県内ニュース

水中で直立続けるゴマフアザラシ 鶴岡市立加茂水族館で人気者に

2010年08月27日 19:43
プールから顔を出して立ち続ける姿が人気となっているゴマフアザラシのけんた=鶴岡市立加茂水族館
プールから顔を出して立ち続ける姿が人気となっているゴマフアザラシのけんた=鶴岡市立加茂水族館
 鶴岡市立加茂水族館(村上龍男館長)で、プールから顔を出して“立ち続ける”ゴマフアザラシが人気を集めている。ことし3月にショーデビューした「けんた」(2歳、オス)だ。
[動画付き記事 動画はコチラ]

 飼育員が4月ごろ、直立しているけんたに気付いた。「ショーの出番を待っているのか、この姿勢が楽なのか…。けんたに聞いてみないと理由は分かりませんね」と笑うのは飼育係長の飯野由梨さん。短時間ならば、ほかのアザラシも“立ち姿”を見せるというが、けんたはショー以外のほとんどの時間を立って過ごしており「長い時間、立ったままのアザラシは見たことがない」(飯野さん)という。

 来館者に背を向けていることが多く、「けんた君」と声をかけられても少し首を動かす程度。それでもステージ側を見つめ、時々目を閉じるなどしながら立ち続ける姿は愛嬌(あいきょう)たっぷり。名前の由来となったプロ野球広島東洋カープの栗原健太選手(日大山形高出)のように、同水族館の新たなスターになれるか。
文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大
ふるさとだより
山形新聞「お届け電子版」
Twitterはじめました
ニュース特集
山形新聞から
やましんケータイサイトのアクセス方法はこちらから 朝刊連載小説「三人の二代目」 てれナビのご紹介