちゃんとなってなかったとか、匂いがすごいとか、故障しているとか、部屋の中でタバコを吸っている人がいるとか、うるさいとか・・・クレームを言っては失礼だと思うことがあるかもしれませんが、ちゃんと従業員に伝えることは重要です。
空き部屋があれば部屋を変えてもらったり、迷惑な人を注意したり、今は修理できなくても次の停泊時間で修理をしてくれたり、対応はしてくれます。中には対応をしてくれない、もしくは効果がないこともありますが、一応、言う価値はあります。
ただし、案内所は運航中、ずっといるわけではありません。従業員にも睡眠が必要だし、事務担当の人が1人の場合は案内所を空けて船内の見回りをしなければなりません。この場合は仕方ないですね・・・
(船によってはチャイムで呼ぶところもあります)
案内所があることで、どの乗り物よりも丁寧さと温かさを感じます。飛行機も電車も、こんなに従業員に触れ合うことはありません。小さい案内所でも温かく感じるんですよね。
注:触れ合いやすいけど、しつこくなりすぎないように!
そうそう、船酔いした場合は案内所へ行きましょう。エチケット袋が大量に置いてあります。
写真は高級ホテルと思わせるような「へすていあ」の案内所
2006年10月15日
設備紹介 エントランス
初めて1万トン超クラスフェリーに乗る人は、このエントランスの広さにびっくりしたでしょう。とても乗り物だとは思えないほど、まるでホテルのエントランスのようで、豪華さを感じます。いや、もっと豪華に感じるかも? 映画タイタニックのような気分になってしまうようなエントランスもあります。
エントランスは船によって様々です。
太平洋フェリー、新日本海フェリーなど1万トンクラス以上の長距離フェリーでは真ん中に映画に出てくるような豪邸のような階段があり、あちこちに椅子があります。また、オブジェが飾られて、同じ会社であっても同じ航路であっても、それぞれ違ったオブジェが飾られていて個性を感じさせます。
中距離フェリーや合理化船、離島航路はホテルや豪邸のような豪華さはありませんが、それでも広さがあり、あちこちに椅子があって過ごすことができます。
エントランスの周りには重要な箇所が。
個室の場合、乗船してから鍵を受け取るため真っ先に向かう案内所、その隣には売店、壁際もしくはエントランスの真ん中に船内案内図や船、旅行案内のパンフレットなどが。キッズルーム、喫煙ルーム、カフェ、バー、ピアノ、マッサージ機・・・広いスペースならではのコーナーがあちこちある船もあります。(各コーナーの説明はのちほど)
特徴のある船として・・・
「きそ」一番広いかもしれません。とにかく、くつろぐ場所が多い。
「いしかり」真ん中に大きな木がある。もちろん本物ではありませんが。
「フェリーあざれあ・しらかば」テレビがある広いスペースがあり、上が吹き抜けなので天井から自然の光が入る。
「らいらっく」昆布みたいなオブジェがある。
「ゆうかり」竹の子みたいなオブジェがある。
「フェリーきょうと2・ふくおか2」こちらも広い。曲がっている長椅子がいくつかあり、テレビも見れる。
写真は「いしかり」のエントランス。初めてフェリーに乗ったとき、これを見てびっくりしました。
2006年10月14日
電車にも飛行機にもないもの
ここが船のポイントでしょうか?
船にあって、飛行機には絶対にないもの。普通の電車にはもちろんないし、寝台列車でもないもの。これが船の売りです!
飛行機にも食事は出されますが、機内食はいかにも冷凍、しょぼい・・・私の経験では非常にまずかった・・・おそばボソボソ、全然、おそばになってないぞ!
船も冷凍メシだけど、飛行機に比べれば、いや、比べ物にならないほど、うまぁ〜い!
駅弁もおいしいけどね。
お風呂って、飛行機にある?? あったとしたら、あー、想像しているだけで・・・ 電車にあったら、まあ、寝台列車でシャワー程度ならあるけど、窓があったら・・・あー、恥ずかしい・・・
でも、船は、大時化にならない限り大丈夫! 窓があっても周りは海! 近くにある船が超望遠の望遠鏡で見ない限り安心!
移動をしながら、大海原を眺めながらお風呂に入るなんて贅沢すぎますよね。
自由にあちこち歩けるのも船だけ。
飛行機はどこに行くにも行ける場所がなく、ただ座っているだけしかできません。新幹線も特急も、寝台列車も行ける場所が限られてしまいます。
でも、船は客室以外の旅客区間ならほとんどどこへ行っても大丈夫です。展望室や映画館、ラウンジ、ゲームコーナーなど、こんなに豊富にある乗り物は船だけですよね。
これから語ることは船の最も魅力に感じる話です。船に乗りたくなるような話をどんどん語りたいと思います。
写真は、「フェリーきょうと2」の賑わう展望通路
2006年10月13日
いしかりオフ会 について
希望者がいるのでやることにします。
1、2月のスケジュールからすると、連休中が希望でしたがうまく合わず、土日でやることに。都合により仙台発が希望なので、該当する日が1月20日しかありません。たぶんこの日を予定しています。
予約の方がまだまだ先ですが、希望者は自分で予約するようにお願いします。
(11月18日にまたお知らせを書きます)
予定は・・・
乗船前
「いしかり」撮影会
船内にて
レストランにて昼食
船内探索(使用する部屋を中心に。なるべくばらけた方がいいね)
「きたかみ」とのすれ違い
カラオケ大会(船に関する歌限定。笑)
レストランにて夕食
ラウンジ(またはエントランス)にてショー鑑賞
某部屋(天候次第ではエントランス)にて船会議。笑
レストランにて朝食
到着後
「いしかり」撮影会
2次会
伊勢湾フェリーまたは名鉄フェリー
なお、東京近辺の人は2名まで車に乗れます。それ以上、超えた場合は、誰か車を出してくれると大変、ありがたいです。
北海道、東北の人は折り返し「いしかり」で帰るのもいいですね。
東海、関西・・・九州の人は頑張って仙台まで来てください。それとも、苫小牧折り返し???笑 素直に朝発の飛行機が便利だと思います。
2006年10月12日
合理化船 お部屋の種類が少ないけど
中〜長距離航路には2等から寝台、1等、特等、ある船ではスイートまで、多彩な部屋がある船がほとんどですが、中にはクラスが少ない船もあります。
クラスが少ない船は合理化船とも呼ばれ、客重視より貨物重視という感じな船で、従業員の人数が少なく、レストランなどの設備がほとんどありません。クラスが少ないのは掃除の手間やいろんな意味で費用を節約したものだと思われます。
クラスが2つ以下しかない中〜長距離航路は以下のとおり
リベラ(東日本フェリー)
ニューれいんぼうべる、ニューれいんぼうらぶ、べにりあ
オーシャン東九フェリー
おーしゃんのーす、おーしゃんさうす
四国開発フェリー(オレンジフェリー)
おれんじホープ
しかし、上記の船はサービスが乏しいように見えても、実は乗ってみるとそうでもないのです。
・客室の質
上記の「べにりあ以外」は2等寝台が中心で2等がありません。
2等寝台だと普通の寝台をイメージしますが、「ニューれいんぼうべる・らぶ」は4名部屋の1段ベッド4つの個室タイプ、「おーしゃんのーす、さうす」は2名、4名、6名、他人数と人数に合わせた部屋があり、2、4名は仲間で貸切状態になれば鍵付き、「おれんじホープ」はシングルの個室タイプと、どれも2等寝台としては質が良い部屋です。
・定員数の少なさ
定員数が少ないため、その分、船内はあまり混雑しません。満席であってもゆったりできて快適です。(「べにりあ」は混雑することもありますが)
また、定員数が少ないせいか、従業員が丁寧に感じます。
・その他のサービス
「おーしゃんのーす、さうす」にはレストランがなく自動販売機しかありませんが、サービスとしてポイントがもらえ、ポイントで購入することができます。お寿司は某100円寿司とは比べ物にならないほどおいしい!
初心者にはそれほどおススメはできませんが、船に乗りなれた人、自分だけでゆっくり船旅を過ごしたい人にはこのような合理化船をおススメします。たまにはこのような船を乗ってみはいかがでしょうか?
写真は、「おーしゃんのーす」の2等寝台4名部屋。まるで1等