2006年07月
2006年07月21日
西日本進出 2隻目
私にとっての西日本航路2回目です。(1回目は「フェリーひむか」)
予報では雨、波は向かい波でしたが、雨は降っておらず、波も比較的穏やかで、思ったより揺れませんでした。
使用した部屋は1等B4名部屋、相部屋承諾で貸切料金不要、個室を利用する人が少なかったので相部屋にはなりませんでした。
2段ベッドが2つ、比較的広い絨毯敷きのスペースがあり、シャワー、トイレ、洗面所がありませんが、相部屋にならなければとても快適なお部屋なのでおススメします。
特にファミリーにはおススメです。
今日から学校の夏休みに入るため、お子様連れのファミリーを多く見かけました。
船内は様々な客層で、とても賑わっています。
女子風呂はいつも空いているのですが、狭いせいもあってものすごく混んでいて、洗い場がすぐに埋まるほどでした。
ブルーハイウェイライン西日本は8月5日までJAFメイトプランというのがありまして、なんと車+同乗者が3割引と大変、お得なプランです。(普段は1割引)
志布志から次の目的地に安く向かうには車しかなかったので(各駅停車のみでは無理ということ)、急遽、この時期に乗船することになりました。
もしこのプランがなければ、この時期には乗船しないだろうし、個室も使わなかったのかも?
ケチって2等寝台にしようと思っていたのですが、思った以上に寝台はかなり混んでいたので、結果的には大変、助かりました。
さて、これでスタンプ2つ目。
次はどこに向かうのかお楽しみです。(九州滞在時間が短い!笑)
2006年07月20日
2006年07月19日
船紹介 さんふらわあつくば
総トン数12325トン、定員342名、乗用車111台、トラック216台。
特等洋室2〜3名、1等A洋室2〜3名、2等寝台があります。
個室で定員数に満たさなかった場合、貸切料金50%要。
こちらも夜便で、2等がありません。
お部屋は「さんふらわあみと」と同じで、「さんふらわあつくば」の方が定員数が少なく、個室もかなり少ないです。和室は1つもありません。
施設もシンプルで、くつろげるパブリックスペースはエントランスの1部と船首側にあるラウンジしかないです。
船首のラウンジは船首側に窓がありますが、下なので目の前が機械ばかりで決して眺めは良くないです。でも、2等寝台の場合、ゆっくりくつろぐならいい場所でしょう。
レストランは「べにりあ」のオートレストランのように、冷凍食品などの自動販売機と電子レンジがあり、持込のお弁当も温めることができます。
以前はレストランがありましたが、従業員の手間を省くため、昨年よりレストランを廃止し、このように自動販売機が中心になりました。
これを商船三井フェリーではレストランではなく「イートインフロア」と名づけています。
しかし、長い航海でずっと冷凍食品やカップ麺では不満だと思うお客さんは少なくはないでしょう。
でも大丈夫、朝、昼、夕食の3食セットがあります。
料理を選ぶことができず、好き嫌いが激しい人にとっては厳しいかもしれませんが、無難な食べ物が多く、ボリュームもあってこれでたったの2000円とはかなりお得です。
乗船時に案内所にて販売され、これを逃してしまうと購入することができませんので、購入したい人は乗船後にすぐに買いましょう。
「さんふらわあみと」も同様のサービスを行っています。
レストランは乗船後には開いていません。その代わり、案内所にてお弁当が売っています。
「今日中に食べてください」と書いてあるから、すぐに食べないといけないのかな??(ちょっとぐらいは大丈夫です!)
明日から4日間、取材?へ行きます。
どこに行くかは秘密です。
2006年07月18日
船紹介 さんふらわあみと
総トン数11782トン、定員514名、乗用車140台、トラック175台。
特等洋室2〜3名、1等A洋室2〜3名、和室3名、2等寝台があります。
個室で定員数に満たさなかった場合、貸切料金50%要。
「さんふらわあみと」は明日、紹介します「さんふらわあつくば」と同様に夜便を運航し、23時台に出航します。
とても遅い時間のため、ゆっくり港に向かうことができ、仕事が終わってからでも乗船できます。
しかし、あまりにも遅いため、お子様にはちょっと辛いかもしれません。
当船は2等がなく、一番下のクラスが2等寝台です。
2等が好きな人や団体客は2等がある夕便がいいでしょう。
個室は和室が少なく、ほとんどがベッドですので、小さなお子様がいる家族にとっては不向きだと思います。
1等Aはシャワーとトイレが付いていて、「さんふらわあさっぽろ」「へすていあ」の1等Bよりは少し高いです。
3名で個室を利用する場合は、洋室なら1人はソファーベッドを使用することになり、その1人分はなんと半額になります。(大人と子供の組み合わせの場合、子供の方が半額になります)
つまり、その1人分は2等寝台よりも安くなってしまうのです。
ソファーベッドでも良ければ、2等寝台を使うより個室を使った方がいいかもしれませんね。
客室最上階には大きなラウンジがあり、社交ダンスには最適なほどのスペースがあります。
社交ダンスが大好きな団体客には、とてもおススメな船です。
レストランについては「さんふらわあつくば」にて説明をします。
2006年07月17日
船紹介 さんふらわあさっぽろ
総トン数13654トン、定員630名、乗用車100台、トラック180台。
スイート2名、特等洋室2名、和室2名、1等B洋室2名、和洋室4名、2名、和洋室4名、和室4名、2等寝台、2等があります。
個室で定員数に満たさなかった場合、スイート、特等、1等B和室、洋室は貸切料金50%要、1等B和洋室は相部屋承諾貸切料金不要。
東日本フェリーと同様に夕便(大洗18時30分発、苫小牧18時45分発)として運航をしています。
元は東日本フェリーの「ばるな」として運航されていましたが、数年前に商船三井フェリーが所有することになり、昨年のドック時に船体に太陽マークを描いて「さんふらわあさっぽろ」に改名されました。
船内は「へすていあ」に近く、まったくの東日本フェリー仕様の船です。
客室はほとんど「へすていあ」と同じですが、1等B洋室2名は「へすていあ」にはありません。
トイレ、シャワーがないけれど、窓があり、値段もリーズナブルなのでとても人気があります。
たった5室しかないので、予約はお早めに。
1等B和室は右舷のみ、特等和室、1等B洋室2名は左舷のみにありますので、陸側にこだわるなら、大洗発は1等B和室、苫小牧発なら特等和室または1等B洋室2名を選択すれば確実です。
特等和室、1等和洋室4名は中央部分しかありませんので、船酔いに心配な人にはおススメします。
スイートは船首寄り、1等B洋室2名、1等B和室は比較的船首寄りです。
特等洋室は様々な位置にあります。
客室最上階の船尾側にとても明るくて広いキッズルームがあり、小さいお子様と一緒に乗船するにはとてもおススメな船です。
面白いネタを1つ。
乗船する前に、船体の右舷に描かれている太陽マークをじっくり見てください。
よーく見ると、太陽がニコッと笑っているように見えます。
(苫小牧なら乗船時に見れます)
2006年07月16日
北海道航路3 商船三井フェリー
航路は苫小牧〜大洗。
船体は白く、横に水色の線が入り、真ん中に大きく真っ赤な太陽マーク。
これぞ「さんふらわあ」です。
イベントなどのサービスはさすがに太平洋フェリーよりは劣りますが、接客態度が非常に良く、客を大事にしている印象があります。(私が乗った中では一番だと思う)
船内放送が非常に上手でとてもわかりやすく、運航状況など細かい説明までしてくれます。
下船時は入港してから下船準備をしているせいか、他の船より時間がかかりますが、エントランスや車両デッキで下船を待たせるのではなく、準備が終わるまで部屋で待つように指示をします。
ずっと混んでるエントランスで待っている必要がありません。
それまで部屋でゆっくりテレビを見ることが可能であり、「さんふらわあ」紹介のVTRまで流してくれます。
ただし、本当に下船に時間がかかりますので、徒歩の人は下船後の交通を余裕たっぷりの時間で考えた方が良いでしょう。(30分ぐらいオーバーします)
商船三井は船会社として大手であり、フェリーだけでなく、貨物も多く、豪華客船「にっぽん丸」も商船三井です。
フェリーは大洗便の他に苫小牧〜東京の「さんふらわあとまこまい」がありますが、こちらはトラックや貨物のみで、客船ではありません。
しかし、トラックの台数が少ない場合、車持込であれば一般客でも乗れるという話を聞いたことがあります。
東京23時45分発、苫小牧翌日20時15分着なので、会社(都心)が終わった後でも、いったん家に帰って車で乗るには、非常に使いやすい便です。
せめて「ニューれいんぼうべる・らぶ」のように少人数でも常に一般客を乗せてくれればいいのに、なんて思ってしまいます。
(川崎近海汽船「ほっかいどう丸」も同航路を運航しています。仕様は「さんふらわあとまこまい」とまったく一緒です)
2006年07月15日
スタンプラリー
今年の3月より2009年3月まで、商船三井フェリー(苫小牧〜大洗)、フェリーさんふらわあ(関西汽船またはダイヤモンドフェリー、大阪または神戸〜松山〜大分または別府、小倉〜松山)、ブルーハイウェイライン西日本(大阪〜志布志)、名門大洋フェリー(大阪〜門司)をすべて制覇すると、なんと、このどれかの往復特等ペア+車の乗船券がもらえるというイベントをやっています。
素晴らしい企画ですね。
乗船手続きの際に写真に写っている台紙にスタンプを押してもらえばOKです。
ただし、ツアーは不可。
本人だけではなく、家族なら誰でもOKです。
つまり、本人だけで頑張って制覇しても良いし、遠く離れている家族に任せたりすることも可能です。(乗船手続きと同時なので、友達に任せると苗字が違うということで怪しまれるでしょう)
複数で行った場合は、もちろん人数分押してくれますから、その人数分、往復の乗船券がもらえることもできます。(1グループに1個では、単独の方が絶対に有利になってしまうもんで、当然ですね)
関東や北海道の場合、なかなか西日本側へ行くことがないですが、これを機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?
また、関西や九州の場合、大洗経由で北海道へ行ってみてはどうでしょうか?
私の方はただいま商船三井フェリーのみです。
今年の夏休みは毎年行っている北海道には行かず、九州へフェリー乗りまくりの旅をします。
溜まれば、1つはブルーハイウェイライン西日本を使ってゆっくり九州ドライブ、もう1つは帰省として商船三井フェリーを利用する予定です。(2人分なので2回分)
2006年07月14日
太平洋フェリーの航路
苫小牧〜仙台は東北はもちろん関東から北海道へ向かうには大変、便利です。
朝から昼間、仙台まで車もしくは電車で向かい、夕方には出航、翌朝には到着と無駄なく移動ができます。
出張としても便利で、この航路の客層は旅行客だったり、出張客だったり、帰省客だったり、閑散期はものすごく賑わっています。
また、青春18切符*では関東でも余裕で間に合うので、18キッパー*の北海道旅行のホテルとしてもおススメです。
(青函ルートや急行はまなす*もありますが、ゆっくり睡眠が取れないのが欠点)
仙台〜名古屋になると人が減り、今度はクルージング目当てで来る高年齢の人が目立つようになります。
この航路は陸続きなので決して便利とは言えないですが、太平洋フェリーの本当のクルージングを楽しむのはここからです。
昼はトークショー(最近はあまりやってない)から始まり、姉妹船とのすれ違い、エントランスまたはスタンドにてピアノショーがあって、いろんなイベントが行われます。
夜はもちろんラウンジショー。
定期航路とは思えないほどのクルージングを楽しむことができます。
関東からの場合、ちょっとしたドライブを混ぜて楽しむのも丁度いいかもしれません。
フル航路を使う場合、寄港地仙台で下船することが可能です。
バイキングに飽きたら、タクシーで近くのジャスコに行って買い物するのもいいでしょう。
品物がとても豊富で、お土産も売ってます。
中でも菓匠三全のずんだ餅がおススメです。
冷凍のずんだ餅を買って、冷蔵庫に入れずにそのまま放置し、しばらく経ってから食べるととてもおいしいです。
ずんだ餅を食べながらクルージングなんて、いいと思いませんか?笑
青春18切符・・・春休み、夏休み、冬休み期間限定で、JRの各駅停車(特急券の必要のない電車も含む)が乗り放題。
18キッパー・・・青春18切符を使う人。
急行はまなす・・・札幌〜青森を運航する夜行列車。2等みたいなカーペットの部屋もある。(新日本海フェリーの「はまなす」とは違います)
2006年07月13日
船紹介 きたかみ
総トン数13937トン、定員792名、乗用車150台、トラック176台。
スイート2名、セミスイート2名、特等洋室2名、3〜4名、和室2〜3名、1等洋室2名、和洋室4〜6名、4〜8名、和室4〜5名、A寝台、B寝台、2等があります。
個室で定員数に満たさなかった場合、貸切料金50%要、ただし、夏期料金以外は最低定員の半分以上なら貸切料金不要、相部屋なし。
太平洋フェリーの中では一番古い船ですが、昨年のドック期間中にリニューアルし、他の2隻とは引けをとらないぐらい豪華な作りをしています。
船内は赤と黒を強調し、大人らしい雰囲気を感じます。(写真を見た感想ですが)
他の2隻にない設備では、船首側に展望室があり、どの人でも船首を眺めてくつろぐことができます。
他に、レストランとラウンジの位置が逆だったり、まったく違う船ですので、いろいろと楽しめそうな気がします。
スイートは写真で見ると他の2隻より豪華に見えます。
セミスイートは2種類あり、客室最上階の船首、真ん中と、その下の展望室の隣にあります。
最上階の方は位置的に静かで、部屋が広く、リニューアルもされていますが、窓は船首側しかありません。
展望室の隣は窓が2つあって明るいですが、上より狭いです。
内装や家具もまったく違い、両方とも利用してみたいものです。
それ以外はほぼ「いしかり」と同じです。
1等和洋室の4〜8名の部屋がどのような感じななのか気になるところ。
船内図を見ると、この部屋は他の部屋よりも広そうな感じがします。
和室は全て中央寄りにあり、比較的、揺れを感じませんので、船酔いに心配な人は和室をおススメです。
私はまだこの「きたかみ」にはなぜか乗船したことがありませんので、9月には乗船しようかと計画を立てています。
もちろん狙いはセミスイート!
2006年07月12日
船紹介 いしかり 2
客室最上階の船首部分、両端にスイートルーム、中央にセミスイート2部屋があります。
この階は他の客室やパブリックスペースと離れているため、とても静かな場所です。
「きそ」よりもいろんな家具があり、ちょっと賑やかな感じがします。
スイートの方はお風呂、洗面所、トイレは一緒の部屋で、窓がついています。
特等洋室はビジネスホテルよりちょっと豪華な感じ。
「きそ」の特等洋室にはテーブルがありませんが、こちらはテーブルがあって非常に使い勝手が良いです。
船首側に3〜4名の特等洋室があり、1段ベッド、2段ベッド、ソファーベッドがあり、とても変わっている部屋です。
特等和室は2部屋しかないので、予約はお早めに。
1等和洋室はおススメ。特に3〜4名部屋。
3〜4名は中央部分にあり、比較的、揺れを感じず、船酔いに心配な人にはおススメの部屋です。
和洋室は3〜4名は1段ベッド、4〜6名は2段ベッド、とても広い絨毯敷きがあってくつろぎやすいです。
1等洋室は船首部分にある2段ベッドの部屋。
下の階なので、船首側しか窓がない部屋は機械ばかりで海が見れません。
1等和室は畳敷きではなく絨毯敷きです。こちらも2部屋しかありませんので、予約はお早めに。
A寝台はカプセルホテルみたいな寝台で、テレビがついています。
B寝台はごく普通の寝台。
2等は船尾側の大部屋と、閑散期や団体用としてレストラン手前の大広間(畳敷きの部屋)とミーティングルームも2等として使われます。
定員8名のとても小さい2等部屋がありますので、8名のグループならここに当たるといいですね。(電話予約で2等の指定はできるのでしょうか?)
写真は特等洋室