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2010年9月8日(水) 19:30 |
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庵治石テーマにした映画撮影
高松市庵治町の特産・庵治石をテーマにした映画「庵治石の味」の撮影が行われました。 地元の人たちも庵治石の良さを全国に発信できればと大きな期待をかけています。
映画「庵治石の味」の撮影は、高松市庵治町で行われました。 主人公を演じるのは、ドラマや映画で活躍中の佐藤貴広さんです。 佐藤さん演じる翔太は、東京の美術大学の学生です。 ある日、故郷の庵治町に戻った時、庵治石の魅力に触れ、石の工房で修行を始めます。 映画は、将太が石材を加工する職人として成長してゆく姿を描いています。 庵治石は高松市庵治町と牟礼町の特産です。 平安時代から石の採掘が行われ、大正時代から石を加工する技術が発達したといわれています。 「庵治石の味」の監督・片岡秀明さんは、アメリカで映画制作を学び、現在は短編映画などを手がけています。 この映画では、庵治石の職人の技を出来る限りリアルに表現することにこだわったといいます。 庵治町で石材会社を経営する大久保一彦さんです。 大久保さんは、庵治町と庵治石を多くの人に知ってもらえればと、地元の人たちに声をかけ撮影場所を提供するなど映画の撮影をバックアップしています。 映画「庵治石の味」は、今年11月に高松市で開かれる「さぬき映画祭」で上映され、その後にヨーロッパの国際映画祭に出品される予定です。
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