【社会】児童ポルノ陳列容疑で逮捕 ウィニーでわいせつ動画2010年9月9日 13時17分 ファイル共有ソフト「ウィニー」を使って女児のわいせつ動画を流したとして、警視庁少年育成課は9日までに、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)容疑で、岡山市北区大元、無職倉田友和容疑者(33)を逮捕した。 少年育成課によると、収集した画像を自動的に不特定多数に送信するウィニーの仕組みを使った行為を、公然陳列容疑で摘発するのは異例という。 児童ポルノをめぐっては、政府の犯罪対策閣僚会議が、接続事業者が遮断し閲覧できなくする「ブロッキング」導入を決めたが、少年育成課は、ファイル共有ソフトがブロッキングの抜け道になる可能性が高いとみて、監視を強める方針。 逮捕容疑は7月15日、自分のパソコンのウィニー用フォルダーに、8歳ぐらいの女児のわいせつ動画2本を入れ、不特定多数が閲覧できる状態にした疑い。 同課によると、倉田容疑者は昨年2月ごろから共有ソフトを使い児童ポルノ画像を収集。「ウィニーでもらったので、みんなに見てもらいたいと思った」と容疑を認めている。 (共同)
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