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【大相撲】佐渡ケ嶽親方ら2階級降格 古市力士ら解雇2010年9月8日 14時29分
日本相撲協会は8日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、野球賭博関与で7月に解雇された元大関琴光喜関の師匠、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)に弟子の監督不行き届きで、委員から平年寄へ2階級の降格処分を下した。 大阪の春場所部屋宿舎に絡んで暴力団に近いとされる人物との関係が指摘された松ケ根親方(元大関若嶋津)も、委員から平年寄へ2階級降格となった。 名古屋場所後に警察の捜査によって野球賭博関与が発覚した十両松谷関と三段目の若力堂力士(ともに松ケ根部屋)には、2場所の出場停止処分を科した。 野球賭博に関与した元十両で三段目の古市力士と床山の床池さん(ともに阿武松部屋)の解雇も決めた。 幕内嘉風関や十両雅山関ら名古屋場所までに野球賭博関与を認めた22力士は、賞罰規定では一番軽いけん責とした。22人のうち、雅山関ら17人は名古屋場所を謹慎し、全休のために秋場所は大きく番付を落とした。 また週刊誌に複数回、違法賭博関与が報じられた佐ノ山親方(元大関千代大海)は不問とすることを決めた。 (共同)
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